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頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

今日は何の日?(女の子の会話)

2007-02-13 | laugh or let me die
「ねえねえ、今日は何の日か知ってる?」

「知ってるよー 今日は銀行強盗の日なんだよー」

「えー 銀行強盗?なんでー?」

「んとねー 1866年にー、アメリカで世界初の銀行強盗があったんだー」

「へぇ でもなんかそんなのやだなー」

「どうして?」

「今日は大切な日だもん」

「大切な日?わかった!」

「え?なに?」

「バレンタイン・イブー!」

「ブブブー!」

「ええー ちがうのー」

「ちがうよー いつもありがとう!」

「え?なんで?」

「おにいちゃん!大好き!」

「何言ってんだよー あたしお兄ちゃんじゃないし」

「そんなのいいの!おにいちゃん!」

「なんだよー どうかしちゃったの?」

「だって今日は2・1・3・・・」







今日の教訓







にいさんの日



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IKEA横浜港北から生中継

2007-02-12 | days
駐車場、中には入れたが

空いてるとこ探すのが大変

車停めたら

店内入場制限…

行列に並んだ

20分ほど待ったら入れたが

ご覧の通り中は激混み

しかし久しぶりのIKEAは楽しい

2階のカフェテリアすら大行列だけど


今日の教訓


みなが
チョコ買いに行くので
すいてると
思った ら
腹がすいた
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ふるこりんでバレンタイン(お笑いコンビふるこりん10)

2007-02-12 | laugh or let me die
ふるちん「ど~も~」

ゆうこりん「ど・ど・どど どど・れれ・みみ・ふぁふぁ・みみがーくいてえ」

ふるち「おいおい みみがーってあの沖縄料理?」

ゆうこり「あ?パンのみみだよー」

ふる「パンの耳かあ~」

ゆうこ「万能の耳?」

ふ「意味わかんねっす。おらついていけねっす」

ゆう「ついてこなくていっす。イスもってこなくていっす」

ふる「お、うまいね~ ゆうこりん!腕をあげたね!」

ゆ「まあな」

ふるち「ところでそろそろバレンタインデーですねえ」

ゆう「なに!どうして知ってんだ?さっきパクったこと」

ふるちん「パクったって何を?」

ゆうこ「コンビニで」

ふるち「ああああああ それ以上はやめましょう。お口にチャック!」

ゆうこり「ふりいなあ 今はジッパーってゆうんだよ」

ふる「いいじゃないですかあ そんなこと。それよりなんでバレンタインデーで、パクったんで・・あ、パクった話はいいです」

ゆうこりん「あ?バレタんだデーっつったんだろ?」

ふ「なんすかそれ!セント・バレンタイン・デーでございますよ」

ゆうこり「銭湯行くのか?」

ふる「そうそう。小さな石鹸カタカタ鳴らして、ゆくんだな~ 若かったあの頃」

ゆうこりん「なーにーもーこわくなかったー♪」

ふるちん「たーだー あなたのー♪」

ゆうこり「やさがし~が~♪」

ふる&ゆう「こ~わ~かった~♪」

ふるち「いやいや完璧だね」

ゆうこ「そうやね」

ふる「で、その2月14日ですよ~ もうとぼけちゃって 知ってるんでしょ?」

ゆう「あーバレちゃーしかたねえな。あれだろ?チョコあげるってやつ」

ふ「なんだ。やっぱり知ってたのか。あのー ボクの分てあるんですかね?」

ゆ「食うのか?」

ふる「一応」

ゆう「食ってどうすんだ?」

ふるち「え?チョコ食ってどうする・・・・え?え?いやあの、え?島倉チヨコでも歌いますか・・・」

ゆうこ「つまんねえな」

ふるちん「シクシクシク シックハック そんな根源的かつ哲学的な問いには答えられないですよー」

ゆうこり「チョコ食ってどうするかってことか?」

ふるち「そうそう」

ゆうこりん「じゃ、お前には義理チョコくれてやるか」

ふるち「あ、義理で全然オッケーでーす」

ゆうこ「お前にやるのは・・・これじゃーー!」

ふるちん「あ~れ~ ってどうして切られないといけないのさ。ってかなんで日本刀持ってるんだよ」

ゆう「これがああああ・・・・・・・・・切りチョコ!」

ふるち「ガクッ」

ゆ「なんだよ~そのうすいリアクション大魔王」

ふる「だってえ もらえると思ったのに・・・」

ゆう「じゃ、これあげるぅ♪」

ふるち「ん?これはゆうこりんの名刺じゃないですかー いつのまにこんなものを あれ?名前が違うぞ しかも途中までしかないではないですかー」

ゆうこり「これが、本命じゃなくてええええ・・・・・本名チョコっと」



シーンと静寂が辺りを漂う。



ふる&ゆう「ど~も~ ありがとうございました~」



なんとなく漫才風になってきたふるこりん。

ゆうこりんからチョコはもらえないのだろうか・・・
そもそもゆうこりんはふるちんをどう思っているのだろうか・・・


気まぐれかつ突発的に・・・つづく・・・





今日の教訓




昔は書いてて
楽しかった
このシリーズ
そろそろ
飽きてきた
新・相方募集




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中村屋(弔辞)が出た!(爆笑「中村屋」の別バージョン)

