不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

いじめは日本だけではなかった!

2005-09-20 15:53:22 | Weblog
 朝、雑用をしながらテレビを聞いていました。スペインのニュースです。スペインではいじめが問題となり調査を行ったそうです。なんと4人に一人がいじめを受けていました。体の小さい子が、いじめに合う回数は普通の子より7倍も高かったそうです。

 ニュースについて正確を期する為にもう一度きちんとみたいと思ったのですが、日中はスポーツばかりでしたので少々データ-は違っているかもしれません。

 しかし、日本と同じ様にいじめが発生していることは事実です。興味深かったのはいじめ発生の原因です。

 日本ではいじめられる子にも問題があるとよく言われます。しかしいじめられる子に問題がある場合は殆どなかったようです。

 なぜいじめるか。 ― 多くの場合自分が仲間の中心的存在でありたいからだそうです。人をからかって笑いの中心になったら、力で押さえつけて大将になったりする。これは社会的成功を悪を使って成し遂げるという悪い方法を子どもが身につけてしまった事を示しているという結論でした。

 確かに日本でもそうです。意志が弱かったり、体力がなかったり、弱い子どもがいじめの対象になっています。優しくて思いやりのある子が他の子をかばった為にいじめに合うこともしばしばあります。そのような時、協調性がないからという教師もいます。ただ、友人をかばっただけなのになんと理不尽なと言う思いを抱いている人も大勢いるでしょう!

 悪によってその世界の成功者になるという現象をどうやったら止めることができるのでしょうか。結論は放送されませんでした。

 私達はいじめが日本特有の物もではなく世界的である事を喜んでいられません。いじめを止めさせる解決法を見つけ出すこと ― それは私たちの課題なのでしょう。
コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ANEKDOTOJ :笑い話 | トップ | 泡の効用 »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いじめられていました (Yuu)
2005-10-22 18:33:19
小学校のときと、高校のときです、小学校のときのほうがひどかったです。

なぜかと言うと私が奇な格好(脳性まひで体がゆがんでいる)で運動はぜんぜんだめで、なのに一年生で六年生の算数も国語もできると言う変わった子供だったからかもしれません。でもだからといっていじめなくても。

夏休みプールに行って泳がなければならないのですがクラス全員が私を取り囲んで水に沈め、おぼれさせようとするのです。こっちも逃げますがまた繰り返し。本気で死んでしまうと思いました。なのに監視に来ていた自分の母親に「遊んでもらってよかったねえ」と言われ、大人に絶望しました。

 変わったことは悪いこと、悪いからいじめて言い、そういう教育をしてはならないのです。こういういじめを是認する教師がいました。

 
返信する
Unknown (glimi)
2005-09-25 23:33:45
polo181 私とほとんど同じ世代ですね。私は戦後教育の一期生です。

小学へ入る時父の転勤で入学する学校が変わりました。3年間いじめに会いました。登校拒否児のはしりでした。

母は日曜はみんなが休んだ日だからと、欠席を許しませんでした。ですから、いじめに合わなければ月、火と続くのですが、いじめのない日などそれほどないのです。

よそ者で目立つ事が原因だったようです。
返信する
glimiさん、こんばんは (polo181)
2005-09-25 22:09:08
はじめまして。あまもりさんからジャンプしてきました。私の小学時代は今から60年ほど前ですが、全校的にみてもいじめはありませんでした。各クラスに級長と副級長が居て、目を光らせて居ました。級長も副級長も共に心身共に優れた人が先生によって選ばれていました。そしてクラスの秩序維持を義務づけられていました。放課後、子供達はガキ大将を中心にして遊んでいましたし、その大将は弱いものや幼いものをかばってくれました。グループ間の対立があるときなどは大将同士がケリをつけました。血を見るような争いはありませんでしたよ。いじめは、どうやら人間関係が希薄な現代病の一つだと思います。大人が変われば子供も変わることでしょう。
返信する
元は人の心の中に (glimi)
2005-09-24 10:29:32
コメントをくださった皆さんへ



