藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

24時間体制で、やってみよう。

2009年07月30日 | テニス
差をつけるには、24時間体制でいることです。

「みんなと同じように練習するだけじゃ、差をつけられないよね?・・・何かいい方法とかないかな?」ときかれました。
方法はいろいろあります。
影で練習するのもありだし、自主トレもありだし、勉強するのもありです。
いろいろある中でも、特にオススメなのは意識を高めることです。
意識の差が、大きな差になっていきます。

僕も、今まで「どうやったら差をつけられるだろう?」と考えてきました。
上には上がいます。
だから、時間がいくらあっても足りないくらいです。
でも、人生は長いようでいてあっという間です。
練習できる時間だって、限られています。
そこで思いついたのは、なるべく24時間テニスプレーヤーでいることです。
これは、かなり有効だと思います。

日常生活の中で、差をつけていくことです。
限りある時間なのに「今はテニスの練習時間じゃないから」と切り離すのは、もったいないです。
つねに「自分はテニスプレーヤーだ」という、高い意識を持つことです。
すると、何をしていても練習になります。

僕は、飲み会で酔っ払っていても、テニスが強くなるトレーニングをしています。
いつも「テニスプレーヤーだ」と心がけているからです。
飲み会の前から試合前のように「今日はあの先輩が来るから、おそらく飲まされる展開になるだろうな」と予測し、「肝臓のアルコール分解を助けるために、リポD飲んでタウリン補給しておこう」「二日酔いをケアして、ウコンの力も飲んでおこう」などと戦略を練ります。
飲んでいるときも、つねに自分の状態を客観的にモニタリングし「ここで調子に乗って焼酎ロックなんかいくとヤバそうだから、今はインターバルを入れながら抑え気味にチェンジ・オブ・ペースしていこう」とペース配分を計算します。
また、場の空気や心理状態を読みながら「ここらで、すべらない話を入れて盛り上げよう」といった、流れをつかむトレーニングなどもしています。
よく見ていくと、どこでもテニスで生かせるトレーニングをすることは可能です。

どんな状況からも吸収していけるのが、プロです。
いつでも「テニスプレーヤーだ」というプロ意識があれば、日常生活のあらゆることがテニスのトレーニングになります。
そういうところの差が、とても大きくなります。
24時間、テニスプレーヤーの意識を持ってみましょう。



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大事なことを、見失わないようにしよう。

2009年07月26日 | テニス
大事なことを、見失わないことです。

「苦しくてしょうがない」と話している人がいました。
思うように勝てないことが、苦痛みたいです。
勝ちたい気持ちは大切です。
ただ、もっと大事なことを忘れないほうがいいです。

友達で、テニスの仕事から離れてしまった人がいます。
ある事情で、知り合いの会社に就職することになりました。
いいコーチだったし、プロの試合にも出ていてランキングもそこそこ上のほうだったので「もったいないなぁ」と思っていました。
久しぶりにテニスをすると、なぜか以前よりも強くなっているようでした。
前みたいに毎日テニスをしているわけでもないのに、不思議です。
話をきくと、ちょっと意外なことを言っていました。
「なんか、辞めてからのほうがテニスが楽しくってさ!この感覚は、しばらく忘れてた気がするな・・・現役のときは勝つことばっか考えていたけど、今は別にそういうことはどうでもよくなっちゃってさ。前は負けて喜んでいるようじゃ終わりだなって思ってたけど、それがどうも違うみたい・・・純粋にテニス自体を楽しめるようになったら、うまくなってきちゃった気がするんだよね・・・たぶん今のほうが強いぜ・・・また戻ろうかな~?」と語っていました。
なんとなく、わかるような気がします。

好きで、楽しんでやっている人が強いです。
でも、最初は純粋に面白いからスタートしたはずです。
それが強くなるにつれて、だんだん目的が違ってきちゃったりします。
いつの間にか「勝つこと」だけになってしまうと、うまくいかないときに楽しめなくなります。
すると、苦しくなったりします。
僕も、こういうことがありました。
「苦しい」「つらい」と感じたときは、一度原点に返ってみることです。
「ラケットとボールだけ持って、走って壁打ちしにいったときのこと」「できなかったショットが打てて、喜んだこと」「ボロボロに負けてしまったけど、あんなに強い人とゲームができて嬉しかったこと」などを思い出すと、ハッと気づいたりします。

