藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

職人になろう。

2012年04月29日 | テニス
職人になることです。

「やはりバランスよく、オールラウンドにやっていったほうがいいんですかね?」という質問がありました。
そうしたいのであれば、そのほうがいいと思います。
だけど「ボレーを極めたい」とかならば、ボレーに集中すればいいと思います。

バランスは大事です。
ただ、バランスを気にしないほうがいい場合もあります。

僕は、「バランスがいいよね」「オールラウンドだよね」「なんでもできるよね」みたいに言われることがあります。
ほめられると、すごく嬉しいです。
でも、実はあまり気にしていません。
「気づいたら、いつの間にかそうなってきた」という感じです。
たいていは、職人を目指しています。
無難にいろいろできるよりも、1つすごいものを持っているほうが目立てるからです。

「肉じゃがとか、基本的なものはそれなりに作れて、普通にうまい」というよりも、「他はダメでも、お好み焼きを作らせたらプロ並み」という人のほうが、なんだか料理のうまい人のように見えます。
だから僕も「ドロップボレー職人になる」などと、よくやっています。
もちろん、こういうことをすると、いろんな障害も出てきます。
「セコイことばっかしやがって」「いやらしいな」「ストロークはたいしたことないくせに」みたいなことを言われたりもします。
でも、そんなことはいちいち気にしないことです。
スルーして続けていけば、人の評価なんていずれ変わってきます。
極めていくうちに「あのタッチはヤバイ」「あんなすごいドロップ、よく打てるね!」と一目置かれるようになってきたりします。

エキスパートを目指してみることです。
1つのことに特化して「アングルショットは職人技クラス」とか「スライスはプロ並み」などと、追求してみると面白いです。
不思議なことに、1つのことを極めていくうちに、他のことにも応用できるようになってきます。
「ドロップボレーを追求していてタッチ感覚がわかってきたら、ストロークのコントロールもよくなってきた」「伸びていくスライスの入り方も、わかってきた」といった感じで、広がっていきます。

やりたいことを、やっていくことです。
「いつの間にか、自然にバランスがとれてきた」というのも、けっこうあります。
職人を目指してみましょう。



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理解して、広げてみよう。

2012年04月26日 | テニス
理解すると、違ってきます。

「あの人とは、もう組みたくない」という人がいました。
何やら、いろいろ文句を言ってます。
それを聞いていて、「おしいなぁ」と思いました。

僕は、いろんな人とダブルスを組むのが好きです。
もちろん、組みやすい人もいれば、そうでない人もいます。
「この人とは合わないな」と思う人と組んでいても、面白いです。
むしろ、合わない人と組むほうが、逆に楽しかったりします。

組みやすい人とは、たいてい自分と似ている人です。
考え方が近かったり、共感しやすかったりすると、やりやすいです。
自分とかなり違うと「なんで、そこでチェンジしちゃうの?」「え~っ!ここでロブ打っちゃうの?」「今のはポーチ出るでしょ」みたいに、こちらの望むことと違う場合が多いです。
だけど、そういうのはチャンスだったりします。

理解していくことです。
「なんなのこの人!合わないから、もういいや」となってしまうのは、もったいないです。
僕の場合だと、「へぇ~!面白いな」と思います。
「この人は、どのように考えてるんだろう?」「どういう感じ方をしているんだろう?」と思います。
そして、コミュニケーションをしながら理解していくようにします。
すると、すごい発見があったりします。

「私とは違う」と共感しにくい人でも、理解しようとすればわりとできます。
「なるほどね、この人はこう発想するんだ」とわかれば、「じゃあ、こういう場合はこうしたほうがいいな」とアイデアを出すこともできます。
こういったことから、今までになかったパターンや、新しい工夫が生まれたりするものです。

なかなか共感しにくい人は、チャンスかもしれません。
理解して、自分の幅を広げていきましょう。



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うまく言い訳しよう。

2012年04月23日 | テニス
言い訳は、うまくやることです。

「そんなに精神的に強いわけじゃないから、言い訳でもしないと耐えられないよ」と話している人がいました。
気持ちはよくわかります。
だけど、もうちょっとな気がしました。

