ドクターふる「次の方ど~ぞ~」
「失礼します」
「えーと、お薬出しておきましたから」
「まだ何も言ってないのに…」
「ああ、そうでしたっけ? じゃあ、何か言いたいことでも?」
「言いたいことって… ここ相談室ですよね?」
「ええっと、そうだったかな?その可能性はありますね」
「あの… あたし… もてないんです…」
「へえ」
「あの… あたしのこと知らないですか…」
「ぜんぜん」
「結構有名なんですけど… 長澤まさみって言うんですけど…」
「長島監督なら知ってますがね」
「…」
「あ、そんな顔しないで。よく見るとなかなかかわいらしいですね。それなのにもてないと」
「そうなんです」
「なるほど。じゃ、お悩み相談室オープン!」
なぜか流れるラテン系ミュージック
なぜかダンサーズ登場
「あの… 本当に相談にのってくれるのですか?」
踊りながら「もちろんでえーす」
「あの… うるさいんですけど…」
「ほほう。お気に召しませんか。じゃ、ミュージックとダンスは撤収!」
しーん
「あの… さっきも言ったんですけど、もてないんです。全然」
「なるほど。かわいいのにもてない。ふむふむ。分かりました。あなたはかわいいし、いい雰囲気を持っておられる。しかし、すきがないんですね。」
「スキですか…」
「ええ。では、今回特別にギャップ理論でいっちゃいましょう。」
「はあ…」
「かわいい女性がどんなことをすればギャップになるのか?最初の処方箋は
電車内で、
本を読む。岩波文庫で。そうですね、「資本論」もいいし、うんうん「純粋理性批判」なんかいいですね」
「そんな本読んだことないですよー。読めないですよ」
「勘違いしてはいけません。電車の中で、本を持つ。ページをめくる。それでいいんです。自慢じゃありませんがそんな本私だって読んだことないですから」
「読む振りってことですか?」
「そうです。絶対読んではいけません」
「読んじゃいけないんですか?」
「読めば余計にもてなくなりますよ」
「…」
「いやいやいや~ そんな顔しないで」
「だってせんせい、もてないだなんてひどい!」
「自分で言ったくせに…」
「なんか言いましたか?」
「あ、いいえ」
「そんなことでほんとにもてるんですか?」
「じゃあ、処方箋その2
必ず顔に何かつけましょう。
口元にはごはんつぶ。これは一日三回食後に出しておきます。」
「そんなのやです」
「いいえ。これは効きますよ。効果絶大です。かわいい顔にごはんつぶ。これはギャップであると同時に、あなたのかわいらしさをさらに増してるんですよ。」
「…」
「もしダメなら、本+ごはんつぶのダブルにして下さい」
「…」
「他にはそうですね。靴はいつも汚しておく。ストッキングは伝線。髪の毛は一本立ってる。ここまでやれば完璧です。もててもてて大変になりますよ。」
「もしもてなかったらどうするんですか?責任とってくれるんですか?」
「特に責任は全く感じないんですが、そこまで言うのなら
私がつきあってあげます」
「…」
「あれ?どうして引き出しから婚姻届が出てきたんだろう?あれ?長澤ってハンコもあるぞう。いやいやまいったねえ。そうだな、子供はやっぱり二人ぐらい?ワンちゃんも飼いたいね。まさみは?
