藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

友達と一緒に、強くなろう。

2005年10月22日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート22

テニスは、友達を増やしていくスポーツです。
友達と、お互い高め合い、ともに成長していきましょう。


桜木「勝負には 周到な準備と 戦いに向かう気構えが必要なのだ・・・例えばスピードスケートは 二人で滑走するのはなぜか それは いくら才能がある選手でも 一人で走ると好記録は出せないからだ ライバル選手がいて 初めて互いがいい記録が出せる・・・受験もこれと同じ・・・一人では戦えないし 一人では勝てない 互いを高め合い ともに頑張る仲間がいて 勝てるものなのだ・・・井野先生は 西崎を最初から諦め 栗山一人に頼り切った 栗山には戦いの高揚感がなかった それがつまらないミスを生んだ かたや川口先生は まず二人で一緒に頑張って戦う 結束力を育んだ たから危機に直面しても 仲間の支えで乗り越えられたのだ 加えて・・・自分のできる範囲で いかにミスをしないかを徹底させた これが最大の勝因だ」


よく、「テニスって孤独なスポーツだよね」と言われます。
「へっ?」と思います。
テニスをやっている人には、ピンとこないと思いますが、やったことのない人には、そう思っている人が多いようです。
テニススクールでは、大人のクラスではダブルスが主流なので、よくわからないかもしれませんが、テレビで放送される試合のほとんどはシングルスです。
だから、一人で戦っているように思うみたいです。
エースを狙え!の歌でも「コートでは~・・一人きり~♪」とあるので、そう思うのかもしれません。
確かに、サッカーや野球みたいに、大勢のチームで戦うというのは、団体戦にでも出ない限りありません。
しかし、それはとんでもない誤解です。
テニスは一人ではできないし、一人で上達することもできません。
対戦相手がいなかったら、試合はできないのです。
「一人で敵と戦うなんて、やっぱ孤独なんじゃん?」
と言う人がいますが、それもちょっと違います。
対戦相手は、敵ではないからです。
対戦相手は、自分の実力を伸ばしてくれる、友達です。
仮に、対戦相手が、全く面識のない人であっても、お互いに「この人に勝つぞ!」と思い、全力を尽くしてプレーしたなら、結果がどうあれ友達になれます。
僕がテニスで最も好きなところは、試合が終わった時にお互いが歩み寄り「ありがとうございました」と言いながら握手をすることです。
この握手には、「あなたのおかげで、また成長することができました」という感謝の気持ちがあるのです。
握手した後は、熱中する時間を共有した友達になるので
「参りましたよ!すごいキレのあるスライスサーブですねー!」
「いやいや、○○さんのバックボレーも凄かったですよ!」
という感じで、不思議なくらい仲良くなれます。
僕は、試合を通じて、たくさんの友達ができました。

もちろん、試合だけじゃなく、練習だってそうです。
お互いに、向上し合える練習相手がいるからこそ、上手くなれるし、今の自分もあるわけです。
みんなに支えられてきた結果なのです。
決して自分一人で今まできたわけではなく、みんなのおかげです。
自分を成長させてくれる友達に、感謝しましょう。



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