2007-02-11 | digital, blog & twitter
前に紹介した、爆笑必死の中村屋

結婚式の祝辞をするが、それに客が変なかけ声をかけるという音声中心+字幕のFlash画像

本家とは無関係な人が弔辞バージョンを作ったことをnoharmさんから教えていただいた。

※弔辞バージョン
http://hp.vector.co.jp/authors/VA025055/nakamuraya.html

やや長いが、前回の祝辞編を上手く後継しつつ新しいネタを織り込んでいて、後半大爆笑してしまった。

しかし、元ネタを先に知ってからでないと面白さが半減するので、未見の人は
著作権の問題で本家が消えてしまった代りにあちこちにあるので、どれか見られるものを先に見ることを薦める。

いま現在存在を確認した「中村屋」は、

※祝辞バージョン(元ネタ)
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=22968
http://phyphy.zombie.jp/zae19.htm




今日の教訓




なんか
こういうの~
作りたくなって~
きた~の~
さかばど~りにわ~
な~が~い~
かみのおんながに~お~う~





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高島屋にバレンタイン・チョコを買いに行ったわ♪

2007-02-10 | days
いやいやいや~
みんなバレンタインの準備はオッケイ?
まだのガールズは急げ!

と、いうわけで、

本日非常に珍しく、今日の出来事をお送りする。取ってだし、釜揚げうどんだ。
わーい!日記ブログみたいだね。

なぜだか知らんが、横浜の高島屋に行くことになった。
バレンタイン前のチョコ売り場では苦いビターチョコな思い出があるので、長年行ってなかった。確か、銀座プランタン。しかも2月14日当日昼休みにどうしても行かないといけなくなって行ったんだが、あまりの人の多さに酔ってしまったからだ。

しかし長いことこの時期のスイーツ売り場には行ってないので、人間ウオッチングのためというよりも、単に脅迫されて行って来た。

で、昼過ぎに到着したところ、8階の催事場がすごいことになってるらしいので、そっちに行った。




これが金がかかってるパンフレット。
なんと70店舗以上が店を開いてる。

いやいやいや~
GODIVAは言うまでもないけど、パスカル・カフェや最近人気のピエール・マルコリーニ、ドゥバイヨル、デンマーク皇太子の結婚式でデザートを担当したモーテン・ヘイバーグなど、普段まとめてお目にかかるのはかなり面倒な店が一同に会してる。

いやいやいや~
知らなかった。最近チョコ試食させてくれてるんだね。
食った。死ぬほど食った。同行アホがもう食えない。でも、お前味見してくれっつうので。40店舗は食った。マジで。

もうポリフェノール1年分は食ったね。

で、

俺はよく知らないんだけど、元TBSの雨宮塔子さんの夫でもあり、パティシエとしても有名な青木定治氏のパティスリー・サダハル・アオキ・パリも出店してた。サイトはここ

すると、なんか袋にサインしてるお兄さん発見。



il||li _| ̄|○ il||li

青木さんその人だった。てか、サインするほど有名人なのか・・・

生チョコのトリュフ風のを試食させてたんだけど、何にも聞いてないのに、そして他にも試食ってる人(女性ばかり)がいるのに、俺に向かって

青木「これは、自分のために買うチョコなんですよね~」
俺「うーん。確かに人にあげるのはもったいない味ですね~」
青木「そーでしょ~」

それから、他のを試食したんだが、俺の中では

1位アオキ
2位どこだか忘れたがスフレ
3位どこだか忘れたが中のやわらかいドロっとしたやつが入ってるやつ

という結論に達した。

で、自分用にアオキを買うかなとアオキに戻ると、

青木「おかえりなさい!」
(オイオイ顔覚えられてるよ)
青木「大きい方いっちゃいますか!」
(小さい方がいいんだけど・・・)
俺「ずっとここにいるんですか?」
青木「いや、この間は札幌、明日は大阪ですよ~」
俺「巡業してるんすねえ」
青木「いやこんな機会がないとお客さんと触れ合えないですしねえ。楽しいですよ」

で、1500円くらいのやつを買った。

結構気さくで感じのいい人だったぞ。



頼んでもいないんだが、握手はしてくれるし、写真まで・・・




で、

また8回催事場をめぐって、BABBIでジェラート食ったりした(ヨーグルトマンンゴーは絶品)すると同行アホが義理用にやっぱりアオキ買うとほざいたので、また舞い戻る。


で、さらに二つ買いに戻ると、今度は右サイドにいたすげえ太ったスーツ男性店員が

デブ「おつかれさんです!」
(おいおい)
デブ「この、オレンジピールはコニャックに合うんですよね~シングルモルトもいいんですよね~」
俺「男の味って感じですね」
デブ「そうなんです!」

ま、買わなかったけど。しかし、もうアオキの前4回ぐらい通りかかっていて、完璧に顔を覚えられている。しかも、

男が自分チョコを買いに来てる

と思ってやがる。
ま、外れてもいないけど。


で、

やっと帰って来た。

買った物公開。

どーん!









