今日は敬老の日です。私たち夫婦も敬ってもらえる年齢になりました。夫は73歳まで現職でした。退職後できる事があるのか心配な面もありましたし、この機会に食事作りも覚えてもらえば私も少しは自由な時間も持てると言う気持ちがあったのですが、70歳過ぎ人間に調理をさせることは至難の輪あです。
彼は何かする事が無いかと区の社会福祉協議会へ出かけて行きました。そこで紹介されたのがあるディサービスセンターでの痴呆老人の話相手でした。我が家の近くには地域ケアプラザが二つあります。その他老人のためのディケア―施設がいくつかあります。春にあるケースワーカーに紙芝居をやってもらえないかと頼まれ紙芝居を良く事となりました。子どもに絵本を読んでやった事もない人が・・・と私は思ったのですがとにかく始めたようでした。最近はあちこちから声がかかります。老人にはテレビの動きは早くてついてゆけないのだそうです。その他区の老人大学に参加したり、老人体操のグループがあると言えば参加し、日に2回違う会合に出掛けると言うのも珍しくなくなりました。この炎天下にです。合間をぬって図書館で紙芝居を借り変えたり、もはや食事作りの訓練どころではなくなりました。午前の部を終えると家に帰って20~30分寝て、食事をし次の会合に出掛けて行きます。それができない時は夕方帰るとすぐに20~30分昼寝です。食事は当然自動的に出てくるものと思い込んでいるようです。
最近私もあきらめました。できる限り文句を言わず、バランスの良い食事を用意することだけ考える事にしました。夫が病気になり介護しなければならなくなるより、元気でボランティアやってもらう方が良いと悟ったのです。彼のボランティアはすべて無報酬ですが幸いなことに横浜市には敬老パスと言うものがあります。収入に応じて一定額納めるとバスと地下鉄はそのパスが使えます。夫は敬老パスさまさまと言っております。年間どれほどの回数乗るのでしょうか。しかし医療費よりはずっと安価です。
今日は敬老の日です。他の行事があるので彼はお休みの様です。