藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

いい緊張感を、キープしよう。

2013年04月27日 | テニス
極端になりすぎないことです。

「調子が良くても、あとでダメになる」という人がいました。
せっかくうまくいってるのに、だんだん崩れていっちゃうそうです。

僕が、気をつけていることがあります。
それは、バランスです。
ヘンに極端になりすぎると、おかしくなっちゃうからです。
ガチガチに緊張するのも、よくありません。
リラックスするのはいいことですが、緩めすぎちゃうのもよくありません。
いいプレーをするには、いい緊張感が大事です。

たとえば、こちらがリードしているとします。
サーブをキープして、相手のサーブはブレークしました。
そこで、「とりあえず、これでひと安心」と緊張感をなくすと、その後がアブナイです。
相手だって、必死になってきます。
ボヤッとしていると、流れが一気に変わったりします。

僕の場合、リードしていても、そんなに気にしません。
そのほうが、バランスをとりやすいからです。
もちろん、状況によって作戦は変えます。
リードしているときと、そうでないときとでは、何をするべきかも違ってくるからです。
うまくいっているのなら、あまり大きくは変えません。
ただ、ちょっと変化は入れます。
単調になりすぎるのも、よくないからです。
「いい感じだから、もうちょっと面白くしてやろう」と強気でいけば、いい緊張感もキープできます。

極端になりすぎないことです。
安心するのはいいことですが、安心しすぎて気を抜いちゃうのはマズイです。
「調子いいのは、今だけかも?」と余計な心配をして、よくない緊張感で力んじゃうのもマズイです。
いいプレーをするには、バランスが大切です。
いい緊張感を、キープしていきましょう。



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バレバレも、ありにしてみよう。

2013年04月24日 | テニス
バレバレなのも、ありです。

「相手に、バレないようにしたほうがいいですよね?」ときかれました。
たしかに「えっ!まさか、こうしてくるなんて」というのは、相手を動揺させることができます。
だから、正しいです。
わからないことって、プレッシャーです。
ただ、わからせることで、プレッシャーを与えることもできます。

僕は、サービス精神が旺盛です。
テニスでも、サプライズをよくやります。
相手が驚くようなことを、いろいろ用意します。
「なにぃー!こんな作戦できやがった」「うそーん、こっち打ってくるのかよ」となるように、事前にバレないようにすることが多いです。
しかし、あえてバレバレ作戦もよくやります。
「オレは、こういうの狙ってるよ」と、堂々とアピールするわけです。

たとえば、相手のセカンドサーブになったときに、コートのだいぶ内側に入ったりします。
いつもはベースラインのちょっと後ろにいるのに、わざと目立つように前に行きます。
「リターンで、いきなり攻めちゃうよ」という、アピールです。
すると相手は、「セカンド入れにいっちゃうと、叩かれるな」「ある程度、スピードないと危ないな」「コースあまいとヤバイな」と、プレッシャーになるかもしれません。
「あまく見やがって、ふざけんなよ!」と感情的になって、ムキになって打ってくるかもしれません。
このような揺さぶりをかけることで、ミスの確率も上がります。
曲がるスライスサーブに自信がある人だったら、あえてスライスの切れていくほうに、グッと寄って待ってたりします。
すると「スライス警戒してるな、フラットでセンター狙ったほうがいいかな?」「いや待てよ、これはそう打たせるための罠なのかも?」などと、動揺してくれるかもしれません。
「ポーチ狙ってます」という感じで真ん中よりにいれば、「打たれないように、もっとクロス方向に厳しく打たなきゃ」「ストレートのパスは狙えないかな?」「ロブの方がいいかな?」と、迷ってくれるかもしれません。

派手に、自己主張してみることです。
あえてわかりやすいようにアピールするのも、面白いです。
バレないようにするのと、バレバレを、うまく使い分けてみましょう。



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「いい環境」に、気づこう。

2013年04月20日 | テニス
いい環境に、気づくことです。

「どうせ、私はヘタですよ」と、スネちゃってる人がいました。
周りは強い人ばかりで、肩身が狭いんだそうです。

ヘンな比較は、しないほうがいいです。
「あの人と比べて、自分は劣っている」「この人はできるのに、自分はできない」といった比較は、あまりトクになりません。
「自分はダメなんだな」と、自信をなくすようなことをするのって損です。

僕は、すごくヘタクソでした。
周りは、僕よりうまい人ばかりでした。
だから、自信をつけてこれました。
あの人達がいてくれたおかげです。

比較するなら、プラスになる比較をすることです。
「いい環境だな」と考えれば、違ったものが見えてきます。
周りに強い人が多いって、いい環境です。
うまくなるヒントが、そこらじゅうに転がっているからです。
「あの人、いいバックハンド打つな」と思ったら、「いいなぁ・・・私はあんなの打てないもんな」なんてスネてる場合じゃありません。
「私はこう打ってるけど、あの人はこうやって振ってるな・・・そうか!ここが違うんだな」と比較して、ヒントを見つけることです。
参考になることがいっぱいあるなんて、幸せです。
どんどん生かしていかないと、もったいないです。