4日ぶりにブログ開けけました。心身ともに怠け癖がついている私には結構忙しくきつい毎日を送っています。

22日久し振り高校生と付き合いました。戦争について学習に来たのです。

 そちら活動はサボっていたので、私的なファイルを読み返しました。

 ユネスコ憲章に書かれています。



  ≪戦争は人の心の中にあります≫と。



同じくいじめの元も私たちの心の中にあると思います。皆さんの言われるように人間には悪の目もあることを自覚してみんなで努力するより他に改善の方法ないかも知れません。

返信する
人間の (hanafumi)
2005-09-24 09:36:59
性(さが)なのでしょうか?

勝ち組、負け組、なんてかなしいことばなんでしょうか?

大きな会社がリストラして優良企業になる?

政界の日々のやりとりをみても、イジメを感じてしまうのは私の勘違い?

人の土地を陣取って大国という国からの全世界へ広がる戦争は、そのさいたるもの‥‥

すべての宗教の始まりは、人を敬い、愛沁み、慈悲の心が始まりなのに‥‥



借り物の地球を我が物顔で苛め抜いてることも、大きな大きないじめ‥‥



地球からの恩恵によくせるのは、限られてるのに無限にあると勘違いしてる。



書き出したらきりがなくなる!

いじめの低年齢化、

学力より先に、伝えること、繋ぐことが狂ってしまったことを戻さなければ、これから若い普通の人が子供を持てなくなってく



どうしたら良いのでしょう?
返信する
いじめ (あまもり)
2005-09-21 15:42:13
嫌な言葉です。

子供どうしのいじめは集団が多いですよね。

私の認識では、みんなと「一緒」ではない者がいじめの対象になると見ています。

これは学校教育も影響しいるのではないでしょうか。

日本の学校では個性を育てることは不可能じゃないかと思えるほど、一律さを求めます。

最近でこそ、車いすの障害者も一般のクラスに受け入れるようになりましたが、授業の遅滞を懸念して受け入れる学校はまだまだ少ないです。

また、みんなと一緒ではない、ということの他に、glimiさんのおっしゃるように社会的成功を悪をもって成し遂げるのもあると思います。

差別する心もそのひとつ。差別し見下げることによって優位に立ち、自分の中の卑屈を慰める。江戸時代の差別感と同じようなものがいじめにつながることもあります。

大人になるとさすが集団いじめは陰を潜めますが「同じ」ではないことで陰湿ないじめがあります。上司であったり同僚であったり。自分も同じ色でいたいから一緒にいじめたり。

人間の本能に基づくものなんでしょうか。難しい問題ですよね。

結局何を書いているのか分からなくなってしまった。
返信する
Unknown (serena)
2005-09-21 02:39:01
イジメが日本だけのものでないことは知っていました。カナダにもあると思います。大きな問題には未だなっていないかもしれませんが。。。

よく言われているのは、我々の時代には拳固で殴りあいをやって、サッパリして仲直り、と言った状態だったのが陰湿ないじめをするようになった、と言うことです。

世の中の考え方が変わって来て子供達にもその影響はあるのでしょう。精神的ないじめ方が今の状況のようですね。

家庭内でも有るとしたら、学校や職場で有っても不思議はないです。

徹底的に無くす。。これは戦争を無くすのと同じ位難しいことでしょう。ただ、努力するのみ。。????
返信する
完全になくすことが出来ますか? (りこ)
2005-09-21 02:23:39
glimiさん今晩は。いじめは世界中で色々な形で存在するでしょうね~。大人数で一人をいじめるものから一対一でいじめるものまで~。人間の性質を考えたらたとえばこの私の中にも意地の悪い部分もありますし~私は醜い部分は極力外に出さないように気をつけてはいますが~でもありますもの抑えの効かない攻撃的性格の人が相手に対応するときにいじめのような言動を取ること充分考えられるでしょ。いじめが0になるなんて出来るのかしら?疑問です。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事