藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

堂々と、逃げよう。

2012年02月28日 | テニス
方法は、いろいろあります。

「逃げちゃダメですよね?」ときかれました。
「いや~、僕はわりと、すぐ逃げるタイプですけど」と答えると、「ふ~ん・・・だからダメなんだな」と言われました。
でも、ちっともダメじゃありません。

選択肢は、いろいろあります。
「困難なことに向かって、堂々と立ち向かう」というのも、選択肢の1つです。
だけど、「困難なことから、堂々と逃げる」というのも、選択肢の1つです。

僕がよくやるものの1つに、闘牛士のイメージがあります。
赤い旗で挑発して、突進してくる牛を、ギリギリのところでスッとかわしていくのはカッコイイです。
もちろん、堂々と立ち向かって、突進してくる牛に頭突きで闘うのも、ある意味カッコイイかもしれません。
でも、これはちょっとアホです。

逃げるのは、カッコイイです。
ルパン三世も、お宝を手に入れて、いろんなアイデアでサッと逃げるところがカッコイイです。
警察から逃げずに、ガチで戦ったら、なんだがガッカリです。

「鬼ごっこ」でも、追いかけるより、逃げるほうがスリルがあります。
「かくれんぼ」でも、隠れているほうがドキドキします。
逃げることは、楽しいと思ったほうがいいかもしれません。

テニスでも、逃げてみることです。
「逃げずに、堂々と打ち合う」というのも、いいことだと思います。
だけど、逃げるのもいいことだと思います。
対戦相手がいい球を打つなら、「この威力を利用して、ライジングで振っていこう」「ストローク戦でなく、ボレーで勝負しよう」などと、うまくかわすことも大事です。

状況は、常に変化します。
だから、選択肢は多いほうがいいです。
堂々と、積極的に逃げることも考えてみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします

「いいところ」にしていこう。

2012年02月24日 | テニス
「いいところ」にしていくことです。

勝てない理由を語っている人がいました。
「だから、ダメなんだよな」となっています。
分析してみることは大切です。
でも、「なんとかだから、ダメ」と諦めてしまったら、勝てるようになんかなりません。
発想を変えてみたほうがいいです。

僕にも、よくないところはいっぱいあります。
しかし、「足が遅いから、とれないんだよな」「オレって、頭悪いもんな」「そんなに、速い球打てないもんな」と、よくない理由を考えて「だからダメ」とやったら、テンションが下がるだけです。
だから、違う発想にします。
よくないところを、「いいところ」に変えちゃうわけです。
「これが、オレのいいところだ」と思えば、やる気もアップします。

速い球が打てないのだとしたら、アイデアを出せばいいだけです。
考えてみれば「腕力ないから、体全体を使ったスイングを覚えよう」「ライジングのカウンターを練習して、相手の力を利用するようにしよう」「筋トレがんばろう」「配球を工夫していこう」など、いろいろ出てくるはずです。
足が遅いなら「ムダのないフットワークにしよう」「予測するトレーニングをしよう」「相手が打った瞬間に動きだせるように、ステップとボディターンのタイミングを早くしよう」など、やれることはいっぱいあります。

僕の場合は、「よかったのは、バカだったこと」と思っています。
昔は、よく「お前はバカだから、勝てないんだよ」と言われていました。
カチンときますが、この人の言ってることは間違っていません。
それはわかっているので、あまり反論もできません。
でも悔しいので「クッソー!絶対利口になってやる!」と、意地になっていろいろしました。
「そのためには、たくさん勉強しなきゃ」と、テニス雑誌などを読みあさりました。
うまい人がいたら、「バックハンドは、どういうところに気をつけていますか?」などと、頭を下げて聞きまくりました。
「なんかパクれないかな?」と、プロの試合を録画して、何度も繰り返し観て研究しました。
そんなことをしているうちに、ちょっとは利口になってきました。
すると、だんだん強くなってきました。

弱点に見えるところは、実はいい部分なのかもしれません。
どう考えるかで、全然違います。
よくないところは、いいところに変えてみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします

人と比べよう。

2012年02月21日 | テニス
比べることです。

「努力するほど、自信がなくなってくる」と話している人がいました。
頑張れば頑張るほど、自分のダメさがわかってしまうそうです。
この気持ちは、よくわかります。
でも、いいところまできています。
あと、もうちょっとです。

レベルが上がるほど、いろんなものが見えるようになってきます。
すると、「私とあの人とじゃ、こんなにも違う」とわかるようになってきます。
だけど、それは成長した証拠です。

僕は、よく人と比べます。
なぜなら、人と競争するのが好きだからです。
たまに、「他人と比較するのはよくない」とか、「人と競争なんかしたくない」と言う人もいます。
たしかに、比べないほうがいいこともあります。
ただ、比べたほうがいいこともあります。
多くのことは、競争したほうが面白いです。
水泳だって、F-1だって、マラソンだって、一人でやってても盛り上がりません。
人と競争して、タイムなんかを比べるから面白いんじゃないかと思います。
だから、競争して比べることって楽しいです。

ただ、ポイントがあります。
それは、比べ方です。
たとえば、自分よりもうまい人と比べるとします。
僕の場合は、「この人に比べて、オレはなんてヘタクソなんだろう」と自信をなくしたりしません。
むしろ、自信が出てきます。
なぜなら、相対評価で「自分はダメ」とやらないからです。
基本的に、「他人がどうだろうが、オレはオレだし」「オレって、もともと特別なオンリーワンだし」などと思っています。
でも、「ナンバー1にならなきゃ、つまんない」とも思っています。
だから、積極的に人と比べます。

大事なのは、自分がレベルアップしていくことです。
そのために、比べてみることです。
人の弱い部分なんかを探して「自分の方が上だ」と安心するような比べ方をしても、あまり意味がありません。
それよりも、人のいいところ、自分よりも勝っているところなどを探して「スゴイなぁ!」とほめることです。
比べてみて、すごい人を見つけたらラッキーです。
なぜなら、強くなるヒントがいっぱいあるからです。
だから、「よし!たくさん学ばせてもらった」と自信がつくわけです。

自信につながる、比べ方をすることです。
強くなるために、比較してみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします

「へのつっぱりはいらんですよ」で、いこう。

2012年02月17日 | テニス
「へのつっぱりはいらんですよ」です。

「その自信は、どこからきてるの?」ときかれました。
特に、根拠はありません。
この人は、「自信を持つには、それだけの理由があるはず」と思っているようです。
だけど、理由を探してしまうと、逆に自信を持つのがむずかしくなってしまうかもしれません。

僕は、わりとビビリです。
だから、いつも自信があるわけではありません。
でも、「ここぞ」というときなんかは、自信があったほうが有利です。
そういうとき、よくやることがあります。
それは「へのつっぱりはいらんですよ作戦」です。
これは、キン肉マンがよく言ってるセリフです。
言葉の意味はわかりませんが、とにかくすごい自信です。
アホみたいですが、かなり効果はあります。

「これだけ練習してきたんだから、勝てないわけがない」などと、根拠を求めて安心したいのもわかります。
しかし、もしかしたら対戦相手も同じくらい練習してきたかもしれません。
こちら以上にやってきた可能性もあります。
そう考えると、不安になってしまいます。
だからといって「あの、すいません。どのくらい練習しましたか?」「テニス歴はどのくらいですか?」「どんな練習メニューで?」「何時間くらい?」などと、聞くのもヘンです。
仮に、「いやー、そんなに練習していませんよ」みたいに答えたとしても、「ホントかよ?ぜんぜん勉強してないよーって言う奴ほど、ちゃんとやってたりするからなぁ」と安心するどころか、心配になってきちゃうかもしれません。

自信は、モノのように見えるものではありません。
気持ちの問題です。
理由なんて、「茶柱が立ってたから」とか「ラーメン食って、油補給したから」でも、何でもいいです。
むしろ、よくわからない理由の方が、ラクな気がします。

