藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

1年間、ありがとうございました!「強くなる、習慣をつくろう。」

2006年04月30日 | テニス
今日で、「藤原コーチのテニスランド」を書き始めてから、ちょうど1年になります。
1年間、毎日更新することができました。
応援してくださった、皆さんのおかげです。
本日をもって「藤原コーチのテニスランド」は、ひとまずファーストステージ終了となります。
本当に、ありがとうございました。


テニスが強くなるには、強くなる習慣をつくることです。
習慣をつくるには、量をこなすことが大切です。
毎日、テニスについて考えることが習慣になると、どんどん上達していきます。

「毎日考えるなんて大変だよ~!そんなヒマじゃないし・・・」と思うかもしれません。
でも、習慣にしてしまうと当たり前になります。
習慣とは、クセです。
クセとは、頑張ってやることではありません。
気がついたら、知らないうちにやってしまっていることです。
歯を磨くことのように、テニスについて考えてしまうことを、クセにしちゃいましょう。

クセにしてしまうためには、1年間、毎日やってみることです。
とはいっても、そんなに大変なことではありません。
ちょっとしたことで、いいんです。
普段の生活の中で、テニスを感じるようにしましょう。
「あっ!これってテニスも同じだよね!」と、感じることができるようになると、どんなに些細なことからでも、学べるようになります。
テニス上達のコツは、生活の一部にしてしまうことです。
これができるとすごく楽しく、たくさんのヒントが得られます。

人生は、楽しんだ者勝ちです。
テニスで勝てるようになる人も、楽しんで上達した人です。
苦しんではいけません。
楽しい人は、楽しい考え方をしています。
何を見ても、テニス上達のヒントとして考えられると、楽しくなっちゃうのです。
「ラッキー!これってテニスで使えるかも?オモシロそうだな~」と思えれば、ワクワクします。

テニスが強くなる考え方を、習慣にしちゃいましょう。


P.S.
1年間、「藤原コーチのテニスランド」を応援してくれて、とても感謝しています。
おかげさまで、当初、僕が勝手に目指していた「1年間、毎日書く」という目標は、無事クリアすることができました。
自分なりに満足しています。
ありがとうございました。

今後は「藤原コーチのテニスランド」のセカンドステージとして、マイペースに続けていきたいなと考えています。
内容も、ちょっとイメチェンして、リニューアルしていきたいと思います。
いろいろなスタイルに挑戦していきたいです。
「新しいフォームにチャレンジしてるんだな~」と、あたたかく見守っていただけると嬉しいです。
これからも、よろしくお願いします。



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自分の持っている才能に、気づこう。

2006年04月29日 | テニス
テニスが強くなるには、自分の持っている才能に気づくことです。

「あの人はいいよね~!あのくらい背が高かったら、上を抜かれることも少ないし、サーブも入りやすいのになぁ」とか、「あの人くらい力があったらなぁ・・・私もあのくらい腕力があったら、ちょっとぐらい打点が遅れても、パワーでなんとか返せちゃうのにな~」などと言っている人がいます。
こういう人は、だいたいその後に「はぁ・・・いいなぁ・・・私にもこういう才能があったらな~」と、ため息をついています。

できないことに対して、「私には才能ないから・・・」とガッカリしないことです。
「背が、2mくらいまで伸びないかな」とか、「片手で100kgのバーベルが持ち上げられるくらいに、マッチョにならないかな」と思っても、そんなのムリです。
他人と比較しても仕方ありません。
体格も、性格も、そもそも人間自体が違うからです。
相手の人を参考にして、できそうなことを吸収していくことは大切です。
でも、絶対できないことに対して文句を言っても、意味ないのです。

「できない」ということも、才能です。
できることだけが、才能ではありません。
できないということを、武器にしていくことです。
なんでもかんでも、完璧にできる人なんていません。
あれもこれもと、なんでもやることもできないのです。
可能性を広げていくとは、広く浅くと、まんべんなくやっていくことではありません。
「ここだ!」ということを絞って、深く掘り下げていくことで、可能性は広がります。

「できない」ということには
・ 練習量がまだ足りてない。
・ やるべきポイントが間違っている。
という理由があります。
この場合の「できない」は、「このポイントは間違ってるよ」というメッセージです。
これに気づいて、できることを掘り下げて、追求していくことが大切です。

マイケル・チャン選手は、背が低いというハンデがありましたが、最後まで諦めない精神力の強さや、フットワークの良さで世界のトッププレイヤーになりました。
ブラッド・ギルバート選手の試合をみると「なんでこんなにボールの遅い選手が勝っちゃうのかな?」と不思議に思うほど、パワーよりも戦術でトップにいました。
ステファン・エドバーグ選手は、ストロークはヘタッピでしたが、ボレーのスペシャリストで世界ナンバーワンになっていました。

「できる」ことと「できない」ことの才能は、1人ずつ違います。
自分と他人とは、違う良さがあるのだから「背が高くてズルイ~」などのように、文句を言わないことです。
それよりも「あんな高いボールをとれるなんて、マジでスゴイね!」とか「あんなボールを腕の力で返せるなんて・・・ホント凄いね!」と、ほめてあげられることが大事です。

「できない」ことも、才能です。
「努力するとこは、ここじゃないんだよ」というメッセージです。
これに気づくから、できること、できそうなことのイメージがハッキリしてきます。
「できない」という才能に気づき、できることを活かしていきましょう。
それによって、オンリーワンプレイヤーに成長していきます。

自分だけの才能に気づき、自分だけのプレースタイルを作っていきましょう。



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これからの、思い出話をしよう。

2006年04月28日 | テニス
テニスが強くなるには、思い出話をすることです。

僕は、思い出話が大好きです。
でも、「あのときはこうだったよなぁ」という、過去の話はあまりしません。
昔のことは「そんなことあったっけ?」と、すっかり忘れている場合が多いからです。

過去のことにはあまり興味がありません。
もう、過ぎてしまっていることだからです。
好きなのは、「これから、こういう思い出をつくっていきたい」という話です。
未来の思い出話は楽しいです。
なんだかワクワクします。
これからのことを思い出のような感じで、夢を語ることが大事です。

テニスが上達するには、過去の思い出ばかりに意識が向かわないようにすることです。
「シャラポアみたいに、ライジングで叩けるようになりましょうよ!どうです?カッコイイでしょ?なんだかワックワックしませんか?」というと、「え~・・・でもぉ・・・今までライジングなんてやったことないし・・・せっかく苦労して身につけたフォームだから、今さら変えたくないな~」という人がいます。
今まで努力してきたことを、大切にしていくことはいいことです。
でも、それに縛られていまい、新しいことに挑戦できないのはもったいないです。

新しいショットに挑戦しようが、フォームを変えてみようが、今までやってきたことは決してムダにはなりません。
僕は、何ヶ月かおきにフォームを変えています。
フォームを変えてみたからといって、せっかく努力してきた今までの思い出が、すべてムダになってしまったということはありません。
必ずどこかで、プラスになっています。

「いや~!これからシャラポアみたいに、ライジングでバシッと打てるようになる予定なんですよ!これ打てると、かなりいい感じですよ~!エースなんかとったときには最高ですね~!ワッハッハ」と、あたかも実現したかのように、これからの思い出を語ってみましょう。



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「どーでもいい」を、ほっとかないようにしよう。

2006年04月27日 | テニス
テニスが強くなるには、どーでもいいことを、ほっとかないことです。

うまい人は、どーでもいいことに、こだわりを持っています。
なかなかうまくならない人は、「どーでもいいことは、どーでもいい」と思っているものです。
上達するには、小さなことを「どーでもいいや」と見逃さないことです。
小さなことが集まって、大きなことができるようになります。
一見「どーでもいいや」と思えるようなことが、「どーでもいいことなんかじゃない!大切なことだよ」と考えられるようになると、テニスはうまくなっていきます。

僕はテキトーな性格ですが、「変なとこはマジメだよね」と言われます。
多くの人が「どーでもいいや」ということを、意外とほっときません。
「このグリップテープの巻き方は、ビミョーにイケてないな~・・・これじゃあ、ちょっと打球感が鈍くなっちゃうよ」とか、「この帽子のかぶり方は、角度がちょっとしっくりこないぞ」などと、他人が「どーでもいいんじゃない?」と思うようなことに、こだわります。

「どーでもいい」ことをこだわっていくことで、今まで気づかなかったことがわかってきます。
意外と、「どーでもいい」と思っていることに、大切なことがあります。

「ガットが張ってありゃいいや!」という人と、「あれから3ポンドほどテンションが落ちてるな・・・イメージよりも10センチくらい長く飛びすぎちゃうな・・・今度張るときは、横糸を2ポンド高くして調整しよう」と考えられる人とでは、気づいていることに大きな差があります。
「ガットは、わかんないからどーでもいいや」と言う人と、「ガットって大切だよ!」とこだわっている人とでは、意識している量が違うので、どんどん差がついていきます。

小さなことに、注目していきましょう。
「あのボールの方が、このボールよりちょっと重くて跳ねるな」
「ラケットのバランスポイントが1cm変わるだけで、トップの振り抜きがだいぶ違うな」
「同じお店でも、あの人より、この人が作るときのラーメンの方が、油多めだな」
などのように、ちょっとしたことにこだわり、気づいていくことが大事です。

「どーでもいい」を、「どーでもよくない」にしていきましょう。



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負ける前から、負けないようにしよう。

2006年04月26日 | テニス
テニスが強くなるには、結果が出る前に、強気になることです。

負けてしまう人の多くは、試合が終わる前から、すでに負けています。
よくあるのは、試合中から言い訳がはじまってしまうケースです。
「おっかいしいな・・・寝不足だしね~」とか「昨日飲み過ぎちゃったからな~」と言い訳がはじまると、勝てません。

あらかじめ、負ける前から言い訳をしないことが大事です。
気持ちはわからなくないですが、逃げたっていいことありません。
まだ、終わってから言い訳する方がマシです。
試合中は、最後まで諦めないようにしましょう。

「まだ病み上がりだからな~」というように、人にする言い訳を考えているヒマがあったら、「今の条件でいかに良いプレーができるか?」と考えた方が、ずっと得です。
プラスにならないことをやっていても、もったいないです。

「ホントはこんなミスしないんだけどな~」とか「いつもはもっと入るんだけど・・・」と言ってみたところで、しょうがないです。
今、この状態で発揮できる能力が、現在の実力です。
「受験生の頃は、英語の長文読解も得意だったんだけど」と言っても、今はさっぱりわからなければ、英語の実力があることにはなりません。
「昔はモテたんだよー!」と威張っていても、今は全く振り向いてもらえないようなら、モテる人とは言えません。

今の状態を受け入れていくことが大切です。
そのためには、言い訳しないことです。
負けちゃう言い訳を考えると、マイナスのイメージばかりが浮かんできます。
これでは、ますます調子が悪くなるだけです。
勝てた試合も、落としてしまうかもしれません。
傷つかないように言い訳を考えることによって、もっと悪い結果になっていくのです。

良いプレーをするには、今に集中することです。
そのためには、今の状態で、いかに高いパフォーマンスができるかというイメージを持つことが大事です。
試合中から、試合が終わった後の言い訳を、考えないようにしましょう。



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「意味わかんない」で、やってみよう。

2006年04月25日 | テニス
テニスが強くなるには、「意味わかんない」でやることです。

「このショットには、どういう意味があるんですか?」と聞いてくれる人がいます。
「こうこうこのような意味があるんですよ!」と答えますが、こういうマジメな人に限って、なかなか上達しない場合が多いようです。

「どういう意味か?」と考えることは、大切なことです。
しかし、事前にあまり考えすぎるのはちょっと危険です。
スピードが落ちてしまう可能性が高いからです。
あれこれ考えていると、そのことに対するデメリットも思いつきます。
すると、行動力にブレーキがかかってしまうのです。
「やる意味あんの?」と迷うと、結局やらないことが多くなります。

実は、意味というのはあらかじめ理解できていないケースが多いのです。
やっていくうちに、だんだんと意味がわかってきます。

友達に「あのお店のラーメンおいしいよ!」と話したら、「えっ?なにそれ?どういう意味?」と言われてしまったとします。
こういう場合は、だいたい困ってしまいます。
「うまいもんはうまいんだよ!」と思います。
うまい理由を考えても、だんだん「ホントにうまいのかな?」と不安になってきます。
意味は「おいしいな~」と食べているうちに気づいてきます。
「あっ!そうか!この麺のシコシコした食感が好きなんだ!」とか「ムンムンに漂うトンコツ臭さがたまらないんだ!」と、わかってくるものです。

僕は、意味を語るのが好きです。
「このショットには、深~い意味があるんですよ!こうやってコンチで握ると、相手はスライスで打ってくるのかな?と思うでしょ!でも、打つ直前にクルッとひっくり返して反対の面でスピンを打つというのが僕の得意技なんですよ~!これにはハイレベルなフェイントの意味があるんですよね!どう?すごいっしょ?さすがコーチでしょ?ハッハッハー」と得意げに語ります。
でも本当は、こういった意味は後付けです。
最初は、「なんかよくわかんねーけど・・・こうやって打ってみたらオモシロそーだな~」くらいにしか考えていません。
「まぁ・・・意味わかんないけど・・・とりあえずやってみっか?」くらいの理由で挑戦しています。
そうやってやっていくうちに「あれ?意外とイケんじゃないの?」と、意味がわかってくるのです。

やる前から、意味がわかることは稀です。
意味を説明されて「ふ~ん・・・そうなんだぁ」と思っても、ちゃんとはわかっていないものです。
やっていくうちに「あっ!あのとき教えてもらったことって・・・こういうことだったんだ!」と気づいたときに、意味がわかります。

やる前から、あんまり考えすぎてしまわないようにしましょう。



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計算したら、忘れちゃおう。

2006年04月24日 | テニス
テニスが強くなるには、計算して、忘れることです。

「0-30で負けてるから、次のポイントでなんとかしないとヤバイな・・・」と考えている人は、たいていなんとかなりません。
「0-30で勝ってるから、なんとかこのまま逃げ切ろう」と考えている人も、たいてい逃げ切れないものです。

「なんとか追いつかないと・・・」とか「逃げ切ろう」と、焦らないことが大切です。
不安になっても、いいことはありません。
自分にヘタなプレッシャーをかけて、崩れていかないようにすることです。

僕は、すぐにポイントを忘れてしまいます。
セルフジャッジの試合では、よく「あれ?点数いくつでしたっけ?」と聞いています。
すると、「おいおい!たのむよ~!もうボケたんかい?」と言われちゃいます。

プレー中に計算しだすと、集中力が落ちてしまいます。
ポイントにばかり意識が向いてしまうからです。
「このスコアから追いつくには・・・次はこうやって・・・こんな感じでいっちょやりますかね!」と計算したら、後はそのイメージ通りにあまり考えないでプレーします。
うまく決めることができると「よっしゃ!計算通りだ!」と言いながらガッツポーズをしますが、これはハッタリの場合が多いです。

集中するには、イメージを明確にしていくことが大切です。
「ポイントはいくつだから・・・ここで追いついておかないと・・・」と計算するのは大事です。
でも、これはプレーに入る前にしておきましょう。
プレー中も引きずってしまうと、イメージが曖昧になってしまいます。
「追いつきたい」「逃げ切りたい」と焦ってしまうと、リラックスできなくなります。
「ヤバイ!なんとかしないと」と思ってみても、集中力が途切れてしまってはなんとかなりません。
なんとかするのは、今の行動です。
今から打つショットを、大切にすることです。

プレー中は、スコアを一旦忘れ、目の前のプレーに集中しましょう。



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隙のあるプレーをしよう。

2006年04月23日 | テニス
テニスが強くなるには、うまく隙をつくることです。

「うわぁ~ダメだぁ・・・私、隙だらけなんだよねぇ・・・」と言っている人がいます。
この人が「うまい人って隙がないんだろうなぁ・・・コーチも本気で試合するときは、隙を与えるようなまねはしないんでしょ?」と、聞いてきました。
「いやいや~!そんなことはないですよ!完璧な人なんていませんから・・・っていうか、マジでプレーするときほど、わざと隙をつくりますねー!」と言うと、「はぁ?」とポカンとした顔をされました。

