毎日のできごとの反省

 毎日、見たこと、聞いたこと、考えたこと、好きなことを書きます。
歴史、政治、プラモ、イラストなどです。

アビィア B-135 1/72 完成

2023-03-05 17:33:10 | プラモコーナー
 前作のB-35は国籍標識が、円形で赤、青、白の3色の現在まで続くものなのに、この機体は御覧の通りの変わったマーキングである。これはチェコスロバキアがナチスドイツに占領された時期にB-135が試作されたことによるものと思われる。


 主脚のトルクリンクは丁度脚カバー内に収まっているので、脚引っ込み時にはゆとりがあると思われる。操縦席背後の転倒防護の四脚柱はキャノピー側面の枠に隠れてしまって見えない。転倒防護には低すぎるが、高くするとキャノピーと干渉するので工作ができなかった。


 主翼はB-35が楕円翼を採用しているのに、この機体では前縁を直線にしてしまっている。それでハインケルの翼に似ていないこともない。


 尾翼の三角マークは、ドイツ空軍塗装のデカールグループに入っていました。なかなか見つからないわけです。その下の小さなマークは入っていません。それでネット写真の製作画像の中から想像して、白いデカールをストックの中から選んででっち上げました。


左胴体の国籍標識の先端には、小さな赤のマークがあるので、左右同じではないのでご注意を。







 プロペラですが、説明書をよく読んだら、本機のような改良型については、木製と明記してありました。改良前のタイプは木製、金属製の選択可能とかいてあるから納得できるものではありません。塗装図でも明らかに金属製だけを指定しているのですから明白な間違いです。


アビィア B-135 RSモデルズ その②

2023-02-28 20:25:12 | プラモコーナー
前述のように、B-135などというものは、超マイナーなので、キットの箱絵のカラー図をのせる。引っ込み脚を固定脚にし、主翼前縁を楕円翼にすれば、B-35になる、というわけです。


 本当に小さいキャノピーで全体をマスクしました。マスキングテープとマスキングゾルです。主尾翼の扉内部などもマスキングします。

下面はC115の指定なので単純なのですが、問題は上面です。カラー図は、チェコマークのが何と黒です。ボックスアートを見ると胴体がグリーン系で主翼には何とスプリンター塗装がしてあります。ネットを調べるとグリーンにブラックグリーンの作例があるではありませんか。割り切ってカーキグリーンの単色に決めました。0-senさんがRLM02は難しいいろだと指摘していますが、カラー図のドイツ空軍版はRLM02ながら、何と黄土色に近い色なのには驚きました。


機首顎の下の放熱板らしきものは、B-35の48のキットには焼鉄色の指定がありましたが、そんなに暗くは見えないのでアルミシルバーにしておきました。尾翼のデカールを貼って気が付いたのですが、アンテナ支柱とピトー管を忘れていました。アンテナ支柱はべた付けでもまずいので、真鍮棒を差し込みます。ピトー管はネットで見てもズンドーのようなので、真鍮棒で間に合わせました。尾翼デカールの白部分は2か所黒ずんで見えるので、白でタッチアップです。


 問題は尾輪です。尾輪の穴が開いているだけで、取り付けようがないのです。説明書には何か部品を穴の中に入れるようになっているが、意味不明です。そこで、尾輪のパーツに長いプラ棒を取り付けて、胴体のどこかに取り付けることにしたのです。


いよいよ取り付けです。尾輪の穴に棒を突っ込んで、丁度よくなるように切り詰めます。尾輪が適当に穴から出るように切り詰められたら、棒の先端に瞬間接着剤をたっぷりつけて、胴体に突っ込んで固定します。ついでに穴の淵に棒を流し込み接着剤で接着すれば二点支持でしっかり固定できます。それで仕上がったのが、この写真です。写真を撮ってみたら、デカールの赤が左右隙間が空いているのが目立ったので、シャインレッドでこちょこちょと修正します。


次にデリケートなのが主脚です。これが主脚パーツです。トルクリンクの位置は主脚前方のように説明書には書かれている(はっきりしない)のですが、ネッとの作例では後方ですんなり収まっているので、後方に接着しました。補助支柱はキットは主脚の真ん中からにょっきり突き出ているようで、これはありえないのですが、面倒なので修正なしです。


