藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

封印してみよう。

2011年12月30日 | テニス
あえて封印することで、広がったりします。

「なんで、そんなにいろんなことできるの?」ときかれました。
それは、いろいろやってるからです。

僕は、よく「封印」することがあります。
得意なショットや、必殺技などを封印するわけです。
なぜかというと、広げるためです。

得意ショットは、ある意味ラクです。
トップスピンに自信がある人は、「アウトするリスクが少ない」「相手がミスってくれることが多い」「めったに叩かれることはない」などとわかっています。
だから、「とりあえず、スピンかけて打っといたほうが安全」と依存しやすいです。
もちろん、たくさんやれば上達していきます。
得意技に磨きをかけることは、大切なことです。
しかし、自分のスタイルを狭めてしまう可能性もあります。

僕は、わりと飽きっぽい性格です。
だから、常に刺激を求めます。
ラクなのは好きなほうですが、飽きちゃうことも多いです。
そこで、あえて難しくします。
難しいことのほうが面白いし、チャレンジスピリッツも刺激されるからです。

難しくするのはカンタンです。
自分にとって有利なことを、あえてしないことです。
ウルトラマンが、スペシウム光線を使わないような感じです。
これは、かなりキツイです。
パンチやキック、投げ技や関節技に磨きをかける必要があるかもしれないし、素手でなく武器を持ってきたり、作戦をかなり工夫する必要があるかもしれません。
僕も、たまにこういう感じのことをやります。

封印してみることです。
あえてハンデを作ってみると、いい刺激になったりします。
「自分の最大の武器である、フォアの逆クロスを封印して勝つ」とやれば、「アプローチショットをこう入れて、パスを抜かれないようにしないと」とか「スライスも混ぜて、ペースを変えていかないと」などと、今まで気づかなかったことがわかったりします。
そして「こういうショットも練習しよう」とやっていくうちに、だんだん自分の幅が広がっていくものです。

難しくすると、逆に面白くなってきたりします。
あえて、封印してみましょう。



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「自分と違う」と思ってみよう。

2011年12月28日 | テニス
ニュートラルに見てみることです。

「予測するなんてムリ」と話している人がいました。
ちっとも当たらないそうです。
話を聞いていて、単純なミスをしていることに気づきました。
それは、自分目線で発想していることです。

僕は、よく「なんでわかったの?」ときかれます。
予測するのが得意だからです。
ポイントは、観察です。
慣れてくれば、わかってくるようになります。

ただ、観察するときに、気をつけたほうがいいこともあります。
それは、変なフィルターをかけて見ないことです。

ニュートラルに見てみることです。
人は、たいてい「自分は正しい」と思っています。
だから、自分の感覚で考えてしまいやすいです。
でも実際は、人はそれぞれ違います。
自分と同じ人はいません。
これを忘れないことです。

ありがちなのは「こういうとき、自分だったらこう感じて、たぶんこうするだろう・・・だから、相手も同じように考えているだろう」と思ってしまうことです。
もちろん、これが当たることもあります。
でも、ハズレのこともあります。
「カウント追い込まれているし、自分だったらここはいったんクロスにしのぐな」と判断する場面でも、相手は思い切ってストレートのエースを狙ってくることもあります。

観察することです。
洗ってあげると喜ぶ犬もいるし、嫌がる犬もいます。
ショートケーキに何の興味もしめさない犬もいれば、あげると大喜びして食べる犬もいます。
犬だってみんな違うんだから、人間になるともっと違います。
「オレはこう思うから、相手もそう思うだろう」といった自分のフィルターは置いといて、「なるほどね、この人はこう考えるんだな」「ふ~ん、この人にはこういう傾向があるんだぁ」と客観的にとらえてみることです。

「自分の基準」でなく、「相手の基準」で見てみることです。
「私とは違うんだ」と思ってみましょう。



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落ちないようにしよう。

2011年12月22日 | テニス
落ちないようにすることです。

「落ち目になっていく人っているじゃないですか、あれってなんででしょうね?」ときかれました。
原因は、いろいろあると思います。
わかりやすいのは、威張りはじめるとアブナイです。

僕は、よくエラソーなことを言います。
「すごいだろー」と威張ったりもします。
ただ、気をつけていることがあります。
それは、オチをつけることです。
威張った分、「アホだな~」と笑われるようなオチをつけて、チャラにします。
そうしないと、バランスが悪くなるからです。

威張りっぱなしは、すごく損です。
本人は、「尊敬されたかな」とカッコよく思っているかもしれません。
でも、周りの人はたぶん迷惑なだけです。
「オレって、すごいんだぞ」という態度をとっていたら、「あの人自信ないんだな。本当にすごい人って腰が低いもんな」とわかります。
「オレも昔はすごかったんだぞ」と自慢話がはじまれば、「昔のことを言うってことは、今はすごくないってことだな」と見抜かれているものです。
今成長している人は、だいたい謙虚です。

強くなるには、チャレンジしていくことです。
しかし、チャレンジすれば、当然失敗もします。
威張ると、チャレンジを恐れるようになります。
「エラソーなこと言ってたくせに、なんだよ」と思われたくないからです。

守りに入ったら、終わりです。
年上だろうと、立場が上だろうと、実績が上だろうと、威張らない方がトクです。
年下だろうと、実績がなかろうと、柔軟にいろんな人から学べるほうが成長します。
いつでも攻めに入れるように、謙虚でいることです。

威張らない人は、カッコイイです。
落ちないようにしましょう。



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ラクになっていこう。

2011年12月19日 | テニス
先のことを考えることは大切です。
ただ、気をつけた方がいいこともあります。

「気が重いよ」と話している人がいました。
どうやら、「これから、もっと大変になってくる」と思っているようです。
しかし、本当にそうでしょうか?
「今の課題をクリアできたとしても、次はもっとハードルの高い課題が出てくる」と思っている人も多いみたいです。
でも、そうとも限りません。

先のことを考えるのは、いいことです。
だけど、それによって不安になってしまうのはマズイです。
以前の僕も、「レベルが上がれば、強い相手とやることになってくるから、もっとキツくなってくるんじゃないか?」とか「コントロールするのだってあやしいのに、そんな回転なんてかけたら、もっとうまくいかないんじゃないか?」などと、上に行けばいくほど大変になってくると思っていました。
だから、先のことを考えるほど気が重くなったり、自信がなくなってきたりします。
これでは悪循環です。

ドヨ~ンと気が重くなっていても、いいことありません。
気軽なほうがいいです。
強くなるには、楽しくやることです。
目の前のことを楽しみながら、一歩一歩進んでいけば、自然と上がっていきます。
すると、視野が広がってきます。
選択肢も増えていきます。
そうなれば、ラクになってきます。

僕の経験では、上に行くほどラクになってきます。
できることが増えてくれば、解決策も増えてくるからです。
経験値が増えれば、そこから学んだことをアレンジするなどして、次に生かせます。
レベルが上がるほど、ポンポン進めるようになってくるものです。

「次は、もっと大変なんだろうなぁ・・・はぁ~」と「また1つクリアしてラクになった!よーし!これでバンバン進めるぞ」と思うのとでは、全然違います。
1つずつ、ラクになっていきましょう。



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欲を、デカくしよう。

2011年12月16日 | テニス
欲をデカくしていくことです。

「欲を出すと、ろくなことないですから」と話している人がいました。
その様子が、少し気になりました。
なんだか、寂しそうな感じだったからです。

謙虚なのは、いいことです。
だけど、本当の気持ちを抑えつけてしまうのはどうかと思います。
テンションが下がってしまうようなことは、よくないです。

僕は、欲望のままに生きています。
法に触れない限りは、自分に素直に生きたいと思っています。
欲望が強いほうが、楽しいからです。

欲を出すのはよくないというのは、欲が悪いわけじゃないと思います。
問題は、欲望のコントロールです。
勝ちたいという欲望があるから、緊張するわけです。
そして、力んでしまうから勝てないという悪循環になります。
しかし、勝ちたくなかったら、勝てません。
「欲を出すと、ろくなことがない」というよりは、「欲に振り回されてしまって、制御不能になるからうまくいかなくなる」というほうが正しい気がします。
欲はあったほうがいいし、そのほうが燃えます。
重要なのは、自分をどうコントロールしていくかのほうです。

