藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「お勉強中」にしてみよう。

2015年02月25日 | テニス
「お勉強中」にしてみることです。

「どうしたらいいか、わけわかんなくなっちゃう」という人がいました。
試合中などに、パニックになってしまうそうです。
「どうしよう?どうしよう?」と舞い上がってしまうより、冷静になった方がいいです。

僕は、勉強嫌いな子でした。
でも、今では勉強ばかりしています。
試合でピンチになったりすると、「どうしよう?どうしよう?マズイぞ」と、焦ってきたりします。
でも、焦るより冷静になった方がいいです。
そこで、「ただいまお勉強中」と思うようにしています。
「ところで、これは何のお勉強だろう?」と考えてみると、だんだん冷静になってくるからです。

「今は、このお勉強中」とわかれば、落ち着いてくるものです。
目的がわかれば、やることもハッキリするからです。
「そっか!ボールをよく見るというお勉強中なんだな」「これは、メンタルを強化するためのお勉強中ってことだな」みたいになれば、集中するポイントもわかってきます。

「どうしよう?わからない」と思うと、どんどんわけわからなくなってしまいます。
だから、まずは「わかった!」に持っていくことです。
「きっと、このお勉強をするときが来たんだな」とわかったことにすれば、やるべきことが見えてきます。
そうやって、やれることがわかれば、行動に移していけるものです。

冷静になるには、意味を見つけることです。
「思い切って、前に出るというお勉強中なんだ」「これまではピンチになると怖くなって、ミスらないようにつないでいるだけだったけど、今は追い込まれても攻められるようにするっていうお勉強中なんだ」と、「何の勉強中」かを理解します。
すると、落ち着いて集中しやすくなります。
「今は、このお勉強中」と考えてみましょう。



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いじめは、やめよう。

2015年02月22日 | テニス
いじめは、よくありません。

「自分自身を徹底的にいじめ抜いていかないと、鍛えることはできない」と話している人がいました。
たしかに、それも間違ってはいません。
ただ、いろんな鍛え方があります。

僕は、いじめが嫌いです。
いじめるのも、いじめられるのもイヤです。
だから、いじめのないように気をつけています。
これは、自分に対しても同じです。
イヤなことは、やめた方がいいからです。

友達に、自称ドMの人がいます。
彼は筋トレマニアで、自分をいじめ抜くのが好きなんだそうです。
苦しみに耐えることで筋肉がつくのが、気持ちいいらしいです。
「筋肉痛がたまんねー」と、満足げな顔をしています。
この人のように、自分を追い込むのが趣味なら、いじめて鍛えるのもありだと思います。
ただ、僕のようにいじめも苦しいのもイヤな人は、違う方法にした方がいいです。

優しくすることです。
僕の場合は、自分自身を徹底的に優しくします。
これは、甘やかすのとは違います。
「自分は、何を望んでいるんだろう?」と考えて、それが「強くなりたい」という答えであったなら、それを全力でサポートしてあげる感じです。
「こうしたら、うまくいくかもよ?」「これはやった方がいいよ」と、一生懸命応援していきます。
このように自分を大切にしていけば、楽しく行動していけます。
親切にすることでも、自分を鍛えることはできます。

優しくて強いのって、カッコイイです。
いじめてるのって、なんだかカッコ悪いです。
いじめをやめて、優しく強くいきましょう。



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重く受け止めよう。

2015年02月19日 | テニス
重く受け止めることです。

「ショックから立ち直れない」と話している人がいました。
負けたことで、ヘコんでいるそうです。

僕は、傷つきやすいタイプです。
そのため、よくショックを受けます。
ただ、立ち直るのも早いです。
なぜなら、いつまでも落ちているのが嫌だからです。
つらい気持ちでいるのは、面倒臭いです。
だから、気分を軽くする工夫をしています。
それは、重く受け止めることです。

軽くするには、重く受け止めることです。
ただ、ポイントがあります。
それは、どう受け止めるかです。

たとえば、負けてしまったことを「よくないこと」と受け止めると、ガクンと落ちてしまいます。
「ダメだなぁ」「何やってんだよ」と、自分を責めてしまうからです。
「まあ、仕方ないよね」「そういうこともあるさ」と軽く受け止めれば、ちょっとラクになります。
でも、「仕方なくもないでしょ」「本当は、そういうことあるのはよくないよね」と、なんだかモヤモヤした感じが残ったりもします。

