エレクトーンの先生にして横浜在住のたぶん美人ブロガー、ぺこりんから質問を受けたので、ここで回答してみよう。
トクというのが金銭を表しているなら、結婚には扶養者控除があるとかの税金面もあれば、独身だと自由に金を使えるという面もあってどっちが金銭的にトクかはなんとも言えない。
結婚する相手が金持ちだったらトク。貧乏だったら損。だとすれば結婚一般はどちらとも言えないし。
金銭を離れてみると、
結論から言うと、どっちがトクなんてことはない。
等価値であろう。
結婚生活が長い人は、伴侶が一週間家を空けて独身生活for 1 weekを満喫できると「ラッキー」などと言う。
独身の人は、例えば一週間だけ誰かと新婚生活できるとすれば、喜んでやるだろうし、たぶん「とっても楽しかった」と言うのではなかろうか。
しかしどちらともたった一週間に過ぎず、ずっと独身だからちょっと結婚、結婚してるからちょっと独身。たまに目先を変えたからこそエンジョイできるのだ。
隣の芝生は青く見えると言う。
結婚してる人は、独身に対して「お前いいな~」と言い、
独身は結婚してる人に「いいわね~」と言う。
しかしねえ・・・
一週間という短期で見れば、今結婚してない人は結婚が楽しいと思うかも知れないし、その逆もしかり。
でも、年、10年単位の長期で見れば、
同じだと思う。
ここでぐだぐたと書く必要もなく読者諸君がご存知の通り、結婚のプラス面、マイナス面、独身のプラス面、マイナス面。あるに決まっている。
長い時間が経過すれば、結婚も独身も結局プラスマイナスゼロで同じになると思う。
どっちがトクか?
金銭的に、あるいはそれ以外のモノ全て含んだ生活がトクかどうか決めるのは誰か?
お金持ちと結婚できていいわね~と言う人がいたとして、その人が決めるのか?
そうではない。
自分の「こころ」が決めるのだ。
自分自身の心がどう思うのか?どう判断するのか?他人の尺度など無関係だ。
じゃ、心はどう判断するのだろう?
人間は自己正当化と自己否定の間で揺れ動く生き物であるので、
「独身である自分を肯定する」 = 独身て楽しいな~と思う
「独身である自分を否定する」 = あ~早く結婚してえ
たいていの場合、毎日自分を肯定する人、毎日自分を否定する人はおらず、ある場合に肯定し、別の場合に否定して、そこでバランスをとっているのではなかろうか。
結婚の場合も同じ。あたし結婚して本当に幸せだわ。と十年間毎日思う人はいない。いたらすごいが。
自己正当化(肯定)と否定。その両方が日々やって来るのが人間として健康である。
自己否定を毎日続けていれば、精神的にまいってしまう。
自己正当化をいつもしていれば、反省しない人間/嫌われる人間になってしまう。
また、
Aさん(結婚してる)とBさん(独身)を比較することには意味がない。
だって違う人間だもの。
(結婚してる)Aさんと(独身の)AさんをAさん自身が比較することにしか意味がなく、しかし自分のことはなかなか
見えない。
独身も結婚も今の自分の状況が「ハッピー」と今日思って、明日になったら「なんて不幸なんだ」と思ったりするので、ならしてみればどっちが(金銭的・精神的に)トクということもないだろう。そして自分自身がどっちなんだろうと決めることもほぼ不可能なんだろうと思う。
人生のどっかの岐路に立って、どちらかの選択肢を選んだ。だから今の自分がある。しかしあの時にその選択肢を選ばなかったら、どんな人生があったのだろうか?
