褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 アレキサンダー(2004) 世界征服を成し遂げたアレキサンダー大王を描く

2009年01月14日 | 映画(あ行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 アレキサンダー大王は、約2300年前の人物で、この映画のキャッチコピーの通り、世界征服を成し遂げた人物と言っても良いだろう
 確かに彼が征服した領土は西はエジプトから、東はインドまで
 ローマ帝国よりも、はるかに大きな領土を支配したしかも、本来マケドニア王であった彼が、マケドニア王国から世界征服を成し遂げた一生描いた歴史映画
 監督は常に問題作を提供するオリバー・ストーン彼がアレキサンダー大王に憧れ、総制作費200億円を掛けて、描いた果たして、このオリバー・ストーン監督の野心作の出来栄えは・・・

アレキサンダー [DVD]

松竹ホームビデオ

このアイテムの詳細を見る


 冒頭、アレキサンダー(後のアレキサンダー大王)の部下であった、プトレマイオス1世アンソニー・ホプキンスのナレーションで、アレキサンダー大王について語られていく
 マケドニア王である父フィリッポス2世ヴァル・キルマーと母のオリンピアス(アンジェリーナ・ジョリー)(画像下)の、確執の末に生まれる

 やがて、青年になったアレキサンダー(コリン・ファレル(画像下))はアリストテレスクリストファー・ブラマー)の元で、学問を学び、そして武の方でも成長していく
 しかし、やがて父のフィリッポス2世(キルマー)が何者かに暗殺され、アレキサンダー(ファレル)は20歳の若さにして、マケドニア王に君臨するしかしそれ以来、父(キルマー)の暗殺に母のオリンピアス(ジョリー)の陰謀を感じ、昔からの父の願いでもあったペルシャ帝国遠征に母のオリンピアス(ジョリー)から離れようとするかのごとく、遠征する

 そして、ついにペルシア帝国とのガウガメラの戦いにおいて、数的不利にも関わらず、アレキサンダー(ファレル)は自ら先頭に立って戦い、ついにペルシャ帝国を滅ぼす
 しかし、彼の野望はペルシャ帝国を滅亡させる事だけに及ばず、さらに彼等の軍勢は西へ進め西アジア地域の小族も支配していく
 そして、彼はアジアの民族の女と結婚するその事をキッカケに部下との軋轢が生じ始めたマケドニア王はマケドニア人と結婚するべきと言う部下達だが、アレキサンダー(ファレル)は西洋と東洋の融合を計るために、結婚する意図があるようだ

 そして、アレキサンダー(ファレル)は更に西へ軍隊(軍隊というよりも帝国だね)を進め、ついにインド遠征にわたり、そこでも彼は苦難の末にインドも支配下に入れるが、ついに部下達の士気低下、部下達との軋轢がアレキサンダー(ファレル)に、ついにマケドニアへの帰国を決意させる
 しかしこのアレキサンダー(ファレル)のアジア遠征は東西交流文化であるヘレニズム文化を生み出す事になる
 僕の感想では、今まで観た史劇の中で最低の映画の部類に入るかもしれないしかも、この映画ではアレキサンダーが、ゲイだと思わせる描写があり、歴史家の間では、事実と異なる意見もあるようだね
 そして、世界征服を果たした若き大王というのが、テーマだけれど正直彼の人間的魅力に惹かれるところが無かったこの映画でオリバー・ストーンは何を描きたかったのか戦闘シーンは確かに迫力はあるが、まさか戦闘シーンを描くのがこの映画の主旨ではなかったはず
 同じ史劇でもベン・ハーの方が、スケールが大きいし、それにヒューマニズムを見事に取り入れられていた
 このアレキサンダーには、ヒューマニズムが無いのが、まるで感動しなかった理由だねはっきり言って、ハリウッド映画流の大金を費やしただけの大味な映画になってしまったと言うのが僕の感想
 意見等あれば、コメントを待っています

にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします




                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする