藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

疑問を持って、見つめよう。

2005年10月26日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート26

上達するには、考えを掘り下げていくことです。
表面的な部分でストップしないで、どんどん深くしていきましょう。
きっと、ダイヤモンドの原石のような発見が、眠っていますよ。


矢島「さっきから いちいちなぜとか どうしてとか・・・どうでもいいじゃん!駅の案内表示に外国語があろうとなかろうと!」

芥山先生「矢島君・・・だから あなたはバカなのだ!」

矢島「バ・・・バカって な・・なんだよ!」

芥山先生「どうでもいいじゃん・・・そこで投げ出して思考停止するからです・・・漫然と毎日を過ごして周囲に好奇心を抱かない これでは何ひとつ身につかない・・そのような淡白な性格の人間には 学問は無理 東大受験など即刻おやめなさい」

芥山先生「それを知りたい 調べてみて自分なりの論理を構築してすっきりしたい・・・これが知的好奇心を満たすことであります・・推測することで 一枚の表示板だけからでも 世の中のいろいろな動きを読み取ることができるのです・・・・そう・・・“正しく読む”ということ 推測して読み取るのです・・・ですから 机に向かって書物を読むだけが勉強ではありません こうして街に出て 世の中を見渡してみる すると 社会には様々な疑問があります・・・・“正しく読む”能力を身につけるには 常になぜという「疑問」を持つこと・・・ぼんやり歩くのではなく 文章の字面を目で追うのではなく 疑問を投げかけるのです」


テニスが上達するには、常に「なぜ?」「どうして?」と考えることです。
考えない人は上達しません。
例えば、バックハンドストロークが思い通りに入らなかったとします。
そのとき、「あっれ~?おかしいな?今日は調子悪いなー!」で、思考をストップさせてしまっては、上達しません。
そこから「なぜ?」と考えてみることです。
「なぜ、バックハンドの調子は悪いんだろう?」→スイング軌道が悪いから?打点の位置がズレてるから?軸がブレてるから?力んでるから?フットワークが悪いから?膝が曲がってないから?ガットが緩いから?
などと、理由をピックアップして、修正していきます。
「バックハンドの調子が悪いのは、打点が遅れてるのではないか?」という仮説を立てたならば、それを直すにはどうすればいいか?と考えます。
・ スタートのタイミングを早くして、ワンテンポ早くボールの軌道上に入ろう。
・テイクバックのタイミングを、早くしよう。
・コンパクトにラケットセットしよう。
・息を吐いて、捻り戻しのタイミングを早くしよう。
・目線の位置を安定させて、距離感を狂わせないようにしよう。
など、チェックポイントをピックアップし、効果がありそうなところから実践していきます。
もし、効果がなかったら、次、次と試していきましょう。
自分でわからなかったら、コーチに聞いたり、周りの人はどうやって打っているだろう?と観察することで、ヒントが見つかります。
「なぜ?」「どうして?」という発想で、上達していきましょう。



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