藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

プレッシャーをかけていこう。

2013年05月29日 | テニス
プレッシャーをかけていくことです。

「プレッシャーのかけ方が、よくわからない」という人がいました。
方法は、いろいろあります。

僕は、プレッシャーをかけていくのが好きです。
なぜなら、これって面白いからです。
コツは、相手のことを考えることです。
いくらプレッシャーをかけているつもりでも、相手が何とも思ってなかったら意味がありません。
だから、「この人は、何をすることでプレッシャーを感じるかな?」と想像してみることです。

僕がよくやるのは、「意味のわかんないプレッシャー」や「地味なプレッシャー」です。
もちろん、「あまいボールを叩いていく」「積極的にネットにつめる」といった「派手なプレッシャー」もかけます。
ただ、いろんなプレッシャーを合わせていったほうが、効果が高いです。

意外と、わからないことってコワイです。
だから、意図的に「こいつは、何をしてくるかわからない」と思わせると、相手はプレッシャーを感じます。
あえて選択肢をたくさん見せておいて、「ハードヒットもできるし、ドロップもできる」「アングルボレーもできるし、ロブボレーもできる」などとインプットしていきます。
そうすると、「わかんない」というプレッシャーで、判断の遅れや、ミスを誘うことができます。

「カンタンにはいかない」と思わせるのも、いい手です。
これは、ボディブローのほうに後からジワジワ効いてきます。
「速いボールも、合わせて返してくる」「動かしても、戻りが早い」「予測がいい」といったことをうまくアピールするだけでも、地味にプレッシャーを与えられます。
「一筋縄ではいかない」「ちょっとやそっとのことじゃ、ポイントとれない」となれば、「何かすごいことをしないとマズイ」となってくれます。
それがプレッシャーになって、ムリをしてミスにつながったりします。

「こいつ、やっかいだな」と思わせることです。
いろんなプレッシャーのかけ方を考えて、試してみましょう。



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叱ってみよう。

2013年05月25日 | テニス
叱ることも、大事です。

「自分のことがムカつく」という人がいました。
これは、悪いことではありません。
ただ、自分のことがムカつきっぱなしでは、つらくなってしまいます。

僕は、自分大好きです。
しかし、自分にムカつくこともあります。

自分に対してムカつくということは、たいてい何か気に入らないからです。
たとえば「こんなミスをした、自分にムカつく」というのは、そういう自分に納得がいかないからです。
最初から「うまくいくわけがない」「ミスするに決まってる」などと思っていたら、ムカつかないはずです。

僕は、じつは意外と短気です。
だから、けっこうすぐムカつきます。
ただ、「むかつくってことは、オレにできないのはヘンだってことだよな」「オレにできるはずなのに、こんなのおかしいって思ってるんだな」と考えます。
そして、自信を持って「こういうのはやめろ!」「自分にできるんだから、こうするんだぞ!」と「大丈夫、オレならできるから」という気持ちを持って、自分を叱るようにしています。

きちんと叱ることも大事です。
ポイントは、怒らないことです。
冷静に叱れば、変わってきます。
自分で自分を教育していくことで、よくない部分も改善してくるものです。
もちろん、うまく叱ることも大事です。
自分のことが嫌いになっちゃうんじゃなくて、好きになっていくように叱ることです。
自信を失うようなことではなくて、自信につながる叱り方のほうがいいです。

「自分がムカつく」というのは、イライラすることではありません。
なぜなら、チャンスだからです。
せっかくの成長の機会です。
愛情を持って、自分を叱ってみましょう。



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「その間」を見ていこう。

2013年05月22日 | テニス
「その間」にも、いろいろあります。

「攻めればミスるし、守ってもうまくいかないんですけど」という人がいました。
この人は、どうも極端すぎるような気がしました。

僕は、「攻撃は最大の防御」だと思っています。
だから、攻めを基本にしています。
ただ、攻めといってもいろいろあります。

テニスは、強気なほうが面白いです。
弱気でいると、辛くなってきてしまいます。
もちろん、強気で「より速く」「より厳しいコース」とやれば、その分リスクも高くなります。
そこでミスが増えたら、逆に弱気になってきてしまうかもしれません。