僕は、しょっちゅう言い訳ばかりしています。
だけど、下手な言い訳には注意しています。
下手な言い訳をすると、損をするからです。
下手な言い訳は、すぐバレるような言い訳ではありません。
自分にとって、トクにならない言い訳です。

もともと、僕は精神的に強くありません。
だけど、最近では「図太い神経してんな~」と言われることもあります。
精神的に強くなるには、下手な言い訳をしないほうがいいです。
やるなら、うまく言い訳することです。

たとえば、ミスの言い訳をするとします。
「昨日のらーめんでニンニク入れすぎちゃって、お腹の調子が悪いから」といった感じの言い訳は、下手な言い訳です。
逃げることで、自分のプライドなんかを守りたいのもわかります。
だけど、これだと「今日はうまくいかない」というイメージが強くなってしまいます。
悪いイメージが強ければ、うまくいかないのも当たり前です。

僕の場合は「どうやったら、うまい言い訳ができるだろう?」と考えます。
そして「あのミスはたまたまだよ!昨日ガツンとニンニク入れて食ったから、超元気!だから、次はうまくいく」みたいに言い訳します。
こんな感じでやれば、さっきのミスを忘れて切り替えやすくなります。
そして、いいイメージも浮かびやすくなるものです。

下手な言い訳は、よくないです。
だけど、うまい言い訳ならプラスになります。
どうせなら、うまく言い訳してみましょう。



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ガラッと変えてみよう。

2012年04月20日 | テニス
ガラッと変えてみることです。

「モチベーションが上がってこない」という人がいました。
これは、もしかしたらチャンスかもしれません。

僕は、わりと飽きっぽいタイプです。
すぐ、「なんかやる気しねーなぁ」となります。
だけど、これを悪いことだとは、あまり思っていません。

サインに気づくことです。
「なんだか、飽きてきた」とか「どうも、やる気しないな」というのは、次のステップに進むための前兆であることが多いです。
せっかく「そろそろ、次のところに行く段階だよ」というサインが出ているのに、「向いてないのかな?」「テンション下がってきたな」「そろそろ限界なのかな?」と解釈してしまうのは、もったいないです。

僕の場合、ちょっとイヤになってくると、すぐ「バージョンアップのサインかな?」と考えます。
ケータイの機種変更みたいな感じです。
「飽きてきたし、ボロくなってきたから、新しいのに変えようかな」といったノリです。
蝶でも蛇でも、脱皮することで変わります。
ヤドカリだって、大きくなってきたら引っ越します。
そうやって、成長するものです。
テニスも同じです。

今までのものを壊して、ガラッと新しくしてみることです。
「モチベーションが上がってこない」というのは、もしかしたら「そろそろ、変えた方がいい時期ですよ」とか「違うやり方をしてみたほうがいいですよ」というサインかもしれません。
このようなサインを見逃してしまうのは、もったいないです。
違うことをしてみたら、急に面白くなってきたり、モチベーションが上がったりします。
ガラッと変えてみましょう。



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自分らしくないことも、ありにしてみよう。

2012年04月17日 | テニス
自分らしくないことも、面白いです。

「自分の幅を広げていきたい」という質問がありました。
どうやら、「このままだと、マズイんじゃないか」という危機感があるみたいです。

僕も、できるだけ広げていきたいと思っています。
そこで、よくやることがあります。
それは、違和感のあることをやってみることです。
とはいっても、別に難しいことではありません。

あまりやらないことを、やってみることです。
いつも通りのことをしていては、それほど広がりません。
「自分らしい」と思うのは、たいてい今までやってきたことです。
広げていくには、「自分らしくない」ということを入れてみるのも面白いです。

