藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

まんがで、レベルアップしよう。

2005年07月31日 | テニス
【マンガ喫茶で学ぶ、テニス上達法】

今日は僕の誕生日です。
あまり、皆さん気付いていないようなので、軽くアピってみました。

ところで・・・僕は最近、マンガ喫茶にハマってます。
マンキに行くと、最近はマッサージ席にいます。
トレーニングをして、筋肉痛のことが多いからです。
ちょっと前までは、筋肉痛だと、日帰り温泉に行くことが多かったのですが、近頃は暑いので、涼しいマンキでマッサージしながらマンガを読んでます。

一度行ってしまうと、続けて行ってしまいます。
マンガの続きが気になるからです。
買うと結構かさばって、邪魔になるので、どうしても買いたいまんが以外はマンキで読みます。
ブックオフで立ち読みすることもありますが、やっぱりマッサージとジュースを飲みながら読める方が、快適です。

僕はマンガを、日本の誇る重要な文化であると思っています。
マンガを描くのは、猛烈に手間のかかる作業です。
そこには、いろいろな想いが集約されています。
崇高なものとして、拝読させてもらっているので、集中して読みます。
だから、1冊読むのに、1時間くらいかかります。
途中途中で、いろいろ
「僕だったらどうするだろう・・?」
など、考えながら読みます。

ビジュアル的にダイレクトに伝わる情報が多いので、インパクトがあり、わかりやすいのですが、ただ表面的に読むだけではもったいないです。

「この描き方は、うまいなぁ!このアングルから表現するなんて!」
「ディテールの部分まで、うまく表現されてるなー!心理描写もうまいなー!」
「このシーンに込められている、メッセージは何だろう?」

などと、いろんな角度から楽しめる人は、テニスセンスがあります。

物事の意味は1つではありません。
正解はたくさんあります。

テニスにも、正解はたくさんあります。
テニスが上達するには、
「あっ!こういうのもアリだな!」
「オ~!この発想はイケるなぁ!」
といった、正解を増やしていくことです。

マンガからメッセージをたくさん受け取って、自分のテニスにアレンジしてみましょう。



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クリエイティブに、ツッコミを入れよう。

2005年07月30日 | テニス
【ボケとツッコミに学ぶ、テニス上達法 パート2】

ボケるのは、かなり発想力が必要です。
しかし、それ以上に難しいのは、ツッコミです。
ツッコミはクリエイティブな作業です。
空気を読む能力と、柔軟な思考が求められます。
ツッコミ力がある人が、ゲームを支配していきます。

トークの弾む人は、ツッコミ方の上手い人です。
僕の場合、あまりよく知らない人と話すときは、まず軽くボケてみて、どうツッコんでくるかをみます。
そのツッコミ方をみて、トークする内容を構築していきます。

テニスでも同じです。
軽くボケて、ツッコミやすいボールが行ったとき、相手はどういうツッコミをしてくるかをみます。
ツッコミのスタイルを分析するのです。
こういったケースだと、こういうツッコミがくるな!というパターンを把握します。

会話で一番盛り上がらないパターンは、こっちがボケているのに対し、一般論で切り返してくる場合です。
「フツーはこうでしょ!」
という切り返しは、つまらないです。
一般論ではこうだと、わかった上でボケているわけですから、これはマズいです。
やはり、オリジナリティー溢れる、その人の感性が現れるようなツッコミがほしいです。

テニスでのツッコミ方でも、一般論系の人は盛り上がりません。
クリエイティブな攻撃ができないからです。
一般論系の人は、セオリー通りの攻撃をしてきます。
「こういったケースでは、こう打てば一番リスクが低い」
というセオリーは、ボケている方も知っています。
「セオリーではこう来るな!」
と分かっているので、ツッコンで来るコースを予測できるのです。

トークがヒートアップする人は、シャープな切り口でツッコミを入れてきます。
すると、会話の内容も、幅も出てくるのです。

ツッコミが上手い人は、会話をしっかりと聞いている人です。
相手の意図していることを、理解しなくては、うまくツッコメません。
次にリズムです。
うまく、相手の呼吸に合わせることです。
絶妙なタイミングで、リアクションしてくれると、リズム感が良くなり、テンションが上がります。
会話の上手い人は、聞き上手です。
そして、ツッコミは相槌に近いです。
話をしている人は、相手のリアクションを見ながら内容を決めています。
実はツッコミが、会話を誘導しているのです。

テニスセンスのある人のツッコミは
・テンポ良く、予想以上のツッコミをしてくる人
・意図的に時間差ツッコミをして、話の展開を変えていける人。
・ボケに対し、さらにボケで切り返していける人。(ダブルボケ)
・ツッコミに対して、ツッコミで切り返せる人。(ダブルツッコミ)
・相手ではなく、自分で自分にツッコメる人。
などです。
理想は、ツッコミのバリエーションを豊富に持っていて、TPOに合わせて使い分けられることです。

テニスでこういう人は強いです。
柔軟な対応をしてくるので、なかなか読めません。
僕は、こういう人と対戦するのが好きです。
「どうやって、ツッコミ入れてくるんだろう?」
「うわ!?今度はこう来たか~!」
と思うと、テンションが上がります。
すると
「ようし!みてろよー!」
と、ワクワク、ドキドキしてうれしいです。