僕がよくやる攻め方があります。
それは、「相手のミスを誘う攻撃」です。
「お願いだから、そろそろミスってよ」と、弱気でミス待ちするのとは違います。
積極的に、ミスさせるように仕掛けていくわけです。
「コントロールできる範囲で相手を動かす」「回転量を工夫して、ペースを変えていく」「プレッシャーをかけていく」など、いろいろやっていきます。
こういうのも、すごく面白いです。

極端になりすぎないことです。
「白か黒か」ではなく、その間を見ていくと違います。
同じ攻めでも、ポイントのとり方はたくさんあります。
剛速球で空振り三振でも1アウトだし、変化球などで打たせてとっても1アウトです。
場合によっては、ダブルプレーで2アウトになるかもしれません。
テニスの場合も、同じような感じです。
ノータッチエースのように、すごい球でキメても1ポイントです。
相手がミスってくれても、1ポイントです。
場合によっては、相手のミスをきっかけに、大きく流れが変わってくれることもあります。
10段階あるとしたら、8の攻めもあるし、2の攻めもあります。
超攻撃的なのだけが、攻めではありません。
防御っぽい攻めもあるし、相手のミスを誘う攻めもあります。

攻めのバリエーションを、増やしていくことです。
柔軟にタイプの違う攻撃ができるようになると、すごく面白くなってきます。
極端になりすぎないで、「その間」も見ていきましょう。



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気にしないのも、ありにしてみよう。

2013年05月18日 | テニス
相手のことを、よく見ることが大事です。
でも、気にしないことも大事です。

「相手をよく見るようにしてるんですけど、そのわりにはミスが多いんです」という人がいました。
僕は、対戦相手をよく観察するようにしています。
だけど、そのわりにはあえて気にしないこともあります。

たとえば、スッとネットにつめてきたとします。
そこで、「ヤバイ!パス打たなきゃ」と慌てると、ミスが増えてしまいます。
そういうときは、そんなに気にしない方がいいかもしれません。
「前につめてきてるな」とわかっても、「まあ、いいや・・・とりあえず、足元にコントロールしよう」などと、ボールや打ちたいコースに集中します。
ヘンなミスをするよりも、焦らず対応したほうがトクだからです。

僕は、プレッシャーをかけていったり、フェイントを入れて惑わすようなことをよくやります。
そこで、慌ててミスってくれたり、リズムを崩してくれると「よしっ!」と嬉しくなります。
しかし、相手が動揺してくれないと、ちょっとガッカリです。
だから、逆に相手から仕掛けられたときには、あえてマイペースで影響されていない感じでいたりします。

相手の出方を見て、プレーすることは大事です。
しかし、自分のリズムを崩してしまうのはよくありません。
罠に引っ掛かって、コントロールされないようにすることです。

「相手の狙いは何だ?」と考えてみると、面白くなってきます。
そうしてくるには、何かしらの根拠があるものです。
「きっと、これを狙ってるんだろうな」というのがわかると、冷静に対処できます。
マイペースな人って、けっこうやりにくいです。
リアクションがよくなかったり、誘っても乗ってきてくれないとコントロールしにくいからです。

よく見るのは大事ですが、振り回されないことも大事です。
あえて気にしないのも、ありにしてみましょう。



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「今が最強」でいこう。

2013年05月15日 | テニス
「今が最強」でいくことです。

「落ちていかない方法」についての、質問がありました。
これは、いろいろあります。
その中でも、何を言ってるかが大事です。

たとえば、昔の武勇伝を偉そうに語っている人なんかは、注意したほうがいいかもしれません。
「オレも、昔はけっこうワルでさあ」などと言ってる人は、たいてい今はいい人キャラです。
「これでも、昔はモテてたんだよ」という人は、だいたい今はモテていません。
それと同じように、「昔は、けっこう強かったんだよ」「昔は、もっと動けたんだよ」と言う人は、今はたいしたことなかったりします。

