藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

年齢不詳で、上達しよう。

2006年07月31日 | テニス
年齢不詳になることで、テニスは強くなります。

今日は僕の誕生日です。
自分的には「イエ~イ!ハッピィバースディ俺」と盛り上がっていますが、周りの人は気づいていないようです。
しょうがないので、自ら「あの・・・今日誕生日なんですよぉ」と言うと、「あっ!そうなの?おめでと!・・・また1つおっさんになったね」という感じなので、ちょっとつまんないです。

誕生日には、不思議と「よし!○○歳はこういうことするぞ!」と目標を立てたりします。
ちなみに、今回も立てました。
それは「本格的に年齢不詳になる」ことです。
僕は、子供の頃から決めていたことがあります。
それは、「大人になったら、ルパン3世のような人になろう」ということです。
もう、だいぶ大人になってきたので、そろそろ実行することにしました。
とはいっても、別に泥棒をやるわけではありません。
ルパン3世は、年齢不詳です。
おっさんぽいですが、若い感じがします。
大人のようで、子供のような感じもします。
子供っぽいようであって、すごく大人な雰囲気もあります。
悪いヤツなようで、すごくいい人っぽいです。
テキトーそうでいて、とても繊細です。
めちゃくちゃなことをやっていても、マナーは良かったりします。
すごく純粋そうだけど、実はダークな部分をたくさん知っていそうです。
こういう人は、なんだかカッコイイです。

テニスがうまい人も、たいてい年齢不詳です。
「あの人、ガキんちょみたいに無邪気にはしゃいでるけど・・・実は結構歳いってるらしいよ」とか「あの人若いくせに、やけに落ち着いてて大人っぽいよね」という感じで、よくわかりません。
一番上達するラインは、「精神的に大人」であることと「精神的に若い」ことのバランスが良いところです。
「精神的にガキんちょ」とか、「精神的にオッサン」だと、なかなか上達しません。
アンチエイジングになることが、上達のコツです。

年齢不詳のテニスプレーヤーになりましょう。



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もっと、自分を大切にしてあげよう。

2006年07月30日 | テニス
大切にしなくてはならない人がいます。
それは、自分自身です。
テニスがうまくなるには、自分のことをよく見てあげることです。

「全然うまくならないんですけど・・・どうしたらいいですかね?」という質問をされました。
「なぬ?それって・・・僕の教え方が悪いのかな?」と言うと、気をつかって「いやいや、とんでもない!そんなことないですよ・・・デキの悪い子なもんですいません」と言ってくれていました。
本人はこのように言っていますが、本当は確実に上達しています。
ただ、自覚していないだけです。

自分のことは、実は一番わかりにくいものです。
他人のことの方が、意外とわかりやすいです。
他人と比較して、自信を失ってしまっている人も多いですが、この判断は間違っていることが結構あります。
なぜなら、自分のことを実際よりも低く評価してしまうケースが多いからです。

「あれ?髪型変えたね」とか「なんかいつもと雰囲気違うんじゃない?どうしたの?」などと、ちょっとしたことに気づいてもらえると嬉しいものです。
こうした変化は、よく見ていないと気づきません。
興味がないと、なかなかわからないです。
仲のいい友達や彼氏、ペットのことに気づくのと同じように、自分のことにも気づいてあげましょう。

僕はラーメン屋さんに行くと、「あれ?今日はいつもよりも若干麺がやわらかいな~」とか「おっ!?今日はちょっといつもよりも濃いめでガツンとくるな~」とわかります。
それは、ラーメンを大切にしているからです。
それと同じように、自分のことに対しても注目しています。
だから「おっ?今日は打球感がいい感じだぞ!マッケンローばりのタッチじゃん!」とか、「あれ?前よりもちょっとボールの伸びがいいみたいだぞ・・・リストをリラックスして打つ効果が、やっと出てきたのかな~」と気づきます。