「どうせ、私はヘタですよ」と、劣等感みたいなのを持ってもしょうがないです。
「宝の山のような、ラッキーな環境にいる」と気づけば、まったく違った景色になります。
下にいるなら、上がっていくのが面白くなってきます。
素晴らしいものに囲まれていることがわかれば、うまくなる参考にしたくなります。

すぐ近くの、ラッキーなことに気づいていくことが大事です。
「いい環境だな」と感謝して、どんどん吸収していきましょう。



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あとで、じっくり考えてからにしよう。

2013年04月17日 | テニス
あとで、じっくりやることです。

感情をコントロールする方法についての、質問がありました。
この人は、すぐ怒っちゃうそうです。
すると、ヘンなミスを連発したりするので、それをなんとかしたいようです。

僕は、「冷静で、感情が安定している」と思われたりします。
しかし、本当は短気です。
すぐに「コノヤロー!」「クッソー!」と、ムカついたりします。
でも、それをあまり見せません。
できるだけ、バレないようにします。
我慢して、気持ちを抑えつけているわけでもありません。
「あとで、じっくりやろう」と、とりあえず今は置いておく感じです。
だから、ムカついているのを引きずらないで、すぐ切り替えられるわけです。

自分の気持ちに素直なのは、いいことです。
ただ、それを出していいときと、そうでないときがあります。
考えないで感情のままにやっていたら、猿や猫なんかと同じようなレベルになっちゃいます。
テニスは、人がやるスポーツです。
だから、もうちょっとレベルを上げないとうまくいきません。

すぐ怒るのって、ちょっとアホです。
マッケンローみたいに、作戦として意図的にやっているなら利口なのかもしれません。
だけど、ただ感情に流されているだけなら、いいプレーなんかできません。
相手にも「こいつアホだから、楽勝だな」と思われちゃいます。
わざわざ恥ずかしいことをする必要はないし、不利になることをするのは損です。

あとにすることです。
僕の場合、イラッときたら「怒るのは、じっくり考えてからにしよう」と、しばらく置いておきます。
「今は忙しくて、それどころじゃないから、あとでゆっくり」という感じです。
「この怒りの原因や意味をよく考えてから」と思っていても、実際はすぐ忘れちゃいます。
途中で面倒臭くなって、1日もたたないうちにすっかり「なんかあったっけ?」となっています。

感情をコントロールするには、「今何するか」の時間を調整するとラクです。
大事なのは、今いいプレーをすることです。
怒るのは、じっくり考えてからにしてみましょう。



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わかろうとしてみよう。

2013年04月13日 | テニス
わかろうと、してみることです。

「いったい、自分は何をしたいんだ?」と、悩んでいる人がいました。
どういう行動をしたらいいのかが、判断できないそうです。
よくわからないときは、自分のこと以外の方向から見ていくと、いいかもしれません。

うまくいかないときは、発想を変えてみることです。
テニスは、一人でするものではありません。
対人スポーツだから、相手がいます。
自分のことだけでなく、相手のことを考えてみるとわかったりします。

僕は、相手のことを考えるのが好きです。
「この人、何なんだ?」と、想像するのって面白いからです。
もちろん、自分のことじゃないから、実際はわかりません。
だけど、観察して「たぶん、こうだろう」と予想することはできます。
「きっと、こんなこと考えてるんだろうな」「今は、こういう感情なんだろうな」「オレのことは、こう思ってるんだろうな」と、表情や身振り、雰囲気などを手がかりに、解釈していきます。
すると、パッと見えてきます。

相手をわかろうとすると、どうすべきかもわかってきます。
「おそらく、さっきのミスで慎重になってるから、ここは安全につないでくるだろうな」とか、「ラリーで短いボールにならない限り、ネットに出てこないなって思ってるだろうから、リターンダッシュしてくるっていう発想は、きっとないな」という予想ができたら、「だったら、こう攻めてみよう」というアイデアが出てきます。
それを試してみて、うまくいったら気持ちいいです。
予想を的中させるのって、超うれしいです。
「よし!思った通りだ!」となると、自信もつきます。

いろいろ想像し、頭の中でシュミレーションしてみることです。
相手のことを理解しようとすると、自分のやりたいこともわかったりします。
わかろうとしてみましょう。



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押してダメなら、引いてみよう。

2013年04月10日 | テニス
押してダメなら、引いてみることです。

「勝てる気がしない」と話している人がいました。
「打っても打っても、返ってくるから」と言っています。
たしかに、そういう相手って強いです。
ただ、方法次第では、勝てる可能性も違ってきます。

