原子物理学者のジェイソン。妻のダニエラと息子のチャーリーと幸せに暮らしている。しかし、子供ができたことで、画期的な研究をすることができず、平凡な学者になったという軽い後悔が。ダニエラも、子供ができたので画家としてのキャリアを諦めていた・・・ジェイソンが突然拉致された。研究所のようなところに連れていかれた。自分自身がどうやら何かの実験台になっているらしい。そこから脱出して、自宅に帰ろうとした。おかしい。自分が量子力学の研究で賞をとったという証書があった。そんな賞取ってないのに。もう一人の自分?・・・
ドラマにもなった奇想天外な「パインズ」、「ウェイワード」(原作を先に読んでいたけれど、ドラマもよかった)の作者が描く、とんでもない世界。SFなのだけれど、ややこしいSF者しか分からないような理論はないので、読みやすい。東京に行く往復の電車の中で400頁ほど読んでしまった。
あっと言う間に読み終えられるイージーなエンターテイメントなのだけれど、訳者あとがきにあるように、
まさにその通り。何やらと哲学的な小説だった。良かった。
今日の一曲
なんとなく、好きな曲を。スガシカオで、"Affarir"
では、また。
ドラマにもなった奇想天外な「パインズ」、「ウェイワード」(原作を先に読んでいたけれど、ドラマもよかった)の作者が描く、とんでもない世界。SFなのだけれど、ややこしいSF者しか分からないような理論はないので、読みやすい。東京に行く往復の電車の中で400頁ほど読んでしまった。
あっと言う間に読み終えられるイージーなエンターテイメントなのだけれど、訳者あとがきにあるように、
読み終わったとき、何気ない日常がいとおしくなるはずです。いまという瞬間は二度と来ない。一瞬先にどうなるかは、誰にもわからないのですから。
まさにその通り。何やらと哲学的な小説だった。良かった。
今日の一曲
なんとなく、好きな曲を。スガシカオで、"Affarir"
では、また。
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