僕は、わりとこれをやります。
いつもコンビニで缶コーヒーを買っていたら、紅茶にしてみたりします。
すると、「ちょっと変な感じだな・・・でも、まあ、これもありだな」と思います。
服を買うときも、「こういう感じの服って、持ってないな」というものを選んだりすることがあります。
最初のうちは「なんか違和感があるな」と思いますが、何度か着ると慣れてきます。
髪を短くしすぎちゃったときも、「やりすぎたな~」と恥ずかしくなります。
でも、ちょっとすると「さっぱりしてるのも悪くないな」となってきます。
テニスでも、同じような感じです。
たまに、いつもと違うテンションでガットを張ってみたり、いつも使っているのと違う素材のものにしてみたりします。
すると、「うわー、なんか変な感じがする・・・失敗したかな?」と思います。
でも、しばらくすると「スピンはこっちのほうがかかるな」「こういう攻め方をするときには、わりといいかも」みたいになってきます。
いつもはスライスでしのぐような場面で、あえて打っていく。
いつもはヘコんだ顔をするようなときに、あえて不敵な笑みを浮かべてみる。
いつもはクールにシレっとしているのに、あえて「よっしゃー!」とガッツポーズをとってみる。
こんな感じで、いつもの自分らしくないことを入れてみます。
すると、だんだん「こういうのもありだな」となってきたりします。
こういうことをやっていくうちに、幅が広がってきたりします。

違和感があることに、意外な発見があるものです。
自分らしくないことも、楽しんでみましょう。



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喜んでみよう。

2012年04月13日 | テニス
喜ぶことです。

「あいつは、運がいいよな」と話している人がいました。
なぜか、ちょっと不満げです。
「ドローがよかったんだよ」「あんなの、調子に乗らせることないよ」などと言っています。
友達が勝ちあがっていることで、複雑な心境になっているみたいです。
だけど、心の狭いことを言うのはやめたほうがいいです。

僕が心がけていることがあります。
それは、喜ぶことです。
人にいいことがあったら、「スゴイじゃん」「よかったねー」と喜ぶようにしています。
照れ屋の人だったら、「どうせ、たまたまだとは思うけど、やるじゃん!」と軽く落としつつも、ほめます。
そうやってほめたり、喜んであげると、こちらも気持がいいです。
相手の人も、嬉しそうにしてくれます。
みんなで錦織選手の応援をしているときも、敵の外人選手がいいショットをキメたら「スゲー!ナイスショット!」と喜びます。
すると、「ウルセーよ」「空気読めよ」と怒られたりします。
でも、悪気があるわけではありません。
いいプレーに対して、喜んでいるだけです。

喜ぶと、かなり違います。
友達がいい球を打ったら「すごい!」と喜んであげる。
勝ちあがったら「よかったな~!」と喜んであげる。
そうやって自分以外のことでも、素直に喜ぶことです。
すると、なぜか自分も強くなっていきます。
理由はよくわかりませんが、僕の経験ではそうです。

広い心で、「よかったねー」と喜んでみましょう。



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飛び越えてみよう。

2012年04月09日 | テニス
飛び越えちゃうことです。

「今は、耐える時期」と話している人がいました。
「次のステップまで、じっと我慢するとき」と思っているみたいです。

僕は、わりと気が短いほうです。
我慢するのは大嫌いです。
待ったりするのも、苦手です。
レジが混んでいて時間がかかりそうだったら、すぐ買うのをやめます。
人気のらーめん屋さんも、すいてる時間を狙って行きます。
いつもは一番早い道でも、たまに渋滞していることもあります。
そういうときは、さっさと裏道に逃げます。
テニスも、そんな感じのことが多いです。

「一歩一歩着実に、段階を踏んで進む」というのは、大切なことです。
僕も、できるだけそうするようにはしています。
王道を一歩ずつ行くほうが、たいてい早いからです。
ただ、例外もあります。

テニスでも、「まずはボレーの基礎をしっかりやって、うまくなったらサービスダッシュにチャレンジする」と考えているとします。
でも、なかなかボレーに自信が持てません。
そういうときは、あえて飛び越えちゃうことが多いです。
ボレーがヘタクソでも、サーブ&ボレーに出たりするわけです。
もちろん、パスをバンバン抜かれます。
ミスもたくさんします。
ただ、たまにうまくいくこともあります。
そういった経験をすると、よくわかります。
「こうラケットセットしとかないと、反応できないな」「このラインまで出ていかないと、不利になるな」「重心が流れちゃうと、動けないな」などと、リアルにイメージできるようになります。
そこから、また基礎練習に戻ったりします。