テニスは、楽しんでやるものです。
たとえ負けちゃっても「悔しいけど、それよりも楽しかったな~!いろんな発見あったし、よかった・・・よっしゃ!もっともっと強くなるぞ~」とワクワクできる人は、どんどん成長していきます。

勝ち負けといった結果ばかりでなく、夢中になって楽しめることを目指しましょう。



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がんばりすぎずに、気軽にいこう。

2009年07月23日 | テニス
あまり、がんばらないことです。

「気持ちはあるんだけど、どうも体がついていかなくて」と言っている人がいました。
思ってはいるけど、なかなか行動に結びつかないみたいです。
やる気はあります。
これはむしろ、やる気がありすぎるのが原因です。
あまり「がんばろう」と気負わず、テキトーにやったほうがいいです。

僕は、テキトー人間です。
でも、なぜか「がんばってるよねー」と言われたりします。
別に、そういうつもりはありません。
しかし、よく考えてみるとがんばっているかもしれません。
だけど、意識はしていません。
たまたま、そういう結果になっているだけです。

最近は、ドラクエ9にハマっています。
実は、最初から「ようやく発売になったから、がんばってやろう」というつもりはありませんでした。
「あんまりヒマじゃないけど、でも今までのシリーズは全部やってきたしな~・・・話題になってるし、とりあえず買ってみるか」という程度です。
でも、「主人公が天使って何だよ?よくわかんないな~」とビミョーな感じでちょっとずつやっていくうちに、だんだんストーリーが進んでいきました。
そして仲間ができたり、転職できるようになってきたりすると、だんだん「どのスキルポイントに振り分けていくのがいいんだろう?」「バトルマスターに転職したほうがいいかな?」と面白くなってきました。
そんなこんなで、いつの間にかにすっかりハマってきました。
テニスも、これと似ています。

最初から「がんばるぞ」とやりすぎちゃうと、逆に動けなくなることがあります。
マニュアル車が、最初からトップギアに入れると進まないようなものです。
スムーズに加速していくには、1速→2速→3速とシフトチェンジしていくことです。

テニスが強くなるには、力まないことが大事です。
これは、気持ちの上でも同じです。
力を抜いて、ススーッと軽く入ることです。
いきなり「よし!ロディックみたいなサーブをマスターしてやる!」と力むと、「でもなぁ・・・実際、今はショボイし・・・どうすりゃいいんだ?」となったりします。
それよりも、軽~く「ロディックみたいなサーブ打ちたいよなぁ・・・まあ、とりあえずはこういうプロネーションの仕方を練習してみっかな」と、スッとはじめてみることです。
そうやっていくうちに「ちょっといい感じになってきたみたい・・・それじゃ、それにヒザの曲げ伸ばしをプラスしてみれば、もう少しスピードアップするかな?」などと、だんだんステップアップしていくものです。

力まずに、気軽にスタートしてみましょう。



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己を知っていこう。

2009年07月19日 | テニス
己を知ることです。

「しばらく試合に出るのはお休みして、自分を見つめなおす時間をとろうと思って」と話している人がいました。
「んっ?自分を見つめなおすなら、むしろ試合に出たほうがいいんじゃないの?」と言うと、「いや、まずは敵がどうこうより、己をなんとかしないとマズイから・・・とりあえず座禅的なものからですよ」と言っていました。

強くなるには、敵を知り、己を知ることです。
特に、己を知ることは大事です。
だけど、一番わからないのは自分自身だったりします。
考えることは大切ですが、それだけではちょっと難しいかもしれません。

