藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

開き直っちゃおう。

2012年05月29日 | テニス
開き直っちゃうと、強いです。

「自分のことが、信じられない」と言っている人がいました。
話をきくと、どうやら「自分のことが嫌い」と思っているみたいです。
自分のことが嫌いだと、つらいと思います。
それよりは、開き直っちゃうほうがラクです。

僕も、昔は自分のことが嫌いでした。
でも、やめました。
いいことないからです。
「勝てない自分が嫌い」「不器用な自分がムカつく」「バカな自分が情けない」などと思っていても、ちっとも楽しくありません。

上達するには、楽しむことです。
それには、開き直っちゃうことです。
ただ、ポイントもあります。
それは「どうせ、私はバカですよ」みたいに、スネた感じにならないことです。
「バカで悪いか、コノヤロー!」とか、アントニオ猪木のように「バカになれー!ダァ~!」と開き直ることです。
すると、「バカだからこそ、利口になれる幅が広いんじゃん」とか「不器用だからこそ、人より上達する嬉しさが実感できる」「バカなほうが、面白い」みたいに、前向きになってきます。

今の自分から、スタートすることです。
今の自分を否定しても、嫌になるだけです。
開き直って認めると、変わってきます。
「だから、面白いんじゃない」と思えるようになると、だんだん自分が好きになってきます。
こうなると、楽しくなってくるものです。

開き直った奴ほど、強かったりします。
前向きに、開き直ってみましょう。



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いったん、ストップしてみよう。

2012年05月25日 | テニス
いったんストップしてみることです。

「すぐにイライラしちゃうんですけど、こういうときってどうしたらいいですかね?」ときかれました。
方法は、いろいろあります。

僕は、「温厚な性格だよね」と言われたりします。
たしかに、なるべくそうありたいと思っています。
だけど、実は短気です。
すぐにイラッときてしまいます。
ただ、そういうときほど気をつけています。

テニスは、たいてい怒ったら負けます。
冷静な判断ができなくなるし、力んだりもします。
いいプレーをするのに、怒るのはマイナスです。
だから、なるべく注意するようにしています。

イライラしないためには、深呼吸するとか、前向きに考えるとか、普段からカルシウムが不足しないようにするとか、いろいろあります。
中でも、僕がよくやることがあります。
それは、いったんストップすることです。
やり方は、カンタンです。
カチンときてキレそうになったり、イラッときたら「ちょっとタイム!」といったんストップをかけます。
そして、「今、オレ怒ってるな・・・なんでだろ?」と考えます。
「うまくいかないから、ムカついてるんだな・・・でも、うまくいかないと、なんでムカつくんだ?・・・きっと、できない自分に納得ができないからだな・・・それって、意識が高くてマジメだからかな?・・・オレって、プロ意識強いもんな~」とか、「相手のああいう態度が気に入らないんだな・・・でも、それってなんでだろ?・・・自分が否定されたような気分になってるのかな?・・・だけど、そんなことで腹を立てても、何かトクなことあるかな?・・・もしかしたら、相手の作戦だったりして?・・・これって、自分の器のデカさを見せる場面かもな?」など、こんなことを考えているうちに、なぜかイライラが治まってきたりします。

ちょっと立ち止まって、理由を分析してみることです。
原因を究明してみると、不思議と落ち着いてきます。
「いったんストップ」をしてみましょう。



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「その程度」で、勝負しよう。

2012年05月22日 | テニス
「その程度」で、勝負です。

「どうやったら、あんなショットが打てるようになるんですか?」ときかれました。
説明すると、「その程度のことでいいんですか?」と、なんだかちょっと期待外れっぽい顔をされてしまいました。
でも、その程度をナメちゃいけません。

僕は、必殺ショットをいくつも持っています。
どうやって身につけてきたかというと、努力です。
努力といっても、宮本武蔵みたいに山籠りをして習得したわけではありません。
大リーグボール養成ギプスみたいなのをつけて、タイヤを引いて走りこみをしてきたわけでもありません。
キャプテン翼の日向小次郎のように、嵐の海で、荒れ狂う波に向かってサーブを打ち続けたわけでもありません。
やってきたのは、日々の地道な努力です。