前に、友達と飲みにいったとき、女性陣がかたまっている方では、恋愛トークが盛り上がりをみせているようでした。
男性陣サイドでは、会社のグチがはじまってきたので「こりゃ長くなりそうだな~」と思い、さりげなく恋愛トークの方へ割り込んでいきました。
どうやら議題は、「告白する派か?させる派か?」ということのようです。
「告白されるんじゃないんだな~」と思いながら、様子を伺っていました。
「私は絶対告白させる派だなー!」と豪語する人のコメントに、妙に「なるほどね」と感心しました。

「告白させるってさぁ・・・どうすんの?」と質問すると、「狙った男にうまく隙をつくって、誘い込むんだよー」と、何やら不敵な笑みを浮かべています。
「隙をつくるって・・・どうやんの?」と聞くと、「フッフッフ・・・知りたい?まぁ私くらいになると、いろんな技があるんだけど・・・そうだなぁ・・・たとえば、いつもは明るく振る舞ってるんだけど、あるときわざと暗そーにしてみるんだよ・・・そうすると、たいてい心配してくれるんだよね!そこで、ちょっと心の傷みたいのをアピッて隙を見せると、たいてい食いついてくるんだよね~・・・こっからは私のペースでいけるのよ・・・フフフッ」と、勝ち誇ったように語っていました。
「・・・マジか!なんか詐欺師みたいだなぁ・・・気をつけないと・・・確かそんな感じで獲物を捕まえる虫いたよね?・・・なんかちょっと汚くない?逆トキメモかよ!」とツッコミを入れると、「うるさい!」と怒られました。

「わざと隙を見せる」というテクニックは、実は僕もよく使います。
上級者と試合をするときなどには、かなり頻繁にやります。
上級者ほど、「どこかに隙はないかな?」と、相手を観察しているからです。
相手の人に気づかれないように、シレッと網を張っておくようにします。
例えば、ダブルスで前衛のときに「まさかストレートに打ってくるとは、思ってもいないですよ」というフリをしていて、密かに待っています。
相手が「隙あり!」とストレートのパスを打ってくると、「引っかかったな!」とニヤリとします。
こういうトラップを仕掛けられるようになると、テニスもさらに面白くなってきます。

わざと隙をつくってみましょう。



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試合が終わった後に、勝負しよう。

2006年04月22日 | テニス
テニスが強くなるには、試合が終わった後が勝負です。

僕が、一目置く友達がいます。
将棋部だったにもかかわらず、なぜかめちゃめちゃテニスが強いです。
将棋の駒を、将棋盤に置くときの「パチン」という音をレベルアップさせるために、毎日のように指立て伏せを続けているという猛者です。
彼がいうには「テニスと将棋は同じ」だそうです。
「将棋ってさぁ・・・頭の中で、5手とか6手先までイメージしながらできないとマズイんだよねー!テニスも同じだね」と言っていました。
確かに、その通りです。
特に感心するのは、試合が終わった後の行動です。
「ちょっといい?感想戦やろうゼ!」と言ってきます。
そうやって「試合のどの部分が負ける原因になったのか?」とか、「どの攻撃が良かったのか?」などを分析し、今後に活かしていきます。
「こりゃ強くなるわけだわな~」と思います。

試合が終わった後の行動を見ていると、「この人は、うまくなるだろうな~」というのがわかります。
うまくなる人は、何かしら今後につながる行動をしています。
「アドバイスお願いします」とか「あの時こうやっておけば良かったのかな?」と聞いてきたりします。
勝ったときには心の余裕があるので、対戦相手の人とも話しやすいかもしれません。
でも、負けたときにも、このような行動ができることが大事です。

負けてショックを受けているときに、そのことについてあまり考えたくありません。
さっさと忘れたいと思います。
しかし、鉄は熱いうちに打つのが効果的です。
忘れないうちに、ショックな現実にしっかりと向き合うことで、その人は伸びていきます。
目を背けたいことから逃げてしまっては、せっかくの経験から学べません。
これではもったいないです。
振り返ってみることで、ヒントが見つかります。
失敗は、次に活かすためにあります。

教訓を蓄積していくことで、テニスは上達します。
試合が終わった後に、次のための勝負をしていきましょう。



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1秒でも長く、楽しもう。

2006年04月21日 | テニス
テニスが強くなるには、1秒でも長く楽しむことです。

「くっそ~!相手に振り回されちゃったよ」と言っている人がいます。
こういう人は、嫌々ボールを追っかけさせられています。
この状況から早く逃れたいと思うと、一発逆転を狙ってハードヒットしますが、たいていアウトしてしまいます。