盛り上がる、ツッコミを入れましょう。


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ボケて、ツッコミを入れよう。

2005年07月29日 | テニス
【ボケとツッコミに学ぶ、テニス上達法】

会話をしていると、その人のテニスセンスがわかります。
トークが盛り上がる人は、テニスが上達します。
「いまいち、あの人と話していても、つまらないんだよねー!」
という人は、サービス精神が足りません。
一緒にいて、つまらない人は、リズムが合わない人です。
テンポが狂うので、トークがヒートアップしません。
ボケとツッコミをうまく入れて、場を盛り上げて、言葉のラリーをハイペースでつなげられる人が、テニスセンスがあります。

テニスが上達するためには、相手のリズムを理解し、合わせることが大切です。
相手の呼吸を読むのです。
人のリズムは一人ひとり異なります。
リズムが違えば、ボールを捉えるタイミングも違ってきます。

僕の場合、試合で対戦するときに、まず、相手のリズムのクセをつかむことに、集中します。
相手の呼吸が読めるようになると、対策が立てやすくなります。
テニスは、相手のリズムを崩し、自分のリズムをキープする戦いです。
相手のリズムを崩すには、まず、相手のリズムを理解する必要があるのです。

意図的に相手のペースに合わすことができる人は、逆に、相手のペースを崩すことも可能です。

例えば、相手の打つリズムも特徴が
「イチ、ニ、ノ、サン」のタイミングで打つ人なら、
「イチ・・ニ」のタイミングで打たせたり
「イチ・ニィ・・・・ノ、サン」のタイミングにしたりします。
相手の、自分のリズム感覚を狂わしていくように、ドライブ系のムーンボールや、早いタイミングで合わせなくてはいけない、滑ってくるスライスを深く打ったりして、ペースを変えていきます。

相手の打つリズム、相手の打つ、ボールのリズムを理解していれば、こちらからチェンジ・オブ・ペースを仕掛けていくことができます。
まず、試合の流れの主導権を握ることが大切なのです。

場の流れを支配することができると、試合中にボケることも、ツッコムこともできます。
相手の打ったボールに対し
「まんまやないけー!アホかっちゅーの!」
とバシッと打てます。
厳しいツッコミができるのです。

逆に、予期せぬ方向にボケることもできます。
「えっ?そうきたか~!」
「この流れから、そう持ってきてオトすかよ~!?」
と、予想以上のボケをカマして、相手をひるませることも出来るのです。

自分のペースに持っていきましょう。



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動物と、話そう。

2005年07月28日 | テニス
【『星になった少年』に学ぶ、テニス上達法】

『星になった少年』を観てきました。
とても、感動する話でした。
こういう話に、弱いです。
僕も像使いになりたいな、と思いました。

僕は動物が大好きです。
人間と話すより、動物と話している方が楽しかったりします。
近所を歩いていて、犬がいると必ず目がいきます。
他人の家の庭から、犬が顔を出すと「よぉ!何してんだ?」と、犬に声をかけます。
まるで友達と話をしているように、普通に話します。
その姿を、他人に偶然見られると、恥ずかしいです。
おそらく「なんだ?あいつ?」と思われてます。
道端で猫を発見すると、すぐに近寄って話しかけます。
「ここは、車来るから危ないよ!もうちょっとあっちで日向ぼっこしなよ!」とか言ってます。
たまに、犬の散歩に行くときがあるのですが、そのときはずっと犬としゃべってます。
「お前、こっちの道行こうぜ!今日は友達の犬いないねー!」とか話します。
ふらっと、ペットショップの前なんか通ると大変です。
ピタッと足が止まり、しばらくいます。
小学校の頃、飼育係をしていました。
ウサギやニワトリなんかと遊んでいると「藤原くんて、女の子じゃなくて動物から好かれるタイプだよね!」と同じ飼育係の女子に言われました。

テニスが上達するためには、動物と話せるようになることです。
動物とコミュニケーションを取れると、テニスは上手くなります。
気持ちを理解できるようになりましょう。
動物はあなたに日本語で「最近、調子どーよ?」とは話してきません。
しかし、メッセージは発信しています。
その非言語で発信している情報を、受信していくことが大事です。
家で飼っている犬とは、いつもしゃべっているので、何を言っているのかわかります。
パッと見ただけで、何を考えているのかがわかります。
しぐさや声のトーン、目の動きなどの雰囲気で瞬時に伝わります。
逆に犬の方も、僕のことをよく理解しています。

テニスで勝つには、非言語コミュニケーション能力を磨くことです。
相手は「次はトップスピンで打ちますよ!」とは言ってくれません。
しかし、心は正直です。
心は観察していると、雰囲気やちょっとした仕草に表れていることが分かります。
五感プラス第六感を鋭敏にしていると、キャッチできます。
相手の気持ちや考えを受信できる能力があると、強くなります。
その能力を磨くには、相手を理解しよう、共感しようとすることです。
敵を知り、己を知れば百戦危うからずです。
動物と会話して、強くなりましょう。