しっかりと、自分で自分を見てあげることで、手ごたえを感じられるようになってきます。
もっと、自分を大切にしてあげましょう。



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「今、この瞬間」を、エンジョイしよう。

2006年07月29日 | テニス
「今、この瞬間」を楽しめる人が、うまくなります。

「疲れたぁ~」と人には、2種類あります。
同じ言葉であっても、ニコニコしながら満足げな表情をしている人と、本当にダルそうな顔をしている人です。
気持ちよく疲れることが大事です。

心地よい疲労感を感じるには、今を一生懸命やることです。
ダルそうな人は、どこか「今」に集中していません。
さっきしてしまったミスをクヨクヨ引きずっていたり、「0-40だから、とりあえずこれから3つ連取しないとヤバイ」などと考えています。
過去や未来に意識が行きすぎると、今に集中できなくなります。
これをやるから、どんどんストレスがたまってしまうのです。

うまくなるコツは、1ポイント1ポイントを楽しむことです。
「今、この瞬間」に集中すると、楽しくなります。
そのためには、1回1回リセットしていくことです。
「なんでさっき、あんなミスしちゃったんだろ?」と考えながら次のプレーに入ってしまうと、またミスります。
パッとリセットして「さっきはこうミスっちゃったから、今度はこうやってみよっと♪」と楽しむことです。
また、「もう、こっからはミスれないぞ・・・やばいな」と思うよりも、「そんじゃ、次はこういう作戦でポイントをゲットするぞ!」とワクワクする方がいいです。

リフレッシュするつもりでテニスをしているのに、よけいにダルくなってしまっては辛いです。
会社でストレスを溜め、テニスでもストレスを溜めてしまうのはよくありません。
もちろん、適度のストレスは大切です。
しかし、溜め込みすぎには注意しましょう。

大きなストレスの原因は、「どうしようもないこと」と「わからないこと」です。
してしまったことは、どうしようもありません。
これからのことは、まだわかりません。
大事なのは、今の行動です。

今に集中することで、ストレスは少なくなります。
「今、この瞬間」をエンジョイしましょう。



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転機に気づくことで、ワクワクしよう。

2006年07月28日 | テニス
転機に気づくことで、うまくなります。

先日、ジュニアクラスの子が、大事そうに新しいラケットを持っていました。
「あれ?かっこいいラケットじゃん!どうしたの?」と聞くと、「お誕生日プレゼントで、お父さんに買ってもらったんだぁ~」と言っていました。
「そうなんだぁ・・・これはいいラケットだよ!いいなぁ~、コーチもほしいな~・・・これでもっともっとうまくなれるね!よかったねー!」と言うと、「うん!中学に入ったらテニス部に入るの、だから、このラケットでがんばるんだー」とはりきっていました。

新しいラケットにしたり、誕生日などをキッカケにすることは、いい転機になります。
(※ちなみに、僕の誕生日は3日後の月曜です)
何かのキッカケを生かして、「これを機に・・・」とやってみるのはいいことです。
とくに自分にとって大きなイベントではなくても、ふとした転機に気づける人は、どんどん成長していきます。
「これがキッカケで・・・」というようなものは、気を付けていないと見落としてしまうような、ちょっとしたことが多いものです。
だから「感じよう」とセンサーを磨いていくことが大事です。

何気なく打った1球が、「スコーン!」といい感じで飛んでいくことがあります。
このとき「あれ?なんだ今の?たしか・・・リストの力を抜いて打ったんだっけ?・・・これって・・・もしかしたら転機になるかも!」と気づくことです。
たまたま入ったテニスショップに、試合の案内が置かれていることに気づいたとします。
そのとき「へぇ~どんな試合なんだろ?」と興味を持って読んでみたことが、転機になったりするものです。

積極的に「もしかしたら、これが転機になるかもしれない」と思っていると、いろんな発見があります。
ヒントは、近くにたくさん転がっているのです。

「こんなことに気づいちゃったんだ~!これを機に・・・」とワクワクしちゃいましょう。



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寄り道をしながら、うまくなろう。

2006年07月27日 | テニス
「おもしろい」と感じることをやっていくと、テニスは上達します。

「私はまだ、そういうショットを打つようなレベルじゃないから・・・もっとしっかり基礎を固めなきゃ」と言っている人がいます。
基本は大事です。
基礎をしっかりと固めると、上達は早いです。
しかし、つまんなそうに基礎練習をやるのはよくありません。
「本当は・・・こういうショット打ってみたいんだけどなぁ・・・」と、不満を持ちながら練習しても、集中できないからです。