僕の場合は、「残念だけど、でもいい経験になった」「なんだかんだで、楽しかったな」といったことを、重く受け止めるようにしています。
そうすることによって、いいことを思いつくからです。
「いい経験になった」と受け止めれば、「こういうときは、慌てない方がいいんだな」「ああいうときは、ムキになって打つより、ペースを変えた方がよかったな」などと、これからの成長に生かせる、大切な財産になります。
「楽しかったな」と受け止めれば、「でも、こういう作戦に挑戦できたのはよかった」「ああいうプレーをしてくる人ってあまりいないから、貴重な体験ができてよかった」などと、前向きな気持ちになってきます。

「立ち直れない」と、元気をなくして止まっているのは、ちょっともったいないです。
貴重な時間をロスするより、とっとと立ち直って行動していく方がトクです。
よくないことかどうかは、自分で自由に決められます。
「いいこと」として、重く受け止めてみましょう。



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裏に気づこう。

2015年02月15日 | テニス
表だけでなく、裏にも気づくことです。

「才能のある人は、やっぱり違うよね」と言っている人がいました。
たしかに、違うと思います。
ただ、ちょっと気をつけた方がいいかもしれません。

僕は、疑り深いタイプです。
なぜなら、素直だからです。
警戒心を強くしておかないと、コロッと騙されてしまいます。
だから、「表向きはこうだけど、裏ではどうなんだ?」と、いろいろ見抜こうとするクセがあります。
これが、すごく役立ってきました。

オリンピックの金メダリストなどのコメントは、「みんなの応援のおかげです」「運が味方してくれました」といったのが多いです。
こういうのを聞くと、「よかったね」「おめでとう」と祝福したくなります。
でも、ちょっと悔しいです。
なぜなら、カッコイイからです。
本人は、カッコつけているつもりはないかもしれません。
「応援してもらったおかげだな」「運が良かったな」と思っているのも、ウソではないと思います。
ただ、「すごいね!」「よくやったね!」で終わってしまうのも、少しもったいないです。
金メダルを、応援や運の力だけでとれるわけありません。
見えにくい、裏の部分に注目してみると、大事なことに気づいたりするものです。

結果を出すには、何か原因があるはずです。
「いや~、たまたま勝てただけで、たいしたことはしてませんよ」と言われても、カンタンに「へぇー、そうなんだ」と納得しないことです。
「あの動きは、かなりの練習をしてこなきゃできないよね?」「努力しないで、あんなにマッチョになれるか?」と、疑ってみた方がいいかもしれません。
イチロー選手の活躍を観て「やっぱり、天才だな」と思っても、カンタンに「自分なんかとは、そもそも持って生まれた才能が違いすぎる」と思わない方がいいかもしれません。
「天才になった原因はなんだろう?」とその背景を考えると、違ったものが見えてきます。
「小さい頃からプロになると決めて、毎日のようにバッティングセンターに通ってがんばってきたんだな」といったことがわかれば、「自分もこうやっていけば、天才に近づけるんじゃないかな?」というヒントが見つかってきたりするものです。

すごい人は、すごくなった理由があります。
才能もあると思いますが、実は、才能意外の部分も大きいです。
そういうところを見抜いていくと、大事なヒントをもらえたりします。
裏に気づいていきましょう。



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個性的にいこう。

2015年02月11日 | テニス
「個性的」って、大事です。

「自分なりの個性を出していかないと、強くなれないですよね」という人がいました。
「オリジナリティーを伸ばして、差別化していかないといけない」と、思っているようです。
もちろん、自分らしさって大切です。
ただ、ちょっと間違いやすい部分でもあります。

僕は、「個性的だよね」と言われます。
でも、「そうですか?」という感じです。
あまり気にしていないからです。
どちらかというと、あまり我が強くなり過ぎないようにしています。
「オレはこうだし」「これが、オレの個性だし」と固執しすぎると、自分を広げるチャンスを逃してしまうこともあるからです。