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コーヒーを飲んで、元気になろう。

2005年07月27日 | テニス
【カフェで学ぶ、テニス上達法】

僕は、コーヒーが大好きです。
よく喫茶店などで、コーヒーを飲みます。
今日みたいに暑いと、アイスコーヒーなんか最高ですね。
アメリカンなどの、軽い感じのコーヒーよりも、らーめんと同じく、濃い方が好きです。
ただ、濃すぎるエスプレッソは、苦手です。
絶妙なバランスにこだわってます。
香りが良く、コクがあって、コーヒーの深みを楽しめるのが好きです。
感覚がお子ちゃままので、苦すぎるのも苦手です。
ただ、甘すぎるのもダメです。
程よく苦味があって、程よく甘みもあるのがいいです。

新しくカフェができたり、入ったことのないお店を発見すると、だいたい行きます。
最近は、ほぼ行き尽くしてしまった感じです。
近頃は、基本に戻ってきて、「スターバックス」によく行きます。
スタバでは、新しいコーヒーが出ると、いろいろ試していましたが、最近はラテに落ち着いてきてます。

カフェでコーヒーを飲んでいる時間は、僕にとってのリラックスタイムです。
自分のペースでおいしいコーヒーを飲んで、癒されたいです。
だから、たいてい一人で行きます。
何人かで行くのも楽しいですが、自分一人の時間も持ちたいです。

皆さんは、カフェで何をしていますか?
僕は、本を読んでいるか、一人ミーティングをしています。

「そんなこと、家ですればいいじゃん」
って思うかもしれませんが、僕は寂しがりやで、常に何か行動していたいタイプなので、家にいると落ち着きません。
どうしてもテレビをつけてしまい、気付いたらテレビに夢中になってしまいます。

テニスで強くなるためには、一人のプライベートタイムを持つことです。
一人ミーティングをすると、テニスは上達します。
自分とのコミュニケーションを、円滑にできる人になりましょう。
テニスは、自分とコミュニケーションするスポーツです。
試合では、相手と戦いますが、そのためには自分と仲良くしなくてはいけません。
自分自身を敵にまわしてしまったら、能力を発揮できないのです。

「アウトしちった!ヤバイ!どうしよう?」
「大丈夫だよ!今の狙いは悪くなかった。スイングも振り切れてたしね!」
「でも、アウトだったじゃん!今のポイントは痛いよー!」
「心配するなよ!今はチャンスボールだったから、ポイントを意識しちゃって力んだからアウトしたんだよ。リラックスしてリズムを意識したら、次は入るよ!」
「そっかー!じゃあ、慌てないでやってみよう!」
と、自分自身の中に、感情的で主観的な自分と、冷静な客観的に分析できる自分の2人を持つことが重要です。

ルール上、試合中はコーチがアドバイスすることはできません。
テニスはメンタルなスポーツです。
試合中に精神的な余裕がなくなると、実力は発揮できません。
自分自身をアドバイス・サポートするのは自分なのです。

一人ミーティングで、自分の内面と対話がスムーズにできるようになると、レベルが上がります。
自分との対話は、自分のリラックスできる環境でやりましょう。
その方が、インスピレーションが沸きます。
好きなことをして、癒されているときは、ポジティブな判断ができます。
そのクセをつけておくと、試合のような緊迫した状況下でも、良い判断ができるようになってくるのです。

おいしいコーヒーを飲みながら、一人ミーティングをして、元気になりましょう。



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テーマ曲で強くなろう。

2005年07月26日 | テニス
【スター・ウォーズエピソード3 シスの復讐に学ぶ、テニス上達法 パート6】

僕はスター・ウォーズのテーマ曲が好きです。
あの曲が流れると、ワクワクして元気になります。
気分はすっかりジェダイの騎士です。
スター・ウォーズを観た後、しばらくの間、僕のテーマ曲はこれです。
あなたのテーマ曲はなんですか?

試合中でも、僕の頭の中では、スター・ウォーズのテーマ曲が流れています。
その方が集中して、良いプレーができます。
車の運転をするときも、MDで曲を流し、歌いながら運転しています。
事故防止には、歌いながら運転するのが良いらしいです。
自分の好きな曲を聴いていると、集中力が増します。

もちろん、試合中に歌うわけにはいきませんし、MDも聴けません。
しかし、頭の中で曲を再生することはできます。
例えば、リターンをするときには、ジェダイがライトセーバーを持って、敵と戦っているイメージで、相手のサーブするのを観察しています。
サーブはどういうスピード、コースで飛んでくるのかを、フォースで感じるイメージでいます。
そのとき、頭ではスター・ウォーズのテーマが流れています。
完全にジェダイの騎士になりきっています。
このようなイメージでプレーすると、緊張しないので、集中できます。
しかも、テンションも上がるので、試合が楽しいのです。
役者さんが、舞台で自分の演じる役になりきっている感じです。

テニスが上達するためには、多重人格になることです。
プレー中に、普段の私生活で演じている自分らしさとは別に、また違った人格を演じます。
演じていくうちに、その演じている人格も自分自身のものとなっていきます。
これがレベルアップの近道です。
自分の感性の範囲を広げていきます。
いろいろな役にチャレンジしてみましょう。