テニスの面白さは、自分を発見することです。
でも「私って一体何者だろう?」と、就活の自己分析みたいに考えてみても、なかなかピンとこないものです。

僕は「テニスって、自分を探す旅なんだぜ」と、エラソーなことを言っています。
しかし、そういう僕自身も、未だに自分のことがよくわかっていません。
むしろ、知れば知るほどわからなくなります。
でも、わからないことがわかることが大事です。
それがわかると、レベルアップしていきます。
なぜなら、自分を知るほどいろんな可能性が見えてくるからです。
可能性が増えれば、わからないことも増えます。
すると、ますます面白くなってきます。

自分を知るには、ジッと考えているだけではいけません。
ガンガン動いたほうがいいです。
いいサイクルに入るには、客観的に自分を見つめられる視点を持って、行動しながら気づいていくことです。
「あっ!自分では積極的に攻めていくつもりだったけど、セカンドサーブのときはコースを狙うより入れにいっちゃってる自分がいる・・・どこかビビッてる部分もあるんだな」と気づいたり、「自分ではアウトするのが怖くて、なかなか打っていけない性格だと思っていたけど、こういうときは思い切って打っていきたいと思う勇気もあるんだな」といった発見があります。
そういう自分を発見し、自分自身を改良していくことです。

動きながら、己を知っていきましょう。



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もっと緊張してみよう。

2009年07月16日 | テニス
もっと緊張していくことです。

「プレッシャーに負けた」「緊張して、実力が出せなかった」と言っている人がいました。
「リラックスしようとは思ってるんだけどさ、なかなかうまくいかなくて・・・そういうときって、どうしたらいいの?」ときかれました。
いろんな方法がありますが、僕がそういうときによくやるのは、もっと緊張することです。

いいプレーをするには、リラックスすることです。
「どうもカタいな」というときは、「リラックスしよう」と思うだけでは、なかなかうまくいきません。
そういうときは、あえて思い切りグッと力を入れて、それからスッと抜くほうがリラックスできます。
精神的にも、それと同じようなことをやると効果があります。
「緊張してるな」「プレッシャーだな」と感じて、無理やり「リラックスだ」とやってもなかなかうまくいきません。
逆に、もっと緊張してからリラックスしてみることです。

プレッシャーに勝つには、さらにプレッシャーをかけてみることです。
僕は、プレッシャーに弱いです。
すぐに緊張します。
でも、負けたくはないです。
だから、緊張しないための方法をいろいろ考えてきました。
その中で発見した1つに、思い出し作戦があります。
緊張する状況になったとき、僕の場合だと浪人時代のことを思い出します。
今となってはいい思い出です。
しかし、リアルに思い出すと、今でも胃が痛くなるような気持ちになります。
浪人生のときは、毎日が不安とプレッシャーでした。
あのときのことを思い出して緊張すると、目の前のことはすごくラクに感じます。
「あのときのプレッシャーに比べれば、相手のマッチポイントのプレッシャーなんて、たいしたことないな」「大嫌いな勉強でのプレッシャーに比べれば、大好きなテニスでのプレッシャーを感じるのは幸せだよね」「あの頃は毎日逃げ出したいと思ってたけど、このプレッシャーからは逃げ出したいと思わないな・・・きっとどこかでプレッシャーが自分を強くするってわかってるんだよね。ラッキー」などと思って、リラックスできます。

「あのときの試合のほうが、足がガクガクするくらいもっと緊張してたな」「全校集会でみんなの前で朝礼台の上に立って話したときのほうが、もっとプレッシャーだったな」「事故って死ぬかと思ったときのほうが、ずっとビビったな」のように、もっと緊張したことを思い出して比較してみると、ラクに感じます。

もっと緊張してから、リラックスしてみましょう。



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ビジュアルで、つかんでいこう。

2009年07月12日 | テニス
気持ちや言葉というのは、大事です。
ただ、それだけでは不十分です。

ボールコントロールの練習をしました。
みんな「よーし!当てるぞ!」と、コートに置いたコーンを当てる気満々です。
でも、しばらくやっても全然当たりません。
そこで、お手本をやることにしました。
「こうやると、うまくいくからね」とデモをやりましたが、3球連続でハズしてしまいました。
「なんだ、コーチだって当たらないじゃん」とツッコまれたので、「今のはナシ、アップだから・・・次当てるから、ちょっと待って」と言って、5秒ほど目を閉じました。
すると「あっ!寝たし・・・現実逃避だ」と、さらにツッコまれました。
しかし、次は見事に当てました。
「どうよ?言った通りだべ?」という顔をしていると、今度は「まあ、コーチなんだから当たり前だよね」と言われてしまいました。