すぐできることから、スタートしてみることです。
難しくてハードルの高いことからは、なかなか始められません。
すぐできるのは、カンタンなことです。
「軸足のタメを、作っていこう」とか「フォロースルーを、ここまで持っていこう」といった、カンタンなことを積み上げていくことです。
こういった1つ1つのことのレベルを、上げていくことです。
そういうものがうまくかみ合って、全体のコーディネーションに生かされてくると、だんだんすごいショットになってきます。

「えっ?そんなこと?」というのは、実は深かったりします。
ちょっとしたことを、バカにしないほうがいいです。
そういったことを重要視して努力している人と、そうでない人とでは、すごい差が開いてきます。

すごいショットは、「1つのことをやればできる」というものではありません。
いろんなことが、組み合わさって可能になります。
だから、その1つ1つのレベルを上げていくことが大事です。
「その程度のこと」で、勝負していきましょう。



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うまく質問してみよう。

2012年05月18日 | テニス
うまく質問してみることです。

「なんで、こんなにうまくいかないのか考えるようにしてるんですが、なかなかいい答えが見つからないんです」と話している人がいました。
考えてみることは、いいことです。
ただ、注意点があります。
それは、考え方です。

僕は、すぐ「なんで?」と考えます。
そのときに、気をつけていることがあります。
それは、質問のやり方です。

ちょっと工夫をするだけで、かなり違います。
僕の場合は、「なんで、うまくいかないんだろう?」と考えることは、ほとんどありません。
ヘコみたくないからです。
こういう質問をすると、たいてい「だって、オレってセンスないしな」「オレって、バカだもんな」と、ガックリしてしまうような理由が浮かびやすいです。
そこから、うまくいく方向に持っていくには大変です。

僕は、ラクしたい派です。
だから、都合よく考えます。
「あれ?こんなことができないのは、おかしいぞ・・・このくらい、ヨユーでできるに決まってるじゃん」とか、「こんな問題くらい、ちょちょいのちょいとクリアしてやるぜぇ~!ワイルドだろぉ?・・・そんで、どうすればよかったっけかな?」みたいな感じで、自分に質問します。
すると、あるとき「あっ!そうだ!こうすればいいんじゃない?」と、パッといい答えが浮かんできます。
こういうやり方のほうが、カンタンです。

考えるときは、自分自身との対話の仕方が大事です。
いい答えが出やすいように工夫して、自問自答してみるのがポイントです。
うまく質問することを、考えてみましょう。



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恥ずかしいで、トクしよう。

2012年05月15日 | テニス
恥ずかしいのは、いいことです。

「私はシャイなので、そういうのはちょっと・・・」と話している人がいました。
気持ちはよくわかります。
でも、もったいないです。

僕は、本当は超恥ずかしがり屋です。
昔は、こんな自分が嫌いでした。
「なんで、こんなに人見知りしちゃうんだろう?」「どうしてこんなに緊張して、うまくできないんだろう?」「恥ずかしいおもいをするのが怖くて、チャレンジできない自分がなさけない」などと思っていました。
だけど、今は違います。
むしろ「恥ずかしがり屋でよかった」と思ってます。

恥ずかしがり屋なのは、すごくトクです。
恥ずかしいと思うのは、たいてい「こういうことをしたら、人からどう思われるだろう?」とか「こうなったら、どういう気持ちになるだろう?」などと、想像してしまうからです。
何も考えていなければ、恥ずかしいなんて思いません。
つまり、想像力が豊かということです。
テニスが強くなるために重要なのは、想像力です。
だから、すごくトクしているわけです。

ポイントは、どう発想するかです。
下手に恥ずかしがると、損します。
でも、うまく恥ずかしがるとプラスになります。
何が恥ずかしいかを、よく考えてみることです。

たとえば「試合に出て、恥ずかしい思いをするのは嫌だから」というのは、未来のことを想像して言っています。
だけど、これってまだ起こってもいないことです。
今は恥ずかしくありません。
「この前試合に出てときは、ダブルフォルト多くて恥ずかしい思いをした」というのは、過去のことです。
あのときと今とでは違います。
そこから成長してきているんだから、今はもう恥ずかしがる必要はありません。