いわゆるパラレル・ワールドとしてそんなことを夢想するのもまたいとをかしなのだろうが・・・
結婚と独身、恋愛は永遠の人間のテーマであり、そして永遠に決着のつかない不毛な議論の住み家である。考えるヒントをくれたぺこりんに感謝。
今日の教訓
結婚、独身以前に
はやく
にんげんに
なりたひ
人気blogランキングへ
自作面白ネタブログランキング
トクというのが金銭を表しているなら、結婚には扶養者控除があるとかの税金面もあれば、独身だと自由に金を使えるという面もあってどっちが金銭的にトクかはなんとも言えない。
結婚する相手が金持ちだったらトク。貧乏だったら損。だとすれば結婚一般はどちらとも言えないし。
金銭を離れてみると、
結論から言うと、どっちがトクなんてことはない。
等価値であろう。
結婚生活が長い人は、伴侶が一週間家を空けて独身生活for 1 weekを満喫できると「ラッキー」などと言う。
独身の人は、例えば一週間だけ誰かと新婚生活できるとすれば、喜んでやるだろうし、たぶん「とっても楽しかった」と言うのではなかろうか。
しかしどちらともたった一週間に過ぎず、ずっと独身だからちょっと結婚、結婚してるからちょっと独身。たまに目先を変えたからこそエンジョイできるのだ。
隣の芝生は青く見えると言う。
結婚してる人は、独身に対して「お前いいな~」と言い、
独身は結婚してる人に「いいわね~」と言う。
しかしねえ・・・
一週間という短期で見れば、今結婚してない人は結婚が楽しいと思うかも知れないし、その逆もしかり。
でも、年、10年単位の長期で見れば、
同じだと思う。
ここでぐだぐたと書く必要もなく読者諸君がご存知の通り、結婚のプラス面、マイナス面、独身のプラス面、マイナス面。あるに決まっている。
長い時間が経過すれば、結婚も独身も結局プラスマイナスゼロで同じになると思う。
どっちがトクか?
金銭的に、あるいはそれ以外のモノ全て含んだ生活がトクかどうか決めるのは誰か?
お金持ちと結婚できていいわね~と言う人がいたとして、その人が決めるのか?
そうではない。
自分の「こころ」が決めるのだ。
自分自身の心がどう思うのか?どう判断するのか?他人の尺度など無関係だ。
じゃ、心はどう判断するのだろう?
人間は自己正当化と自己否定の間で揺れ動く生き物であるので、
「独身である自分を肯定する」 = 独身て楽しいな~と思う
「独身である自分を否定する」 = あ~早く結婚してえ
たいていの場合、毎日自分を肯定する人、毎日自分を否定する人はおらず、ある場合に肯定し、別の場合に否定して、そこでバランスをとっているのではなかろうか。
結婚の場合も同じ。あたし結婚して本当に幸せだわ。と十年間毎日思う人はいない。いたらすごいが。
自己正当化(肯定)と否定。その両方が日々やって来るのが人間として健康である。
自己否定を毎日続けていれば、精神的にまいってしまう。
自己正当化をいつもしていれば、反省しない人間/嫌われる人間になってしまう。
また、
Aさん(結婚してる)とBさん(独身)を比較することには意味がない。
だって違う人間だもの。
(結婚してる)Aさんと(独身の)AさんをAさん自身が比較することにしか意味がなく、しかし自分のことはなかなか
見えない。
独身も結婚も今の自分の状況が「ハッピー」と今日思って、明日になったら「なんて不幸なんだ」と思ったりするので、ならしてみればどっちが(金銭的・精神的に)トクということもないだろう。そして自分自身がどっちなんだろうと決めることもほぼ不可能なんだろうと思う。
人生のどっかの岐路に立って、どちらかの選択肢を選んだ。だから今の自分がある。しかしあの時にその選択肢を選ばなかったら、どんな人生があったのだろうか?
いわゆるパラレル・ワールドとしてそんなことを夢想するのもまたいとをかしなのだろうが・・・
結婚と独身、恋愛は永遠の人間のテーマであり、そして永遠に決着のつかない不毛な議論の住み家である。考えるヒントをくれたぺこりんに感謝。
今日の教訓
結婚、独身以前に
はやく
にんげんに
なりたひ
人気blogランキングへ
自作面白ネタブログランキング