藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

オンリーワンプレイヤーになろう。

2005年10月31日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート31

試合の好きな人は上達します。
テニスの面白さはゲームにあるのです。
ゲームは、勝っても負けても、やっぱり楽しいです。
しかし、ゲームに勝ちも負けもなかったら、つまらなくなります。
勝敗があるから、ゲームは面白いのです。


桜木「以前・・・隣のやつを蹴落としても 受験では意味がないと俺は言った・・・なのに今度は 定期テストで水野と一番を競えって・・・俺の言ってることが矛盾してる気がして 素直にやる気が出ねぇんだろ」

矢島「違うのかよ・・・?」

桜木「いや・・・何も矛盾はしてない」

矢島「どうして・」

桜木「蹴落とすことと 競うことは全く違うからだ」

矢島「どう違うんだよ?」

桜木「今のお前に時間をかけて説明しても 理解できないだろう 無駄に終わる」

矢島「説明しようともせず無駄って なんで言い切れるんだよ」

桜木「わかる・・・なぜなら・・・お前は真の競争を知らないからだ・・・知らないというより逃げてきた・・・いいか・・・人を番付けするな なんてホザくやつは 肝っ玉の小せい甘ったれ野郎だ・・・お前もその一人だろ」

矢島「う・・・うるせえ!」

桜木「ナンバーワンにならなくていい オンリーワンになれだぁ?ふざけるな・・・オンリーワンっていうのは その分野のエキスパート ナンバーワンのことだろうが・・・真の競争を肌で体験しねえことには 何を言われてもピンとこねえだろうよ」


テニスの面白さは、競争にあります。
こう言うと、「怖い」「めんどくさい」「大変そう」というリアクションが多いです。
しかし、なんのために競争するのか?と言えば、もっと楽しむためです。
テニスは楽しむためにするものです。
「じゃあ、楽しむんだったら気楽にやろうよ!勝ちとか負けはいいからさー!」
と思うかもしれませんが、テキトーにやるより、一生懸命にやる方が楽しいのです。
人が一番楽しいのは、変わること、成長することなのです。
自分を高める手段が、競争です。
相手に勝つこと、優勝やNo1を目指すことで、自分が成長していくのです。
競争は、相手をやっつけて、蹴落としていくことではありません。
お互いを高めるために、全力を尽くしあうのが競争です。
だから、競争相手に感謝しなくてはいけないし、競争を楽しまなくてはいけません。
競争で全力を尽くしたならば、結果として勝っても、負けても、学べるものがあります。
お互いにハッピーなウィンウィンの関係を作るために、競争しましょう。
よく、競争を避けるために「別に勝っても負けてもどっちでもいいし・・・だって、もともと特別なオンリーワンだから」と言う人がいますが、ナンバーワンを目指して一生懸命な人でなくては、オンリーワンにはなれません。
例えば、ATPランキングNo1の選手は、オンリーワンプレイヤーです。
しかし、2位の選手も5位の選手も、やっぱりオンリーワンプレイヤーです。
それは、ナンバーワンを目指して、自分を高めていったことで、決して他人には真似できないもの、オリジナリティー、差別化できる特徴などを持っているからです。
競争を楽しんで、オンリーワンプレイヤーになりましょう。



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刺激を受けて、やる気を出そう。

2005年10月30日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート30

上手い人のプレーを見たりして、刺激を受けることで、やる気はアップします。


矢島「でも こうして中にいると 東大に入った気になるな」

桜木「そう!それが大事・・・実際に見る その雰囲気を味わう これが 目標を達成しようとする時の起爆剤になる・・・東大を目指すといって いきなり猛勉強を始める人間はごく少数 たいがいは 漠然と願うだけ そして段々 夢は薄れていく・・なぜ人間は 夢を持ってもそれに結びつく努力をしっかりできないのだろう・・情報を集めれば 実感がわいてきて 夢が夢でなくなり 具体的になって努力がしやすい・・・マラソンを例に考えてみよう どこがゴールかわからない状態だと 走る気にはなれないだろう 42,195キロ先がゴールという情報があるから走れるのだ・・・目標を身近に感じられるようにするために情報を集めることは大切だ そうすればやる気が増すだろう・・・第三者からもたらされた情報よりも 自分で本物に触れて経験より得た情報 これが最も有効なのだ・・・・優秀なアナリストは 書類上のデータよりも 自分の体感を最も信用できるデータとしている 毎日同じコンビニを訪れ そこで商品動向を自分の眼で観察したりするのだ 自分の経験が元になっている情報はやる気を生み出し 行動の原動力になる だから東大に入りたいと思ったら 実際に来てその空気に包まれてみる それをすることによって より一層 勉強に身が入ることは間違いない」