例えば、僕がジェダイの騎士を演じてプレーしているとします。
0-40で負けていると、素の自分だと「ヤベェー!どうしよう?ピンチじゃん!」とテンパッてしまう場面でも、ジェダイのイメージでプレーしていると「追い込まれているな、楽勝だよ!」とワクワクしてきます。
ピンチな状況から逆転していくのが、ジェダイの醍醐味だからです。
テンパッてしまう状況になっても「ジェダイだったら、こういう場面では慌てず、冷静にフォースに身を委ねるんだろうな!」と、パニックにならずに的確な対処ができます。

実際の自分よりも、自分の憧れる大きな存在のイメージでプレーしましょう。
演じているうちに、自分のものになってきます。
ピンチになっても「パパパパ~ンパ~ン、パパパパ~ンパ~ン♪」とスターウォーズのテーマソングを流して、テンションを上げましょう。



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ダース・ベイダーにならない、正直者になろう。

2005年07月25日 | テニス
【スター・ウォーズエピソード3 シスの復讐に学ぶ、テニス上達法 パート5】

アナキン・スカイウォーカーは、パルパティーン議長に騙されて、ダークサイドに落ちてしまいます。
アナキンは悪夢にうなされるようになります。
心配するパドメに
「夢をみたんだ・・」
「母さんが死ぬ前に、よくこのような夢をみたんだ・・・」
「今度は君がその夢に・・」
「出産で死ぬんだ・・・」
と、辛い表情で言います。

アナキンは以前、母親を救えなかったことを、すごく後悔しています。
2度と愛する人を失いたくないと思っています。

「君は本当に美しい」

「あなたを愛しているから・・」

「違うよ、僕が君にぞっこんなんだ!」
アナキンはパドメのことを、心から愛しているので、なんとしても救いたいと思います。

この想いがアナキンの弱みとなり、シスの暗黒卿であるパルパティーン議長に、付け入る隙を与えてしまいます。

「フォースの暗黒面は、いろいろな力に通じている」
「人を死から救うこともできる」

「その力を学べますか?」

「ジェダイからは無理だ!」

アナキンはすごく迷います。
パドメは、その様子に気付きます。

「私が欲しいのは、あなたの愛だけ・・・」

「愛では、君を救えないんだ!力が必要なんだ!」

「いけないと知りつつ、より大きな力を求めている・・」
「僕は君を救う!あの悪夢から・・・君を死なせない!」

パルパティーンはアナキンを自分の弟子にしたくて、誘惑していきます。
「私が殺されれば、パドメを救う道は閉ざされる」
「私は、お前の愛する女を救えるのだぞ?」

「パドメを救ってください!彼女は僕の命です!!」

正直なアナキンはシスの暗黒卿、ダーク・シディアスであるパルパティーンに騙されて、ダース・ベイダーとなります。

テニスは、相手を騙していくスポーツです。
上手く騙せる人が勝ちます。
思い切りハードヒットするフリをして、ドロップショットを打ったりします。
正直に「打ってくる!」と思うと、騙されます。

先日、友達のコーチが、ジュニアクラスの小学生の男の子に、面白いことを言ってました。
試合中に、相手の子の打ったボールがラインギリギリに落ちました。
僕は、インかアウトかわからなかったので「今、入ってた?」とその男の子に聞きました。
すると、「・・・うん!入ってた!」と、相手のポイントになってしまうけど、正直に答えました。
すると、友達のコーチは「よし!よく正直に言ったね!偉いぞ~!」と、うなずきながら「正直者はダース・ベイダーになっちゃうぞ!」と、ニコニコ笑いながら言いました。
それを聞いてた僕は(・・・ビミョーなこと言ってんな~)と思いました。

正直なのは良いことですが、騙されないようにしましょう。


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ジェダイのように、ワクワクしよう。

2005年07月24日 | テニス
【スター・ウォーズエピソード3 シスの復讐に学ぶ、テニス上達法 パート4】

アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービは、戦闘機でパルパティーン議長が捕まっている船に、救出に向かいます。
その船には、ドゥークー伯爵もグリーバス将軍もいて危険です。
しかも、まずその目的の船にたどり着くのも大変です。
敵の、激しい攻撃を潜り抜けて、議長のいる船に向かいます。
たくさんの敵を前にして、オビ=ワンは「すごい数だ!!楽勝だよ!」と言います。
アナキンは「ワクワクする!」と言って笑います。

ジェダイになるためには、このような発想を持たなければいけません。

あなたが強敵と戦わなければいけないとき、どう思いますか?
「すごいサーブだ!!マジ無理だよ!」
とビクビクして、顔が引きつっていませんか?