うまくなるためのコツは、不利な状況も楽しんでしまうことです。
「振り回されちゃった」と、むりやり走らされていると苦しいです。
受身的な考え方はやめましょう。
野球の守備練習みたいに「どんなボールも抜かせないぞ!」という気持ちで、自分から捕りにいこうとすると楽しいです。
僕が相手に振られたときは「ドンドン打ってこい!どんなボールも捕ったるぜ!」と思っています。
だから、甘いボールが返ってくると「なんだぁ~!つまんないのぉ~・・・決めちゃうよ?」と、ちょっと残念です。

テニス自体の楽しみ方に、幅が出てくることが大切です。
「勝ったらうれしい」「負けたらくやしい」ということ以外に、テニスの楽しみ方を覚えましょう。
負けても「楽しかったぁ」という人が、どんどん強くなります。
これは、「負けてもいいや」とは違います。
勝ち負け以前にテニス自体が楽しいので、1球でも多くプレーしたいと思うからです。

逆転していくには、0-40で負けていても、その状況を楽しめることです。
「うわ~!めっちゃピンチじゃん!このままダンゴじゃ落とせないよね!まだまだこのゲームは終わらせないよ~、1球でも多くプレーしちゃうもんね」と、苦しい場面を楽しめれば、変な力みもなくなります。
「ヤバイ!追い込まれちゃった・・・早くなんとかしなきゃ!」と焦ってしまうと楽しめません。
「さっさとこの状況から逃げたい」と思うと、力んで凡ミスをしてしまいます。

好きなアーティストのライブに行ったら、立ちっぱなしで疲れてきても「あの曲も歌ってくれないかなー!」と期待するはずです。
「さっさと終わってくんないかな?」というのは、好きでないということです。
1曲でもたくさん歌ってくれることを期待するように、1球でも多く楽しむことです。

ピンチの状況も、1秒でも長く楽しみましょう。



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「ノリ」でやっちゃおう。

2006年04月20日 | テニス
テニスが強くなるには、ノリでやることです。

試合に出るかどうか、迷っている人がいます。
「その日は大丈夫なんだけど・・・まだサーブが安定してないし・・・フォームも変えているとこなんだよなぁ」と、ごちゃごちゃ言っています。
「どうするの?」と聞くと、「試合は出たいんだけど・・・今はまだちょっと・・・」という感じです。

行動する前に、あれこれ理由をつけないと動けない人は、なかなか上達しません。
どんどんうまくなっていく人は、あまり考えないタイプです。
ノリでパッパと動いちゃいます。
「えっ?試合?おもしろそう!出る出るぅ~」と、パッと決めます。
その後で、「試合エントリーしちゃったけど・・・あんまサーブ入らないんだよね・・・どーすっかな?」と考えます。

僕は、ノリでやっちゃうタイプです。
いろいろ考えていそうなフリをしていますが、実はテキトーです。
「あいつ・・・ノリで言っちゃってバカなんじゃないの?後で後悔するぞ」という人がいますが、意外とそんなこともありません。
一番後悔するのは、やらなかったことです。
やってしまったことは、たいてい良い思い出になります。

まずは、ノリで決めちゃいましょう。
考えるのは、その後でも遅くありません。
強くなるには、スピードが大事です。
まずはやると決めてから、その後フォローしていった方がスピードアップします。
「いつか機会があったら、こんな企画やりたいよね」というより「この企画は面白い!やってみよう!」という方が、早く進むのです。
「いつかもっとサーブが安定してから」とか「自信がついたら」と思っていても、「いつか」はいつまでもやってきません。
自信は、実際にやってみない限りつかないのです。

「いつか」というのは曖昧です。
「1ヶ月後に試合」という締め切りがあれば、「それまでに何ができるか?」ということが明確になってきます。
「いつか~できるようになったら」という人と、「1ヶ月でこれをマスターする」という人とでは、モチベーションが違ってきます。

