藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

レベルを見てみよう。

2016年12月29日 | テニス
レベルを見てみることです。

「感情をコントロールするために、何かやってる?」ときかれました。
これは、いろいろあります。

僕は、素直なタイプです。
自分の気持ちにも、すごく正直です。
これを言うと、たいてい「ウソつくな!」と言われます。
でも、本当です。
そのため、感情をコントロールするのって、かなり苦手です。
そのわりには、「冷静」とか「安定感している」と言われたりします。

レベルを考えてみることです。
僕は、人を数字で判断することが嫌いです。
「君の偏差値じゃ、この志望校はムリ」などと、言われてきたからです。
「こんな数字で、オレの何がわかるんだよ」と思っていたので、数値化して判断されることに、すごい嫌悪感があります。
ただ、テニスのときは、ちょっと違います。
自分で自分のことを、わざと数値化したりしています。

たとえば、ゲーム中に不安になってきて、ビビってきたとします。
こういうとき、「ビビっちゃダメだ!」「不安になるな!」と、感情をコントロールしようとすることは、僕はあまりしません。
むしろ、「あっ!オレ、ビビってんなー」と、素直に認めます。
そして、「ビビり度は、どのくらいだろ?」と見てみます。
MAXが100だとして、「これは、レベル40くらいだな」のように、数値化してみるわけです。
そうすると、「あのときの方が、ずっとビビってたよな」「靴下履いたら、中にゴキブリがいたほうが、はるかにビビったよな」みたいになり、「なんだ、まだ、たいしたことないじゃん」「このくらいなら、まだヨユー」と、なんだか落ち着いてきて、冷静になってきます。
 
感情を数値化してみると、客観的に見れるようになってくるはずです。
イライラして、冷静さを失いそうなときも「このイライラ度は、過去最高記録なんじゃない?・・・これはレアだぞ・・・オレの歴史に残る体験かも?」みたいになってくると、ちょっと楽しくなってくるし、なぜか冷静にもなってくるはずです。
「今は、どのくらい?」と、レベルを見てみましょう。



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「たったそれだけ」を、ナメないようにしよう。

2016年12月07日 | テニス
「たったそれだけ」を、ナメないことです。

「大きな目標に向かって、いい流れを作るには?」という質問がありました。
これはカンタンです。
小さいことを、大事にすることです。

僕は、こだわりのある男です。
よく、「そんなこと、どうでもいいでしょ?」と言われたりします。
でも、どうでもよくはありません。
「たった、それだけのことで」と、小さなことに思われるのかもしれません。
だけど、こういうことが、実はデカイと思っています。

いい流れを作るには、「たったそれだけ?」ということに、全力を尽くすことです。
僕の場合は、「ボレーのときに、もうちょっとギリギリまで引きつけて、相手のコースを読みにくくできないかな?」とか、「この体勢から、もうちょっとカッコよく、スッとドロップを落とせないかな?」など、一瞬だったり、ビミョーだったりすることに一生懸命です。
「別に、どうでもよくない?そんなに変わらないでしょ?」と言われても、やっぱりこだわります。
そして、ほんのちょっとでもよくなったら、「よっしゃー!」と喜んでいます。

実を言うと、僕はあまり細かいタイプではありません。
どちらかというと、テキトーです。
小さいことよりも、デカイことをやっていきたい感じなのですが、これまでの経験上、あることがわかってきました。
それは、「小さいことがデカイ」ということです。

「そんだけのことに、そこまでするか」っていうぐらい、やってみることです。
そうすると、面白いことが起こってくると思います。
「ちょっとよくなった」「ちょっとうまくいくようになってきた」という小さな成功が、いろんな部分に広がっていくはずです。
大きなことって、小さなことを集めたものです。
「たったそれだけ」を、重要視してみましょう。



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