欲は、パワーです。
これを押さえつけるのではなく、うまく制御することです。
「勝ちたい」という欲望があるなら、それを利用して「そのために、こうしよう」と工夫を加えていくことです。
このパワーをコントロールできれば、すごいプラスになります。

テンションが上がって楽しければ、やる気が出ます。
欲望を大きくして、たくさん知恵を出してコントロールしていけば、どんどんレベルアップします。
デッカイ欲を、プラスにコントロールしてみましょう。



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受け止め方を、工夫しよう。

2011年12月13日 | テニス
受け止め方が大事です。

「ドローが最悪」と話している人がいました。
「せっかくがんばってきたのに、いきなりだよ」と、ガッカリしています。
「こんなに早く強い人と当たっちゃうなんて、ついてないなぁ・・・かわいそうな自分」となっていました。
でも、こういうのはマズイです。

どう受け止めるかです。
「なんて可哀そうな私」と、悲劇のヒロインみたいになったところで、あまりトクにはなりません。
せいぜい「そういうこともあるよ」と同情されたり、優しい言葉をかけてもらえるくらいです。

現実は現実です。
事実は変わりません。
変えられるのは、受け止め方です。
僕の場合は、誰と当たろうがそんなに気になりません。
すぐ第一シードの選手と当たってしまうドローでも、「勝ち上がっていくうちにいつかは当たるだろうから、どうせなら早い方がいい」と思います。
むしろ「疲れがたまっていないうちにできて、ラッキー」くらいに考えます。
「うわー、サイアク・・・オレってついてないなぁ」と思ったら、対戦する前から気持ちの上で負けてしまいます。
負けると思っていたら、勝てるものも勝てません。
それでは、ちっとも面白くないです。

チャンスは、チャンスっぽくないところにもあります。
わかりにくいほど、チャンスもデカかったりします。
だから、ジィ~と探してみることです。
「運が悪いように見えることはひっかけで、実はチャンスなんじゃない?」と思いながら、よく考えてみることです。
そうすれば、いいイメージも出てきます。
すると、悲劇の主人公から、喜劇の主人公のように見え方が変わってきたりします。

問題は、受け止め方です。
「超ラッキーな主人公」にしてみましょう。



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波乱も、ありにしちゃおう。

2011年12月08日 | テニス
波乱もありにすることです。

「テニスが停滞中なんです・・・どうしたらいいでしょう?」ときかれました。
話を聞いていると、「ちょっとカタすぎかな」と思いました。
この人は堅実なタイプというか、マジメな感じです。
これは、悪いことではありません。
テニスで勝つためには、確率を考えて行動することも重要です。
だから、安全にカタくいくのも大事なことです。
ただ、もうちょっと遊び心があってもいい気がしました。

停滞中のときには、変化を加えてみるのもいいかもしれません。
安全を求めると、変化を恐れてしまう可能性があります。
僕のモットーは、エンジョイテニスです。
楽しむためには、ワクワク感が必要です。
あまりにも安全すぎると、ドキドキしません。
予測できない部分があるからこそ、感情が動きます。
わからないと、不安になるかもしれません。
もしかしたら、傷ついてしまうかもしれません。
でも、うまくいくかもしれません。
すごい発見があるかもしれないし、いろんな期待もあるはずです。
こういうときって、すごく楽しいです。

リスクを恐れないことです。
リスクを楽しめるようになると、チャレンジしやすくなります。
僕は、一発当てたい派です。
だから、冒険するのが大好きです。
安全、安定ばかり考えていたら、宝島には行けません。
波乱万丈なストーリーがあったほうが、面白いです。
だから、たまには「次のポイントでは冒険して、サーブ&ボレーに出てみよう」「いつもはムーンボールで安全にいっちゃうところだけど、リスクを承知でショートクロスに打ち込んでみよう」などとやってみるのもいいと思います。
こういった変化を入れていくと、広がりが出てきます。
うまくいっても、失敗しても、多くのことを学べます。
すると、今までなかった発想も生まれてきます。