ノリで決めて、行動しながら考えることが大切です。
あとには引けない状況を作ってしまうと、前に進むしかありません。
そこで迷いは消えるのです。

ノリでやってみましょう。



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他人を見て、ヒヤッとしよう。

2006年04月19日 | テニス
テニスが強くなるには、他人を見てヒヤッとすることです。

僕は基本的に、「他人は他人、オレはオレ」と思っています。
だから、人から何を言われようが、あまり気にしません。
「僕は僕以上でもないし、僕以下でもない」と、人と比較もほとんどしません。
しかし、完全に他人と自分を、切り離して考えているわけでもありません。
TPOに合わせて、使い分けています。

テニスが上達するには、他人と自分を切り離して考えることと、他人を自分のこととして考えることの、バランスが大切です。
人は、人から多くを学びます。
「他人は関係ねーや」と思っていたら、人から学べません。
せっかく周りにヒントがあるのだから、どんどん吸収していった方が得です。

喫茶店でコーヒーを飲んでいると、何やら変な空気に気づきました。
正面の席に座っているカップルが、ちょっとぎこちないのです。
男性の方は、テンションが高く一生懸命な感じに対し、女の子の方はちょっと引き気味です。
どうやら雰囲気的に、この2人は付き合っているわけではなく、デートで男性が頑張っちゃってるみたいです。
でも、女の子の方は、どうも何かに違和感を感じているみたいです。
女の子が時折チラッと気にしている視線の先を追うと「あっ!これか!」と、原因がわかりました。
男性の着ているロンTに、「なんじゃく者」と書かれています。
ガンダムのセーラさんが、ビンタをしている絵がプリントしてあります。
僕は「この人レアなロンT着てるな~・・・きっと勝負服なんだろうな!どこで売ってるんだろ?」と思いましたが、女の子にしてみると不満みたいです。
「こういうミスをしないように、気をつけなきゃ・・・」と、ヒヤッとしました。

上手くなるには、他人のミスを自分のことのように受け止め、ヒヤッとすることです。
ポーチボレーに出た人が、ネットミスをしてしまったら「あの人何やってんだよ」と思わないで、「うわぁ・・・慌てて振っちゃうと、こういうミスしちゃうんだよなぁ・・・私も気をつけなきゃ」と、ヒヤッとしましょう。
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好奇心旺盛になろう。

2006年04月18日 | テニス
テニスが強くなるには、好奇心が旺盛であることです。

僕は、好奇心がとっても旺盛です。
しかし、もしかしたら意外と無趣味な方なのかもしれません。

趣味の多さを自慢している人がいます。
「テニス以外にも、ゴルフにフットサルでしょ・・・あとエアロビにヨガ、スノボーや波乗りもやるよー!好奇心旺盛だからね」と言っています。
たくさん趣味があることが好奇心旺盛かというと、ちょっと疑問です。
いろんな趣味を持っているということは、悪いことではありません。
いろいろやるには、好奇心がなければできません。
でも、本当の好奇心とは、何か1つを、とことん追いかけていこうとすることです。
エジソンみたいに、1つのことに対して、何千、何万回とチャレンジできる人が、好奇心旺盛な人です。

自称、好奇心旺盛な人を見ていると「バックボレーは、なんかうまくいかないからつまんない・・・それよりストロークやろうよ!」という感じの人が、多いような気がします。
飽きっぽくコロコロ変えるとか、広く浅くというのは、本当の好奇心とは違います。

テニス上達のコツは、1つのことに対していろいろやることです。
フォアハンド1つにしたって、いくらでもやることはあります。
・グリップはどう握ったらいいかな?
・この打点はどこかな?
・このフットワークはどうしようかな?
・どう体重移動しようかな?
・どう体の捻り戻しを使おうかな?
・リズムはどうかな?
・軸はどうかな?
・コーチに聞いてみようかな?
・友達に相談してみようかな?
・テニスの本を読んでみようかな?
・ネットで調べてみようかな?
・プロの試合を見てみようかな?
など、まだまだいくらでもあります。

1つのことを深く掘り下げて、とことん追求していくことが好奇心です。
追いかけていくことが楽しいものです。
追いかければ追いかけるほど、「なかなか追いつけないな」「近づいていってるはずなのに、見えなくなってきちゃったな」「やってみたいことがたくさん増えてきたな」などのいろんな体験をします。
そうやって追いかけているうちに、気が付くと、すごく上達しているものです。