親切な人が、「こういうショットに挑戦したいんだけど、どう思う?」という質問に対して、「・・・でも、今はまず基本をしっかり作ることが大切なんじゃない?変なクセがついちゃうと、後で直すの大変だよ」とアドバイスしていました。
たしかに、その通りです。
この人は、質問された人のことを考えて、答えてくれているのですが、こういう場合は「やってみたら?」という方がよい場合が多いです。
僕は「やってみたらいいよ!シャラポアがやってたあのショットは、こうやって打つんだよ!」と教えちゃいます。
もちろん、基礎ができていないうちに難しいショットに挑戦しても、うまくいかないことはわかっています。
それでも、最初から「そっかー・・・まだ私にはムリなのか・・・つまんないな」と思うよりは、やってみてわかった方がいいです。
まずは、「これやってみたいな・・・」という好奇心を優先することです。

「今はそういう段階じゃないから」と、段階別にこだわるとつまんなくなります。
できる、できないは別として、「おもしろそう!やってみたいな」ということは、やってみることです。
「この道は、どこに行くんだろう?」と気になっているなら、実際に行ってみて、迷ったら引き返してくればいいのです。
いろいろやってみることで、「やっぱり基本って大事なんだな」という実感が生まれます。

僕は、基本練習が好きです。
単調に見えるような基礎をやっていても、ワクワクします。
それは、いろんなショットに通じていることを知っているからです。
「これがうまくできるようになったら、こういうショットにも応用できるな」とイメージできると、楽しく練習できます。

「応用」と「基礎」を、行ったり来たりしながらうまくなっていくものです。
「おもしろそう」ということやっていくことです。
寄り道をしながら、うまくなりましょう。



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ほめることで、観察力を身につけよう。

2006年07月26日 | テニス
観察力を身につけることで、テニスはレベルアップします。

「私、観察力ってないんだよね・・・どうしたら身につくの?」という質問がありました。
僕がやってきた中で一番効果的だったのは、人をほめることです。

強い人を見ていると、人をほめるのがうまい人が多いものです。
しかも「そんなとこ見てんの?」というような、あまり普通の人がほめないようなポイントをほめていたりします。
「あの人の、ミスった後に頭をかくクセがいいよね!あれやった後って、なぜか集中してるんだよな~・・・きっとあれで気持ちを切り替えてるんだよね」などと、「おっ?そう言われてみるとそうかも」ということを言っていたりします。

すぐに人をけなす人は、なかなか上達しません。
人から学べないからです。
けなすことは、それほど頭を使いません。
「あの人はたいしたことないな~」とか「あの人のサーブは遅くてショボイよ」などと言っている人は、見たまんまのことを言っているだけです。
悪い部分は、それほど考えなくても目につきます。

観察力を身につけるには、「どこの部分をほめられるかな?」という目で、見てみることです。
「あの人のサーブは遅いけど、セカンドはダブらないし、コースの打ち分けもできてるよね!すごいなぁ!私も見習わなきゃ」という方がレベルが高いです。

僕は「おっ!その笑顔いいですね!そうやってニコニコすることで、いいプレーができますよ!笑うことでリラックスできますからね」とか「足元のボールをどけてくれてありがとうございます!そういうサッとどかしてくれるような優しさがすばらしいですね!このボール危ないかな?ってわかるのは、想像力がある証拠です。だから、すぐにうまくなりますよ」などと言っていますが、ほめていくことでどんどん観察力がアップしてきます。
ほめるには、観察しなければできません。
そして、ほめると相手も喜ぶし、自分の気持ちいいです。
楽しんで、観察力を身につけましょう。