「絶対当てるから!」という気持があるのは、いいことです。
でも、やる気だけではうまくいきません。
「そのためには、具体的にどうすればいいか?」というイメージが大切です。
テキトーに「数打ちゃ当たるだろ」とやっていては、うまくなりません。
ポイントを絞っていくことです。

僕は、たまたま4球目で当てたわけではありません。
「次は当たる」と、わかっていました。
目を閉じたのも、イメージに集中するためです。
「コーンがあそこだから、このボールのラインで、このくらいのスピードで、ネットの上のあの部分を通過すれば命中だな」とビジュアルでイメージして、「よし!ドンピシャで当たった!」と思ってから、実際に打っています。
この映像がリアルにできていたので、かなり自信がありました。

「よし、当てるぞ!」より、「よし!バッチリ当たったじゃん」のほうがうまくいきます。
「当てるぞ」だと、どこかで「でも、本当にうまくいくかな?」と不安もよぎるので、イメージが曖昧になりやすいです。
「よし!バッチリだ当たった!やっぱりここがポイントだったんだな~」とイメージするほうが安心して、リラックスします。
すると、ビジュアル的にリアルになるものです。

ビジュアルで、つかんでいきましょう。



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なんとなくで、やってみよう。

2009年07月09日 | テニス
なんとなくで、決めることです。

「どうやったら勝てるようになるか」と、考え込んでいる人がいます。
向上心があって、いいことだと思います。
ただ、あまりにも「う~ん・・・どこから手をつけていけばいいかな~・・・どういうプログラムで進めようかな?」とブツブツ言っているので、「アドバイスしようか?」と声をかけました。
すると、「えっ?いや、でも、ちょっと自分で考えてみるよ」と言うので黙っていました。
しばらくして、「あの、ところでさ、コーチは自分の練習メニューって、どうやって決めてる?」と質問されました。
「テキトーだよ。なんとなくで、思いついたことやるようにしてるよ」と答えると、「マジメに教えてよ」と叱られてしまいました。
別に、冗談で言っているわけではありません。

考えることは大事です。
でも、考えたところで、なかなかわからないこともあります。
そういうときは、あえてあまり考えないほうがよかったりします。
僕は、すごく考えることもあります。
しかし、たいていは考えるよりノリです。
「なんかよくわかんないけど、なんとなくこれだろって気がする」というノリでやる方が、的確な場合が多いです。

感じることに、ウェートを置いてみることです。
直感が大切です。
僕が、車を運転するときは、地図もナビも使いません。
勘でどんどん行きます。
「なんとなく、こっちだろ」と直感で進みますが、後で地図を見て確認すると、ほぼ最短ルートだったりします。
だから早いです。
もちろん、免許取りたての頃は、よく間違っていました。
「こっちだと思ったけど、なんか違う気がする」と思って地図を見ると、案の定間違った方向に進んでいたりしました。
しかし、こういう経験をしていくうちに、なぜかあまりハズレなくなってきました。
テニスも、これと似ています。

もし「なんとなく、まずはこのリズムで打てるようになることかな?」と感じたなら、そのための練習をしてみることです。
そこで、「いや、でも待てよ・・・やってみてうまくいかなかったらロスになるし、一番効率のいい方法をしっかり考えてから・・・う~ん・・・」とやると、実はこっちのほうがロスになったりします。
直感で、感じたことを信じることです。
やってみて、間違ったことがわかったなら、修正すればいいだけです。
これは遠回りに見えても、実は近道です。