テニスが上達するには、やる気を出すことです。
しかし、漠然と「やる気出すぞ!」と思っても、出ません。
無理にやる気を出すよりも、自然にやる気になった方がいいです。
やる気が出ないときは、やりたいことがわからないときです。
「うわ~!こんな風にやってみたい!」「早くやりたい~!」と思うと、自然とやる気になります。
今やりたいことのイメージがハッキリすると、やる気は出てきます。
「ごはん何食べに行く?」と聞かれて、「う~ん・・・なんでもいいやぁ」というより、「らーめん行こうよ!昨日テレビでらーめんの番組やっててさぁ、超うまそーだったんだよね!油ギトギトのとんこつ醤油らーめんを、味こいめ、麺かためで、味玉付けて食いて~!」
の方がやる気があります。
やりたい事のイメージが、鮮明にあるからです。
簡単に、やる気を出すには、上手い人のプレーを見ることです。
ジャパンオープンや全日本、草トーなんかを見に行くのもいいですし、テレビを見たり雑誌を読んだり、スクールだったら上級クラスなどの上手い人のプレーを観察するのもいいです。
実際にフォームや雰囲気などの情報を得ることによって、刺激を受けることが重要です。
僕も、ジャパンオープンなどを見に行った帰りは、気が付くと「やっぱこうだよな~!」とか言いながら、素振りしながら歩いています。
そして、そのまま練習しに行ったりします。
今まで見ていたプロ選手のフォームを、試してみたくて仕方なくなります。
上手い人から刺激を受けて、やる気を出しましょう。



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人に教えてあげよう。

2005年10月29日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート29

自分の視点ではなく、違う立場になってみると、見えていなかった自分が見えてきます。


水野「自分でもなるほどって思ったんだよね・・・わかりやすく教えようと自分で考えると あやふやだった知識がよくわかるようになってくる・・人に教えるのが自分の勉強にもなるなんて すごい発見・・・・あとは・・・教えられる側って わかったフリするもんだなって・・・わかったフリしとくと 授業は勝手に進んでくれるから それ以上そのことを考えなくてすむし でもそれじゃ 受験には通用しないでしょ・・すごく反省・・・心入れ替えて 納得いくまで先生に聞き続けてみようかなって」

柳先生「まあ・・・そう責めることはない わかったことにしてしまうことは誰にでもあること・・・」

芥山先生「重要なのは わからないことをいつまでもほったらかしにせず たまに立ち止まって 深く考えてみることです」

柳先生「公式を覚える時に 一通りの証明を一緒に覚えても効果は薄い 自分で他の証明方法がないか考え抜いてみることで その公式をより深く理解できるぞ」

桜木「違う立場に立ってみると 自分を客観的に見るようにできるようになる 客観性は勉強をするのにも大切だ・・自分にも厳しく 客観的になれる勇気を持て!」


人に教えるということは、テニス上達法としては、非常に有効です。
実際に教えてみるとわかると思いますが、人に教えるということは、とても難しいです。
相手は、自分と感覚が違うので、客観的に表現しなくてはいけません。
自分の主観的な感覚は、自分では理解できますが、相手にはわからないのです。
「こういう感覚」というものを、どうやって相手に伝えるか?と考えていくと、そのことについて十分に理解していないと、教えてあげられないのです。

僕は、コーチをするようになって、テニスが上手くなりました。
それは、人に教えることで、自分が教えられたからです。
コーチになりたての、右も左もわからなかった頃、人に教えるのが恐怖でした。
どうやって教えるのがいいかが、わからなかったからです。
そうはいっても、新米コーチとはいえ、1円でもお金を貰っていれば、プロとして教えられなくてはいけません。
そのプレッシャーで、散々悩みました。
自分ではわかっているのに、どう表現したら伝わるのかがわかりませんでした。
「どういう言葉で言えばいいんだろう?」「どういうデモンストレーションで見せてあげるとわかりやすいだろう?」「どう、表現するとピンとくるだろう?」・・・と、いろいろ考え、突き詰めていくと、「あれ?自分ではわかっているつもりだったけど、本当はわかってないじゃん!」という事がわかってきます。
「サーブを教えてください」と言われても、「グリップはこうだけど、なんでこのグリップである必要があるんだろう?」「トスの仕方はこうだけど、なんでこうやるんだろう?他にもいろいろあるけど、この人にベストな方法はなんだろう?」「スタンスはこうだけど、このスタンスにする理由はなんだろう?」・・・と考えると、いかに自分が理解していないかがわかります。
当時は、毎日ヒヤヒヤしながら、必死に勉強していましたが、そうやっていくとだんだん「そうか!そういう事か!」という発見が楽しくなっていき、成長していきます。
是非、人に教えてあげてみて下さい。
でも、教え魔の人は、迷惑がられる恐れもあります。
くれぐれも、人の迷惑にならない範囲で、教えてあげるようにしてみて下さい。



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自分から、獲得しにいこう。

2005年10月28日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート28

自分でなんとかしようと思っているか、他人になんとかしてもらおうと思っているかで、上達の差が出ます。
自分でなんとかしようと思い、いろいろ考えてみたけど、わからないから教えてもらう。
これはオッケーです。
「おお!そっかー!なるほど!」と、深く理解できます。
しかし、何も考えてない人が教わっても「ほぉ~、なるほどねぇ~・・・で?なんだったっけ?」となります。


桜木「何から何まで面倒見てもらわなきゃ 何ひとつできねえのか お前ら二人とも それじゃまるで・・・家の中で飼われている犬っコロと同じだ!」

矢島「お・・・おいっ!ふざけんなよ!」

桜木「家ん中で守られて 飼い主にエサ与えられて あとはシッポ振ってるだけの犬っコロだ!与えられなきゃ一歩も動かねえ 自分の力じゃ生きられねえ・・・・お前ら・・芥山先生に何を教わった?・・・思考力とは・・・ということを 嫌というほど教え込まれたはずだ “正しく読む”というのは 文句を言う事じゃねえだろ 俺が意図していることを まず・・・“てめえで考える”ということだ・・・・自分は犬っコロじゃねえ 思考力のある人間だと胸張って言いたいんなら・・・与えられるんじゃなく てめえの力で獲得してみろ!」