いくら本当でも、こういうことはあまり言わないほうがいいです。
僕は、過去のことはほとんど言いません。
なぜなら、「今が最強」だと思っているからです。
もちろん、「太っちゃったから、前のほうが動きがよかったな」とか「二日酔いで集中力ないから、この前の方がよくボール見えてたな」といったことも、たまにはあります。
それでも、「今の自分が、一番レベル高い」と考えます。
だから、「前に比べると、かなり良くなってきたよ」といった「今のほうがいい」という発言をします。

「今が最強だったら、あとは落ちるだけじゃないの?」と言われることもあります。
しかし、そんなこともありません。
強くなることに、際限はないからです。
強い自分に、さらに強さをプラスしていけば、どんどん上に行けます。
「昔はよかった」というのは、「それに比べて今はダメ」と悪いイメージを大きくしてしまいます。
これでは、さらにダメになってしまいます。
たとえ体力や筋力が落ちたとしても、「今のほうが強い」と考えたほうがトクです。
そうすれば、ハンデを補うアイデアも出てくるし、新たな可能性も見つかってくるものです。

「今のほうがいい」と思えば、いいイメージがどんどん出てきます。
「今が最強」と思ってみましょう。



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裏チャンスを、見ていこう。

2013年05月11日 | テニス
チャンスは、裏にあったりします。

「メンタル弱いから、すぐに上がっちゃう」という人がいました。
どうやら、自分のよくないところだと思っているみたいです。

僕は、大事な場面でビビるタイプでした。
すぐ力んでしまって、ミスします。
今でも、たまにやります。
ただ、かなり減ってきました。

捉え方が大事です。
「上がって、固くなってしまう」というのは、チャンスです。
「うまくいかないかも?」と思っているからです。
「もしかしたら、ミスしちゃうかもしれない」ということは、「うまくいく可能性が十分ある」ということです。

たとえば、僕が誰かから「このフランス語の文章を、日本語に訳して」とか「あの大学の入試に出た、数学の問題を解いて」などと言われたとします。
でも、別に緊張しません。
「うまくできるだろうか?」なんて、思ってないからです。
自信を持って、「はい、ムリ!」と即答します。
だけど、これが「たぶんできるだろうけど、大丈夫かな?」と思うような内容だったら、わりと緊張するかもしれません。

裏の意味を、見ていくことです。
「ヤバイ、緊張してきた・・・うまくいかないかも」と思うと、悪いイメージが強くなってしまいます。
僕の場合だと、「うわっ!緊張してきた・・・ってことは、うまくいく可能性が高いってことだな」と思います。
こうやると、いいイメージが強くなって、うまくいく確率が上がるからです。

よくないようなことでも、よく考えてみることです。
そうすると、隠れているプラスの意味に気づけたりします。
上がってきたら「チャンス」と思ってみましょう。



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イヤなことも、やってみよう。

2013年05月08日 | テニス
イヤなことは、やってみることです。

「もっと、いろいろあるんじゃないかと思うんですが、何かいい方法ありませんかね?」という人がいました。
他の可能性も、見つけていきたいんだそうです。
これには、自分がやりたくないことをやってみると、面白い発見があるかもしれません。

僕は、やりたいことをやる派です。
やりたくないことは、やりません。
面倒臭いことは嫌いだし、そんなに暇でもありません。
だけど、たまに例外もあります。
イヤなことに、チャンスがあったりするからです。

昔の僕は、超アラいタイプでした。
コーチから、「自分から先にミスしてて、勝てるわけないだろ」「アンフォーストエラーを減らせ」「ムリに打たないで、つないでいけ」などと指示されます。
でも、すごくイヤでした。
当時は「人生フルスイング」が、僕のポリシーだったからです。
「ミスをビビって、入れにいくなんてカッコ悪い」と思っているので、やりたくありません。
ただ、1つ大きな問題点がありました。
それは、コーチがコワイということです。
あとで叱られるのは、もっとイヤです。
だから、仕方なく従いました。
すると、「あれ?」と発見がありました。
ミスしないように続けるって、思った以上に難しいです。
打ちたいコースのイメージも、パッと作れないといけません。
イージーボールを返しちゃうと、相手にすぐキメられてしまいます。
回転量の調整やフットワーク、戦術なども、いろんなことを考えないといけません。
それまで気にしなかったようなことが、よくわかってきました。