あれ?長澤さーん!」
今日の教訓
次の方どうぞ
って
誰もいない
「失礼します」
「えーと、お薬出しておきましたから」
「まだ何も言ってないのに…」
「ああ、そうでしたっけ? じゃあ、何か言いたいことでも?」
「言いたいことって… ここ相談室ですよね?」
「ええっと、そうだったかな?その可能性はありますね」
「あの… あたし… もてないんです…」
「へえ」
「あの… あたしのこと知らないですか…」
「ぜんぜん」
「結構有名なんですけど… 長澤まさみって言うんですけど…」
「長島監督なら知ってますがね」
「…」
「あ、そんな顔しないで。よく見るとなかなかかわいらしいですね。それなのにもてないと」
「そうなんです」
「なるほど。じゃ、お悩み相談室オープン!」
なぜか流れるラテン系ミュージック
なぜかダンサーズ登場
「あの… 本当に相談にのってくれるのですか?」
踊りながら「もちろんでえーす」
「あの… うるさいんですけど…」
「ほほう。お気に召しませんか。じゃ、ミュージックとダンスは撤収!」
しーん
「あの… さっきも言ったんですけど、もてないんです。全然」
「なるほど。かわいいのにもてない。ふむふむ。分かりました。あなたはかわいいし、いい雰囲気を持っておられる。しかし、すきがないんですね。」
「スキですか…」
「ええ。では、今回特別にギャップ理論でいっちゃいましょう。」
「はあ…」
「かわいい女性がどんなことをすればギャップになるのか?最初の処方箋は
電車内で、
本を読む。岩波文庫で。そうですね、「資本論」もいいし、うんうん「純粋理性批判」なんかいいですね」
「そんな本読んだことないですよー。読めないですよ」
「勘違いしてはいけません。電車の中で、本を持つ。ページをめくる。それでいいんです。自慢じゃありませんがそんな本私だって読んだことないですから」
「読む振りってことですか?」
「そうです。絶対読んではいけません」
「読んじゃいけないんですか?」
「読めば余計にもてなくなりますよ」
「…」
「いやいやいや~ そんな顔しないで」
「だってせんせい、もてないだなんてひどい!」
「自分で言ったくせに…」
「なんか言いましたか?」
「あ、いいえ」
「そんなことでほんとにもてるんですか?」
「じゃあ、処方箋その2
必ず顔に何かつけましょう。
口元にはごはんつぶ。これは一日三回食後に出しておきます。」
「そんなのやです」
「いいえ。これは効きますよ。効果絶大です。かわいい顔にごはんつぶ。これはギャップであると同時に、あなたのかわいらしさをさらに増してるんですよ。」
「…」
「もしダメなら、本+ごはんつぶのダブルにして下さい」
「…」
「他にはそうですね。靴はいつも汚しておく。ストッキングは伝線。髪の毛は一本立ってる。ここまでやれば完璧です。もててもてて大変になりますよ。」
「もしもてなかったらどうするんですか?責任とってくれるんですか?」
「特に責任は全く感じないんですが、そこまで言うのなら
私がつきあってあげます」
「…」
「あれ?どうして引き出しから婚姻届が出てきたんだろう?あれ?長澤ってハンコもあるぞう。いやいやまいったねえ。そうだな、子供はやっぱり二人ぐらい?ワンちゃんも飼いたいね。まさみは?
あれ?長澤さーん!」
今日の教訓
次の方どうぞ
って
誰もいない
「どうしたらぁ、ふる先生みたくおもしろい文章をかけるのでしょうか?」
「えっ、名前、無名ですけどblueMCっていいます」
遠藤の狐狸庵先生真っ青じゃないですか!
人間の特徴を掴んでいるし、漫才より新作落語として世に問いたい内容ですね。
と・・・思わず真面目に書いてしまいました。
あ~、ふる兄さんの才能が泣いているのを感じます。
「名前はサクラっていいます・・・」
これから、この相談室は大行列になるでしょう。
・・・
ひとり笑いです。
あやうく怪しい人になるところでした
私もネタ切れのときに、この相談室並びます
妄想がはじけまくってますねえ^^
そういえば彼女、セーラー服と機関銃やるらしいですよ、ドラマで。
ネタ切れの次はこれかいっ
持ってんじゃ~ん
で次の次の次の相談です
「私のふちチン先生のような面白い文章書くのどうしたらいいですかぁ?いえどうしたらそんなアタマになれますかぁ?もう博多弁だけで勝負したくないんですぅ」
よろしこ
あ、私ですか?
どっこも悪くないんですぅ~
行列できてると並んじゃうんですぅ~
私は幸か不幸か"継続性勃起症”を患っているわけではなく、チ○ポ男でもありませんが、一度ご相談に上がっても宜しいでしょうか?
草々
ふるさんの文才には感服させられるばかりであります。何度もしつこいようですが、ロックのリリックのようなリズムとテンポとノリ、そして時折思いがけず挿まれる含蓄あるフレーズが織りなす文体が小気味よく聴こえるのです。ロックといってもいろいろあるとは思いますが...(笑)。
私も、とりあえず順番待ちしよっと♪