6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

三千院のたたずまい

2015-12-22 | 風景
若い頃に
訪れた時は
まだ田舎で
たんぼの畦道に
紅い曼珠沙華がずうっと咲いて・・・・・

京都大原三千院
     恋に疲れた女がひとり

はやり歌など口ずさみながら
旅情を味わう
大原三千院への道だつたが・・・・・

その田んぼを見たくて横道へ


今はどうだ沿道は土産屋が
延々と続き
歌などとんでもない



しかし
城壁のような石垣を越えれば
簡素な往生極楽院の
昔と変わらないこの情景
一面の苔と杉の大木
木漏れ日の光が際だつ






自然と溶け込んだ庭の
親しみ深さは
作為を感じさせず
私の心とらえて離さない



やはり三千院だった


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1 コメント

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好きな・・三千院 (屋根裏人のワイコマです)
2015-12-22 08:46:53
周りを小高い山に囲まれた三千院は、駐車場
からだいぶ歩かされます、みやげ物さんが沢山
あるので・・冷かし半分で登っていきます、
そして寺院内は小さくてもあの畳の広間から
その庭園を眺めていますと、暫し幽玄の世界
そしてその庭園の周りを散策しながら・・
この苔むす庭に・・体を横たえたいような感覚に
陥りますよね・・この紅葉は 私も撮りましたが
多くの人が遮っていて このように静かな三千院
は記憶にありません。素晴しいタイミングと状況で
訪問されています  そしていい記録を・・
ありがとうございます。
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