強い相手と対戦できるということは、楽しいことです。
だから、ニコニコ笑って、ワクワクしましょう。
僕は、相手の人が強いと「超ラッキー!」と思います。
相手が強ければ強いほど、嬉しいです。
思いっきり実力を発揮できるからです。
実力を出し切ることが、爽快です。
気分が良くなります。
無我夢中になって、集中すると、レベルが上がります。
テニスは、筋トレみたいなものです。
筋トレは、軽くて余裕で持ち上げられる鉄アレーを持ち上げても、たいして意味ないです。
ギリギリのフルパワーで、なんとかクリアーできるかな?という重さにチャレンジしていくことで、筋肉は増えていきます。
手抜きしていたら、筋トレにはなりません。
常に全力を出し切ることで、鍛えられます。
100回腕立て伏せができる人が、手を抜いて5回しかしてなかったら、いつの間にかに最高で50回が限界になってしまいます。
レベルダウンです。
しかし、最高100回の人が、毎日100回していたら、いつの間にかに101回、110回と、マックスのレベルが向上するのです。

しかし、勘違いしてはいけないポイントがあります。
全力を出し切るときも、辛い表情で、歯をくいしばってはいけません。
全力を出し切るためには、リラックスする必要があります。
力んだら、良いプレーができません。
精神と肉体は連動しています。
リラックスして、実力を出し切るには、精神的に余裕を持つことです。
精神的に緊張状態になり、ピロると、筋肉が硬直してしまい、柔軟な動きができなくなるのです。

ジェダイのように、強敵と対戦するときは「楽勝だよ!」とワクワクしましょう。


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「イエス、マスター!」と返事をしよう。

2005年07月23日 | テニス
【スター・ウォーズエピソード3 シスの復讐に学ぶ、テニス上達法 パート3】

アナキン・スカイウォーカーの師匠は、オビ=ワン・ケノービです。
アナキンは成長し、オビ=ワンにも劣らない力をつけます。
しかし、いろいろなことを学んだ、師匠のオビ=ワンを尊敬しています。
結果的には、シスの暗黒卿であるダース・シディアスに騙されて、オビ=ワンを裏切ることになってしまいます。
アナキンはフォースのダークサイドを学ぶために、シディアス卿の弟子になります。

ジェダイもシスも、共通しているのは師弟制度です。
テニスの上達の近道も、よい師匠を見つけることです。
あなたの師匠は誰ですか?

良い師匠とめぐり会うことが大切です。
師匠はじっとしていても会えません。
あなたから積極的にアプローチしていきましょう。

僕の中学生、高校生の頃の師匠は、テニススクールのコーチでした。
なんとかして、この人に勝てるようになりたいと思っていました。
人間的には、ちょっと嫌みっぽくて「超ムカツクしぃ~!」と思っていましたが、テニスは強かったので尊敬していました。
「そんなバタバタ走ってたんじゃ、一生勝てないねー!ササッとかっこよく動けないの?」
(クッ、クソー!こんにゃろー!!)
と思っても
「イエス、マスター!」
と言ってました。
「あれ?こんなスライスサーブも返せないの?手加減したのになー!まぁ、そんな振り方してたらダメだな。僕に勝つのは10年早いね!コンパクトに当ててかなきゃ一生返せないよ~!」
(なっ、なんだと~!ムキィー!あと3年でやっつけたる~!)
と思っても
「いっ・・・イエス、マイ、マスター!」
と言って、頭を下げていました。
口が悪くて頭にくるし、テニスコーチのくせにあまり親切に教えてはくれません。
(おいおい、一応こっちはお客さんなんじゃないの?その対応はまずいんでないかい?)
といった感じでした。
しかし、たまにポロッと言ったことは間違っていないので、反論もできません。
もちろん、テニススクールですから、他のコーチの担当するクラスへいくこともできます。
丁寧に教えてくれるコーチも、やさしくておもしろいコーチもいましたが、僕はあえてこのコーチのクラスにいってました。
理由は、このコーチを倒すことが目標だったからです。
「どうだ~、俺は強いだろー」と人を小バカにするようなタイプだったので、平気で思い切り取れない球を打ってきます。
それが好きでした。
今考えると、僕自身もかなり変なヤツでした。
負けず嫌いで、ひねくれてました。
親切なコーチに「藤原くん、いまのナイスショットだよ!」と言われると、普通は嬉しいはずですが、僕は「ケッ、まだまだあんなのショボイよ!もっとアガシみたいに、グンと勢い良く伸びてくるようなショット打ちたいんだよ!」と思ってました。
また、フォームを作るために「ハイ、今のタイミングでテイクバックね!そうそう、いい感じだよ!」とか言われながら、丁寧に打ちやすい球を返球されると「手加減しないで、もっと思いっきり打ってきてよー!」と思ってました。
かわいくないガキンチョですね。
というわけで、なんだかんだ言っても、僕にはこの師匠が合ってました。
「この人と打っていれば、強くなれる」と思っていたので、人の言うことを聞かない子でしたが、このコーチの言うことはめずらしく聞きました。
このコーチは、僕の性格を見抜いた上でそのような対応をしていたわけではなく、おそらく素でやっていたのだと思いますが、それでもすごく感謝してます。
結果的に「コノヤロー!ムカつく~!絶対この人をやっつけてやる~!!」というダークサイドのパワーを、うまく上達というプラス方向へ導いてくれた師匠だったからです。

今の僕の師匠はシャラポアですが、このマスターシャラポアからもいろいろと学んでいこうと思ってます。
あなたも、尊敬する師匠を見つけて、テニスの上達方法を学びませんか?
「イエス、マスター!」と答えながら、強くなりましょう。