大事なのは、強気になることです。
強気な感じで、自信ありげな態度をしていれば、だんだんそんな感じがしてくるものです。
「へのつっぱりはいらんですよ」と、意味はわからなくても、とにかくすごい自信を持ってみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします

うまく、ほめてみよう。

2012年02月13日 | テニス
ほめることです。

「ほめるべきか、きびしくすべきかで悩む」と話している人がいました。
どちらも大切です。

人によって、いろいろあると思います。
ほめた方がいい人もいるし、きびしくした方がいい人もいます。
たとえ同じ人であっても、時と場合によって違ったりもします。
そこを見極めて、うまくやることです。

僕は、ほめられた方が伸びるタイプです。
きびしいことを言われると、すぐにスネてしまいます。
だから、どんどんほめられたいです。
ただ、問題点もあります。
それは、めったにほめてもらえないということです。
どちらかというと、けなされることの方が多いです。
しょうがないので、自分で自分をほめるようにしています。

よく「ほめると、すぐ調子に乗るでしょ」とか、「甘やかしてたら、強くなれないでしょ」と言う人もいます。
どういうわけか、僕は「自分にきびしい」と思われていることがあります。
たしかに、そういう部分もあります。
だけど、基本的には「自分に甘い」です。
ほめられたら、すぐ調子に乗ります。
なぜなら、気分がいいからです。
その勢いでガーッと伸びちゃう方が、ラクです。
もちろん、バランスには気をつけています。

ポイントは、ほめ方です。
僕が好きなのは、スラムダンクの流川君のセリフです。
いつもバカにしている桜木に対して、「いい仕事したぜ・・・下手なりに」とほめるシーンがあります。
このセリフがなぜか好きで、よくアレンジして使っています。
自分で自分をほめるときには、「今のは、いいショットだった!ジョコビッチのレベルには、まだまだだけど」とか「下手なりにも、すごくよかった!」などとやっています。
こういうほめ方だと、気持ちよく「もっと強くなろう」という気になります。

工夫することです。
モチベーションが上がっていく、ほめ方をしてみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします

3秒ルールでいこう。

2012年02月10日 | テニス
3秒ルールを作ってみることです。

さっきのミスを気にして、クヨクヨしている人がいました。
よくわかりますが、長く引きずるのはよくありません。
もうしてしまったことを、いつまでも気にしてたってしょうがないです。
スパっと切り替えることも大事です。

僕も、ずっとクヨクヨしているタイプでした。
でも、最近ではあまりやりません。
「なんで、あんなことしちゃったんだろう」「こんな自分が大嫌い」とやっていると、マイナスになることのほうが多いからです。
それだったら、さっさと忘れちゃったほうがいいです。

小学校の頃、リレーで転んでしまったことは、もう気にしていません。
中学生の頃、宿題を忘れて怒られたことも、もう気にしていません。
それと同じように、さっきのミスも気にしないようにします。
何年前だろうが、5分前だろうが、もう過去のことだからです。

僕は、いろんなルールを作っています。
その1つに、「3秒ルール」があります。
食べ物を床に落としても、「3秒ルール」と言ってセーフにして、食べてしまうのとはちょっと違います。
ミスしたときなんかは、とりあえず反省します。
そして「焦って手打ちになってたから、次は、こう足を使うようにしよう」と改善策を見つけます。
「よし!また1つ勉強になった」とやって、その3秒後には「わかったこと」以外のミスのことは忘れます。

ずるずる後悔するより、パッと反省して、よくないイメージはサッと削除したほうがトクです。
3分前の自分と、今の自分は違います。
なぜなら、そのミスから学習したからです。
1つレベルアップしたんだから、もう気にすることはないはずです。
大事なのは、これからです。
3秒ルールを作ってみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします

受け止めてみよう。

2012年02月07日 | テニス
ポイントは、何のせいにするかです。

すぐに、何かのせいにする人がいます。
気持ちは、よくわかります。
だけど、こういうのはよくありません。

僕も、何かのせいにすることがあります。
でもこれは、そうしたほうがプラスになる場合です。
マイナスになるようなことだったら、ほとんどやりません。
だから、なるべく自分の責任と考えます。