テニスが上達するには、自発的に行動することです。
受身的であっては、吸収力が落ちてしまいます。
どんどん上達していく人は、どんどん考え、どんどん行動していきます。
コーチがアドバイスを1つすると、そこから膨らませて、1つのアドバイスから5にも10にもしていきます。
一方、受け身な人は「インパクト時の肘の位置が大事なんですよ」とか言われると「ふ~ん・・・」「へぇ~・・・そうなんだぁ・・・」で思考がストップしてしまいます。
これでは、1つのアドバイスから、0.1くらいしか吸収していません。
上達する人は、そこから「そっか!そういえば、インパクトの時、肘が体から離れた位置にあったな・・・これじゃパワーロスしちゃうのかー!・・・待てよ・・・ということは、ストロークに限らず、苦手なローボレーでも使えるんじゃないかな?そういえば、ボールに入るときに、脇が開いちゃうから、力が入らなくて、それをカバーするために無意識でリストを使っちゃうから、面が安定しないのかも・・・よし!試してみよう!」という感じで、別の方向でも発見があります。
このように、自発的にいろいろ考えてみることで、1つの事柄から、いろいろな情報を生み出すことができるのです。
だから、教わっていても、受け身で教わらないようにしましょう。
コーチは大量の情報を持っているので、たくさん利用して下さい。
自分から、積極的に考えた方が、アドバイスの意味も深く理解できます。
自分から獲得するつもりで、考え、行動しましょう。



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悩んで、笑おう。

2005年10月27日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート27

人は、みんな何かに悩んでいます。
悩んでいない人はいません。
差が出るのは、悩みに対する接し方です。
悩みを味方にすることで、テニスは上達します。


桜木「それはな・・・・人間は悩む存在だからだよ」

矢島「悩む?」

桜木「ああ そうだ・・・たとえ人間は自分の望むもの全てを手に入れても 必ず何かを望む・・・他人から見れば取るに足らないつまらない悩みかもしれない でもその人間にとってはどうしても無視できない切実な悩みだ・・・人より楽して学校入った 世間から騒がれるスターになった・・・周りから見ればうらやましいことだろうが 必ず何か 心に抱えている 悩みの尺度は 本人がどれくらいつらいかだけだ 周りの誰にもわからない・・・だから・・他人を見て 得してるとか思うのは無意味だ」

矢島「ちょっとまてよ 人より得したいなら東大入れって言ってただろ」

桜木「当たり前だ・・・東大入れば得に決まってんだろ それは自分にとってという意味だ 他人から見て得してると思ってもらうためじゃねえ・・・ただ・・入学して得したと思っても ほんの一瞬だ 喜ぶのなんてつかの間 少ししたら またすぐ色々考えて悩むんだ・・・・要は人間 得したと思ってもそんなに長くは思い続けられないってことだ・・・」

矢島「なんか・・・それってムナシくねえか」

桜木「いや 全然・・・・次があるから・・・その先に また新しい何かがあるから面白ぇんじゃねえか・・・・」


僕は仕事柄、毎日のように「私、悩んでるんです」と相談されます。
「サーブで悩んでるんです」「フォーメーションで悩んでるんです」「人生で悩んでるんです」・・・など、いろいろです。
テニスコーチはカウンセラーだと思っているので、一生懸命に聞きます。
そして、そのような相談に対して、ポンと答えを教えます。
でも、また次は、違う悩みができて、また相談に来てくれます。
悩みは、なくならないものです。
1つ解決したとしても、またすぐに出てきます。
悩みに対する考え方で、テニスの上達の仕方が変わってきます。
だいたいの人は、悩みとは悪いものと考えています。
しかし、僕は結構悩んでいるのが好きです。
悩みをポジティブに捉えています。
「どうせなくならないんだったら、楽しんだ方が得じゃん!」と考えています。
すると、悩みの本質から目をそらさなくなるので、次のステップに進めるヒントが、悩みの中から発見できます。

悩み方が中途半端なのが、一番苦しいのです。
とことん、向かい合った方が楽しいです。
例えば、サーブが入らなくて悩んでいる人が、「しっかり打点を合わせているつもりなのに、なんで入らないんだろう?困った~!・・・ダブルフォルトしたらどうしよう?サービスキープできない!パートナーに迷惑をかけちゃう!試合も近いのにどうしよう・・・」と悩んでいるとします。
そういう場合は、コーチなどに聞くか、スタンスはこうでいいのか?腰の回転のタイミングはこうでいいか?肩の位置は正しいか?イメージは出来てるか?・・・など、とことん悩みの原因を追究してみましょう。
原因が明確になってくると、解決法も見つかります。
「ようし!この悩みにとことん付き合って、クリアーしてやるぜ!」と面白がってやることで、悩みと前向きに接しましょう。
きっと、悩みは成長の手助けをしてくれる、味方になってくれますよ。



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疑問を持って、見つめよう。

2005年10月26日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート26

上達するには、考えを掘り下げていくことです。
表面的な部分でストップしないで、どんどん深くしていきましょう。
きっと、ダイヤモンドの原石のような発見が、眠っていますよ。


