藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

パワーをもらっていこう。

2015年08月30日 | テニス
力をもらっていくことです。

「どうやったら、実力をつけやすいか?」という質問がありました。
これは、力をもらっていくことです。

僕にとって、すごく問題だったことがあります。
それは、実力がないということです。
だから、なんとか実力をつけたくて、自力でがんばってきました。
おかげさまで、努力していくうちに、ちょっとずつですがマシになってきました。
すると、あることに気づきました。
それは、「自分の力で上達してきたと思ってたけど、なんだかんだでみんなのおかげだな」ということです。
これに気づいてから、実力アップが早くなってきました。

昔、優勝した選手が「みんなのおかげです」と話していました。
「指導してくれたコーチ」「体のケアをしてくれたトレーナー」「応援してくれたファン」「支えてくれた家族」など、みんなに感謝していました。
これを聞いていて、なんだか恥ずかしくなってきました。
「ヤベ!オレって小さい」と思ったからです。

当時の僕は、敵だらけでした。
「お前なんか認めねーし!」「負けないからな」と、強がっていたからです。
なぜかというと、「実力がない」とバカにされたくなかったからです。
ナメられることの不安から、「こんな奴、たいしたことねーよ」という理由を探して、安心感を得ようとしていました。
でも、これって人としての器が小さいです。
そこで、「コイツは認めねー」と思っていたライバルのことを、勇気を出して認めてみました。
「スゲーじゃん!」「いいフォア打つよな」と言うようにしたら、犬猿の仲だった彼と、だんだん仲良くなっていきました。
テニスについて語ったり、一緒にラーメンツアーに行ったりする親友になりました。
サーブのコツや、ボールを捉えるときのポイントなど、実力アップのヒントもたくさんもらいました。

実力をつけるには、味方が多い方がトクです。
自力でやることも大事ですが、たくさんの人から助けてもらえるようになると、強くなるチャンスはどんどん増えていきます。
器をデカくして、パワーをもらっていきましょう。



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「私の美学」でいこう。

2015年08月26日 | テニス
美学が大事です。

「勝つためだったら、なんでもありでいいのかな?」ときかれました。
もちろん、悪いことはよくないです。

僕は、わりと「なんでもあり派」です。
「こうしたい」という目的のためなら、あらゆる手を尽くします。
ただ、何もルールがないわけではありません。
「自分の美学に反することはしない」ということは決めています。
なぜかとうと、気持ちよくやりたいからです。

テニスが強くなるには、自分に正直になることです。
僕は、昔から負けず嫌いでした。
だから、「何をしようが勝ちたい」と思っていました。
そのため、試合で相手の打ったボールがインかアウトかビミョーなときは、「アウト」とやることもありました。
もし、チャレンジシステムがあったとしたら、おそらく入っています。
勝ちたいがゆえに「これ入ってたかもな・・・」というボールをアウトと言うと、なんだか申し訳ないような、情けないような気持ちになります。
そして、いろんな葛藤が起こります。
「セコイことやっちゃったな」「イモらなきゃ、勝てないのかよ?」「ショボイことして、オレって小さい奴だよな」などと後悔して、自信をなくしてしまいます。
これって、すごくソンです。
目の前の1ポイントをトクしたようでいて、ものすごく大きな損失です。
これに気づいてから、「なんでもありだけど、イヤな気持ちになることだけはやめよう」と決めました。

自分なりの、美学を持つことです。
僕の場合は、「かっこいいテニスをする」「美しく勝つ」などの美学をいくつも持っています。
この美学から外れていなければ、あとは何でもありです。
ビビりまくってドロドロの試合になっても、諦めないで挑戦するのは美しいし、カッコイイです。
このように、「でも、私カッコイイよね」と思えることをしていくと、自信がついてくるものです。
自分の美学を、大切にしていきましょう。



