熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

チェロ経済事情

2016年12月07日 | チェロ
今年も残念ながら欲しいと思う弓に出会いませんでした。
というか、最近自分の判断力があてにならないと確信できるようなことが多々あって、諦めました。

久々に遠くに嫁いだチェロの先生と自宅で再会でき、私のチェロを弾いていただいた。
普段、使うことのない初代チェロ「安さん」を先生が弾いたのですが、大きな音でよく響くのでちょっとびっくり。

「ガダ兄」よりも響く!

とんでもなく古く安い弦を張っているにもかかわらず。
ただし音質は悪いです。

「ガダ兄」はエンドピンも変えて、その後調整もしてもらって、よく鳴るようになった実感があったので大変ショック。

そして、先生から「弓の毛がすべる感じ」と言われるまでそう思わなかったのもショック。
比べてみれば、なんと「安さん」セットについていた弓の方が弦にフィットして弾きやすい!
その弓は5年くらい毛替えしていません。

今の弓は7月に毛替えしたのでOKと信じこんでいました。
そのお値段が激安の4千円台でした。
旅先の工房で毛替えしたのですが、か弱い弾き手なのに毛がよく切れていました。

その前に地元の工房で毛替えをした際、それが原因かどうかわからないけれど音が裏返るようになりました。
そして職人さんが気をきかせて魂柱を移動してくださったのですが、
今お世話になっている工房では、「変なところに魂柱がついていたので治しておきました。」と。

いろんな見解があるようで。。。
私が敏感に判断できればいいのですが、なかなかそうできません。

とにかく良い毛替えをしてもらわなければ。(予約待ち)

仕事場のマンションを売却したので、チェロや弓を奮発しようかとも考えましたがやめることにしました。
基本、猫に小判なので、チェロ関連にお金をかけないようにしていましたが、やはり初志貫徹でいきます。
(例外:大枚はたいた防音室)

キッチンをリフォームすることにしました。