6個買うと言ったら、やや店員の顔がひきつったアフタヌーン・ティのやつ。



ジャン・ミレ



すげえうまい焼きチョコ



アオキくんがサインしてあるやつ3つ



価値があるのかびみょうなんだけど、袋のサイン。


と言うわけで

特にボケない実録男のバレンタインチョコ買い物日記を終了する。





今日の教訓




ない






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2008年2月追記:

「高島屋にバレンタイン・チョコを買いに行ったわ♪2008」 アップした。
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マイベスト【自分のアホ記事】

2007-02-10 | digital, blog & twitter

来たーる3月1日にブログ一周忌を迎えるので、その前に自分のアホ三昧を反省しつつ、
マイワーストベストアホ記事でも書いてみよう。ん?

自分で自分の記事をベストと言うのも片腹痛しなので、
このブログを続けて来た中で、なんらかの意味があった記事ということで。

「サッカー日本代表の真実?」(シリーズその1) 5月17日

ネタを創るということに本格的になって行ったという意味では金字塔地獄への一丁目入り口だろうか。
もう知り合いが読んでいても、気にしないという「開き直り」の境地へ行ってしまった記事とも言える。

「新しい詐欺(犯罪最前線28時)」 5月9日

ネタというほどではないが、「サッカー日本代表の真実?」以前の唯一創ったアホだ。

「バトンが来た」 5月11日

基本的には過去記事は絶対読まないようにしているのだが、これを読むと激しい頭痛に襲われる。書いた俺が。
当時、バトンというものが送られてる人を見かけたのだが、誰も俺に送ってくれないので、仕方がないから自分に送るという、悲しいバトンだ。思い出すと今でも涙が・・・

珍しく日記風なのものと言えば、

「アキバ・メイド・カフェに見参!」 6月8日

男二人でメイド・カフェに行ったという実録レポート

「八ヶ岳の夜に乳液(信州シリーズその5)」 5月6日

この時から、俺がエビちゃんになった(なぜ?)しかもファンじゃないのに。
てきとーに書くとそれがそのまま後に尾を引くという好例である。
「もてないブログ目指してますが、なにか?」ではブログのターゲットを20代後半から30代の男性と書いたが、フェラガモだのドルチェ&ガッバーナなどフェミニンな単語が散逸しているので、そのターゲットもデタラメなことが分かる(いま読んで初めて分かった)

そこから、

「エビちゃん元町散歩」(6月15日)なる記事へつながって行ってしまった・・・

「野毛山動物園行った(写真多目)」 5月4日

こんな記事書いたこと忘れてた。写真に無駄にツッコんでた。
他の人の写真にツッコムなら分かるが、なぜ自分で撮ったものに?

「出た」 5月13日

アメブロに置いてある目次を見て、何が出たんだ?と思ったら・・・
俺は真性、純度100パーセントのアホだ。

「電話に出てはいけません」 8月31日

ノー・コメント。

「カリスマ家政婦、今日の猫村さんが我が家にやってきた」 9月26日

ノー・コメットさん

「お悩み相談室」 6月22日

気づいたら、ドクターふるシリーズになってしまったが、そんな予定でもなかった。
読み返してみると、相談に対する回答のツメが甘いが、過去記事編集しなおすほど暇ではない。あの人がそもそも登場する予定でもなかった。

「新作コント」 7月3日

実はこれが「ふるこりん」の第一回。
コントと言うより、漫才じゃねえかと思っても後の祭り。その後のシリーズ化など全く予想だにしなかった。人生誤算だらけだ。

「健康を診断された(前編)」 7月5日

まさか健康診断に行ったことを3回も連載するとは思わなかった。
人生お産だらけだ。ん?


と書いているとキリがないので、パート2があるかも知れない。
と言って2度とやらないことが何十万回あったか・・・

はっはっは

しかし、父島旅行記は入れてないし、最近の記事は読んだ人、覚えてる人が多いだろうから外した。

ちなみに、万が一気が向いて過去記事読んで、コメントつけたくなったらいつでも歓迎でござる。

三連休なので、ごゆるりと。湯船に肩まで浸かっていきなはれ。

万が一、ここに挙げた記事全て記憶している人がいたとしたら、
間違いなく、
俺を愛してるね。俺以上に。
だって、俺覚えてねえもん。





今日の教訓



過去を
振り返るやつは
カッコーの巣の上で
カッコーわるいダンスを踊る


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『ダナエ』(藤原伊織)は大人だけが味わえる逸品

2007-02-09 | books
「ダナエ」藤原伊織(文芸春秋社2007)をネタバレなしでレビューする


【1.藤原伊織】
藤原は東大仏文科卒、長年電通に勤務していたが、1995年「テロリストのパラソル」で乱歩賞・直木賞受賞。2005年、食道癌にであると告白した。

個人的には「テロリストのパラソル」の一発屋で終わるかと思っていたが、その後少ないながらも作品を発表し続け、2005年「シリウスの道」で俺の度肝を抜いた。



追記訂正
↑の斜めになるAmazonアフィリエイト画像は参照:
もっと手軽でオシャレに!Amazon アソシエイト支援ツール集


サラリーマンという陳腐なネタなのに、ネット証券の広告プロジェクトにまつわる広告業界の裏側、魅力的な登場人物たち。ここ数年の国内小説ではトップ10に入る傑作だ。俺の大好きな作家逢坂剛は博報堂、藤原は電通にいたのは単なる偶然なんだろうか?広告業界に長年籍を置いた人間ならではの描写も読ませる。詳細なレビューをしたいところだが、ブログを始めるより前に読んだ本なのでやめておくが、小説好きな人全てに薦めたい。