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順番を意識してみよう。

2015年08月23日 | テニス
順番が大事です。

「悩みが尽きない」と、不安そうにしている人がいました。
これは、よくわかります。
ただ、悩みすぎなだけかもしれません。

僕は、あまり悩まないタイプです。
でも、もともとそうだったわけではありません。
実は、悩んでばかりでした。
ネガティブだったので、すぐ不安になります。
だから、悩むことが山ほどありました。
しかし、不安になって行動に移せない自分にたいして、イラッとしていました。
そこで、いろいろ考えました。
その結果、「トクかどうか?」で判断するように変えました。

「トクかどうか」を重要視してみることです。
勝手にどんどん悩みが出てくる僕は、「それを悩んでトクか?」とチェックするようにしました。
すると、ほどんど「必要のない悩み」ということに気づきました。
たとえば、「入らなかったらどうしよう?」と、悩んでいるとします。
これを「入らなかったらどうしよう?って悩むのはトクか?」と考えると、答えはソンです。
入らないことを考えていたら、ミスするイメージが出てきます。
そうすれば、本当にミスる確率が上がってしまいます。
マイナスになるようなムダな悩みは、できるだけしない方がいいです。

順番が大切です。
もちろん、今でも悩むことはよくあります。
でも、わりとすぐに解決します。
だから、悩んでいる時間は短いです。
コツは、順番です。
僕の場合は、「とりあえず、悩むのは後回しにしよう」とやります。
「まだ起きてもいないこと」を先に悩むと、不安になってくるからです。
不安になって悪いイメージを強くしても、トクしません。
だから、「悩むのは、そうなってから」という順番です。
「フォルトしたらどうしよう?」と先に悩むよりも、「ここに入れる」とイメージしている方が入る確率が上がります。
それでフォルトしたら、そこではじめて「原因は何だったのか?」「どうすれば修正できるか?」と悩みます。
この場合、起きてもいないことではなく、実際に起きたことです。
だから、ありもしないことを悩むよりも、具体的にポイントを絞りやすいです。
そのため、「トスの位置が、もう少しこっちの方がよかったな」「軸が流れてたから、もうちょっとタメを意識しよう」などと、具体的な解決策も見つけやすいわけです。

先に悩んで行動力を落とすより、行動してそうなってから悩む方がトクです。
順番を意識してみましょう。



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リスク管理をしてみよう。

2015年08月20日 | テニス
リスク管理は大切です。

「打っていくと、ミスが増えるから」と話している人がいました。
たしかに、この人の分析は正しいです。
ただ、フラストレーションが溜まるそうです。
これは、ちょっとまずいかもしれません。

僕は、昔から我慢するのが嫌いです。
よく、「そんなアホみたいに打つな!入らなきゃ、意味ないだろ」「勝ちたいなら、つなげていけ」などと言われました。
このように叱られると、仕方なく渋々そうします。
すると、ミスが減って勝てちゃったりします。
でも、しばらくすると、またバカバカ打ちまくります。
これは、学習していないからではありません。
なんだか、つまらないからです。
だけど、間違いではなく、むしろ正解だったと思います。

多数決で99対1だとしても、99が正解とは限りません。
1の方が、正解も場合もあります。
僕の場合は、好きなようにやりたいタイプです。
理屈で考えると、「ミスを減らして安定度を上げる方が、確率的に有利になる」というのが正解かもしれません。
しかし、「やりたいことを我慢して、本当はそうしたくないけど仕方ないからそうする」というのは、僕にとっては不正解です。
我慢してストレスをためるのは、なんだかイヤだからです。

リスク管理をしていくことです。
ただ、「どっちが安全か?」「クレームが来ないように」みたいにやっていくと、だんだんつまらなくなってきます。
リスクがないと、面白くないからです。
僕は、テニスでワクワク、ドキドキしたいです。
だから、リスクにチャレンジするのが好きです。
しかし、勇気だけでは無謀です。
そこで、頭を使って知恵を出していくようにしています。
プロの選手を参考にして、「思い切り打ちまくってるけど、面白いように入るよな・・・これって、どうしてだろ?」などと分析したり、いろいろやってみることです。
そうすると、リスクを安全に変えていく方法が、だんだんわかってくるはずです。

