藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「プロ意識」でいこう。

2015年03月29日 | テニス
「プロ意識」でいることです。

「予想するのって、難しい」という人がいました。
たしかに、その通りだと思います。
ただ、カンタンにしていく方法もあります。
それは、プロ意識でいることです。

僕は、予想するのが得意です。
かなりの確率で、的中します。
でもこれは、才能ではありません。
日々のトレーニングの成果です。
予想するには、想像力、観察力、分析力など、いろんなことを鍛えていく必要があります。
これを「なんだか大変そう」と難しく感じていては、なかなかうまくいきません。
「難しいことを、カンタンにできちゃうようにするのがプロなんだ」と、意識を高く生活してみることです。

常に、プロとして生活していくことです。
僕は、ラーメンを食べる時もプロ意識でいます。
「おいしく食べるには、どういう選択をすべきか?」と、ベストなプレーを求めてシュミレーションします。
「序盤の展開としては、まずは上に乗っているチャーシューをスープの中に沈める。そうやって温めることによって柔らかくして、後半の切り札として温存しておく」
「半熟たまごは、あまり長時間放置しておくと固まってきてしまう危険性がある。だからといって、はじめから割ってスープに入ってしまうと、本来の味を変えてしまう可能性もある。だから、味の変化を楽しむ余裕のできる、中盤すぎくらいに割るのが適切なのではないか?」
「ニンニクを投入するタイミングはどうするべきか?まずはスープの味を確認して、味の濃さや油の状態をチェックする。一杯入れたら全体に混ざるようにして、微調整をしながら絶妙なバランスに持っていこう」
などと、常に高い意識で予想するようにしています。
この、日頃のトレーニングの成果が、コートの上での予測の精度を上げる要因になっているわけです。

差をつけるのは、日々の鍛錬です。
プロ意識を持って、予想するトレーニングをしてみましょう。



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最先端でいこう。

2015年03月26日 | テニス
最先端でいくことです。

「周りと違うと、不安になる」という人がいました。
これは、よくわかります。
だけど、自分が正しいと思うなら、あまり気にしない方がいいかもしれません。

僕は、みんなと違うことがよくあります。
すると、「フツーは、そうじゃないでしょ!」「常識的に考えて、それはおかしい」などと否定されることもあります。
もちろん、人の意見は謙虚に受け止めます。
その上で、よく考えてみます。
その結果、「この意見もわかるけど、自分の考えの方がいい気がする」と思ったら、周りと違っても気にしません。
ただ、多数決で圧倒的に負けていると、ちょっと不安になることもあります。
そういうときは、「最先端にいる」と思うようにしています。

みんなと違うからって、間違っているとは限りません。
ノーベル賞を受賞するような人は、みんなが驚くような発見をしたりしています。
このような人達は、たいていその分野の最先端で研究しています。
みんなが「それはムリでしょ」というものを、「可能なはずだ」と信じてやっていたりするわけです。
ファッションの最先端と言われるものを見ても、「いやいや、あんな服、街中で着て歩けないでしょ」と、たいていの人は思っていたりします。
でも、時間の経過とともに、「まあ、意外といいかもしれない」と変わっていくこともあります。
これは、テニスでも同じです。
昔は、「重心を低くして、しっかり横向いて、踏み込んで打つ」というのが常識でした。
僕がオープンスタンスでジャンプして打つと、みんなから白い目で見られました。
それが、錦織選手みたいなのが出てくると、「おっ!カッコイイ」「最先端ですねー」と評価がガラッと変わったりします。
最先端でいるときは、なかなか理解されないみたいです。

周りと違うときは「私は、最先端にいる」と思ってみることです。
すると、なんだか自信がついてきます。
「いつか、時代が私に追いついてくるのかな?」と思ってみると、なんだか面白くなってきたりします。
最先端でいってみましょう。



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「丸くなる」を、チェックしてみよう。

2015年03月23日 | テニス
丸くなりすぎないことです。

「オレも、丸くなったよな」と言っている人がいました。
成長して大人になるのは、いいことです。
だけど、ちょっと「そこ丸くなっちゃって、いいのかな?」という気もしました。

僕も、「オレも、丸くなってきたな」と言うときがあります。
ただ、これは「ちょっと太ってきて、顔が丸くなってきた」という、見た目的なことがほとんどです。
内面的には、あまり丸くなってきていません。
もちろん、大人の対応や考え方、心の広さなどはアップしていると思っています。
しかし、あえてとんがっている部分を作るようにもしています。