「なんとなく」で行動しながら、直感をレベルアップさせていきましょう。



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テストにしていこう。

2009年07月05日 | テニス
テストにしていくことです。

「あー、もう!イライラする」と言っている人がいます。
うまくいかなくて、キレそうになっています。
でも、ここがポイントです。
キレて、投げたら負けです。

僕は、もともとキレやすいタイプです。
だから、嫌になって投げ出すのは得意です。
しかし、最近ではキレなくなりました。
カルシウムをたくさんとっているからでもなく、丸くなったからでもありません。
発想を変えたからです。

たとえば、スピンサーブの練習をしているとします。
だけど、ちっともうまくできません。
でも、頑張ります。
しかし、やはりうまくいきません。
すると、だんだんイライラしてきます。
「こんなに努力してるのに、なんでできないんだろう?センスないのかな?」「向いてないのかも?」「どんだけヘタクソなんだよ」と不安になってくるからです。
だんだん、期待通りにできない、自分自身に対してムカついてきます。
そして、なんだか負けた気がして「もう、こんなのいいよ」とキレたりします。
これをやると、本当に負けです。

僕は、うまくいかないことだらけです。
でも、あまりキレません。
なぜなら、うまくいかなかったり失敗しても、負けと思わないからです。
順調にいかないときは、「これはテストだな」と思います。
勝手に「うまくいかなくても、どこまでキレないでいられるかテストされてるんだな」「どれだけ前向きに考えられるかの、テストなんだな」などと思います。
すると、失敗することが負けではなくて、いくら失敗しようがキレなきゃ勝ちになります。
こうなると「おいおい、このくらいでキレるわけないじゃん!人類の歴史の中には、こんなことよりキツイことがいくらでもあるじゃん。そういうのと比べりゃ、どうってことないよ」となり、平気になります。
そうやって地道に続けていけば、気づいたらできるようになっているものです。

「そっか!これってこういうテストなんだな」と、勝手に思ってみましょう。



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カンタンに、買わないようにしよう。

2009年07月01日 | テニス
買っていいものと、悪いものがあります。
そこを見極めていくことです。

「相手がケンカ売ってきてさ」と、話している人がいます。
「そりゃ、売られたケンカは買わないと」と、やってしまったそうです。
これが敗因のようです。

僕は、よくケンカを売ります。
しかし、相手にケンカを売られた場合は買いません。
損するからです。
ヘンなところに見栄やプライドがあっても、意味ありません。
ただ、たまに買う場合もあります。
それは、「これ欲しかったんだよな」というものが、70%OFFくらいで売ってきた場合です。
そういうときは、「待ってました」とばかりに買います。

相手のパフォーマンスに、簡単に乗らないことです。
自分のペースを乱してしまうと、勝てるものも勝てなくなります。
この人の場合、強みはストロークの安定性と粘り強いところです。
中でも、スピードはさほどありませんが、スライスは大きな武器です。
序盤は彼のペースで、いつものスライスを混ぜたストローク戦をしていて、リードしていたそうです。
おそらく、相手は「このペースのラリーをしていたら不利だ」と思ったんじゃないかと思います。
だから「打ってこいよ」という挑発行為をして、ケンカを売ってきたはずです。
そこで「ナメんなよ!打っていっても負けねーぞ!」とペースを崩してしまうと、流れがおかしくなってしまいます。

カーッとならないことです。
冷静でいれば、わかります。
相手がケンカを売ってくるのは、理由があります。
意識しているか、無意識でやっているかはわかりませんが、そういう行動をしてくるのには何かしら理由があるはずです。
メリットのないことは、しようとしないものです。
どこかで「自分のトクになるかもしれない」と思っているから、ケンカを売ってきているわけです。
そんなことに付き合うと、こっちが損をします。
いい人にならずに「やだよ~」とシカトして、自分のペースでやりたいようにやることです。
そうすれば相手だって「なにあいつ逃げてんだよ」という顔をしていても、内心では「マズイな、乗ってこないし・・・」と不安になります。
こっちのほうがトクです。

表面的なことを見て感情的になるのでなく、「そういうことをしてくる裏には、何があるんだろう?」と冷静に見ることです。
売られたケンカは、買わないようにしましょう。



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