やりたいことを我慢するのは、もったいないです。
それよりも、「やりたいことをやるには、どうすればうまくいくか?」を考えた方がいいかもしれません。
やりたいことを我慢しないための、リスク管理をしてみましょう。



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「ゆるキャラ」でいこう。

2015年08月12日 | テニス
ゆるキャラでいくことです。

「頭ではわかってるけど、うまくいかないんですよね」と話している人がいました。
これは、よくわかります。

僕は、よく「ゆるキャラ」になります。
とは言っても、着ぐるみを着ているわけではありません。
暑いのは、苦手だからです。
これは、「キャラ的にゆるくなる」という意味です。
そうすることで、トクするからです。

「ゆるキャラ」になってみることです。
僕は、よく「テキトー」「軽い」などと言われます。
でも、もともとはマジメな性格です。
よく、「これは絶対ミスらない」「積極的に挑戦していかなくてはダメだ」などと思っていました。
そのわりには、「力んでミスる」「ビビってできない」といったことばかりです。
そのたびに「なにやってんだ!しっかりしろ!」と、自分を責めてばかりいました。
こんな自分が、許せなかったからです。
しかし、わかっているんだけど、なかなかうまくいきません。
あるとき、「おかしいな?なんでだろ?」と考えました。
その結果、「方向性が間違ってるのでは?」となりました。
そして、「かたく」「重く」とまじめに考えていたことを、「ゆるく」「軽く」と逆にしてみました。
すると、うまくいくようになってきました。

「ゆるく」「軽く」にしてみることです。
僕の場合は、「大丈夫!イケる!ヨユー、ヨユー!」「面白そうじゃん!やるしかないでしょ!」「ドンマイ、ドンマイ!全然許しちゃうよ!次行ってみよー」と、テキトーな感じを心がけています。
そうすることで「フットワークが軽くなる」「あまり力まなくなる」など、行動が変わってくるからです。
また、気軽に考えるようにすると、自由になってきます。
マジメで重い考えから解放すると、柔軟になっていいアイデアが出やすいし、余裕も出てきて楽しめるようになってきます。

強くなるには、「ラク」が大事です。
「ゆるキャラ」でいってみましょう。



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「どっちがラクか?」を、考えてみよう。

2015年08月08日 | テニス
「どっちがラクか?」を考えてみることです。

「上を目指すのは、大変だよね」と言っている人がいました。
そう思ってしまうのも、わかります。
でも、大変でもありません。

僕は、面倒臭がり屋です。
だから、いつもラクすることを考えます。
上を目指すのが好きなのは、このためです。

「大変なのって、どんなことだろう?」と考えていくと、たいていイヤなことです。
イヤなことってつらいし、苦しいです。
だから、大変です。
僕の場合は、テニスが下手なのがイヤです。
「こんなこともできないのかよ」「情けないよな」と、イヤな気分になるのはキツイです。
こんな状態でいるよりも、「よし!できるようになってやる」と行動する方がラクです。
上を目指す方が、ずっと楽しいからです。
だから、別に大変ではありません。
上を目指さずに下手なままでいる方が、よっぽど大変です。

よく考えてみることです。
「上を目指すのは大変」「何もしないのはラク」と思っている人もいます。
だけど、ずっと家で何もしないでいるのって、僕なら超苦痛です。
退屈しているのが、大嫌いだからです。
ヒマすぎると、逆に疲れます。
どこかに遊びに行ったり、おいしいものを食べに行ったり、家にいるときも、マンガ読んだりゲームしたりしている方がラクです。
これは、テニスも同じです。
「うまい人はいいよなぁ」と思っているだけよりも、「オレはうまくなる!」と行動している方がラクです。
できないことがたくさんあるままよりも、1つでもできることが増えていく方がラクです。

ラクしたいなら、上を目指すことです。
「所詮、私はこんなもんですから」と「もっと強くなりたい」という本音をごまかして、言い訳して我慢している方が、ずっと大変なように思います。
自分の気持ちに素直になって、やりたいことをやる方がラクな気がします。
「どっちがラクか?」を、よく考えてみましょう。