【2.ダナエ全体】



全部で200ページあまり。表題作「ダナエ」が100ページ、それ以外の2編が50ページ。中篇集だろう。

「ダナエ」レンブラントのダナエに硫酸がかけられたのと同様の事件が起こる。画廊に展示中の傑作に硫酸がかけられ回復不能のダメージ。その絵を描いた主人公の画家。画廊。冒頭に謎を提示して「誰が?何のためにそんなことをしたのか」を読ませるという意味でミステリーの作法をとっている。

「まぼろしの虹」プロダクション勤務の弟とOLの姉。平凡な日々に、両親に問題が起こる。しかしながら、思わぬ人物が現れ・・・複雑な家族関係を描く。冒頭のサッカーのシーンが実にみずみずしい。

「水母」昔は優秀だったのに今では競輪狂いの落ちぶれたCMクリエイティブ・ディレクター。昔付き合っていた女性にトラブルが発生して・・・「自分からの卒業」とは何か?


【3.表題作「ダナエ」のみレビュー】

硫酸をかけたのが誰なのか?それがストーリーの中心になっている。
主人公の画家の境遇、レンブラントのダナエと硫酸をかけられた自分の絵とのクロスオーバー。なかなか読ませる。次がどうなるかページをめくる手が止まらないというようなハラハラドキドキがない代りに、たぶん大人ではないと分からないなんとも言えない叙情が活字の脇から漂っている。



しかし、

終盤謎が解かれていくとき、たたみかけるようにストーリーは結末を迎える。

主人公が犯した罪と、俺自身が過去に犯した罪があまりにも似ていたからなのか、
それとも普遍的な原罪なのか・・・

108ページのこの作品を読み終わった後、


後ろから冷たい風

正面から暖かい風が吹いてきた









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変友人Yとの忘年会(アホは死んでも直らない)

2007-02-08 | days
年末4人で忘年会をやった。
いきさつは全て飛ばして、
一つ上の先輩二人(Aさんは17年ぶりに会う Sさんはしょっちゅう会う)
同じ歳のアホY(昨年秋に久々に会った)

おっさん4人ということなので、おっさんの街新橋にすることになった。

Yは元々1時間遅刻の予定だったので、3人で盛り上がっていた。
するとYが登場。
したと思ったら、呑みまくって、ものすごい勢いでべろんべろんに酔っ払ってやがる。

遅刻してきたのに。

ビールくちつけてないのに、酎ハイ頼むし、何やら理解不能なことを言っていた。
秋に会ったときはおとなしいいい子だったのだが。

しかし
「では、2次会に行きましょう!」
とらしくないことを言い出して

「お!Y!いいねえ。どっかあてがあるんだ」
「任せて下さい!」

で、なぜか領収証をもらっていた。

先輩に
「そういうのは、おごったときにもらうんじゃねえの?」と突っ込まれていたが。

で、2次会のあてがあるかと言えばない。
てきとーに歩いてるだけ。さすがY

で、どこも満席だったのに偶然発見した立ち飲み風の店に入った。

またべろんべろんになるY

で、会計の時に

「領収書下さい。宛名は、ふるちんで」
「おいおい。俺の名前でどうする」
「じゃあ、Aさんで」
「おいおい。意味わかんねえよ。お前領収書落ちるんだろ?お前んとこでいいよ」
「いや、落ちないっすねえ」
「じゃなんでもらうんだよ」
「えっと、なんかもらった方がかっこいいかと思って」


il||li _| ̄|○ il||li

いつから領収書もらうのかっこよくなったんだよ。

レシートでいいじゃねえかよ

てか経費で落ちるフリに意味あんのかよ



この意味の不明さが昔っから全く変わっていない。

三つ子の多摩市百円までとはよく言ったものだ。



この究極のアホ(でもいいやつなんだが)Yのエピソードには事欠かないので、別の話がまた出てくるかもしれない。


そう言えば、秋に同期会をやったときに、Yはやってくれた。

メールの宛先に同期10人くらいを入れて、「全員に返信」でみんなが読めるようにスケジュールやら店確保をやっていた。
毎日それでメールが結構来てたんだが、突然来なくなった。

なぜか?

Yが返信するときに、俺のアドレスだけ抜くという高等技術を使ったからだ。
俺のアドレス抜きにみんなが「全員に返信」するから、俺にだけメールが来なくなった。俺がそれに気づくわけない。
しかし、それに気づいたMが俺のを入れてくれたので、話について行くことができたが。

しかし、どうして「全員に返信」してアドレスの一部が抜け落ちるのだろう?




今日の教訓



接待費を
ケイヒで
オトしてたやつらが
ケイキを
オトした




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LEGOで作った「レゴおやぢ」キモイのかスゴイのか

2007-02-07 | days
何年か前に、横浜そごうに入ったら、

ベンチに誰か座ってた。




クリックしてご覧。


横から見ると






リアルに近くで見るとドキっとするぞ。
もういないけど。

レゴおやじと呼んでいいのか、LEGOパパなのか知らんが。

しかし、
これ作るのにどんだけ手間かかってんだ!って話ですよ。


俺も作ろうかな?