矢島「さっきから いちいちなぜとか どうしてとか・・・どうでもいいじゃん!駅の案内表示に外国語があろうとなかろうと!」

芥山先生「矢島君・・・だから あなたはバカなのだ!」

矢島「バ・・・バカって な・・なんだよ!」

芥山先生「どうでもいいじゃん・・・そこで投げ出して思考停止するからです・・・漫然と毎日を過ごして周囲に好奇心を抱かない これでは何ひとつ身につかない・・そのような淡白な性格の人間には 学問は無理 東大受験など即刻おやめなさい」

芥山先生「それを知りたい 調べてみて自分なりの論理を構築してすっきりしたい・・・これが知的好奇心を満たすことであります・・推測することで 一枚の表示板だけからでも 世の中のいろいろな動きを読み取ることができるのです・・・・そう・・・“正しく読む”ということ 推測して読み取るのです・・・ですから 机に向かって書物を読むだけが勉強ではありません こうして街に出て 世の中を見渡してみる すると 社会には様々な疑問があります・・・・“正しく読む”能力を身につけるには 常になぜという「疑問」を持つこと・・・ぼんやり歩くのではなく 文章の字面を目で追うのではなく 疑問を投げかけるのです」


テニスが上達するには、常に「なぜ?」「どうして?」と考えることです。
考えない人は上達しません。
例えば、バックハンドストロークが思い通りに入らなかったとします。
そのとき、「あっれ~?おかしいな?今日は調子悪いなー!」で、思考をストップさせてしまっては、上達しません。
そこから「なぜ?」と考えてみることです。
「なぜ、バックハンドの調子は悪いんだろう?」→スイング軌道が悪いから?打点の位置がズレてるから?軸がブレてるから?力んでるから?フットワークが悪いから?膝が曲がってないから?ガットが緩いから?
などと、理由をピックアップして、修正していきます。
「バックハンドの調子が悪いのは、打点が遅れてるのではないか?」という仮説を立てたならば、それを直すにはどうすればいいか?と考えます。
・ スタートのタイミングを早くして、ワンテンポ早くボールの軌道上に入ろう。
・テイクバックのタイミングを、早くしよう。
・コンパクトにラケットセットしよう。
・息を吐いて、捻り戻しのタイミングを早くしよう。
・目線の位置を安定させて、距離感を狂わせないようにしよう。
など、チェックポイントをピックアップし、効果がありそうなところから実践していきます。
もし、効果がなかったら、次、次と試していきましょう。
自分でわからなかったら、コーチに聞いたり、周りの人はどうやって打っているだろう?と観察することで、ヒントが見つかります。
「なぜ?」「どうして?」という発想で、上達していきましょう。



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失敗を、次に活かそう。

2005年10月25日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート25

失敗を受け入れ、ニコッと笑える人が成長します。


芥山先生「勘違いしないでいただきたい 教室における主役はあくまで生徒 その生徒が授業に不満を持っている・・・教師自身が力不足であると認めるべきです」

宮村先生「私・・・失礼します」

桜木「このまま 教室に残るんだ!宮村先生!・・・授業に 否定的な評価を受けたことは紛れもない事実・・・そこから目をそらし 逃げまわっていても何も解決しない たしかに初めは失敗したかもしれない しかしそれは 自分がダメということではない・・・本当にダメなのは その失敗を次に活かせないやつだ」


テニスが上達するには、失敗に強くなることです。
「絶対勝つぞ!」ではなく、「負けないようにするには、どうしたらいいか?」と考えます。
「こうすると、こうなる」というデータをたくさん持っている方が有利になります。
うまくいかない場合のデータをたくさん持っておきましょう。
しかし、失敗を恐れる人がいます。
もちろん、誰でも嫌です。
でも、極度に怖がるのはやめましょう。

テニスは失敗がつきものです。
失敗のない日はありません。
失敗していいのです。
成長するのは、失敗から「なんで失敗したんだろ?」と考え、改善していくからです。
むしろ、積極的に失敗していくようにしましょう。

よく、試合で負けて、落ち込んでいる人がいます。
「はぁ~・・失敗したなぁ・・・」と言っています。
どうやら、負けたことで、今まで頑張ってきたことや、自分自身のことなんかを否定されたような気持ちになっているようです。
しかし、そんなことはありません。
失敗したのは、自分を否定するものではなく、肯定するためです。
失敗した内容を、すり替えないで、失敗の内容を真っ直ぐ見て、受け入れましょう。
「バックのハイボレーのカットが甘いから、相手にチャンスボールになっちゃったな~」
と、内容を受け入れたら「じゃあ、どうすればバックのハイボレーが上手くいくかな?」
と、次のステップに進めるのです。
失敗から成長しましょう。



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「忘れて当然」と思っていよう。

2005年10月24日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート24

真面目な人ほど、挫折しやすいかもしれません。
気楽に続ける事が大切です。


桜木「受験生が途中で伸び悩んだり 挫折するパターンを見せよう 例えばこうだ・・・よし勉強した バッチリ覚えたぞ ところがテストでは・・あれ・・・くそ 思い出せない なんで ちゃんとやったのに・・・わああ ダメだあ なんでいつも俺はこうなんだあ・・・俺って頭悪いんじゃ・・・これじゃ いくら努力してもダメだあ・・・・と まあ・・・このように テスト本番で せっかく身につけたはずの力が出せないと 自分は理解力がない・・・それは頭が悪いからだと思い込んでしまう・・そこで次こそは忘れないようにと頭に深く刻み込もうとして強引に詰め込む・・・そして 今度こそとテストに挑むが やはり ところどころ取りこぼす 点が思うように伸びない・・・自信を失う 気力が失せて脱落する」