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スター・ウォーズみたいに、やってみよう。

2005年07月22日 | テニス
【スター・ウォーズエピソード3 シスの復讐に学ぶ、テニス上達法 パート2】

スター・ウォーズ エピソード3を観終わったときは
「おもしろかったー!!」
と満足でしたが、しばらくして
「これで、映画のスター・ウォーズシリーズが終了かぁ」
と思うと、寂しくなりました。
「やっと、最初に観たエピソード4に、話がつながった!」
という、モヤモヤしたものが晴れたような達成感と、「終わっちゃった」という寂しさが同居していました。
エピソード4の意味を理解するのに、27年くらいかかったような気がします。
エピソード3を観る前に、エピソード4・5・6そして1・2という、古い順にもう一度観直したのですが、今度は、エピソード1から順に6までを通して観直してみたいなと思います。

ジョージ・ルーカス監督は、僕の尊敬する監督の一人です。
特にすごいなぁと思う点は、スター・ウォーズシリーズで、一番初めに作ったのが、エピソード4というところです。
いきなり4からはじまるのです。
普通の感覚だったら、1からはじまります。
そして、続編を作っていきます。
しかし、スター・ウォーズの最新作エピソード3は、4よりも昔の話です。
だけど、時代が進んでいるはずの4の方が、昔に作っているので古臭いです。
しかし、3を観た後で4を観直すと、すごく新鮮に感じられます。
そこに至るまでのバックグランドを理解しているので、視点が変化しているからです。

テニスが上達するには、スター・ウォーズ的な感覚を身に付けることです。
いきなり4からはじめられる人は、上達します。
1からしかはじめられない人は、上達しても遅いです。
1つひとつ、段階を踏んで進んでいくことは、大切です。
しかし、段階を踏まない限り、前に進めない人がいます。
そういう人は注意です。
レベル的に、そのレベルに達していなくても、とりあえずやってしまえる人が、どんどんレベルアップしていきます。
「まだ、ダブルフォルトも多いし、バックハンドストロークもアウトしやすいから、試合なんか出るレベルじゃないよね・・・」
「でも、やっぱり試合出てみたいから、エントリーしちゃえー!」
という人は、すぐに上達していきます。
「試合なんてとんでもない!基本をもっと完璧にしてから・・」
という人は、当分はムリです。
もっと先のレベルのことでも、おいしいと思ったら飛びつきましょう。

僕は、段階を踏まない子でした。
アガシが好きだったので、基本的なストロークのフォームで、ちゃんとコントロールもできないうちから、オープンスタンスでトップスピンを練習していました。
今考えると、それが良かったと思います。
1・2・3をすっ飛ばして、いきなり4からはじめるようなものです。
しかし、レベル4くらいのことにチャレンジすることで
「やっぱり基本って大事なんだなぁ」
ということに気が付きます。
すると、基本の重要さを理解するので、テニスの基本フォームを一生懸命に学びました。
そして、再びアガシのようなフォームにチャレンジすると、それまでと違う世界に見えます。
しかし、しばらくすると、また行き詰ります。
そして、またまた基本に戻って見直し、また戻ってきます。
すると、また見えなかったものがわかるようになっています。
この繰り返しでレベルが上がるのです。

いきなり4・5・6とやり、1・2・3に戻りましょう。
1・2・3を理解したら、4・5・6に戻りましょう。
この繰り返しで、理解が深まっていくのです。


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スター・ウォーズで、発見しよう。

2005年07月21日 | テニス
【スター・ウォーズエピソード3 シスの復讐に学ぶ、テニス上達法】

スター・ウォーズエピソード3 シスの復讐を観てきました。
たいへん内容が濃く、見ごたえのある作品でした。
スターウォーズシリーズの中で、一番切なくて、うるうるしてしまいました。

アナキン・スカイウォーカーが、ダース・ベイダーになってしまう話なのですが、その理由が切ないです。
愛している人を救うために、ダークサイドに落ちてしまいます。

正義とは何でしょう?
愛する人を守りたいために、アナキンはより強くなりたいと思います。
そして、ダークサイドのパワーを手に入れようとします。

いろいろな意味で、考えさせられる作品でした。
僕の記憶にある中で、はじめてみた洋画が「スター・ウォーズ エピソード4」か「E,T」のどちらかです。
小さかった僕は、ものすごく衝撃を受けました。
当時、ダースベイダーはものすごく怖い存在でした。
悪の象徴で、すごく強くて、ダース・ベイダーが出てくると震え上がるほど緊張したのを覚えています。
「コォー、パァー」
とベイダーの呼吸音が聞こえると、ドキドキしました。
一方、ルーク・スカイウォーカーとジェダイの騎士だったオビ=ワン・ケノービは正義の味方でした。
純粋に憧れていました。
フォースが使えるようになりたいな!ジェダイの騎士になりたいな!と思っていました。
新聞紙を丸めたものを、ライトセーバーのつもりで遊んでいました。

当時は、単純に悪と正義の戦いと思っていました。
ダース・ベイダーは悪だと思っていました。

今回のスター・ウォーズエピソード3 シスの復讐で、今までずっと思っていた認識が変わりました。
アングルを変えると、物事の捉え方も変化しますね。
視点を変えて見てみることで、発見があります。

