藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

知らないことに、挑戦しよう。

2005年10月18日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート18

テニス上達のコツは、好奇心が旺盛なことです。
知らないことに興味を持って、挑戦していきましょう。


桜木「いきなり 新しい世界に飛び込んだり あるいは放り込まれたり みんな その都度 対応して なんとか その環境に順応し成長しようとする 知ってることしかできない・・・じゃなく 知らないことに挑戦し克服することが大事なんだ・・・英語を勉強することは 新しいことに挑戦する精神を養うのと同じだ・・・ヘコんで閉じこもるか 前向いて次の道を探すか 要は自分の気の持ちよう・・・まずは中学の時に挑戦もしなかった 英語に挑戦せてみたらどうだ」


テニスが上手くなる人の特徴は、知らないことに挑戦することです。
しかし、ほとんどの人は、変化を嫌います。
いつも不思議に思うのですが、「上手くなりたい」と口で言っている割には、やったことのないショットや、できないことを克服しようとする人は少ないです。
そういう人は、「まだこのショットが安定してないから・・・」などと言って、結局自分の得意なことや、すでにある程度できている事の枠から、なかなか抜け出せません。
結局、意識してないかもしれませんが、心の底で、変化を恐れているのです。

一度、自分のプレースタイルなり、ポジションが決まると、その状況に慣れてしまいます。
その親しんだ状況を壊して、未知のことをするのが、不安になるものです。
僕の友達に、一緒に飲みに行く度に「早く会社やめてぇ~!」と言っている人がいます。もう何年も経ちますが、結局続けています。
不平不満ばかり言っていますが、「どうせ辞めないんだろうなー」と思います。
なんだかんだ言っても、慣れ親しんだ環境は安心だし、いざ辞めたらどうしよう?という未知の部分が不安だからです。

テニスでも、同じような人がたくさんいます。
「なんでボレーに出ないの?」と聞くと「だって、得意じゃないから」と言います。
「ボレーができるようになると、もっといろんな攻撃ができて楽しいよ!」と言うと、「でも、ストロークだって、まだまだちゃんと出来てないから・・・」と答えます。
これでは、なかなか上達しません。
テニスは1つのことを完璧にしてから、次のステップに上がるわけではないのです。
いろんなことをやりながら、トータルでレベルアップしていくものです。
順序というものは、確かに存在しますが、完璧にしてから進むという発想では、いつまでたっても次に行けません。
そもそも、完璧はありえないのです。
あっちに行ったり、こっちに行ったりしながら、少しずつレベルアップしていきます。

ストロークもボレーも、ショットはお互いに影響し合っているので、自分のできる幅を広げていくうちに、今までなんとなくできた事の精度も上がっていきます。
自分の幅を、過小評価で狭めてしまうのは損です。
今まで、やったことないこと、できなかったことなどにチャレンジしていきましょう。



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