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「正しい」を、変えていこう。

2015年08月04日 | テニス
正しかったことが、正しいとは限りません。

「おかしいな?うまくいくはずだったのに・・・」と言っている人がいました。
今までは、これでうまくいっていたそうです。

僕は、過去のデータを大事にしています。
すごく、参考になるからです。
ただ、一方では、過去のデータにとらわれないようにもしています。
なぜなら、以前と同じとは限らないからです。
似ている状況であっても、全く同じ状況なんて、まずありません。
過去の成功パターンに固執することで、判断を誤ってしまうこともあります。
だから、柔軟な対応が大切です。

状況は、つねに変化しています。
以前うまくいったことでも、今は通用しないかもしれません。
子供の頃、「このオモチャ欲しい~」と駄々こねて泣けば、お母さんが「もお~!しょうがないわね」と買ってくれたとします。
ただ、成功パターンを学習したからって、いい歳になって「これ欲しい~」と泣いたところで通用しません。
「なんだ?このおっさんは?」と、バカだと思われる可能性が高いです。
テニスも、こういうことってよくあります。

柔軟に、変えていくことです。
過去の正解が、不正解になることって多いです。
たとえば、中学生くらいまでは、「ミスしないで相手コートに返すのがうまい」ということで、わりと勝てちゃったとします。
しかし、高校生くらいで周りのレベルも上がってくると、「たんに返しているだけだと、勝てない」となってきます。
「厳しいコースにコントロールする技術」「スピードや回転量を調節して、ペースを変える技術」「ゲームメイクの技術」など、次のステップが必要になってくるからです。
試合中でも、「さっきうまくいった攻撃」が、次はもう通用しないことだってあります。
相手だって、「こう来るな」とわかれば対応してきます。
だから、次の正解に向けて、どんどん変化していくことです。

過去の正解が、次も正解とは限りません。
正しいことは、どんどん変化するものです。
そのときに応じて、柔軟に変えていきましょう。



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人の意見を、パワーにしよう。

2015年08月01日 | テニス
人の意見は、うまく利用することです。

「みんなが反対してるから、やめた方がいいんですかね?」ときかれました。
人の意見は、貴重です。
ただ、よく考えてみたほうがいいと思います。
みんながそう言っても、それがアタリとは限らないからです。

僕は、素直に人の意見をきくタイプです。
ただ、受け入れるかどうかは、よく考えるようにしています。
たとえば、「お前にはムリ」と言われたとします。
こういうときは、「そうだよな、自分には難しいよね」なんて思いません。
ガッカリして諦めたところで、トクにならないからです。
わざわざ自信をなくしてイヤな気分になるのは、マイナスなだけです。
だから、僕の場合は「ウルセー!バカ」と思います。
そして、「バカな奴が言ってることだから、間違いに決まってる!だから、オレできるな」と、やる気やテンションを上げるようにしています。
そうやって行動するパワーに変えた方が、ずっとトクだからです。

人の意見は、力にしていくことです。
「元気が出ることを言われたら力が出るけど、元気をなくすことを言われたら力が出ない」というのは、フツーです。
上を目指すのであれば、フツーのことレベルを超えていくことです。
僕の場合は、ヒドイことを言われても、テンションを下げないようにしています。
強くなるには、アクションを起こしていくことです。
それには、パワーを落とさないことが大事だからです。
「お前ならできるよ」と言われたら、当然「ありがとう!」とパワーが出てきます。
みんなから「お前はムリ」と言われても、ヘコまずにパワーを上げることです。
「みんなわかってないよな、でも、オレの方が正しい!ガリレオも、こんな気持ちだったのかな?」みたいに考えて、自信を深めていくことです。

人の意見って、ありがたいです。
参考になることも、たくさんあります。
ただ、中にはマイナスになることもあります。
だから、自分でチェックしていくことです。
周りの人の意見を、どう判断し、決めるのは自分です。
どうせなら、うまく利用して、自分のパワーにしていきましょう。



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