宮村先生「たしかに・・・私も何度もそうなりかけました」

桜木「大半がそうだ 特に 真面目な人ほど・・・では なぜこういうパターンに陥りやすいのか・・・人間の脳は このゴミ箱のように穴だらけ 水が漏れるように知識も漏れる・・・つまり・・“人間は忘れる”のだ 人間が忘れるのは当たり前のこと 生存のため 必要なもの以外は忘れるようにできてるからだ・・・だから テストが終わると忘れてしまうのを気にしなくていい 社会人になれば 歴史の細かい年代など 誰も覚えていない
けれども 浪人生は一年目の受験を終えた時点で 持っている知識を何としてでも忘れまいと必死になる さらに知識を増やそうとすると無理をする この姿勢が間違っているから思ったように伸びない 人間 細かいことをずっと覚えておくなんて どだい無理 教科の多い東大の全科目を網羅するのはかなり大変 だから まず受験勉強を始める前は「忘れるのは当然」 こういう前提に立つことが大事 それを踏まえて まず気持ちをリラックス そして どんどん知識を入れる すべてを覚えようと焦ってはいけない・・・人間の頭は スポンジと一緒 目が細かければ細かいほど・・・水をいっぱい含ませることができる 頭が柔らかければ柔らかいほど よりたくさんの知識を頭の中に蓄えることができる 柔らかくするには余計なプレッシャーをかけない 焦らないことが大事・・・そして頭を柔らかくするための絶対条件は“基礎の反復” 何度も繰り返して基礎力がつけば 想像力も増して応用力もつく そうするとこのように 穴はある程度塞がれて“目の細かいスポンジの脳”になり知識は漏れにくくなる」


テニスが上達するには、「忘れるのは当然」と思うことです。
すると、忘れた頃にできるようになってます。
「あれ~?前回はできたのに~!」と落ち込んでいる人がいます。
レベルダウンしたような気になって、ショックを受けています。
しかし、これは進歩です。
諦めずに続けていれば、またすぐにできるようになります。
前回100球くらい打ってようやくできたものが、今回は50球くらいでできるようになり、またできなくなっても、次は20球くらいでできるようになります。
そういうイメージを持ちましょう。
これがないと、どんどん自分を責めてしまいます。
「私にはセンスないのかな?」「やっぱりムリなのかな?」・・・と、悪い循環になります。
これではやる気がなくなってしまいます。
できなくなっても気にしないようにしましょう。
「この前できたんだから、またそのうちできるだろー」くらいに思っていて下さい。
上達のコツは、気軽にやることです。
重くなって、テンションを下げる方がマイナスです。
自分を責めないようにしましょう。



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基礎をしっかり固めよう。

2005年10月23日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート23

なんでもなさそうに、楽そうに打っている人がいます。
こういう自然体でプレーしている人は、実はスゴイ人かもしれません。


桜木「では・・・どうやって偏差値を伸ばすのか・・手っ取り早い解決策は 知識を単純に増やせば それで済む・・・暗記物の科目でがんばれば 2や3くらいならすぐに上がる しかし必死に暗記しても張子の虎 大きく伸びはしない ではどうするか・・・まず“勉強体力”をつけることが大切だ」
井野先生「“勉強体力”?」
桜木「そうだ・・・スポーツ競技で勝つためには まず強い筋力とスタミナが要求されるように 勉強にも 最後までやり遂げられる基本的能力が必要・・・その基本的能力こそが まさに基礎学力なのだ・・・具体的には 徹底した基本問題の反復・・・基礎学習が全ての根源であり まさに王道・・・まず基礎しっかり固めるのが 偏差値を上昇させる条件の一つだ」


テニスが上達したいと考えている人で、陥りやすいパターンがあります。
それは、一発逆転の大技に走ってしまうパターンです。
「クールドライブ」とか「波動球」みたいに、オリジナルの必殺技を身に付けようとしますが、しばらくすると、基礎に戻ってきます。
基礎力がないと、応用が利かないことがわかるからです。

テニスが上手い人と、そうでない人の差は、基礎レベルの違いです。
この“基礎レベル”は、経験を積んでいくうちに理解できるようになってきます。
だから、初心者はなかなか気付かないものです。
もの凄く早い球を打ってきたり、派手なパフォーマンスをすればわかります。
しかし、上手い人とラリー練習をしていても、その人がフツーのフォームで、取り易い球を返してくれていることには、なかなか凄さがわかりません。
どんな球を打たれても、相手が取り易い場所に返してあげることは、すごい技術力です。
基礎がしっかりとしていないと、難しいです。