一歩一歩行くことは大事です。
ただ、先回りして、グルっと回って戻ってくるほうが、よくわかることもあります。
ヒントも、見つけやすくなったりします。

たまには、ポーンと先に行っちゃうこともありです。
飛び越えてみましょう。



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禁止するより、変えちゃおう。

2012年04月06日 | テニス
禁止しすぎないことです。

「ミスしない方法」についての質問がありました。
これは、ちょっと難しいです。
ミスしない人を、見たことがないからです。
ただ、ミスを少なくすることはできます。

僕も、できればミスりたくないです。
そこで、いろんなことを試してきました。
いい方法は、たくさんあります。
中でも、禁止しすぎないのは効果が高いです。

僕は、自由でありたいタイプです。
だから、禁止されると反発したくなってしまいます。
「これは、笑っちゃいけない雰囲気だな」と思うと、無性に笑いたくなったりします。
「アイス食べちゃダメ」とか言われると、なんだかすごく食べたくなったりします。
それと同じように、「ミスったらダメだ」と思うと、なぜかミスりやすくなっちゃいます。

「あり」にしちゃうことです。
開き直って、「ミスちゃうのは、しょうがないよ」「プラスにつながるようなミスなら、オッケー」くらいに思っていると、ラクです。
リラックスもできます。

変えてみることです。
「ミスしない」でなく、「こう打つ」と変えてみるだけでも、なぜかうまくいきやすくなります。
「打ちたいボールのイメージ」「狙いたいコースのイメージ」が浮かぶほうが、うまく体も動いてくれます。
「ミスするな」だと、「そうだよな、ネットしたらシャレにならないもんな」「力んで、バックアウトが多いもんな」とミスのイメージが浮かびやすくなってしまいます。
これでは、どこかしら緊張して、うまく動けなかったりします。
「スパーンとこうキメる!」というイメージが強いほうが、結果としてミスも少なくなってくるものです。

「ミスするな」よりも、「ミスがあるのはしょうがないよ。そんなの気にしてもしょうがないから、やりたいように楽しもう」と自由にしたほうが、いいイメージが出てきます。
禁止するよりも、変えてみましょう。



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知ってるに、注意しよう。

2012年04月03日 | テニス
「知ってる」には、注意したほうがいいかもしれません。

「そんなことは知ってるよ」と言っている人がいました。
たしかに、そうだとは思います。
「もっとほかにないんですか?」と思うのもわかります。
ただ、ちょっと注意したほうがいいかもしれません。

僕は、しょっちゅう「お前、バカだなぁ」と言われてきました。
だから「絶対、利口になってやる!」という願望が、すごく強いです。
知らないことがあったら、ピクッと反応します。
そして、「なんだ?なんだ?」と興味を持ちます。
そうやって、知識を増やしていくことをいろいろしてきました。
そのうち、あることに気づきました。
それは、「そんなことなら、もうとっくに知ってるよ」ということが、「ちっともわかっていなかった」となる場合が多いということです。

たとえば、「ボールをしっかり見ることが大事」というのは、みんな知ってるんじゃないかと思います。
でも、「本当に、この大事さがわかっているか?」となると、ちょっとあやしくなってきます。
「すぐに諦めないで、最後までボールを追うことが大切」というのも、たいていの人は知ってると思います。
だけど、これをちゃんとやっている人のほうが、むしろ少ないかもしれません。

「頭ではわかってる」「それは知ってる」と思っても、実際に行動できなかったら「知らない」とほとんど同じです。
知識は、使いこなすことではじめて生きてきます。
僕は、「それって、本当にわかってるか?」と、わかったつもりになっているようなことを、すぐに流さないように注意しています。
これをやると、「そうか!ボールをよく見るって、こういう大事な意味があったのか。深いな~」と、重要なことに気づいたりします。

「そんなの当たり前」「そんなことは知ってるよ」ということに、すごいヒントが隠れていたりします。
知っていることに、注意してみましょう。



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