主脚はMe109のように、外側引っ込み式なのですが109と異なり、主翼の途中に主脚の根元があるのですが、詳細が分からないのでネットで図面を入手しました。すると主脚は若干ハの字気味になっているにも関わらず、車輪は垂直に地面に接触しています。これらのことは説明書にはありませんし、主脚の取り付け用のパーツもないのです。


図面を参考に主脚の取り付けです。主脚を開き気味にして、タイヤが垂直になるようにします。キットの主脚パーツもそのようになるように作ってあるのは、やはりそうでした。

アビィアB135 RSモデルズ1/72 その①

2023-02-21 14:54:21 | プラモコーナー
 アビィアB135は試作だけで超マイナーな存在なので、前作のB35から紹介しなければなるまい。B35はチェコスロバキア初の低翼単葉の近代的な実用戦闘機であったが、技術的な理由から固定脚機であった。構造的には胴体が鋼管溶接で、前方が金属外皮で後半が布張りという古めかしいものであった。
 性能向上のために、引っ込み脚を試みたのが、B135であった。全長全幅ともに同じであるが、B35が楕円テーパー翼であったのが、前縁だけを直線翼に変えているので、主翼面積は若干変わっているように推定される。結局試作だけに終えてしまったようである。

 ここでキットについての注意事項を説明しなければならない。気を付けなければならないのは、試作機といえど2タイプあることであり、キットも2タイプあるらしく、92024と92025番の2種類が存在するようで、小生の買ったキットは9205番のようである。大きな違いは、主翼下面の脚カバーの穴の形状とそれに伴い、主脚カバーパーツの形状と機首下面の空気取り入れ口パーツ形状で、他にも使うパーツが異なるものがいくつかあることである。ややこしいのは、主脚カバーの穴の形状から考えて、主翼下面パーツだけが9205番専用になっていて、その他のパーツが全て9204番と共用になっていて、説明書でいちいち指示していることである。このことはキットを作る前に頭に入れておかなければならない。

ややこしいのは最大の相違点である、主脚カバーまでが両キットのものが入っていて選択式になっていることである。。なんとプロペラはキットNo.9204だけが木製のものと金属製のものの選択式になっており、9205番は木製になっているにもかかわらず、塗装図を見る限り、9205番は金属式しかえらべないが塗装図が正しいものと思われる。脚カバーの形状から考えて、9205番は9204番の改良型だから、9204番で木製と金属製をテストした結果。9205番にぱ金属プロペラだけをつけたのに違いない。

 コクピット内部であるが、シートベルトは立派なものが、エッチングでついているが、キャノピーが小さいので、ほとんど見えない。ましてフットバーがない、などはどうでもよい。


 計器盤はエッチングであり、取り付くしまがないので、1mmのプラバンを取り付けて乗せたが、これもキャノピーを取り付けると見えなくなり、無駄だった。


 胴体内部にコクピットを取り付けるが、内部壁面にはきちんと鋼管のフレームが刻印されている。これも見えなくなるので、無駄な手間をかけたものだ。


 座席後方には、転倒安全用のフレームがつく。V字のプラパーツ二本をV字の底辺で接着し、4本足のパーツを作るのだが、胴体の壁面に接着するように指示があるのだが、無理で、仕方なく座席の背面に二本の支柱を無理やり接着し胡麻化した。位置が高すぎるとキャノピーとぶつかるので下げたが、これではパイロットの頭部に届かないし、側面からもみえないが仕方ない。キャノピーが幅が狭いし、パーツが厚過ぎるのだ。


 主翼下面のパーツを胴体にテープで仮止めし、上面パーツを取り付けてみてセンターが正しいことを確認し、全部外してから下面パーツを胴体に接着する。接着が乾燥してから上面パーツを接着する。上面の接着が乾燥する前に、後縁をヤスリ掛けすれば、半乾きの接着剤が食い込んで上面と下面の隙間がなくなる。


 水平尾翼の取り付けは例によって、真鍮棒を埋め込んで行う。真鍮棒の埋め込みは胴体が先でも尾翼が先でもよいが、小生は胴体に埋め込んでから、尾翼に真鍮棒の位置をシャープペンでマークしてから行っている。これで士の字になりました。


 キャノピーを接着して胴体の仕上りです。キャノピーは恐ろしく小さく、小さすぎると言われる陸軍の隼に比べても小さいのです。キャノピーパーツは一体で厚めですが透明度は良いです。ただし取り付けると操縦席はほとんど見えない。