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ちょっと角度を変えて、やってみよう。

2006年07月25日 | テニス
限界を作っているのは、自分自身です。
ほんのちょっとだけ見る角度を変えてみれば、限界はなくなっていきます。

「私は、これしかできないから」と言っている人がいます。
この人が試合で負けたときに「ダメだぁ・・・何も通用しなかった・・・相手が悪すぎだよ・・・相性が悪かったのかな?」と、ガッカリしていました。
でも、その内容を聞いているうちに「やっぱりな~」と思いました。
この人は、「私にはこれしかない」と思っていることしかやらなかったからです。

僕が対戦してやりやすい相手とは、「私にはこれしかないから」「これが私のテニスだから」というタイプです。
こういう人は、同じようなことしかやってこないので予測しやすいです。
だから、安心してプレーできます。
「これしかやってこないな」という部分をおさえておけばいいからです。

例えば、相手の人は「私はストロークでつないでいくことしかできない・・・だからいかにミスしないかで勝負していくしかない」と思っているとします。
これがわかれば「甘いボールを打っちゃっても、ネットに詰めてくることはないな」「もしかしたらボレーに自信がないのかも?短いボールで前に出してみようかな?」「どんどんネットに詰めてプレッシャーをかけようかな?」「ライジングで仕掛けていこうかな?」のように、作戦も立てやすいものです。

自分を知るとは、大切なことです。
しかし、「私のテニスはこういうもんだ」と、自分の可能性を限定してしまうのはよくありません。
ちょっと角度を変えてみることです。
「私のテニスは・・・こういうのもありだよね」と思っている方が、可能性が広がります。
ヘンに意気込んで「これで勝負できなかったら終わりだ」と思うより、「こういうのもありだな・・・とりあえずやってみよう」という方が面白いです。

ちょっと考え方を変えて、チャレンジしてみましょう。



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自分だけのシナリオを、書いてみよう。

2006年07月24日 | テニス
シナリオを書いてみることで、テニスは強くなります。

「なんか、やる気がしないな~・・・」と言っている人がいます。
やる気がしないのは、目的やビジョンが見えていないからです。
ワクワクすることが見えていれば、自然とやる気は出ます。

これからのビジョンについて質問すると、「先のことなんてわかんないよ」という人が多いようです。
「どうなるかなんて予測もつかない」という人は、自分のテニスについてのシナリオを書いてみることです。
僕は映画監督になりたかったので、ヒマなときはシナリオを考えていました。
「テニスの映画を作るとしたら、どうしようかな?・・・とりあえず僕が主人公だとして・・・こんなストーリーはどうかな?」と考えていると、なぜかその物語が80%くらい本当になりました。
これは、やっていくうちに楽しくなっていきます。

シナリオを書くときに、まず大切なのはテーマです。
テーマといっても、難しく考える必要はありません。
壮大なテーマにしすぎると、だんだん面倒臭くなります。
気になっていることや、ちょっとしたことなどでいいのです。
1つにこだわるよりは、そのときによってどんどん変わっていってOKです。

シナリオのコツは、オリジナリティーがあって面白いことです。
笑い、涙、意外性、ユーモア、感動・・・などがあるとテンションが上がります。
ダラダラとした内容より、ピンチがあって、挫折があって、これがヒントになって、出会いがあってと、いろいろな心の動きがある方が盛り上がります。

自分で作ったシナリオを意識できれば、物事のとらえ方が変わります。
うまくいかなくて落ち込むことがあったとしても、「おっ!これは大切なシーンなんだよね・・・ここから大事なことをつかんで、ハッピーエンドに向けて這い上がっていくんだよな~」などと思えるようになります。

最初は、簡単なものから書いてみましょう。
短編小説や、1話完結の読みきりマンガのつもりで慣れていくことです。
自分だけのシナリオで、やる気になっちゃいましょう。



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たっぷりと、間違っておこう。

2006年07月23日 | テニス
強くなるには、いろんな失敗を経験していくことです。

いいコーチとは、「負けてこい」と言える人です。
これは、なかなか言えません。
ちゃんと信頼関係が築けていないと、言えないセリフだからです。
一歩間違うと、「ひどい!なんてヤツだ!」とか「職務怠慢じゃないか!それでもコーチかよ!」と非難を浴びます。