上達するには、基礎をしっかりと固めていくことが大切です。
そのために、繰り返し、繰り返し、反復練習をします。
しかし、中には基礎練習からなかなか抜け出せない人もいます。
応用練習に進むレベルではないと、自分を過小評価してしまうパターンです。
基礎をしっかりと固めるのは、上達のための一番の条件ではありますが、基礎練習だけでも、やはりダメです。
テニスの醍醐味はゲームにあるので、実践のイメージが定着しないと、応用が利かなくなるからです。
テニス上達のイメージは、あっちに行ったり、こっちに行ったりしながら進んでいく感じです。
遠回りのような気がしますが、実はこの方が近道です。
とことん基礎練習をすれば、試合で勝てるかといえば、そんなことはありません。
とことんゲーム形式の応用練習をしても、基礎力がなければ勝てません。
理想は、基礎→応用→基礎・・・と、応用で行き詰ったら基礎に戻り、またチャレンジするといったサイクルです。
基礎は地味な作業が多いですが、応用練習で自分の改善したいポイントが見えていれば、基礎練習は楽しくクリエイティブなものとなります。
基礎を固めましょう。



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友達と一緒に、強くなろう。

2005年10月22日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート22

テニスは、友達を増やしていくスポーツです。
友達と、お互い高め合い、ともに成長していきましょう。


桜木「勝負には 周到な準備と 戦いに向かう気構えが必要なのだ・・・例えばスピードスケートは 二人で滑走するのはなぜか それは いくら才能がある選手でも 一人で走ると好記録は出せないからだ ライバル選手がいて 初めて互いがいい記録が出せる・・・受験もこれと同じ・・・一人では戦えないし 一人では勝てない 互いを高め合い ともに頑張る仲間がいて 勝てるものなのだ・・・井野先生は 西崎を最初から諦め 栗山一人に頼り切った 栗山には戦いの高揚感がなかった それがつまらないミスを生んだ かたや川口先生は まず二人で一緒に頑張って戦う 結束力を育んだ たから危機に直面しても 仲間の支えで乗り越えられたのだ 加えて・・・自分のできる範囲で いかにミスをしないかを徹底させた これが最大の勝因だ」


よく、「テニスって孤独なスポーツだよね」と言われます。
「へっ?」と思います。
テニスをやっている人には、ピンとこないと思いますが、やったことのない人には、そう思っている人が多いようです。
テニススクールでは、大人のクラスではダブルスが主流なので、よくわからないかもしれませんが、テレビで放送される試合のほとんどはシングルスです。
だから、一人で戦っているように思うみたいです。
エースを狙え!の歌でも「コートでは~・・一人きり~♪」とあるので、そう思うのかもしれません。
確かに、サッカーや野球みたいに、大勢のチームで戦うというのは、団体戦にでも出ない限りありません。
しかし、それはとんでもない誤解です。
テニスは一人ではできないし、一人で上達することもできません。
対戦相手がいなかったら、試合はできないのです。
「一人で敵と戦うなんて、やっぱ孤独なんじゃん?」
と言う人がいますが、それもちょっと違います。
対戦相手は、敵ではないからです。
対戦相手は、自分の実力を伸ばしてくれる、友達です。
仮に、対戦相手が、全く面識のない人であっても、お互いに「この人に勝つぞ!」と思い、全力を尽くしてプレーしたなら、結果がどうあれ友達になれます。
僕がテニスで最も好きなところは、試合が終わった時にお互いが歩み寄り「ありがとうございました」と言いながら握手をすることです。
この握手には、「あなたのおかげで、また成長することができました」という感謝の気持ちがあるのです。
握手した後は、熱中する時間を共有した友達になるので
「参りましたよ!すごいキレのあるスライスサーブですねー!」
「いやいや、○○さんのバックボレーも凄かったですよ!」
という感じで、不思議なくらい仲良くなれます。
僕は、試合を通じて、たくさんの友達ができました。

もちろん、試合だけじゃなく、練習だってそうです。
お互いに、向上し合える練習相手がいるからこそ、上手くなれるし、今の自分もあるわけです。
みんなに支えられてきた結果なのです。
決して自分一人で今まできたわけではなく、みんなのおかげです。
自分を成長させてくれる友達に、感謝しましょう。



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焦らず、平常心になろう。

2005年10月21日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート21

試合は、試合前からはじまっています。
試合前の心理状態で、試合の結果が左右します。
テニスはメンタルなスポーツです。
試合前から、精神状態のコンディションを整えましょう。


川口先生「テストを受ける時 一番大切なのは まず落ち着くこと!・・・そのためには 開始の合図ですぐには問題を見ない まず目を閉じ 静かに深呼吸する そして まわりをゆっくりと見渡し 他の人が問題を読んでる様子を見る 「ああ・・・みんな焦ってやってるなあ」ぐらいの気持ちになれば まず大丈夫 これで平常心になり じっくり問題に向かえる・・・まず すぐ問題を見ない そして深呼吸ね・・・いいね・・この決まりを絶対守って 必ず実行するんだよ」


試合に出ると、舞い上がってしまう人がいます。
試合会場に着くなり、不安になったり、緊張したりします。
周りの人は、不思議とみんな強そうに感じるものです。
「うわー!あの人強そうだなぁ・・・」と思うと「どうしよう・・・」と不安になっていきます。
そんな状態だったら、試合前に気持ちで負けてしまいます。

