glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

七番目の天

2007-01-14 23:28:43 | 家族・友人・私
 七番目の天とはなんでしょう。私にもわかりません。

昨日ロシアのアレクセイから本が届いたとメールがありました。本は私が船便で10月下旬送ったものです。引越しの時息子が処分して欲しいといいました。彼が日本を出てもうそろそろ15年になります。古い本と言っても表紙をかけて読んでいたのできれいでした。
 
 1年程前、アレクセイが夏目漱石を読んだがとても面白かったと便りに書いていたのを思いだし、文庫本だけ50冊選んで持って来ました。2度と読まない本は私にとってもゴミでしか過ぎません。送料の高さと彼にもう少し現代の日本文学を読ませてやりたいと思いを天秤にかけて、ロシアではお目にかかることのないであろう本を手にする彼の喜びを想像し、送るほうを選びました。
選んだ本はたとえば松本清張、遠藤周作、小松左京、三浦綾子、井上ひさし、などなど傾向の違う作家達の作品です。
 娘用にケースに入ったチョコレート菓子と詰め物に不要な紙などを詰めると送料がもったいないような気がして、いただき物のタオルハンカチ3枚あいたところに入れました。それもとても喜んでくれました。

それにしても、世界中の若者はいま携帯電話を持っているのですね。パソコンの前に本とお菓子の缶、ハンカチを並べ写真を付けて送ってきました。

 
 とにかく私も嬉しいです。

 それを受け取った喜びの表現として彼が書いてきたのが、『私は幸せで、今7番目の天にいます。』
 ( Nun mi estas sur la sepa c^ielo pro felic^o.)

 語源が知りたいと思いました。

後記:

 Serenaさんが早速教えてくれました。七番目の天ではなく七番目の天国とであり、それは至上の幸せを意味すると。もしかしたらロシア正教でも同じ表現をするのかも知れません。

コメント (10)
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