僕は、「テニスプレーヤーとして自立するためのサポート」することを考えています。
そのためには、「成長するための助けになってあげられたらな」と思っています。
しかし、助けてあげるためには、逆に助けてあげない方がいい場合もあります。
目の前のことをすべて助けてあげてしまうことで、成長につながらない場合もあるのです。
そういう場合は、あえて助けてあげないようにしています。
これがコーチとして、一番つらい瞬間です。
本当は、助けてあげた方がよっぽどラクだからです。

僕にも、ものすごく疲れることがあります。
それは、試合の引率や応援です。
自分の教えている生徒さんの試合を観ると、すごくハラハラします。
「このままだとヤバイ・・・もっとこうやった方がいいのに・・・」などが、グルグル頭の中で回ります。
しかし、コーチが試合中にアドバイスするのはルール違反です。
だから、ドキドキして手に汗握りながら見守っています。
「選手交代!僕が出ま~す!」とやれたら、どんなに気楽だろうかと思います。

成長するためには、ありとあらゆる失敗を経験しておくことです。
負けて、自分で考えることが大事です。
なんでもかんでも教えてしまうと、自分で考えなくなってしまいます。
これでは、成長できません。
本人が散々考えた後にアドバイスをしないと、アドバイスの意味に気づけません。

負けることもチャンスです。
失敗できるときに、たくさん失敗しておきましょう。



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自分のペースで、ゆっくりやろう。

2006年07月22日 | テニス
強くなるためには、ゆっくり打つことです。

僕はレッスンで「ゆっくりやるべきポイント」と「速くやるべきポイント」に注意しています。
意外と、ゆっくりやるべき部分と速くやるべき部分が、間違ってしまっている人が多いものです。

「速く打ってください」と言うと、「それは難しいよ~」と言う人がいます。
たしかに難しいかもしれません。
しかし、それ以上に難しいことがあります。
それは、ゆっくり打つことです。
これが、できるようになることが大事です。
できるようになれば、「簡単だな~」と思えるようになります。

うまい人は、バランスがいいです。
チャリンコを、すごくゆっくりのスピードで運転するとグラグラします。
スピードを出すほどに、安定してきます。
すごくゆっくりでもバランスがとれる人は、うまいです。
テニスも、これと同じです。
バランスを崩さずに、ゆっくり大きく振れる人は、レベルの高い人です。

僕は、ゆっくり打つときほど集中しています。
ゆっくり打っているように見えるには、体のコーディネーションがしっかりとできていなければなりません。
実際は、足を速く動かしていたりラケットのスイングスピードは速くても、体全体をバランスよく使っていたらセカセカした感じにはなりません。

試合中でも、速くなりすぎないことが大事です。
それには、自分のリズムとバランスをキープすることです。
基本は「速いボールに対しては、ゆっくり振る」「遅いボールに対しては、速めに振る」ことです。

速いボールが来ると、焦って速く振っちゃう人がいますが、これはミスの原因になります。
速いボールは、追いつくことができればチャンスボールになります。
もともとボールに勢いがあるので、うまく合わせることさえできれば、その力を利用できるからです。
意外と「フワフワ~」とゆっくり飛んでくるボールの方が、苦手な人が多いです。
ボールに勢いがないので、自分から力を加えていかないといけないからです。
「チャンス」と思って力むと、バランスを崩します。
ゆっくりのボールには、リズムとバランスを注意して、自分のペースで振り抜くことです。

焦らないで、自分のペースでゆっくりやりましょう。



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人のために、教えてあげよう。

2006年07月21日 | テニス
「自分のことを、客観的に見るのってむずかしいよね」と言っている人がいます。
たしかに、そうかもしれません。
でも、比較的簡単にできることがあります。
それは、人に教えてあげることです。

先日、「バックハンドがよくわかんないんだよねー」「難しいよね・・・でも、ここを、こうやって振るといいんじゃない?・・・あとね、もっとこうするといいかもよ?・・・」と、同じクラスの生徒さんどうしで話していました。
話している途中で、僕が近くにいることに気づいたみたいでした。
「あっ!私なんかが言うことより、コーチに聞いてみた方がいいよ」と、ちょっと照れた感じで言っていました。
僕は「いやいや・・・せっかくですから、そのまま○○さんにアドバイスして下さいよ」と、あえて口をはさみませんでした。
最後まで聞いた後で、「そうですね・・・ここを、こうやったらいいですよ」とアドバイスしました。