僕も、意外とビビリなんで、その気持ちはよくわかります。
そんなときは、テニスの戦略などをいろいろ考えても、緊張しているときに良いアイディアは浮かびません。
まずは、リラックスすることです。
しかし、頭で「ヤベー!リラックスしろ!リラックス!」と思うと、余計に力が入ります。
リラックスしようと思ったら、ゆっくり大きく深呼吸しましょう。
テニスのことは、一度おいといて、目を閉じて自分の呼吸に意識を向けます。
そして、しばらく深呼吸して落ち着いたら、ゆっくり目を開け、客観的に周りの様子を観察します。
「あの人は、緊張してるみたいだなぁ、落ち着いてないみたいだな・・・」「あの人は素振りしてるけど、あのスイングはトップスピナーかな?」「太陽の位置はあの辺りかー、こっちのサイドだと眩しいかな?」「風はこっちから吹いてるな~」「あの花はキレイだな~」などと、あまり深く考えずに、感じるように観察します。
そして、「ふ~ん・・・なるほどね!」と状況を受け入れられるようになると、不思議とリラックスしてくるものです。

まずは、このような心理状況を整えることが先決です。
リラックス出来てから、はじめて試合について考えるようにしましょう。



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試合に飛び込もう。

2005年10月20日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート20

テニスの上手い人は、試合のように練習をして、練習のように試合をします。
そして、よく練習し、よく試合に出ます。


川口先生「完璧になるまで陸で練習しても いざ泳ぐとなると 水が怖くてせっかくのフォームも活かせない・・・水泳を覚えるには まず水に飛び込むこと・・・犬かきでもなんでもいいから とにかく浮いて前に進む・・・進めば水に慣れ 恐怖心も消える そのうち泳ぎ方をいろいろ試したくなる フォームも自然と身につき 知らないうちに泳いでることになる・・・読みや文法の学習は どうしても受け身の勉強 気持ちが受け身ではダメ・・・始めは訳がわからなくても 無理矢理使って 積極的にならざるをえない勉強方がいいんだ・・・そして“英語”を“使う”というのは“英作文をする”ということなんだ」


よく、練習では上手いのに、試合になると勝てない人がいます。
一方で、練習ではいまいちなのに、試合では強い人もいます。
上手い人が、必ずしも強いとは限りません。
意外にも、練習好きの人に限って、試合で弱かったりします。
練習は、試合のためにするものです。
それにも関わらず、試合で活かせないのならば、意味がありません。
その理由は、試合のための練習ではなく、練習のための練習をしているからです。
いくら練習で、きれいなフォームで打てても、試合では大きなプレッシャーがかかります。
その中で使えないようではダメです。
それより、メチャクチャなフォームでも、とにかく返す人の方が強かったりするのです。

最も効果的な練習方法は、試合に出ることです。
試合の中で、失敗したポイントや改善点を見つけ、練習でそこを埋めていくことです。
試合→練習→試合→練習のサイクルが、理想です。
練習が一流でも、実際の試合で使えなくてはしょうがないです。
まずは、試合で痛い目にあいましょう。
よく、「試合で痛い目にあわないように、練習しなきゃ!」と言いますが、長い目で見ると、痛い目にあった方がいいです。
さっさと試合に出て、早く痛い目にあった方が、上達のスピードが格段に上がります。
痛い目にあったことは、非常にリアルに覚えています。
すると、改善のポイントが明確になるのです。
その、痛い目にあったポイントを、克服していくことで、飛躍的に上達します。
試合に飛び込んでいって、いろんな人に揉まれながら上達しましょう。



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図々しく、やってみよう。

2005年10月19日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート19

上達するには、よくわからなくても、とにかくやってみることです。
行動していく中で、だんだんと理解できるようになってきます。


川口先生「日本人は不思議と外国語となると とたんに完璧主義になってしまうんだ・・・“できる”の基準を「外国人とペラペラ会話する」・・・そんなふうに意識がかたまっちゃってる 日本人が英語をできないと思い込んでいる原因は完璧主義・・・なんでも完璧にやらないと気が済まない潔癖さと 物事をネガティブに考えてしまう国民性がそうさせてるんだ・・・図々しく開き直って どんどん英語を使えばいいのさ・・・現にアメリカ人なんかに「日本語はできるか?」と聞くと「イエース」「スシ・サムライ・ニンジャ・・・」なんて答えてスゲエだろって顔をしてくるよ」
水野「ふーん・・・要は気の持ちようか」
矢島「なんかとたんに やる気が出てきたな」
川口先生「それはうれしいね その気持ちなら どんどん吸収できるよ」


テニスが上手くなるためには、図々しくなることです。
できる、できないに関わらず、やっちゃうことです。
僕は、過去にたまたまラッキーで入っただけのショットも、すぐに使います。
1回できたら、2回できるだろ!と勝手に思っています。
そこでミスしても「あれ?でも惜しかったな・・・もうちょっとこんなだったな・・・よし次は入れるぞ!」と、たまたま入らなかったぐらいにしか考えません。
かなり図々しいです。

それに対し、謙虚すぎる人が多すぎます。
「このショットは確率が悪いから、試合ではまだ使えないな」とか「まだ私には早すぎる」と思っています。
結局練習しても、練習でかなりの自信が得られるまで、試合では使わないのです。
これでは、いつまでたっても上達しません。
実際の場面で使わなければ、上達はしません。
やりながら、覚えていくのが正しいのです。
ゲームは最大の練習です。

図々しくなるには、「バカだと思われても平気」になることです。
挑戦して、最初から失敗しないで出来ることはありません。
失敗しても、他人の目を気にしないことが大事です。
目標は他人からの評価ではなく、自分が上達することにしましょう。
こういったことができない人は、プライドが高すぎるのです。
恥ずかしいとか、笑われたくないと思っていると、自分を変えるための、思い切ったプレーはできません。
そういった殻を破ることで、成長していくのです。