わからないことは、面白いです。
波乱万丈の予感を、楽しんでいきましょう。



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目立っていこう。

2011年12月05日 | テニス
目立っていくことです。

「強い人って、やっぱり存在感が違うよね・・・なんだか輝いてて羨ましいな」と話している人がいました。
羨ましいなら、自分もそうなったほうがいいです。

この人の話をきいていると、ちょっと誤解しているところがあるようでした。
「強いから、輝いている」と思っているみたいです。
たしかに、そういうところもあると思います。
でも実際には、「輝いているから存在感も出てくるし、強くもなる」というほうが正しい気がします。

僕は、ずっと強い人に憧れていました。
自分もそうなりたくて「自分と何が違うんだろう」「どうしたら、ああいうふうになれるんだろう?」と考えていました。
そして、仮説を立ててみました。
すごく単純な仮説です。
「強い人には、存在感がある」「強い人は輝いている」ということは、つまり「目立ってるということじゃない?」と思ったわけです。
「ってことは、目立っていけば強くなっていくんじゃないのかな?」と考えてみました。
とはいっても、もともと引っ込み思案なタイプです。
波風を立てたり、オレがオレがと前に出ていくのは苦手です。
でも、なんとなくこの仮説は正しいような気がしていました。
強くなりたい気持ちのほうが強かったので、勇気を出して、出来る範囲で試してみました。
すると、ズバリ当たりでした。

目立つことです。
「ヘタクソだから、とても人に見せられたもんじゃないよ」と控えめにしていたら、もったいないです。
僕なんか、超ヘタッピのくせして「よし!こっから絶対挽回してやる!」とか言ってました。
すると周りの人は「おいおい、ここまでボコボコにやられてるくせして、何言ってんだよ」という目で見ます。
しかし、とりあえず注目はしてもらえます。
目立っちゃうわけです。
そこでサクッとやられてしまって、笑われることもよくありました。
そのときは、すごく恥ずかしいです。
「もう、やめとこう」と一瞬は思います。
でも、不思議な事に、こういうことをやるとグッと強くなります。
「こうしとけばよかった」「これがよくなかった」というのが、バシッと心に刻まれるので、次にやるべきこともよくわかります。
だから、失敗しても懲りずに、どんどん目立とうとします。
それをやっていくうちに、レベルアップしてきました。

弱いときから輝いている人が、強くなっていきます。
目立っていきましょう。



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パワーに変えちゃおう。

2011年12月01日 | テニス
パワーに変えることです。

「最低だよ」とグチってる人がいました。
気持ちはわかりますが、文句を言うのはよくないです。

僕は、「ムカつくこととか、そんなにないでしょ」と言われたりします。
でも、そんなことはありません。
ただ、それを極力出さないようにしているだけです。
なぜならば、もったいないからです。

怒りとか憎しみなどには、パワーがあります。
でも、ダークサイドに落ちてしまうとダースベイダーみたいになっちゃいます。
ポイントは、このパワーをプラスに利用することです。
「バカヤロー!」「ナメんな!」というパワーを、グッとためます。
そのパワーを、練習とか勉強など、自分にとってプラスになることに活用するわけです。

僕は、なるべくグチや文句を言わないようにしています。
せっかくのパワーを、ロスしたくないからです。
グチって中途半端に発散してしまうと、せっかくのパワーがたまりません。
ためこんじゃうと、ストレスがたまるような気もします。
でも、グチったところで根本的な解決にはなりません。
行動して根本を解決したほうが、ストレスはなくなります。
怒りのパワーなどを起爆剤として、リベンジしていく方がスッキリします。

大事なのは、コントロールすることです。
ムダに発散するよりも、圧縮してエネルギーにすることです。
そのエネルギーを、テニスが強くなることに活用すればいいだけです。
そうすると、「あの人のおかげで、こんなに強くなることができた。今となっては、すごく感謝してるんだよ」といった感じで、ムカつく人がいい人に思えてきたりもします。

マイナスの感情も、活用の仕方次第でプラスになります。
レベルアップのためのパワーに、変えていきましょう。



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