僕は基本的に、人がアドバイスしているときは黙って聞いています。
なぜなら、アドバイスしている人の、学べるチャンスを奪いたくないからです。
教えることで、一番よく理解できるようになります。
学校の勉強を教えてあげると、教えた本人が「なるほど」と気づきます。
「これってどうやればいいの?」と聞かれたときに、「それはね・・・」と考えることが大事です。

僕は、コーチになってから、もっとも上達しました。
それまでは、自分のことばかり考えていました。
それが、「○○さんに教えてあげるには、どうしたらいいだろう?」と考えるようになったからです。
つねに「あの人には、こうやって表現するとわかりやすいかな?」「この人には、ここのポイントを意識してもらった方が納得しやすいかな?」「みんなのお手本になるようなプレーをしよう」などと考えるようになってから、自分自身のレベルが上がりました。
それは、人に教えることで、客観的に考えられるようになってきたからです。

人のためにやってあげると、逆に自分のためになります。
「あの人に教えてあげるには、どうしたらわかりやすいかな?」と、考えてみましょう。



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良い波を、引き寄せていこう。

2006年07月20日 | テニス
試合には「波」があります。
これに敏感になることです。
強い人は、自分の方に波を引き寄せることができます。

「ノッてるな」「いい波来てるな」と思うときがあります。
ただ、ゲームには流れがあるので、「今は危険な時間帯だな」ということもあります。
今の流れを見極めていくことが大事です。

強くなるには、「ミスが多くなってきたな」というときに、立て直せることです。
ここで、ドンドン崩れていってしまう人と、もう一度波を引き寄せられる人に分かれます。

僕がいつも気を付けているのは、「ミスしないこと」ではありません。
チャレンジしていれば、ミスは必ずあります。
ミスしてもいいのです。
いけないのは、同じミスを繰り返すことです。
ここを考えないで、「ダメだぁ~・・・なんか調子悪い」とか「今日はツイてねーなぁ」とやると、ドンドン崩れていきます。

良い波を、引き寄せることが大切です。
そのためには、起きたミスをフォローしていくことです。
勝てる人は、安定力があります。
ヒビが入ったら、すぐにその部分を補修していくことです。
ガタガタと崩れる前に、直していくのが大切です。

フォローを素早くするには「なにアウトしてんだよー!」「なんでクレームが来るんだよ!」と、グダグダ文句を言うより、サッと対応することです。
素早く適切な対応をとることで、それが逆にチャンスになります。
ミスしても、その立て直しが素早くできると、また良い流れが戻ってきます。
いったん悪くなった流れも、また良い流れに戻していくことです。

良い波を、引き寄せていきましょう。



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「いざというとき」と「いつも通り」の差をなくそう。

2006年07月19日 | テニス
いざというときは、「いつも以上のことをやろう」としてしまうものです。
でも、いつもやっていること以上のことはできません。
むしろ、いつもやっていることですら、100%できるとは限りません。
本番で使えるのは、「いつも当たり前」のことです。

「なぜか・・・試合になるとできなくなっちゃうんだよねー」と言っている人がいます。
この人は「いつも以上のことをやらなきゃ」と思っているから、できないのです。
いつも通りであることが大事です。

僕は「いつも通り」を大切にしています。
だから、あまり試合と、それ以外の区別はありません。
試合だろうがなんだろうが、いつも通りです。
テニスをしているときも、映画を観ているときも同じような感じです。
仕事のときもプライベートのときも、あまり差がありません。
いつも通りのレベルを上げることを、意識しています。

