熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

7回目のレッスン(通算24回目)

2005年10月10日 | チェロレッスン


本日のポイント。「音質にこだわる。」
先生、風邪でダウン寸前のせいか、聴くに堪えない音は「ゆるせ~~ん!」だったかもしれない。

○まずハ長調(2オクターブ)音階。
上滑りの音を出さないこと。落ち着いた音を。
今回初めてA線レ、ミ、ファ、ソと第4ポジションまで延長。
高い音の時、力が入りすぎないこと。

○ウェルナー25ページ2分の2拍子。デュエット上下とも。
(練習曲の正体がわかった。)

2分の2拍子ということで1拍目にアクセントをつけて弾いたら、アクセントは要らないといわれた。幼稚な感じになる。
録音を聴くとやはりバカっぽい曲になっていた。

音程、D線ソが不安定になる。(日替わりで悪いところがかわってます)

弓元で弾く音が悪いので、弓の中を使うように。
弓元使いすぎ。手が短いから弓元を使うようにしてきたのだけど…
先生曰く、「手は短くありません!」

移弦で音がやせる。
伴奏パート小指4⇔4の移弦がまずい。
第一ポジ、小指4ばかりで4本の弦を平行に移動(右は上下)の練習。
音程狂わないように。

移弦をもっとなめらかに。
重音弾いてから重心をどちらかに少し移動して移弦する練習。
これはなかなか効果的。

次回、8分の6拍子の曲。上下とも。
伴奏パートはかなり荷が重いです。

○グリーン・スリーブス
あまり自信なかったけど「よくなっています」と大変珍しいコメントを頂いた。
アルペジオのピッツィカートの伴奏をつけて下さった。
ハープみたいできれい。いい気分。

弓の返しが問題。
A線ラーララー、ラーララーばかり、しばし弾かされる。
ラーのあとに息継ぎのように間があく。
返す時の音が浮く、悪い音と言って先生は困ってしまって、ワンワンワワン
やおら弓(マイ弓持参している)を取り上げ、張りを緩めた。
かなり良くなって先生ホッとされたようす。
ウチのサイレント「ぎいのすけ」は張りが弱いと発声しにくい。
教室のチェロにはもっと緩めがよかったのだ。張り方も大切。
一応、この曲あがり。

○リベルタンゴ 2小節のみ
ご存知ミファミドミ~~~です。
この2小節でも実にいろいろ課題がありまして、エンドレスのよう。

シの音をしっかりミまでつなげる。
シミ~~の練習。

最後のミ~
最初は速度をあげて芯のある音をつかんでから速度を落とす。
重さを乗せる。音を飛ばす。広がる音を出す。と言われてもねぇ。
駒寄り。駒寄りで音が割れないためには指、手首の弾力が大切??
弓をいっぱい使う。

ミ~ばっかり弾かされる。
ワタシは何がどうなのかよくわからないまま、ひたすらミ~~、ミ~~!

やっぱり先生困ってしまって「弓交換してみましょう。弾きやすくなるかもしれません。」
あら不思議す~っと弓が動いてウワ~ンと響く音がした。
弓そのものの差はすごい。
(駒寄りを弾いているので、先生の弓が駒をかすったら、と思うとこわかった。)

移弦(ドシ)をこわがる弾き方はダメ。
D線をかする恐怖には、逆療法を。
故意にA,D線一緒に弾いてしまう練習。

帰る際、先生「ハイこれ」と渡してくださったのは先生の弓。
熱が出ておられたのかもしれません。厄介な生徒でお気の毒に。
「センセ、ワタシの弓は?」
「Oh!××サンの弓100万円くらいだったらいいけど。。。」と大笑い。

先生、お大事に!