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知らないことに、挑戦しよう。

2005年10月18日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート18

テニス上達のコツは、好奇心が旺盛なことです。
知らないことに興味を持って、挑戦していきましょう。


桜木「いきなり 新しい世界に飛び込んだり あるいは放り込まれたり みんな その都度 対応して なんとか その環境に順応し成長しようとする 知ってることしかできない・・・じゃなく 知らないことに挑戦し克服することが大事なんだ・・・英語を勉強することは 新しいことに挑戦する精神を養うのと同じだ・・・ヘコんで閉じこもるか 前向いて次の道を探すか 要は自分の気の持ちよう・・・まずは中学の時に挑戦もしなかった 英語に挑戦せてみたらどうだ」


テニスが上手くなる人の特徴は、知らないことに挑戦することです。
しかし、ほとんどの人は、変化を嫌います。
いつも不思議に思うのですが、「上手くなりたい」と口で言っている割には、やったことのないショットや、できないことを克服しようとする人は少ないです。
そういう人は、「まだこのショットが安定してないから・・・」などと言って、結局自分の得意なことや、すでにある程度できている事の枠から、なかなか抜け出せません。
結局、意識してないかもしれませんが、心の底で、変化を恐れているのです。

一度、自分のプレースタイルなり、ポジションが決まると、その状況に慣れてしまいます。
その親しんだ状況を壊して、未知のことをするのが、不安になるものです。
僕の友達に、一緒に飲みに行く度に「早く会社やめてぇ~!」と言っている人がいます。もう何年も経ちますが、結局続けています。
不平不満ばかり言っていますが、「どうせ辞めないんだろうなー」と思います。
なんだかんだ言っても、慣れ親しんだ環境は安心だし、いざ辞めたらどうしよう?という未知の部分が不安だからです。

テニスでも、同じような人がたくさんいます。
「なんでボレーに出ないの?」と聞くと「だって、得意じゃないから」と言います。
「ボレーができるようになると、もっといろんな攻撃ができて楽しいよ!」と言うと、「でも、ストロークだって、まだまだちゃんと出来てないから・・・」と答えます。
これでは、なかなか上達しません。
テニスは1つのことを完璧にしてから、次のステップに上がるわけではないのです。
いろんなことをやりながら、トータルでレベルアップしていくものです。
順序というものは、確かに存在しますが、完璧にしてから進むという発想では、いつまでたっても次に行けません。
そもそも、完璧はありえないのです。
あっちに行ったり、こっちに行ったりしながら、少しずつレベルアップしていきます。

ストロークもボレーも、ショットはお互いに影響し合っているので、自分のできる幅を広げていくうちに、今までなんとなくできた事の精度も上がっていきます。
自分の幅を、過小評価で狭めてしまうのは損です。
今まで、やったことないこと、できなかったことなどにチャレンジしていきましょう。



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「テニスは簡単」と信じよう。

2005年10月17日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート17

難しいものには、抵抗があります。
難しいものにチャレンジするには、かなりも気合いが必要です。
しかし、簡単なものには、気軽にチャレンジできます。
簡単なものを、楽しみながら、気軽にやることが大切です。


川口先生「“英語は難しい”という意識を壊せば・・・そこからは早い!」

川口先生「英語は想像力さえ旺盛なら 全然難しくないんだ!それを完璧に読んで 訳して理解しなきゃなんて 四角四面に考えてはダメ!英語を学ぶ時の気持ちはいい加減 適当 不真面目でいい!だから楽しい!だから面白い!」


「テニスは簡単」です。
しかし、ほとんど人は「テニスは難しい」と思っています。
実は、上達の障害となっているのは、この「テニスは難しい」という意識です。
僕は「テニスは簡単」だと思っていますが、「テニスは難しい」ということは知っています。
矛盾しているようですが、簡単だと思っていないと、諦めてしまうのです。
難しいことでも、できるようになれば、簡単です。
例えば、自転車に乗れるようになるまでは、何度も転びます。
転んで痛い思いをすると「難しい」「私には無理かも・・・」と思います。
しかし、乗れるようになると、自転車に乗れるのが当たり前になります。
難しいではなく、簡単です。
テニスも、これと同じです。
自転車に乗れなかったときに、「自転車乗るのは難しいよー!」と言われたら、やる気をなくします。
ですが、「簡単だよー!乗れると楽しいよ!」と言われたら、やる気が出ます。
テニスは簡単だと思っていた方が、フットワーク良く、行動できるのです。

また、「テニスは難しい」と思っている人は、真面目な人です。
「完璧にやりたい、きちんとやりたい」と思っているから、難しいのです。
テニスが上達する人は、簡単だと思っています。
「簡単だから、できるにきまってる!」と思っています。
たいした根拠はありません。
テキトーです。
しかし、ストレスなく、どんどん行動します。
「オ~ケ~!オ~ケェ! トップスピン!フォー!!」
という感じで、気楽にチャレンジしていきます。
上手くいかなくても「まぁ、こんな日もある!」と言います。
「こうでなくてはダメ!」ではなく「とりあえず、こんな感じでオッケーでしょ!」と思っているので、楽しくテニスができるのです。
「テニスは簡単」と思いましょう。



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