今日の教訓




我々の作ったレゴあゆが
賞を取りました!
レゴード大賞


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女性の「ギャップ」に生まれて初めてヤラれた日

2007-02-06 | days
洋服のGAPじゃない。

ここ何年か「ギャップがある人が好き♪」なんてことを耳にする。
「いい女バトン」の中にこっそり書いていたのだが、俺もギャップには弱く、そして

いつからだっけ?と思い出してみた。

さすが魑魅魍魎が住む、俺の頭。
なんか出てきた・・・


俺が高校生のとき、
通学の電車の中で、もんのすごい美少女が乗ってきた。
高校3年間で出会った中で、ぶっちぎり第1位。

セーラー服を着ていて、たぶん中学生。

じっと蛇のような目をして見ていると、

カバンから本を取り出して、読んでいた。
何を読んでいるかすごーーく気になるが、表紙が見えない。

仕方ないので、サイドへプチ移動して、表紙を見てみると


「純粋理性批判」


il||li _| ̄|○ il||li

なんだそれ?聞いた事ねえ・・・

著者

カント

il||li _| ̄|○ il||li

あー、聞いたことある。くそつまらない倫理社会の時間で睡眠学習した。哲学者だっけ?てか哲学者って

何売ってるんだ?


で、

ただでさえ、美少女なのに・・・
純粋理性批判・・・

かわいい顔と・・・
漢字がいっぱいの題名・・・

ああ、なんだか分からないけど、

好きだーーー!

このとき生まれて初めて、
ギャップにやられた。降参した。






ときは流れ、トキオの城島の髪型も流れ・・・

その時点からずっと「ギャップ」に弱い。
ただし「限定的」ギャップなので、ギャップ・リミテッドエディションなので、

例えて言うなら、若槻千夏「カラマーゾフの兄弟」読んでる的なギャップに弱いだけ。

分かる?
分かり肉い?

意外と胸が大きいとかいうビジュアル・ギャップやら、メガネかけてインテリ女子大生風滝川クリステルなのに、愛読書は少年ジャンプとかのリバース・ビジュアル・ギャップには弱くない。たぶん。

別の例を思いついた。

20歳ぐらいの女優さんだと、上野樹里、相武紗季、長澤まさみ、綾瀬はるか、・・・顔も演技もいいなあ、と思う女優だらけなんだが、雑誌ダヴィンチのインタビューで、確か、相武紗季が結構「本好き&体動かすのが好き!」を読んで、

頭一つリードした。

このいい感じの20歳前後女優軍団の中で。

相武紗季が。

俺の中で。
ああ、俺の中でね。

あるいは、
30歳前後で好きな女優さんに中谷美紀、国分佐智子、黒谷友香がいるが、共通点は、

涼しげなオーラが出てることと、なんと言っても

本好き。


まあ、本読んでりゃいいってもんでもないだろうし、
それよりなにより、石川さより、

なぜ、本好きに弱いのか?

それは

まだ分からない。

そしてギャップの話はまだ続くかも知れない・・・




今日の教訓


真のギャップを探し求めて
もう七十四年か・・・
少年老い易く
ぎゃぷ成り難し





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『進化しすぎた脳』(池谷裕二)は新・脳の教科書だ

2007-02-05 | books
『進化しすぎた脳 - 中高生と語る「大脳生理学」の最前線』 池谷裕二 なるべくネタバレを避けてレビューする。

初めに言っておくと、ここは書評ブログでも読書ブログでもない。
だから、読んでつまらなかった本についてレビューする必要がない。
それがいい所でもあり、日々一貫性が何もないから固定の読者がつきにくいというデメリットもあろうが。

さて、



2002年に出た「海馬 脳は疲れない」で糸井重里との対談形式で面白く脳の仕組みについて教えてくれた脳科学者池谷裕二氏が2004年に出した本が、講談社ブルーバックス版になって出版された。

これは面白い。
目ウロコ本だった(目からウロコが落ちる)

ニューヨークにいる日本人高校生を相手に4回に渡っての脳の講義、それが本になっているので、読みやすい。

いい本であるほど、ネタバレしたくない。しかしこの本を読むと以下のような疑問について答えが見えてくる。

・人間よりもイルカの方が大きな脳を持っている。じゃ、なぜイルカが高等なことをできないのだろう?

・意識と無意識の違いってなに?

・どうしてコンピューターみたいに完璧な記憶ができないのだろう?

・どうして悲しいと涙が出るの?

・心ってなに?