メッサーシュミットMe209 V4 完成

2023-02-04 16:28:14 | プラモコーナー
 下面ですが、脚収容孔が主車輪が入りそうにもないのは残念です。


 左側面ですが、残念なところがひとつ。御覧の通りハーケンクロイツがやたらに大きいのです。キットのデカールは例によって二分割なのですが、貼り付けに失敗してしまいました。ストックしていたデカールにいいサイズのがあったのですが、古過ぎてお湯を使ってもデカールが台紙から剥がれません。それでこんなみっともない仕儀になってしまいました。


 高速機であるにもかかわらず、尾輪ではなく、尾そり式であるのには驚かされる。V1もそうなのだろうか。それとも時代的なものなのだろうか。


 本当に座席が著しく後方にあることが分かる。日本なら実用化検討以前に「前方視界不良」の一言で、検討もされなかったのに違いない。


 塗装は赤の14番の蛇さんマークを無難に選びました。ドイツの試作機はRLM02指定が多いのですが、ものによっては緑系の抜けたグレー塗装のものもあったようですが、よくわかりません。


 デカールは質がいいのはいいのですが、デリケートで変にいじると千切れます。それで蛇さんは慎重を期して外国メーカー製のデカールフィルムを塗布してみました。


 キット付属のハーケンクロイツなどはこちょこちょいじっている最中に、ぐちゃぐちゃになって使い物にならなくなってしまいました。それで巨大なハーケンクロイツのおでましたなった訳です。




メッサーシュミットMe209V4 その2

2023-01-29 14:58:18 | プラモコーナー
キャノピーをマスキングしました。中の窓枠は無視して、胴体に接する部分だけ塗装することにして、キャノピー全体をマスキングしました。


 早速塗装しました。固定風防と可動風防の境は、例によってマスキングテープを貼って、筆塗りです。塗装後、固定風防と可動風防の境を塗装の上からヤスリでスジボリしました。本当は塗装前なのでしょうが、枠の幅が塗装しないと分かりにくいからです。胴体上面は機銃口を開けましたが少し大きめです。
 勘違いして排気管も取り付けてしまったので、マスキングテープで四方を囲んで、焼鉄色をドライブラシの要領で塗装しました。仕上げは銅色でエッジを塗装しました。


プロペラはランナーに取り付けたままサンドがけして、艶消しブラックを吹き付けますが、銀塗装をするので、コンパウンドで滑らかにします。スピンナーキャップはプロペラを取り付けるベースと先端に分かれているので、木工ボンドで仮止めをして、プロペラ軸をつかんで塗装します。


 デカールは、0-senさんのおっしゃる通り、蛇さんマークにしました。もうひとつのコード記号ばかりのものはつまらないですよね。蛇さんは慎重を期して、デカールフィルムを塗りましたが難なくいきました。


 プロペラの取り付けです。スピンナーキャップのベースに三本のペラを固定するという仕組みです。プロペラは塗装もデカールも仕上がった状態で取り付けます。特段に面倒はありませんでした。この後スピンナーキャップの先端を接着してお終いです。







メッサーシュミットMe209 V4 スペシャルホビー1/72

2023-01-25 16:25:53 | プラモコーナー
胴体下側ですが塞いでいるのは、主車輪収容庫です。主翼をつけてみたら主脚柱の収容庫より浅く、到底主車輪が収まるとは思えませんが仕方ありません。


操縦席は普通主脚の収容庫のすぐ後ろあたりですが、この機体、とんでもない後ろにあるので、上から組み込みます。シートベルトは新聞紙を塗装してから切り抜いてはりつけましたから、色は適当です。


主翼は下面の部品を先に胴体に取り付けてから、上面部品を後から取り付けます。下面のセンターを慎重に合わせれば、上面部品が左右にずれる、心配はありません。水平尾翼は差し込み式なので苦労することはありません。


下面からですが、巨大なラジエターが目立ちます。主翼はV1と違い、大幅に大きくなっていますが、こうして見るとアンバランスにも見えません。ただ巨大なラジエターとともに、性能の大幅低下のもとになったのは間違いありません。


キャノピーを取り付けました。特段すりあわせなどしなくてもプラモ用の接着剤と流し込み接着剤で素直に取り付けできました。

九七式単発軽爆撃機 1/72 完成

2023-01-09 13:17:26 | プラモコーナー
作りかけのものをアップしたので、もう完成です。日本陸軍機は灰緑色のべたが一番似合うと思っているので、それにしました。部隊マークは「日本陸軍機の塗装とマーキングの「爆撃機編」をとりました。仏印の30戦隊第二中隊のもので方向舵が黄のシンプルなものです。


