熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

スポットライトはまぶしかった

2017年07月19日 | チェロ
広告が入ってしまうほどご無沙汰で失礼しています。
チェロ弾いてます。

前回書いたように、上昇気流に乗れると信じつつ今日に至る。
気の持ちようは大切です。

それで、2年ぶりの大きな舞台での演奏も何とか無事クリアできてホッとしているところ。
地元の名門ホールなので出演者の意気込みがスゴかったです。

人生かけてチェロを熱愛するお若い先輩チェロ弾きさん達に大いに刺激を受け、そしてこんなアラ還にまでアドバイスや励ましをいただき感謝感激。

本業でも活躍されている上にオケにソロ活動に頑張っている方々、そのバイタリティにただただ脱帽です。

後で、聴きに来てくれた友人に「ちゃんとエンドピン出してから出場するように」言われました。
お客さんにとっては「何ゴソゴソしてんねん!ルーティンか!?」
椅子の高さ、エンドピン刺すポイント、お尻、足を置く位置、決めることが多い。
弓の張りをチェックし忘れて、1音弾いてゆるいので一瞬動転!
一応、音が鳴ったので落ち着くことができた。

演奏する時は祈る気持ち。
うまく弾こうという祈りではなく、祈りを捧げたい人に祈る。
正直、しっかり祈るところまで余裕なかったかも。
でも、心の中で名前を叫んでいました。

実は、突然困難がふりかかった友人達もいて、気楽にチェロ弾いていてキリギリスみたい、と思わないでもない。
こっそりチェロを弾いていくことにしよう。
そして私もガン検診に行こう。