ヒントを一部書くと、


脳が身体を支配してるのではなく、身体が脳を支配している。

いま人間は10本の指がある。これが20本になると、今まで使ってなかった脳の一部を使うようになって、もちろん20本指を操れるようになる(そうだったのか)

脳はあいまいだからこそ、コンピューターにはできないことが出来る。

言葉があるから → 心がある

意識の定義は
「表現の選択」「ワーキングメモリ(短期記憶)」「可塑性(過去の記憶)」



本の中で(講義の中で)結論としてそのようなものにたどり着くのだが、これが「いい本」であるのは、
最初は「脳ってなんだろう?」という辺りから、段々と意識・無意識の話へ行き、脳の神経細胞の仕組みを説明をしていって、ついには「アルツハイマーの治療法なんか思いつく?」という質問に生徒が答えるまでに至る。

いきなりシナプスが出てこないで、その前の段階があるのがうまい。
シナプスについて誤解していたので、やっと正しい意味が分かった。俺が。

難しいこと読みたくない人、脳について興味がある人にオススメだ。

「進化しすぎた脳」とは何か?どうして進化しすぎたのか?そもそも進化「しすぎた」ってなに?を知りたい人はご一読を。

また、大脳生理学、脳神経科学あるいは分子生物学などの「ホット」な分野は日進月歩で新しいことが解明されているので、この本に書いてあることは5、10年後には古くなってるかも知れない。だからこそ「賞味期限あり」「早く読んだほうがいい本」だと思う。


※他の池谷裕二氏の著作でオススメなのは:
「脳は何かといい訳する - 人はしあわせになるようにできていた!?」
「記憶力を強くする - 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方」

※「最新脳科学が教える高校生の勉強法」についてはVIVAさんのレビューがここ



※以下余談:


最終章359ページにいいことが書いてある(太字はブロガーの私による)

 僕は普段は研究室のなかにいて、実験の話ばかりしている。こうやって外部の人と「脳」の話をする機会はほどんどない。だから、今回の講義をするときに、とりわけ最初の講義はどういったレベルで、どういう話をしようかなと悩んだ。
 専門でやってることをそのまま伝えてもたぶん伝わらない。それはあまりにも最先端すぎるという意味ではなくて、単にあまりにも細部の研究をしているからなんだ。これを理解するためには、こんな4回の授業じゃ足りない。それぐらい細部の研究。
 それでふと気づいた。そういう細部ばかりきみらに教えても、たぶんつまんない。ということは、みんなが知りたい内容と、専門家が知りたい内容にはかなりのギャップがある。言葉を替えて言えば、一般の人たちが脳に関して知りたいことというのは、ほとんど何も分かってないとも言えるわけ。


これは結構大事なことで、科学全般に言える。
某知り合いの科学者に専門分野について聞いても、なんのこっちゃかさっぱりわからない。

しかし、学術的なことじゃなくても、たいていどんな人でもやっていることはかなり細かいミクロなことで、少し範囲が広がると分からないことって多いと思う。

例えば、コンピューターのソフトウエアの書くのを専門にしてる人に、じゃ、彼女が「フリーズしないPC買ってきて」といってそのリクエストに応じられるか?とか、
ミュージシャンに「どうして売れる曲とそうでない曲があるの?」「どうしてこの曲はあたしの魂を揺さぶるのに、あの曲は違うの?」

なんて聞いても「知らん」と答えるだろう。すまん。いい例が思いつかない。
今、俺が科学から一般生活へ「応用」したのも、脳がなせるわざだと池谷氏が言ってた(笑)


池谷氏は自分が専門バカであることを認識しつつも、広範囲の知識と語り口で、よくありがちな

この人、頭いいけど、何言ってるかさっぱり分からない

状態を引き起こしてない。

この本の冒頭に(9ページ)

 「高校生レベルの知識層に説明して伝えることができなければ、その人は科学を理解してるとは言えない」とは物理学者ファインマンの言葉です。この意味で、今回の一連の脳科学講義は私にとって試金石でした。脳科学者の端くれである私が本当に脳科学を理解しているかどうか、その判断は読者にゆだねたいと思います。


池谷さん、あなたは本当に脳科学を理解してますよ。







最後に、ブログ読者のみなさんへ:

あなたの専門がなんであれ(家事であれ)、それを子供たちに説明して伝えることができますか?




今日の教訓




脳について
わかりましたか?
あい・どん・のう




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ジーンズが短くなってる?俺の足が長くなってる?

2007-02-04 | days
その昔、ジーンズという物は

着る
 前に
  切る

ものだった。

試着すれば、必ず裾が殿中でござる!状態になって、
20センチぐらい裾を切ってもらうのが当たり前だった。

ちっ、足が長くなりてえ
ジーンズの裾切らないようになりてえ
いや
裾短くて足りないじゃないですか、そこの店員さん!
て言いてえ


と思い続けて、激動の大正~昭和を生き抜いて来た。

足だけは「もこみち!」になりてえ

と思い続けて、お百度参りを重ねて平成を生き抜いて来た。


ところが、

ここ数年胃変が。

いやいや
胃がですね?
しゃべるようになったとです。(ヒロシ風)
「もう、胃ーいかい?」と言うとです。

じゃなくて、

異変が。

なんと、ジーンズ様の裾様を切らなくて済むようになったとです。
やはり、殺生などすべきはなく、裾様を生かしておけるのはこの上ない喜びではありますが。

しかし、なぜでございましょう?

こんな風に裾が最初から加工してあったら、確かに、裾様を切ったら台無しではあるのですが。



※バイクに乗っていて転倒したときに出来る擦り切れを再現したとかいうクラッシュ加工リーバイス501



※SHIPSの迷彩パンツ


試し履きすれば、
あ~らビックリ!
裾がピッタリ!
じぃちゃんポックリ!