やりたくないことって、見ようとしないものです。
だけど、そういうことの中にも、チャンスがあったりします。
方向を変えてみると、面白い発見があるかもしれません。
たまには、イヤなこともやってみましょう。



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弱点も、知っておこう。

2013年05月04日 | テニス
弱点って、大事です。

「いい部分を伸ばすことと、弱点を克服することだったら、どっちが正解ですか?」という質問がありました。
これは、どっちも正解です。
なぜなら、両方大事だからです。

僕は、都合の悪いことから逃げるタイプです。
そのわりには、あえてやっていることがあります。
それは、自分の弱点を理解しようとすることです。

誰でも、どこかしら弱点があります。
弱点って、あまり直視したくなかったりします。
でも、知っていると役に立ちます。
特に注意したいのは、弱点っぽくない弱点です。
「バックの高い打点で叩くのがヘタ」みたいに、わかりやすい弱点は意識しやすいです。
だけど、得意なことであったり、些細な事なんかにも弱点があったりします。

意外な弱点も、わかっているとラクです。
たとえば、フォアの逆クロスに自信があるとします。
得意なショットって、何かあるとすぐ頼りたくなっちゃいます。
自分にとって、大事な武器だからです。
ただ、相手に「この人は、追い込まれてくるとすぐ回り込んで、逆クロスにハードヒットしてくるな」とバレてたら、かなり違ってきます。
「こっちに来るだろうから、こう合わせていこう」などと読まれていたら、強みが弱点になることもあります。

長所って、短所になることもあります。
「私のいいところは、いつも強気なところ」という人は、「この人強気だから、性格的にこういうの狙ってくるだろうな」と予測されやすいかもしれません。
「自分のスタイルを貫き通すのが、私の長所」という人は、「この人は、こういう攻撃パターンばっかりだから、ここをケアしておけば平気」と、わかりやすい人だったりします。
こういうのって、弱点になる可能性が高いです。

自分のいい部分は、弱点にならないように工夫することです。
得意なことが弱点になったり、弱点が長所になることだってあります。
大事なのは、うまく組み合わせて広げることです。
弱点っぽくないような弱点も、知っておきましょう。



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ヘンに、デカくしないようにしよう。

2013年05月01日 | テニス
ヘンに、デカくしないことです。

「ヤバイ!勝てる気がしない」という人がいました。
たしかに、これはヤバイです。

僕は、すぐにビビってしまうタイプです。
それで、失敗ばかりしてきました。
だから、いろいろ改良しました。
特に変えたのは、「勝てる気満々で、ヤバイ!」となることです。

ニュートラルに見ることです。
余計な情報に惑わされたり、ムダな先入観を持たないほうがいいです。
僕は、相手をナメないようにしています。
ですが、大きく見ないようにもしています。
実績のある選手であっても、「あんなスゴイ人じゃ、勝てるわけないよ」とは思いません。
「肩書や知名度で、テニスの勝敗は決まらないじゃん」と、自分に都合悪いことは気にしません。
もちろん、目をそむけるわけではありません。
むしろ、ジィ~と観察します。
「すげぇフォア打つな、ヤバイだろ」みたいに、自分が委縮してしまうようなことはしません。
「ふむふむ、フォアは、このくらい伸びてくるな」「バウンドしてから、このくらいのタイミングでくるな」「高い打点は、わりとフラット系でくるな」「クロスのほうが、得意みたいだな」みたいに、特徴などを観察して、攻略法を分析していきます。

冷静に考えることです。
「自分より強い」とデカく思っていたら、勝てるわけがありません。
自分で自分が不利になるようなことは、しない方がいいです。
完璧な人なんていないし、テニスに絶対はありません。
可能性は、たくさんあります。
その可能性を上げるには、冷静な分析です。
落ち着いてよく見れば、ヒントにも気づけます。
そして、いいアイデアで出てくれば、勝てる可能性もアップしてきます。

ヘンにデカくして、ビビらないことです。
冷静に、突破口を探してみましょう。



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