藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「ようし・・・絶対負けない!」と決めよう。

2005年10月11日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート11

テニスが上達する人は、勝負事が大好きです。
より難しいことや、プレッシャーのかかる事にチャレンジすることで、成長できることを知っています。
だから、ゲーム感覚で楽しみながら、自分を追い込んでいくことで、新たな可能性を発見していきます・


桜木「ようし・・・折角やるなら 対戦形式がいいだろ・・そのためにいいものを用意したぞ・・・相手の問題 解けなかった方が この バカ鉢巻きを頭に巻くんだ!」
水野「な・・・何それえっ!」
桜木「自分が巻くか 相手に巻かせるか 勝負だ!」
柳先生「これなら 気合いも入るだろ さあ いくぞ!用意・・・始めえっ!」
水野・矢島(ようし・・・絶対に負けない!)


テニスの面白さは、勝負にあります。
勝つ、負けるに分かれるから、おもしろいのです。
勝敗にこだわりましょう。
勝負が好きな人は、勝っても負けても楽しめます。
勝負すること自体が楽しいからです。
それにプラスして、罰ゲーム的要素を加えていくと、さらに盛り上がります。
「負けたら、みんなの前で一発ギャグ10連発ね!」「らーめんオゴリマッチね!」
などとやると、(絶対負けられない!)と気合いが入ります。
こういったゲームが入ることで、よりお互い集中し、緊迫した状況を演出できます。
これがワクワクして楽しいのです。

テニスの強い人は、そうやって自分により高い負荷がかかるための工夫をします。
すると、フルに知恵を絞り、全力を惜しみなく出し切れるので、楽しいのです。
勝っても負けても、さらに強くなることができるので、損はないのです。

しかし、なかなか上達しない人は、勝負を避けようとする傾向があります。
「じゃあ、負けたらビールおごりねー!」とか言うと「エエーッ!そういうのやめようぜ!楽しくプレーしようよ!」と言います。
強い人からすると(はぁ?)と思います。
より楽しくプレーするために、ビールマッチを提案しているからです。
(試合するのも楽しいし、勝ったらおいしいお酒で気持ちよく酔えれば最高!そのためにはどういうプレーしようかな?)とワクワクしています。
賭けも含めて、楽しいゲームと捉えているのです。
勝負を避けようとする人は、基本的に自信がない人が多いです。
(負けたらどうしよう?負けたら悔しい!)と感じ、プレッシャーを楽しむ余裕がないのです。
負けると、あたかも自分の人格を否定されたかのように感じます。
だから「勝負とかじゃなくて、仲良くやろうよ!」と言います。
しかし、本当は、仲がいいから勝負できるわけだし、もっと仲良くなるために勝負しているのです。
強くなる人は、負けても明るいです。
「くっそー!お前やるなー!あの場面でここに打ってくるとは計算外だったなー!あのスピン凄かったよ!どうやって打ってるの?」「ムムム~!スライスが浮きやすかったのがシクったな~!もうちょっと重心が前に入ってたらボレーまでの流れがスムーズに行ってたよな・・・よし!リベンジマッチだ!第2セットお願いしまーす!」
とか言います。
より成長するための課題や、発見を導き出すための負荷をかけるのがうまいので、どんどん面白くなってくるのです。



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