強くなるには、ビシッと自分を持つことです。
「ここは譲れない」「私はこうだ」というのって、すごく大事です。
丸くなり過ぎると、コロコロ転がりやすくなってしまいます。
あっちこっち流されるようだと、なかなか方向も定まりません。
丸くなることで、つまらなくなっちゃったら残念です。
面白くいくには、自分の軸をしっかりさせて、パワフルになることです。

バランスが大事です。
いろんな経験をして、いろいろ学んで大人になっていきます。
世間の常識や、理解力、寛容さ、他人への配慮など、たくさん身についてくると思います。
大人へと成長することは、素晴らしいことです。
だけど、子供っぽいことの中にも、大切な事ってたくさんあります。
これをなくしてしまうのは、すごくもったいないです。
僕の場合は、大人の部分を強化したら、その分子供っぽい部分も強化してバランスを取っています。

テニスが上達するには、楽しくやることです。
楽しむコツは、挑戦していくことです。
これには、エネルギーが必要です。
ちなみに、僕のエネルギー源は「超面白そう!」「ナメんじゃねーぞ!」「天下取ったる!」などの、子供っぽい部分です。
こういうとんがったのを軸にして、「懐の広さ」「合理的な判断」「柔軟性」「冷静な対応」などの大人の部分をミックスさせるようにしています。

丸くなるのも大事ですが、とんがっていくことも大事です。
このバランスを取ると、面白くなってきます。
丸くなるところを、チェックしてみましょう。



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「もっと」を楽しもう。

2015年03月19日 | テニス
「もっと」って、面白いです。

「オールラウンダーの方がいいと思うけど、あれもこれもといろいろ手を出すのはマズイですよね?」と言っている人がいました。
いろいろ手を出すのは、いいことです。
ただ、中途半端に浅く広くでは、なかなかうまくいきません。
深く追求していかないと、習得するのは難しいからです。

僕は、「オールラウンダー」と言われます。
でも、自分では「そう言われると、まあ、そうなのかな?」といった感じです。
なぜなら、オールラウンダーを目指してきたわけでもないからです。
気がつくと、いろいろやるようになっていました。
理由はたくさんありますが、要は欲張りだからです。
人がいいショットを打つと、「いいなあ・・・オレも、あれやってみたいな」となります。
「これもできたら面白そう」「あんなことやったら、スゲーだろうな」と、あれもこれもと欲張ってきました。
しかし、残念な事に、器用なタイプではありません。
すごく不器用なので、1つのことを徹底的にやらないと、できるようになりませんでした。
これが、逆にラッキーだったのかもしれません。

「もっと」と、欲張ってみることです。
勝つには、引き出しの多い方が有利です。
できないよりも、いろいろできた方がいいです。
僕の場合は、もっと強くなりたくて仕方ありませんでした。
だから、ちょっとでも強くなる可能性があれば、どんどん挑戦したくなっちゃいます。
「私はストローカーだから」とか「ボレーヤーだ」と、自分のスタイルにプライドを持つことは、素晴らしいことです。
だけど、「自分はこうだ」と制限を作ってしまうと、可能性を狭めてしまうこともあります。
ストローカーであっても、ボレーがヘタなよりも、うまくなった方がトクなはずです。
選択肢の幅が広い方が、チャンスもつかみやすいと思います。

「こういうの、できるようになりたいな」と思ったら、真剣に取り組んでいくことです。
目の前の課題をクリアしていくうちに、「もっと、ここはこうしたいな」「もっと、こういうケースで役に立つのを身につけたいな」と、次やりたいことが出てくるはずです。
こうやって「もっと」と欲を出していくうちに、自然といろいろできるようになってきます。
「もっと」を楽しんでいきましょう。



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好きな事から、広げていこう。

2015年03月16日 | テニス
バランスって、大事です。
ただ、ちょっと気をつけた方がいいかもしれません。

「全体的に、平均レベルを上げた方がいいですよね?」という質問がありました。
たしかに、強い人は基本的な部分のレベルが高いです。
ただ、苦手なところを強化するのって、なかなか難しいです。
苦手意識があるのって、抵抗があるからです。
もちろん、できないよりも、できた方がいいです。
苦手部分を強化できれば、グッと有利になってきます。
しかし、ここはよく考えてみた方がいいと思います。