テニスが上達するためには、多角的な視点を持つことです。
1つの価値観に縛られてしまうと、柔軟性を失います。
テニスの秘訣は、イマジネーションです。
イマジネーションを膨らませるためには、柔軟は発想が不可欠です。

まず、自分の主観としての視点があります。
この主観だけに固執してしまうと、発想が狭くなります。
しかし、自分の視点がベースとして必要です。
基本の軸がしっかりと存在していた方が、他の価値観を受け入れられる余裕が生まれます。
自分のポジションが把握できてないと、物事を判断する基準が曖昧になります。
「自分の考えだとこうだけど、この視点から考えるとこうも捉えられるよね」
という発想から、柔軟性が生まれてくるのです。
「これも正解かも!?」
と、正解の選択肢を増やしていくことが、テニス上達の道なのです。


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『宇宙戦争』で強くなろう。

2005年07月20日 | テニス
【宇宙戦争に学ぶ、テニス上達法】

『宇宙戦争』を観てきました。
一言でいうと「スゴイ」です。
とにかく迫力がありました。
映像もヤバかった。
「これって、どうやって撮ってんだ?」
というくらい、臨場感がリアルで緊迫感がありました。
効果音なども迫力があり、ドキッとしました。

僕はSFが大好きです。
というよりは、はじめてみたアニメでない映画が、「スター・ウォーズ」か「ET」だった
と思います。
小学生の頃は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が大好きでした。
だから、僕のイメージでは映画といえばSFという感じがあります。
『宇宙戦争』はスピルバーグ監督の作品ですが、「ET」とは全く違いました。
緊張しっぱなしで、怖いです。
主演のトム・クルーズによると、この宇宙戦争のテーマは「家族愛」だそうです。
スピルバーグ監督は「とにかく怖い映画を作りたかった」と言っていましたが、まさにそ
の通りでした。

もし、高度な科学力を持った宇宙人が攻めてきたら、あなたはどうしますか?
相手は圧倒的な力を持っています。
シールドで守られていて、ミサイルも効きません。

主演のトム・クルーズは、必死で大切な家族を守ろうとします。
おそらく皆さんも、たいせつな人を守ろうとするはずです。

緊急時に大切なポイントは
・パニックにならないこと
・あきらめないこと
です。
パニックになることが一番危険です、冷静な判断で迅速に行動する必要があります。
トム・クルーズは、危険だと判断してからの行動が早いです。
緊急時には、一瞬の迷いが命取りになります。
そして、緊急時に支えとなるのが、「絶対に家族を守る」などの信念です。

テニスは緊急時の連続です。
この緊急時を乗り越えることが、テニスの面白さです。
テニスが上達する人は、トム・クルーズのような対応ができる人です。
強い相手をやっつけるという発想よりも、守り抜くという発想の方が強いです。

試合を見ていると、必ずしも強い人が勝つとは限りません。
というよりも、弱そうな人の方が強かったということかもしれません。
上級クラスの人が、中級クラスの人に負けてしまうことがあります。
力でかなわない人に負けないようにするには、頭を使うことです。
自分にできることをフル活用して、守り抜きましょう。
「死んでも死なない!」という覚悟を持って、生きていれば必ずチャンスはあります。
シコラーでも、シコラーを極めれば強力な武器になります。
相手にやられてしまわないように、相手が攻めきれない打ちジコリができる人は、強いです。
防御は最大の攻撃であったりします。

柔道では、最初に習うのは一本背負いのやり方ではなく、受身の取り方です。
ボクシングでは、アッパーやコークスクリューブローではなく、ガードの仕方を習います。
まずは、守ることを覚えましょう。
生きている限り、コートに立っている限りチャンスはどこかでやってくるのです。
諦めないで、冷静に行動することで、守り抜きましょう。


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キップ売り場で、観察しよう。

2005年07月19日 | テニス
【キップ売り場で学ぶ、テニス上達法】

電車のキップ売り場が、混んでいることがあります。
僕は、どこの発券機でキップを買うのが一番早く、買うことができるのかを考えます。
何台もある発券機の1つに並んでいて、後から別の発券機の前に並んだ人が、先にキップを買うと
「失敗した~!計算を誤ったぁ。」
と思います。
僕は待っていることが、大嫌いだからです。

待ち時間が一番短い発券機を、素早く見抜くことのできる人は、テニスセンスがあります。
観察力、洞察力に優れているからです。
「まぁいいや!こんなもんは運だから・・」
という人は、センスアップのチャンスを逃します。

注目すべきポイントはいくつもあります。
単純に、大勢並んでいるから、時間がかかるとも限りません。
友達などが、複数いる場合でも、事前に行き先までの料金を確認していて、その分のお金を用意してある。
そして、人数分をまとめ買いする場合は、意外と早いです。
もちろん、発券機の前まで来て
「どうする?一緒に買う?」
などと、モタモタしそうな様子であったら、アウトです。

一方、並んでいる人数が少なくても、明らかに慣れていないような人が含まれている場合は、ケアです。
何度も、路線図・料金表を確認して
「え~と、何線経由だっけかな?」
と、迷っているような人は、時間がかかります。