僕も、「カタイ」タイプは苦手でした。
打っても打っても返ってくるのって、すごくイヤです。
でも、今はそうでもありません。
むしろ、「ラッキー」くらいに思っています。

どういう方法をとるかです。
僕の場合、2つの方法をよくやります。
1つは、「押し」作戦です。
たとえば、「もっとスピードを上げて、相手にとらせない」「より厳しいコースを狙う」「もっと相手を動かしていく」など、自分から仕掛けて攻めていく感じです。
もう1つは、「引き」作戦です。
「相手をミスさせる」「こちらのトラップにハマるように、誘導する」「カウンター狙いで、相手が打ってくるのを待つ」など、引いてるようでいて攻撃する感じです。

引いてみるのも、面白いです。
壁のように戻ってくるなら、「壁をぶち壊す」とやるのもありです。
でも、「壁を、壁じゃなくしちゃおう」とやるのも面白いです。
僕だったら、わりと「壁みたいに、打っても打っても戻ってくるなら、得意の壁打ち練習のつもりで勝負してやろう」という作戦をとったりします。
「じゃあ、まず100球は続けてやる」とやると、なんだか燃えてきます。
この目標を達成しようとやっていると、状況が変わります。
相手の人にとって、こちらが「打っても打っても返ってくる、壁のような奴」となります。
立場が変われば、相手は「フツーに返してちゃきまらないから、もっと打ってかないとヤバイ」と変わったりします。
そうすると、相手のミスが増えたり、壁だったものがあまり壁でなくなってきます。

方法を変えてみると、面白くなったりします。
押してもダメなら、引いてみましょう。



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データを集めて、分析してみよう。

2013年04月06日 | テニス
データ分析をすることです。

「相手が悪かった」と言ってる人がいました。
強くて、歯が立たなかったそうです。
ただ、どうも相手の問題だけではなさそうです。

僕は、相手のせいにしないようにしています。
自分のせいにしたほうが、工夫しやすいからです。
「自分に問題がある」と考えると、自分でなんとかする方法が浮かんできます。
そのアイデアがうまくいったら、「よしっ!」と嬉しくなります。
こういうのって、面白いです。

なんとかするには、まず作戦を練ることです。
そのためには、データ収集が大事です。
そうすると、いろいろわかってきます。
「こういう攻撃パターンが多いな」「確率的には、フォアのミスの方が多いな」「前に行くと、ロブ打ってくることが多いな」といったデータが集まってきたら、分析します。
そして「フォア側の短いボールをムーンボールで返してくることが多いから、ショートを狙ってネットに出てみよう」「前に詰める動作はフェイクで、ロブをスマッシュするのを狙っていこう」などと、作戦を立てていきます。
こういう作戦を立てれば、「うまくハマるかな?」とワクワクして、どんどんチャレンジしていきたくなります。

テニスは、頭を使うことです。
頭を使うと、楽しくなります。
チャンスも広がっていきます。
相手によって、有効な作戦も変わります。
状況によっても、変わります。
動いていく状況を観察しながら、作戦を立てることです。

作戦を立てて、それがうまくいったときって気持ちいいです。
データを集めて、分析してみましょう。



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解説してみよう。

2013年04月03日 | テニス
解説を入れていくことです。

「すぐ感情的になって、悪い流れでズルズルいっちゃうことが多いんです・・・どうしたらいいですか?」という質問がありました。

僕は、「いつも落ち着いてる」と言われたりします。
しかし本当は、すぐ感情的になります。
でも、いいプレーをするには、冷静でないといけません。
だから、感情をコントロールするようにしています。

「感情的になるなよ!」と思っても、なかなか難しいかもしれません。
そこで僕は、あることをよくやります。
それは、解説を入れることです。
テレビで、アナウンサーと解説者の人がやってるようなやりとりを、自分一人でやるわけです。
たとえば、カーッと腹が立ってきたとします。
「あっ、今オレ、イラッときてるな」と気づいたら、すぐ解説を入れます。
「おっと、このミスはよくない」
「これはショックでしょうね。でも、ここで感情的にならず、うまく切り替えていくことが大事ですね」
みたいにやります。
すると、なぜか冷静になりやすいです。
これは、いろんな場合に使えます。
「よくない流れだな」と感じたなら、これも解説します。
「この流れは、あまりよくないですね」
「そうですね、攻撃パターンが単調になってきているので、もう少し回転量だったり、スピードに変化を与えて、ペースチェンジしていきたいですね」
「このあたりで、思い切ってネットに出ていくなど、作戦を変えていく必要があると思いますよ」
などとやっていると、「あっ、そうだよね」といい方法が思いついたりします。

「たぶん、解説者がいたら、こんなこと言われてるんだろうな」と想像してみると、冷静になってきます。
客観的に分析できれば、いい対策を立てることもカンタンです。
解説を、入れてみましょう。



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