犬と遊んでいても「おっ!こうやって驚かせるとビビッたな・・・わっ!なんか怒ってるぞ・・・これはポーチボレーのときにも有効かも?」と思います。
友達が「あのアホ上司がよ~・・・なんなんだよまったく・・・」とグチを言い出しても、「なんで文句言ってんのかな?プレッシャーを感じてるのかな?」と無意識に予測しています。
だから、試合でも無意識のうちに「ああいう行動をするってことは・・・あの人はこう感じてるのかな?」と予測してしまいます。
温泉に行って癒されているときも「いや~手と足を思いっきり伸ばせるのって気持ちいいな~・・・極楽極楽~♪」とかやりながら、「ん?こうやって振ったらスピンのかかりがいいんじゃないかな?」と、知らないうちに水の抵抗を利用して、効果的なスイング方法を考えちゃったりしています。

日常生活の中で、いつも「テニス」があると楽チンです。
いつでも、知らないうちにトレーニングしていることになるからです。
試合のときだけ、急にやろうとするからできないのです。
いつも、無意識のうちにやっていれば「いつも通り」になります。

「いざというとき」と「いつも通り」の差を、なくしていきましょう。



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課題を見つけるために、経験しよう。

2006年07月18日 | テニス
試合で勝つよりも、大事なことがあります。
それは、試合に出て、課題を見つけることです。

「まだ準備不足だから、試合に出るには早いよ」と言っている人がいます。
準備することは大切です。
でも、「どういう準備をするべきか?」という内容を知るには、試合に出ることです。

僕は、「うまくなったら試合に出たいな」とは思いません。
「うまくなりたいから、試合に出よう」と考えます。
うまくなるためには、練習が必要です。
練習するときに大切なのは、課題を持って取り組むことです。
その課題を見つけるには、試合に出るのが一番です。

プロは試合に出ながら、練習内容の調整をしていきます。
だから負けたとしても「ワールドカップに向けての、次の課題を見つけることができました」「ウィンブルドンに向けて、改善すべきポイントが見えてきました」などのように、前向きな姿勢でいられます。

実際に、経験しながら知っていくことが大事です。
はじめて旅行に行く場所だと「たぶん、あそこは暑いだろうから・・・たくさんTシャツ持っていった方がいいな」と思っていても、実際に行ってみると「夜になると急に冷えてくるんだな・・・上着持ってくればよかったなぁ」と気づくことがあります。
経験してみるから「今度来るときは、トレーナーを持ってこよう」ということがわかります。

試合だと、普段の練習では気づかなかったことを発見できます。
「意外と・・・プレッシャーがかかると、こういうミスが多くなるんだなー」というのがわかると、「ここを気を付けて練習しよう」というポイントも見えてきます。

練習課題を見つけるために、本番を経験していきましょう。



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守るより、思い切って攻めていこう。

2006年07月17日 | テニス
上達するには、どれだけ攻めていけるかです。

「攻撃は最大の防御」です。
守りに入っていても、強くなれません。
攻めていくことで、強くなれます。
攻めるとは、挑戦していくことです。

「攻めていこうよ!」とアドバイスすると、力任せにバコバコ打つ人がいます。
これはちょっと違います。
攻撃には、いろいろなバリエーションがあります。
速いボールを打つのも攻撃だし、しっかりとつないでいくのも攻撃です。

攻めていくときに大切なのは、心構えが前向きかどうかです。
「これに挑戦しよう!」と行動するのが攻めです。
「ミスするのが恥ずかしいから、入れにいこう」というのは守りです。

一流の人には、特徴があります。
それは、攻めていることです。
どんどん挑戦していけるから、一流になれるのです。
ヘンに守りに入ってしまったり、逃げちゃったりすると、上にいけません。

中級か中上級クラスの人に多いのですが、急に伸び悩んでしまうことがあります。
その原因は、攻めていけなくなってしまうことです。
これは、ちょっとうまくなってきて、ヘンにメンツを気にするようになってくるとありがちです。
「あの人にはナメられたくない」「みっともないところは見せられない」「いいカッコしたい」などと思い始めることによって、だんだん挑戦できなくなってしまいます。
挑戦すると、当然ミスするリスクも高まります。
だから、思い切った行動に出られなくなるのです。

テニスは、攻めていくことで上達します。
サッカーに例えると、キーパーと1対1の場面になっているのに、味方にパスをしてしまうような人がいます。
思い切ってシュートを打っていくことが大事です。
どんどん挑戦していきましょう。



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