瞬時に周りの状況を把握し、人の行動を予測していきましょう。

テニスは、瞬時に観察し、仮説を立て、それを検証していくスポーツです。
あの人のフォームだったら、このくらいの球を打ってくるだろう。
あの人のフットワークだったら、このくらいの時間で、この範囲くらいまでカバーするだろう。
と、予測することです。
この判断を、素早くできることで、テニスが上達していくのです。

キップ売り場で、予測しましょう。


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笑われて、上達しよう。

2005年07月18日 | テニス
【お笑いに学ぶ、テニス上達法】

僕はお笑いが大好きです。
お笑い番組がやってると、ついつい見てしまいます。
なぜ好きかというと、純粋の面白いからです。
最近は、お笑いも多様化しています。
「キレ系」「自虐系」など、系統も細分化されています。

キレ系だと、『魔邪』が好きです。
しかし、最近トータルで好きなのは「自虐系」のネタです。
『ヒロシ』のように、自分自身の恥ずかしい体験などを、笑いのネタにして、自分を落としていける人は、テニスセンスがあります。

中途半端にプライドが高い人は、自分を落とせません。
こういう人は、残念ながらテニスの上達が遅いです。

試合で、中途半端にプライドを持っている人に当たったら、ラッキーです。
そういう人に勝つのは、簡単だからです。
プライドのある部分を攻めればいいのです。
ストロークの打ち合いには自信がある。絶対負けたくない!
という人は、ストロークに固執してきます。
ムキになってストロークを打ってくるので、対処の仕方は簡単です。

「こういうプレーはしたくない!」
という、プライドの部分を考慮すれば、攻撃パターンが予測しやすいのです。

もちろん、プライドを捨てろと言っているのではありません。
プライドはあった方がいいです。
しかし、中途半端なプライドなら捨てた方がいいです。
中途半端なプライドに縛られると、身動きがとれなくなります。

目の前の
「こんなことをしたら、笑われるのでは・・」
「恥ずかしいから」
「みっともないから」
ということを、気にしている人は、自信がないのです。
自信がないから、自分の価値を高く見せたいのです。
だから、
「これは、プライドが許さないから・・」
と、レベルの低いプライドを持って、自己防御しているのです。
こういった主観に縛られていたら、チャンスを逃します。

僕のプライドは
「エンジョイテニス」です。
楽しむためには、上達していくことです。
上達することで、より深いレベルでの楽しみ方がわかります。
そして、勝つのと負けるとでは、勝つ方が楽しいです。
より楽しむために、勝つこと、上達することにこだわっています。

こういう考えだと、上達することにプライドがあるので、むしろ自分を笑いのネタにできます。
自分を笑いのネタにできるためには、客観的に自分を捉えなくてはできません。
客観的に自分を捉ないと、上達するためのポイントをつかめないのです。
自分を客観的に見れると、余裕が生まれます。
余裕がないと、自分を落とすことはできません。

「フジワラです。」
「サイドに振られて、苦し紛れにブーメランスネイクを打ったら、審判の人に当たって怒られたとです。」

と言ったとします。

「あははは~!バカだなー!」
と言われて
「ホント、アホだよなー!」
とニコッと笑って
「サイドに振られたら、ボール流れやすいから、もうちょっとセンターよりを狙って、流れる幅計算するんだったよー!」
「じゃなかったら、ライジングでクロスに深く打って、体制立て直さなきゃだよねー!」

と言える人は、ドンドン学習し、成長していきます。
自分を落として、笑うことで、いい意味で開き直ることができます。
開き直って、客観的に分析することで、解決策が見つかります。
それに、ミスッても、またネタができると思うので、ミスを恐れずにチャレンジできます。
すると、新たな可能性が広がります。

自分を落とすことで、強くなりましょう。


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体の管理をしよう。

2005年07月17日 | テニス
【ドラッグストアで学ぶ、テニス上達法】

僕はドラッグストアが好きです。
最近は、薬だけでなく、なんでも売ってます。
そして、安いです。
ついつい、「マツキヨ」「ハック」「デポ」なんかに行ってしまいます。
健康マニアなので、まず注目してしまうところは、サプリメントです。
ミーハーなので、新しいものに弱いです。
なんとかビタミン
なんとかアミノ
なんとかポリフェノール
なんとかカテキン
なんとか酢
とか書いてあると
「んっ?これなんだろ?どんな効果があんのかな~?」
と考え、すごく気になります。

僕は外食が多いので、栄養が偏りがちです。
それを補うために、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、クエン酸などが入っているドリンクや、栄養食品、サプリメントをとっています。

テニスが上達するには、自分の体の管理をしっかりやることです。
テニスの基本要素は、心・技・体です。
しかも、これらは、それぞれが独立しているのではなく、密接にリンクしています。

技術的にうまくなりたいと考えている方が多いのですが、その技術を支えているのは体力です。
体調が悪いと、技術はついてこないし、メンタル的にも落ち込みます。

「うわぁ、ダメだ。体がダルイや~!」
となると、気分的にヘコみます。
すると、集中力も出せないので、技術的にも向上しません。

体調を整えるための、自己管理をしましょう。
プロの選手は、食事などでとる栄養のバランスを、ものすごく徹底して管理しています。
勝つことが仕事なので、厳しいです。

テニスは自己管理のスポーツです。
ベースとなる体の面で、自己管理していける人が、上達していくのです。


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