好奇心旺盛に、なりましょう。



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「イタギモ」を、楽しもう。

2006年04月17日 | テニス
テニスが強くなるには、「イタギモ」を楽しむことです。

テニス上達のコツは、マッサージと似ています。
マッサージは気持ちいいです。
でも、痛いものでもあります。
「イテテテ~・・・でも気持ちいい」「あ~気持ちいいなぁ・・・でもそこ痛い」という感じです。
痛いだけだと「もうギブ!」と、やめたくなります。
気持ちいいだけだと「いい気持ちだけど・・・これって効いてんのかな?」と、ちょっと物足りなさを感じます。
「気持ちいい」も「痛い」も両方大切です。
「いや~イタギモだったよ!なんか調子良くなっちゃった気がする」というが、ちょうどいいです。

テニスも「イタギモで良かったよ!」と言えるようになりましょう。
チャンスボールを叩いて、アウトしてしまったら「マジでイテー!」とガッカリします。
バシッと決まってポイントを取ったら「超気持ちいい!」と嬉しくなります。
強くなるには、「イテー」を「気持ちいい」に変えていくことです。

「今のプレーはイテーな」というとこに、コリはあります。
ここをマッサージしましょう。
「うわっ!アウトしちゃった・・・ヒザの使い方が悪かったんだなぁ」とコリを発見したら、その部分を練習でマッサージしていきます。
「あれ!まだヒザのタメが甘いなぁ」と、なかなかうまくいかないと「イテテテ~」と思いますが、マッサージをしていくうちに、だんだん柔らかくなっていきます。
すると、バシッと決まるような気持ちいいプレーができるようになってきます。

「痛い」ところにヒントがあります。
痛いのは上達のメッセージです。
せっかく痛いのにほっとくと、だんだん痛みすら感じなくなります。
コリすぎると痛も感じなくなりますが、こうなると重症です。
早めに「ここ痛いんだよね」という場所をマッサージしていくと、どんどん効いてきます。
血行が良くなれば、軽くなります。

「イタギモ」を楽しみながら、上達しましょう。



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悩みを、増やしていこう。

2006年04月16日 | テニス
テニスが強くなるには、悩みを増やしていくことです。

「あれもこれもって・・・悩みが多すぎるんだよねぇ・・・だからなかなかうまくなんないんだよな~」と言っている人がいます。
しかし、悩みはうまくなればなるほど、多くなっていくものです。
初心者ほど、あまり悩みません。
何をどう悩んでいいのかが、わからないのです。
うまくなるほど「自分はヘタッピなんだなぁ」ということがわかってきます。
自分のヘタさがわかるようになることが、上達してきた証拠です。
だから、悩みが多くなってきたら喜びましょう。

新入社員の人は、まだどうしていいのか、わからないことだらけです。
右の左もわからないと、不安になります。
だから「悩んでばっかで疲れるよ~」と言っています。
しかし、ちょっと出世して、責任が大きくなってくると「新人の頃はラクだったよな~・・・今は仕事が多くて悩みが尽きないよ」と言っています。

初心者も、上級者も同じように悩んでいます。
しかし、数と質が違います。
初心者の悩みは、漠然としたものです。
「ボールがちゃんと当たらない」とか「サーブが入らない」といったように、曖昧な内容が多いです。
上級者になるにつれて、悩みの内容は、より具体的なものになってきます。
「上体を捻るタイミングがワンテンポ遅れやすいから、軸足のターンを早くしなくちゃ」とか「ハードヒットするときに、目線がブレないようにしなくちゃ」などのように、明確になってきます。

テニスがうまくなるには、悩みの質を、漠然としたものからより具体的なものへと、シフトしていくことです。
そのためには、具体的な行動を通して、悩みと向き合っていくことが大切です。

悩みに対して「嫌だなぁ」と思う人が多いのですが、逃げたらますます嫌になります。
「これからやりたいこといっぱいあって、うれしいな~」と、悩みを受け入れていくと楽しくなります。
悩みは「もっと増やしていこう」と思うことが大事です。
具体的に解決していくことが、テニスの面白さです。
具体的な悩みが増えてきたら「よしよし!レベルアップしてる証拠だよね~!」と、ニンマリしましょう。



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