僕は、好きなようにやりたいタイプです。
だから、イヤなことはやりたくありません。
イヤなことって、たいてい苦手なことです。
好きな事って、自然と得意になっていきやすいです。
得意な事なら、カンタンにできます。
それに、やってて楽しいです。
楽しいと、もっと上を目指したくなってくるものです。

長所を伸ばしていくことです。
僕の場合は、フォアハンドが得意でした。
アガシのようなハードヒットをしたくて、「どうやったら、もっと速いフォアを打てるか?」ということばかり考えていました。
バック側のボールでも、できるだけ回り込んで叩きます。
フォアハンドが大好きで、もっと上達したかったからです。
ただ、バックハンドやボレーは全然ダメでした。
普通だったら、「苦手ショットを克服して、全体的に平均レベルを底上げする方がいい」と思うかもしれません。
でも、「イヤなことをするより、好きな事を極めたい」と考えていました。
よく「バカだな」と非難もされました。
しかし、正解だった気がします。
なぜなら、フォアを追求することを楽しんでいるうちに、自然とバックもボレーも上達してきたからです。

バランスって、意外と勝手に取れてきちゃったりします。
1つのことを極めていくと、それ以外にも広がっていくからです。
「フォアはこう体を使った方が、いいボールになるな」とわかれば、バックハンドに応用できる部分もわかってきます。
「こういう面感覚でとらえれば、安定力が増すな」と理解すれば、ボレーでも役に立ったりします。
平均レベルを上げるために、短所克服で苦労するのは逆に遠回りなこともあります。
もしかしたら、長所を伸ばしていく方が早いかもしれません。
楽しく、好きな事から広げていきましょう。



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「自分サポート」をしていこう。

2015年03月12日 | テニス
自分サポートをしていくことです。

「自分一人では、限界があるから」と話している人がいました。
「たくさんの人に協力してもらう方が、効率がいい」と思っているようです。
たしかに、正しいと思います。
でも、自力でやることって、実はすごく大事です。

僕は、たいてい自力でなんとかします。
人に頼るのが、あまり好きじゃないからです。
ただ、問題点もあります。
それは、面倒臭がりということです。
油断すると、すぐに怠けてしまいます。
そこで、うまくサポートしてもらうようにしています。
これは、他人に頼るわけではありません。
自分で自分をサポートするわけです。

自力でやることです。
もちろん、人の力を借りるのも、悪いことではありません。
しかし、他力本願ではまずいです。
主体的にいかないと、なかなかチャンスはつかめません。
僕の場合は、自分で自分を導くようにして、変えていくようにしています。
なんだか難しそうですが、やっていることはカンタンです。
自分の中に、コーチを持つ感じです。
これを、かなり楽しんじゃってます。
ちなみに、僕の想像しているコーチは、松岡修造さんみたいなタイプではありません。
厳しかったり、叱られるのはイヤだからです。
できるだけ優しく、褒めて伸ばしてほしいです。
だから、好きなアイドルや女優さんなどをイメージしています。
カワイイ子に「きっと、こうしたらうまくいくよ!がんばって♡」と言われたら、超やる気になるからです。

自分で考え、行動し、励ましていくことです。
自力でやっていくと、たくさん学べて成長しやすいです。
自分の中にコーチを持って、対話したり、応援されたりするのって楽しいです。
自分で自分を、サポートしていきましょう。



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イヤイヤは、やめちゃおう。

2015年03月09日 | テニス
イヤイヤは、まずいです。

「人に教えるのって、大変ですよね」と言っている人がいました。
部活で、後輩の指導をしているらしいです。
ただ、本音では「教えるよりも、自分の練習がしたい」と思っているみたいです。
でも、そういう決まりになっているので、仕方なくやっているんだそうです。
後輩のためにやってあげてるのは、素晴らしいことです。
だけど、我慢して嫌々やるくらいなら、やらない方がいいかもしれません。

僕は、イヤなことは極力しません。
なぜなら、時間がもったいないからです。
イヤなことは効率が悪いし、ストレスも溜まります。
自分を犠牲にするようなことは、できるだけしたくありません。
時間は限られているので、できるだけ「いい時間」を過ごした方がトクです。

嫌々やるのは、よくないです。
「自分の練習がしたいのに、お前達のためにわざわざその時間を割いて、やってあげてんだぞ」というのは、後輩からするとたぶん迷惑です。
「申し訳ないな」「別に、嫌ならいいよ」と、気分が悪くなります。
こういうのって、たとえ口に出さなくても、なんとなくわかるものです。
これは、お互いにマイナスです。