重大な難点といったのは、主脚の位置です。飛行機の重心というのは25%翼舷の位置に置くのが通例なので、尾輪式の主脚はそれよりも前に置かないと尾輪式では前方にこけてしまいます。ところがキットの主脚の位置の指定はそれよりよほど後方なのです。だから主脚が主翼のかげにかくれてしままうという情けないことになってしまいました、もちろん模型ではこけることはありませんが。


間ぁもっともらしく鎮座しているので諦めました。



風防の窓枠は多すぎるので一本づつマスキングして筆塗りとしました。








以前川崎の、九八式単発軽爆撃機を作ったので並べてみました。BMW系の液冷エンジンはごついので、九七式の方がよほどスマートにみえます。九八式はアメリカのAVという聞かないメーカーですが、特に難点もなく、三色迷彩をほどこしました。












九七式単発軽爆撃機・1/72 AZモデル・その①

2023-01-05 16:23:28 | プラモコーナー
 遅くなりましたがあけましておめでとうございます。本年初投稿です。ここまでの写真撮っていなかったので、いきなり機体完成です。窓枠が多いので、キャノピーの主要部分の窓枠だけを残しマスキングしました。このキット垂直尾翼も水平尾翼も取り付くしまがないので、真鍮棒で繋ぎました。しかし胴体後端と垂直尾翼後端は滑らかにつながっているはずなので、パテのお世話になりました。


このキット、奇妙なことに後部座席の下に穴が開いていますが、透明部品はおろか、塞ぐ部品もありません。それで、とりあえず塗料が吹き込まないように木工ボンドでマスキングしました。


塗装が終えてキャノピーのマスキングを外しましたが。残りの窓枠は1本づつマスキングして筆塗りです。


後部座席下の穴は、後部座席の搭乗口だと解釈して、ステップ付きの蓋をぶら下げました。後部座席にキャノピー側から乗るのは無理に思えたからです。ただし、日本航空機総集の図面にもこんな穴はありません。

キ-87高高度戦闘機・試作1号機完成

2022-12-19 16:44:20 | プラモコーナー
製作過程の写真をとっていなかったので、いきなり完成機です。



一番参考になったのが、日本航空機総集の中島篇のグラビアページにある、右舷斜め前から撮った一枚の写真です。


プロペラの塗装やアンテナ支柱の塗装です。アンテナ支柱は明らかに暗い色なので、マホガニーにしました。


全面シルバーなのでカウリングだけ塗り分けました。主翼も塗り分けてみましたがはかばかしくないので、止めてウオッシングでごまかしました。主翼はやたらに長いので、間の抜けないようにするのは大変です。






左舷には排気タービンがないので、何となく間抜けに見えます。





この角度が日本航空機総集のグラビアページに似た位置となっており、プロペラの塗装がよく分かります。プロペラの中央にある細線は仕方ないので、線の位置にカッターで刻みを入れてそれを目標にフリーハンドで線を引くという際どいものでした。
 タイヤカバーはあるはずなのですが、パーツがありません。それで、つけたのが主翼の下の半月型のカバーです。空気抵抗が大きいので、開閉時以外は閉じているのかもしれません。日本航空機総集の写真にも見当たりません。




まマーチンベーカーMB5 完成

2022-12-13 13:12:30 | プラモコーナー
キャノピーと胴体の接続部分は木工ボンドとパテ埋めで゛ごまかしたが、この写真ではうまくいっているようにみえるが、キャノピーのくびれれが胴体側にはいってしまって、中々満足できるものではない。


この角度から見ると、コントラペラのP-51Dといったところである。


冷却器は上下二段であるが、部品分割が細かくて作りにくいところだった。胴体側の車輪カバーは、パーツが見当たらないのて、省略してしまったが、実機写真を見てもみあたらないので、着陸時には閉じているのかも知れない。



背中のアンテナ支柱は。パーがないので、伸ばしランナーでそれらしくでっち上げた。


主翼はマスタングの翼端を切断したような低アスペクト比のずんぐりした、あまり格好の良いものではない。主翼のずんぐりは、MBシリーズの共通のようだ。