頭は、使ったほうがいいです。
「コートが狭すぎるのが悪い」と、入らないのをコートの広さのせいにしてもしょうがないです。
こういう人にかぎって、取れないボールがあると「コートが広すぎる」と文句を言ったりします。
ちょっと面白いですが、文句を言ったところでコートのサイズは変わりません。
「こっちは眩しいから、サーブが入らない」とか、「相手が強すぎるのが悪い」など、何かのせいにするのはカンタンです。
でも、よく考えたほうがいいです。

たとえば、「お菓子のせいで太った」というのは、ちょっとヘンです。
たぶん、太ったのは「おいしいから」ってバクバクお菓子を食ってた自分のせいだと思います。
「宝くじが当たっても、金銭感覚がおかしくなって、人生メチャクチャになっちゃうだけだよ」というのも、なんだかおかしいです。
お金は悪くありません。
おかしくなっちゃうのは、自己コントロールの問題です。
「スポーツカーなんか乗ってるから、ぶつけちゃうんだよ」というのも、ちょっとヘンです。
「調子に乗ってスピードを出したから」とか「馬力のある車をコントロールする、運転技術がなかったから」という理由で、スポーツカーが悪いわけではない気がします。

冷静に見てみることです。
そのためには、いったん受け止めてみるといいです。
「これは、自分の責任」と受け止めるのは、キツイような気もします。
でも、結局はラクだったりします。
自分のことは、自分で変えられるからです。

「太陽が眩しいから」といって、太陽のせいにしても変えられません。
でも、「トスの位置を変えてみる」「サングラスをかける」など、自分で工夫することならできます。
ムリなことのせいにしてサボるより、できることに注目して頭を使うことです。
自分のせいにして、チャンスを作っていきましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします

わからないを、決めちゃおう。

2012年02月01日 | テニス
わからないことは、決めちゃうことです。

「どうしていいか、わからない」と話している人がいました。
こういうのは、よくわかります。
カンタンな解決策があります。
それは、わからないなりに決めちゃうことです。

僕は、よく悩みます。
しょっちゅう悩んでいたら、あることがわかってきました。
それは、「どうしていいかわからない」深刻に悩んでいると、なかなかわからないということです。
テニスには、正解がいくつもあります。
でも、いきなり1番の正解なんてわかりません。
もしかしたら、他にもっといい手がある可能性もあります。
だからといって、何かしら決めていかないと、何もわかりません。
行動していくことが、わかるためには大事です。
行動しながら、正解に少しずつ近づいていけばいいんです。

わからないと、不安になりやすいです。
でも、上達の障害になってしまうのは、恐怖心です。
僕は、人一倍ビビりなほうです。
だから、ずっと恐怖に勝つ方法を考えてきました。
「勇気を出して、この恐怖に打ち勝つぞ」と思っても、なかなかうまくいきませんでした。
寒いときに、「寒さに勝つ」と思っても、寒いもんは寒いです。
そういうときは、あったかい服を着るとか、暖房をつけるとか、アツアツのおでんを食べるとか、そういうことをした方がラクです。
そこで思いついたのが、快適にしちゃう作戦です。

「どうしていいか、わからない」となると、困って不安になってきます。
これを変えてしまうわけです。
僕の場合は、「わからないからこそ、ワクワクする」とか「面白い」と考えます。
そして、「わかんねーんだから、とりあえず思いついたことを片っ端からやってみっか」と軽いノリでいきます。
すると、不思議なことに「まずはこれでしょ」「ダメだったら、次はこれ」「あっ!そんでもって、こういうのもありかな?」とアイデアが出てきます。
それらのアイデアを、「どれがヒットするかな?」「楽しみだな~」と思いながら試していくうちに、当たりが出てくるものです。

行動していくうちに、だんだんわかってくるものです。
「わからないからこそ、面白い」と思って、わからないなりに決めてみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします