タケノコがあまり店頭に並ばないと思っていたら月曜日福岡産タケノコを見つけました。その値段の安さに驚きながらも喜んで買って食しています。ところが今朝のテレビで昨今のタケノコ事情を知って驚きました。茨城産・千葉産などのタケノコの多くは放射能の影響で出荷停止、廃棄処分になっているそうです。福岡産のタケノコの値段の安さもその影響を受けているのかもしれません。
今後も同じ事例があるかもしれません。生産者には残酷な話です。
政府は大飯原発の安全性を強調し、再稼働させようとしています。でも福島原発の事故の処理がまだ終わっていないと感じるの私だけとは思えません。事故に対しての説明責任を東京電力も政府も国民に対してきちんとして欲しいですね。事故処理のためにどれほどの税金を使ったのか今後どれほどの税金を投入するのか、そして東電はその負債をどうやって国民に返済するのかも含めて説明が欲しいです。東電が記者会見で話すのは電気料金値上げの事だけ、自己存続だけを願っているようです。この前テレビの討論会で、事故後東電を倒産させるべきだったと言っている意見を聞きました。修正するより新しく出発する方が経営立て直しがやりやすいかもしれません。
メキシコ湾の油田の爆発で死者が11人(だった?)出た事故を記憶してかすか?その後遺症が現れ始めているそうです。息子の話では「目のないエビ」とか。
単なる盲目ではなく、目そのものが存在しないのだそうですが、流れ出た石油から発生する化学物の影響で、その他どのような悪が蔓延しているか判りません。そのようなエビを食べたらどのような影響が人身にあるかも判りません。となれば漁師の生活の道は断たれ、人々の食も制限されてしまうでしょう。
放射能の影響も長々と続くでしょうし、思い遣られます。
東電については、野田首相の意向で会長が決まったということは、国が筆頭株主になったからできること。一日たりとも電気を止めるわけには行かないのだから、新会長指導の下で、シャープな再生を願いたいものです。ウルトラ巨大企業だから、大変なことでしょうけれど。
原発に関して国民は部外者にはなりえないのだけれど科学・社会・経済にわたるその問題の範囲の広さに理解できない状態です。それでもいつも関心を持ち続けることは大切しょうね!