僕は、自己犠牲や時間のロスが嫌いです。
そのわりには、よく後輩を教えていました。
人気の先輩だったからです。
「藤原先輩!教えてください」と頼まれたら、「オレは暇じゃねーんだよ!・・・でも、まあ、仕方ねーなぁ」とか言いながら、結局は親切に教えてあげていました。
これは、実は嫌々やっていたわけではありません。
「助けてあげたい」「力になってあげたい」と、自分がしたくてやってただけです。
だから、口では「ったく、しょうがねーな」とか言いながらも、なんだかんだで楽しいわけです。
後輩も、なんとなくわかるようです。
「いや~、すいません」「さすが先輩っすね」とか言いながら、嬉しそうにしていました。
このように、自分のためでもあり、相手のためにもなれば、お互いにとってプラスです。
どっちも楽しくてトクになる方が、なぜかうまくいくものです。

いいことでも、自分を犠牲にするのはマイナスです。
いくら相手のためでも、自分のためにならないものは、なぜかうまくいきません。
お互いのプラスになる方が、うまくいきやすいものです。
イヤイヤやるのは、やめちゃいましょう。



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「とんでもないこと」でいこう。

2015年03月05日 | テニス
「とんでもないこと」と思ってみることです。

「こんなカンタンなことが、なかなかできない」という人がいました。
悔しいのもわかります。
でも、それがテニスの面白いところです。

僕は、「カンタンなことなんてない」と思っています。
だから、ナメてかかりません。
些細な事のように見えても、バカにしないで「実は、とんでもないこと」「スゴイことだぞ」と考えるようにしています。
そうした方が、カンタンだからです。

「なんで、こんなにカンタンなことができないんだ」と思うと、「自分はダメだなぁ」と自信をなくしてしまいます。
自己評価が下がったら、いいイメージを作りにくくなってしまいます。
悪循環にハマらないようにするには、自己評価を上げることです。
「今、とんでもないことにチャレンジしている」「オレってスゴイ!」と、やる気になることです。
カンタンで当たり前みたいなことも、本当はすごいことです。
世の中には、戦争や飢餓で苦しむ人、病気で動けない人、テニスをしたくてもできない環境にいる人がたくさんいます。
その中で、テニスができるのって奇跡です。
テニスのことで悩んだり、チャレンジできることって幸せです。
すごくラッキーな環境だと思って感謝していくと、甘く見なくなってきます。
「カンタンな事って、実はとんでもないことなんだ」となるからです。

「ボレーでこう当てるだけのことだけど、これってスゴイことなんだ」と思うと、気合いが入ります。
「カンタンそうでいて、すごく深い」と思って、全力でやってみることです。
そうやって、トライと改良を繰り返していくうちに、どんどん上達してくるはずです。
「カンタンな事はない」とナメないでやれば、けっこう「意外とカンタンだな」となるものです。
「とんでもないこと」と思ってみましょう。



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未完成を楽しもう。

2015年03月01日 | テニス
未完成って、面白いです。

「いつになったら、完璧になるんだ」と、ボヤいている人がいました。
まじめなのはいいことです。
でも、これはなかなか難しいです。

僕は、意外と完璧を目指すタイプです。
だけど、別に完璧主義ではありません。
基本は、テキトー主義です。
しかし、いいかげんなわけでもありません。
実は、けっこう真面目です。
今までの経験上、「完璧はない」というのがわかっているからです。
それでも、「今より上」はたくさんあります。
だから、そこを目指しています。

未完成って、楽しいです。
僕の場合は、ずっと「完璧なフォアを身につけたい」「完璧なサーブを手に入れたい」と思っていました。
しかし、未だにまだまだです。
ちょっとマシになったと思っても、すぐに新たな課題が出てきます。
だけど、「まだ全然完成されてない・・・ダメだなぁ」とは思いません。
むしろ、「面白いじゃん」と嬉しくなってきます。
完成しちゃったら、つまらないからです。
もちろん、「今のフォア、完璧だったな」と思うときもあります。
でも、よく考えてみると「フェデラーのこのフォアの方がすごくない?まだまだ、上があるよな」となったりします。

完璧なんて、ありません。
でも、上には上があります。
楽しいのって、成長することです。
ちょっとずつマシになっていくのって、なんだか嬉しいです。
このプロセスを、面白がっていくことです。
いろんな可能性を感じながら行動していくと、どんどんチャンスが見つかるものです。
未完成を、楽しんでみましょう。



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