そんな訳で、もう何年も裾切ってない。

過去に俺のことを「短足ちん」と呼んだやつはすべてぶっ飛ばす。


アホのずれ子とジーンズ買いに行くと、

「なんであたしだけ裾切んだよーむかつくんだよー」
「おまえはホントに環境に悪いな」
「どうしてだよ、ぼけ!」
「切った裾どうすんだよ?ゴミじゃねえの?あー分かった!長い足は地球を救うね」
「うるさい、ぼけ!」

俺の足が長くなって来たのか、時代がやっと俺の足に追いついてきたのか・・・

聞いてくれる?この間GAPのセール行ってジーンズ試し履きしたのさ。でね?
店員さんに「これはちょっと、どうですかね?」って聞いたら
「ああ、これはちょっと短いですね」だって。いやいや参ったな。




あ~あ~

たまには

美人店員に

裾のお直し頼んでみたい





今日の教訓




あしながおじさんは
あしがおじさん
なんだらうか?


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『インド旅行記』で、中谷美紀に惚れ、インドに行きたくなる

2007-02-03 | books
最近では「嫌われ松子の一生」で体当たりの演技をした女優中谷美紀
嫌われ松子の撮影の後に、インドに一人旅をした。その旅の記録が
「インド旅行記」中谷美紀(幻冬舎)

俺ですら、行くのを躊躇してしまうインドに一人で行く中谷美紀は素敵だ。

しかし、淡々と言葉を重ねていく様も、書いているのが男性なのか女性なのか分からないくらいなのも、また素敵。

2年ほどヨガをやっているそうで、あちこちでヨガ道場に行った話、お腹壊しそうな食べ物の話が中心だが、あちこちに彼女の考え方が散りばめめられていて、それに共感したり、驚いたり。

ビックリしたのは、遠藤周作の「深い河」の話が飛び出したり、
ヘルマン・ヘッセの「シッタールダ」「知と愛」「デミアン」が愛読書だと書いてあったこと。「車輪の下」以外のヘッセの作品など知らなかった。

女優中谷美紀の底知れぬ知的探究心をまざまざと見せつけられ、

彼女を見直し、
そして
惚れてしまった。

俺の理想の女性ってこんな人なのかも。

好奇心が「隣の人の生活が気になる」とか「芸能人のゴシップ」とかであればご免だが、知りたいという知的好奇心を持った女性は好きだ。





中谷美紀のファンが読んでイメージを壊すのは定かではないが、
「いい女」になる一つの処方箋がここにある。

少なくとも、ここに一人、彼女が「いい女だ!」と思うやつがいるので。






今日の教訓



速水もこみち
一人で東北へ
演歌の営業に行く
もこみちのく一人旅


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ほぼ日手帳2007使い始めた(ほぼ日刊イトイ新聞の)

2007-02-02 | days
長年ファイロファクスを使い倒して来たんだが、

飽きた。

書き込める欄がでかいやつを探して、B5サイズのを買いそうになったんだが、カバーがださいのでやめた。

本屋で「ほぼ日手帳の秘密2007」を読んでいると



これよさそうじゃん!と思って買った。




ネットで見たときは黒いレザーがいいかと思ったんだが、LOFTで現物見たら、妙に黒光りしてるので、このナイロンカバーのにした。手触りがいいんだが、ビジュアル的には今一つなので、改造を検討中。




月間スケジュール




(クリックで大きくなる)1日1ページ書き込める。

これがほぼ日手帳の一番の「ウリ」だろう。

よく見ると縦に薄い線が入っていて、左サイドに時間が表示されてるので、左にスケジュールを書いて、右サイドに思ったことや出来事を書いたり。

スケジュール書くもよし、日記的に使うもよし、レシート貼り付けるもよし、マイ手帳化カスタマイズできるなかなかの優れもの。

3500円(レザーのカバーなら6800円)は安くないが、例えばファイロファクスなどのバイブルサイズ(よくあるサイズ)のリフィルで、1日1ページのものを探すと、やはり3000円以上する。しかも一年分なので分厚い。

しかしほぼ日手帳は(なんだか知らないが試行錯誤を繰り返して)薄い紙を使ってるので、ぶ厚くない。
しかも文庫本サイズ。ジャケットのポケットにすら入る。
カバーにポケットがたくさんついていたり、しおりが2本ついてたり、かなり工夫が凝らしてあるので、凡百の手帳とは違う(ようだ)(たぶん)


使い始めて2週間が経過した。
月間のところに大まかなスケジュール。時間が決まってるのは、1日1ページのところ。上にチェックリスト欄があるので、その日にやらないといけないことを書いてる。それ以外の欄(特に右サイドに)に思ったこと、本の引用、だのを書いてる。

ほぼ日記かな?


問題は、日記として使い、
持ち運ぶ日記化すると・・・

そこら辺に置いておくと、

誰が読むか分かったもんじゃねえ


という難点があるが。

しかし今までは、外出のときにカバン持ちたくない手ぶらのときファイロファクスは放置して、携帯・鍵・財布のみ持ち歩いていたんだが、
このほぼ日君も常に同伴するようになった。


2月に入って、手帳の話するのもどうかとは思うが、ま、許せ。
何しろ1月末に買ったんだから。

詳しく知りたい人、買いたい気がする人は4月から始まる「ほぼ日手帳SPRING」が2月1日に発売になったので、ほぼ日刊イトイ新聞のここに詳しく載ってる。LOFTで買うか、このほぼ日ストアでしか買えないようだ。




今日の教訓



ありもしない予定を書く
妄想手帳
彼女が勝手に式の日取りを書く
暴走手帳
足の指について書く
外反ぼし手帳




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追記:このほぼ日手帳を1年使い切った後書いた記事は、
「ほぼ日手帳、1年使ってみた」
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束縛してる人、束縛されてる人へ

2007-02-01 | days
彼女・彼氏・妻・夫から束縛されている、という話を非常によく聞く。
束縛「してる」という話はまず聞かないのだが。

「合コンに行ってはいけない」
「友達と旅行にも行けない」
「携帯は毎日チェックされる」
「門限まである」などなど・・・。

この束縛するという行為に、

幼児性を感じる。


赤ん坊は、
「ミルクのみたーい」「おしめかえてー」
「そばにいてくれなきゃやだー」
と泣いて知らせる。そりゃそうだ。誰かが面倒みてくれないと死んでしまう。母親を束縛するのが仕事だ。

しかし、
成長の過程で、一人立ちできるようになったら、ここから卒業するはずである。

そこから卒業できてないのは幼児性を帯びているからに他ならない。

束縛することに、何かきちんとした理由があればまた別だろうが、そこに理由がないところに、幼児の「理由のない」甘えと同じものを感じる。

浮気されるのが嫌とか、自分を捨ててほかの人のところに行かれるのが嫌というのは不安から来るエゴであって、正当な理由ではない。さらに好きだから独占したいと思う自然な気持ちと、行動として束縛することは別である。

では、
なぜ束縛するのか?と考えてみると、

自分に自信がないから

確固たる自信があれば、束縛などしなくても、パートナーの気持ちが変わるはずはないと確信できるだろう。

そんなに自分に自信がないなら(=自分はダメ)、ダメな自分を相手に好きになってもらうのはおかしいだろう。


では、
お前はどうなんだ?と思うかも知れない。


卑近な例で恐縮ではあるが、


むかし、彼女からお土産をもらった。どこに行ったのかと思ったら、イタリアに行って来たそうだ。「え?イタリア?行ったの?」と言ったら、「行くって言ったよ」俺が忘れたのか。

それを彼女への無関心とも言えるが、目の前にいるときにきちんと愛してあげていれば、誰にも文句を言われる筋合いはない。

俺は束縛などしたことがない。
束縛されるのも嫌である。

ま、俺のことなどどうでもいい。一般論として物を言うのに、自分自身のことを棚に上げるのは許されるだろう。



さて、
この束縛だが、大きな「不都合な真実」がある。


例をあげよう。

彼はいま出会いがない部署にいる。で、彼女は束縛をして、さらに出会いがないようにしているとしよう。

そして、付き合いが長くなったり、あるいは結婚までこぎつけたとしよう。

未来永劫彼には出会いがないのだろうか?

今たまたまそういう会社、部署にいるだけで、数年すれば状況は変わる。そのとき、彼はどう出るのだろうか?そこに危険性がある。籠の中の鳥が、籠から抜け出したとき、新しい世界を見る。すると、他の人とあなたを比べるようになる。比べない人間なんていない。そのときにあなたのことがみすぼらしく見えたら、貴方達の未来はどうなる?

籠の中の鳥を永遠に籠に閉じ込めておけるのだろうか?


すべきなのは、


相手なんて束縛しない。相手にほかの男(女)といくらでも出会ってもらう。それでほかの人たちと比べた上で、やっぱりあなたがいいと、言って貰いなさい。

さらに、ほかの人たちとの出会い、会話があることによって相手の世界が広がる。そうすれば相手はもっと魅力的な人になるのだから、それを止めようとするのは、相手に魅力的になって欲しくないということになる。それは愛でも恋愛でもない。

やめちまえ!



誰かを束縛するということは

実は

自分自身を束縛していること

誰かを束縛するのをやめて

自分自身も解放しよう


束縛されてる人は、

「あれしちゃいけない、これしちゃいけない」ふーん。

じゃ、その分たくさん幸せにしてもらっているのか、よく考えてみよう






今日の教訓


恋をすると、人はしばしば自分の最も信じているものも疑う。
ほかの情熱では、いったん自分で確かめたものを疑うことはない。
スタンダール

自分を他の人の立場におけば、われわれがしばしば他の人に対して感じる嫉妬や憎悪はなくなるだろう。
また他の人を自分の立場においたら、高慢や独りよがりは大いに減ずるだろう。
ゲーテ

なんと速やかに我々はこの地上を過ぎて行くことだろう。人生の最初の四分の一はその使い道もわからないうちに過ぎ去り、最後の四分の一はまたその楽しさを味わえなくなってから過ぎて行く。しかもその間の期間の四分の三は、睡眠、労働、苦痛、束縛、あらゆる種類の苦しみによって費やされる。人生は短い。
ルソー

しっとしとるやつ、しっとる。そくばくするばく、大和田ばく。
ふる


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