せっかくの想像力があるなら、うまく使うことです。
僕の場合は、恥ずかしさをどうプラスに持っていくかを考えます。
恥ずかしくても、「いい勉強になった!よかった、よかった」と持っていきます。
だから、恥ずかしい思いをするのが、そんなに怖くないわけです。

恥ずかしいと思うのは、すごい才能です。
強気で恥かいていきましょう。



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楽しみにして、待ってみよう。

2012年05月11日 | テニス
待つことです。

「やってはみるんですけど、なかなか続かないんですよね」と話している人がいました。
思うようにいかないと、挫折してしまうみたいです。
気持ちはよくわかります。
でも、続けていくことって大事です。

継続は力なりです。
ただ、続けていくにはポイントがあります。
それは、「継続してやった量に比例して、結果が出てくるとは限らない」ということです。
10やっても、100やっても、まったく成果が見えてこないこともあります。
「こんなにやってるのに・・・やっぱりムリなのかな」となってしまうと、きつくなってきます。
でも、そんなに心配することもありません。

僕も、なかなかうまくいかないことばかりです。
でも、わりと平気です。
なぜなら、楽しみに待っているからです。
もちろん、じっと待つわけではありません。
続けながら待ちます。
練習を続け、いろんなやり方を考え、工夫しながら継続していきます。
感じとしては、宝くじ感覚です。
「いや~、どうせ当たらないことはわかってるんですけどね」とか口では言ってたとしても、内心では「1等当たったら、何しようかな?」「そろそろ、当たりそうな気がするんだよな」と、ワクワクしながら結果発表を待っています。
そんな感じなので、結果が出てくるまでも楽しいわけです。

テニスの場合は、わりとポーンと上達します。
「いくらやっても成果が出てこない」と思っていたのに、あるとき「あれ?これって、以前はできなかったよな」と気づいたりします。
続けていけば、どこかでググッとレベルが上がったりするものです。

諦めてしまうのは、もったいないです。
試行錯誤を繰り返しながらでも、続けていくうちにいつかドカッと上達します。
楽しみに、待ってみましょう。



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忙しくしてみよう。

2012年05月08日 | テニス
忙しいと、ラクです。

「なんで、そんな一瞬でいろんなことができるの?」ときかれました。
こう聞かれたときは、いつも「天才ですから」と答えています。
飛んでくるコース、そこに移動するためのフットワーク、適切な打点、スイング軌道など、いろんなことがパッとわかります。
なんだかすごいことのように思うかもしれません。
だけど、意外とそうでもありません。

僕が上達してきたのには、ある秘密があります。
昔は、試合をしても負けてばかりいました。
「センスないな」と笑われてばかりいた僕ですが、唯一得意なこともありました。
それは、テレビゲームです。
友達とゲームをしているときだけは、「お前スゲーな!」と言ってもらえます。
「強気だよね」「すごい集中力だな」とほめてもらえるのも、テレビゲームをしているときくらいでした。
子供の頃の藤原くんは、あるとき「あれ?」と思いました。
「いつもは集中力がないと怒られたり、人一倍臆病なのに、なんでテレビゲームのときだけ違うんだろ?」と不思議だったわけです。
そこで、自分なりに考えてみました。

シューティング、アクション、ロールプレイングなど、いろんなゲームにハマっていたのですが、ある共通点がありました。
それは「大変」ということです。
バンバン飛んでくる敵のミサイルやら爆弾やらを避けて、おまけにこちらの攻撃がうまく当たるように予測しながらコントロールしなくてはいけません。
ドラクエみたいなロールプレイングでも、この人は剣で攻撃して、この人はこの魔法で攻撃して、この人は回復呪文を唱えて、この人はこのアイテムを使ってと、的確に判断していかないと勝てません。
あれこれ忙しいわけです。
でも、すごく面白いです。
「もしかして?」と思った藤原くんは、これをテニスに応用してみました。
すると、当たりでした。

忙しくしてみることです。
1つのことだけに集中しようとすると、僕の場合はすぐ飽きちゃいます。
だけど「あれもこれも」とやりたいことだらけだと、飽きてる場合じゃないです。
「これはここを意識して」「こっちはこれに注意して」と、次から次へとやるからです。
しかも、「コースを予測する」「戦術を考える」「球腫を選ぶ」「ボールを見る」など、いっぱいやることがあると、不安になってる暇もありません。
こっちにアンテナ張って、あっちにレーダーを張り巡らせて、そっちでこのことを考えてと忙しいと、なぜか面白くもなってきます。

いろいろやって大変だと、逆にラクになってきたりします。
慣れてくるうちに、だんだんパッとわかるようになってきます。
忙しくしてみましょう。



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戻ってみよう。

2012年05月05日 | テニス
戻ってみることも大切です。

「行き詰まったときの対処法」について、質問がありました。
「どうやったら、ここから先に進めるだろう」と悩んでいるそうです。
こういうときは、戻ってみるのもいいと思います。

僕は、よく戻ります。
初心まで戻ることも、わりとあります。
これを話すと、「それは、お前だからできるんだよ・・・頭ん中、いまだに中学生レベルだもんな~」と言われることもあります。
ハッキリ言うと、これは大間違いです。
戻るということは、そんなに難しいことではありません。

戻るということは、後退ではありません。
前に進むために、いったん戻ることも大事です。
車の運転も、バックして方向転換したほうが早いこともたくさんあります。

今まで、いろんな経験を積んできたと思います。
それにもかかわらず、行き詰まっているということは、どこかしら問題があります。
もしかしたら、何かが間違っているのかもしれません。
これまでの経験が、わからない原因になっている可能性もあります。
そういうときは、戻ってみると見えてきたりします。

経験して、知識が増えてくると「こういう場合は、これが正しい」とわかってきます。
でも、これがヘンな固定観念になってしまうこともあります。
初心者のときは、右も左もわかりません。
だから、手探りで試行錯誤してきたんじゃないかと思います。
うまい人のマネをしたり、情報を入れたり、あれこれシュミレーションしたり、夢中でボールを追っかけたりすることが、楽しかったと思います。
そこに戻ってみると、「あっ!これがベストだと思っていたけど、こういう選択肢もありなんじゃないかな?」「いつの間にか、こんなプライドを持っていたけど、この考えを変えたほうがいいんじゃないかな?」などと見えてきたりもします。

経験してきたことで、逆に見えなくなってしまっている場合もあります。
前に進むために、戻ってみましょう。



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変換してみよう。

2012年05月02日 | テニス
変換してしまうことです。

「超ムカついた」という人がいました。
対戦したのが、感じの悪い人だったみたいです。
「けっこういい歳なのに、ちっともマナーがなってないんだよ・・・ああいうのは、スポーツする資格ないね」と文句を言っていました。

残念ながら、マナーの悪い人もいます。
僕は、正義を愛する人なので、悪い態度にはすぐカチンときます。
ただ、プレー中にイライラしていると、いいことありません。
だから、怒らないようにコントロールするようにしています。

いいプレーをするには、感情をコントロールしていくことです。
いちいち相手に影響されていては、パフォーマンスが下がってしまいます。

僕の場合、ムカつくことがあると「トレーニングの時間がきた」と思います。
カチンときたら、スタートです。
これは、いつも平常心でいられるようにするトレーニングです。
とはいっても、僕は我慢するのが苦手です。
だから、ムカつくことを、うまくムカつかないことにして、流すようにしています。

やり方はカンタンです。
「なんだその態度は!ナメてんのか!」と怒っちゃうようなところで、あえて「うわぁ~、よかったー」と思っちゃいます。
「もし、自分があんなことするような奴だったら、みんなから嫌われちゃってただろうな・・・ああいう、みっともないことをして気づかないなんて、可哀そうにな」とか「もしこれが、オレを怒らせて自滅させる作戦だとしたら、かなり稚拙だな・・・悪いけど、そんなもんに引っかかるほど、アホじゃないんだよね!」といった感じです。
このようにうまく流していけば、気にならなくなってきます。

テニスが強くなるには、自己コントロールが重要です。
自分の感情は、自分でコントロールしていくことです。
相手に振り回されていては、いいプレーはできません。
よくないことは、いいことに変換してみましょう。



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