強いプロ選手など見ていると、みなさん個性的です。
打ち方も考え方も、いろいろ個性を出しまくっています。
しかし、よく観察してみると、同じ部分もたくさんあります。
フットワークの良さであったり、軸の安定だったりと、基本的なところはしっかりしています。
体調管理であったり、意識の高さ、素直に吸収していく姿勢なども、たいてい共通しています。
似ているところもたくさんありますが、それでもやっぱり個性が強いです。

個性って、勝手に出てきちゃうものです。
みんなと同じメニューで練習していても、みんなが同じにはなりません。
人それぞれ、違うからです。
考えていることも、意識していることも、体格や特徴も違います。
同じ話を聞いたとしても、その人によって捉え方や感じ方、解釈も違ってきたりします。

僕の場合は、好きなようにやっていたら、いつの間にか「個性的」と思われるようになってきました。
「強くなりたい」という素直な気持ちで、「おっ!これやってみよう」「いいこと聞いちゃった!さっそくトライしてみよう」と行動してきただけです。
そうやっていろいろ学んでいると、自然と個性も磨かれてくるものです。

個性は、自分の殻に閉じこもっているより、殻を破っていく方が伸びやすいです。
個性的にいきましょう。



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借りを返そう

2015年02月07日 | テニス
借りを返すことです。

「レベルアップのために、いいサイクルを作るには?」という質問がありました。
この人は、悪循環なことが多いそうです。

僕は、おかげさまで順調に上達してきました。
もちろん、うまくいかないことや、壁にぶち当たることもあります。
でも、わりといい循環できました。

借りを返すことです。
「この借りは、必ず返す!」「倍返しだ!」と思っていると、自然とやる気が出てくるものです。
僕の場合は、しょっちゅう試合で負けていました。
そのたびに、「次にやる時は、きっちりお返ししてやる!」と思っていました。
このようにリベンジを誓うことで、メラメラと燃えてきます。
これが、モチベーションになっていました。
幸運な事に、次から次へと強敵が現れました。
だから、高いモチベーションをキープして、いいサイクルでこれたわけです。

「お返しする」のって、すごく大事です。
気分がスッキリするし、いいこともどんどん起こってきます。
悔しさを晴らしたら、超スッキリです。
また、「これまで、いろんな人に助けてもらったおかげで、ここまで上達してこれた」などと思っているとしたら、こういう感謝もお返ししてみることです。
「お世話になったお返しとして、これからは、積極的に困っている人を助けてあげよう」と思えば、いろんな発見が出てくるものです。
「どうやったら、うまく説明できるだろう?」「どうやったら、元気出してもらえるだろうか?」などと考えて行動すれば、相手のためにもなるし、自分でもいろいろ学べます。
こういった気づきから、さらにレベルアップするチャンスも出てきます。

いいサイクルに入るには、スッキリさせることです。
「借りを返す」ことを考えて、レベルアップしていきましょう。



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抜け道を探してみよう。

2015年02月03日 | テニス
抜け道を、探すことです。

「困難にも、立ち向かっていかないとだめですよね?」という質問がありました。
これは、そうとも限りません。

僕は、あまり困難なことがありません。
なぜなら、そういうことに立ち向かっていかないからです。
面倒臭いことは、嫌いです。
だから、困難があったら、なるべくなくすようにしています。

抜け道を探すことです。
たとえば、道路が渋滞しているとします。
なかなか動かない中、イライラしながらジッと待つのって、すごく困難です。
僕の場合は、こういう困難には立ち向かっていきません。
とっとと裏道を探して、すいてそうな方に行きます。
テニスの場合も、これと同じです。
困難な事があったら、さっさと避けて進むようにします。

成長するための道は、1つではありません。
たくさんあります。
困難な事って、難しいことです。
「大変だな」「不安だな」「頑張らないとな」となると、気が重くなってきます。
すると、行動が遅くなってタイムロスになることもあります。
それよりも、カンタンで楽しいことを探した方が、スイスイ行けて早かったりします。

よく探してみることです。
「この困難に立ち向かって、乗り越えなくては次に進めない」と思っていたら、他のルートに気づけなくなってしまいます。
「いろんなクリアの仕方がある」と思えば、方法もいろいろ見えてきます。
ちなみに、僕がよくやるのは「華麗にかわして、ぶっちぎる」作戦です。
サッカー、バスケ、ラグビー、闘牛なんかは、向かってくる敵をサッとかわしていきます。
「牛が突進してくるという困難に、堂々と頭突きで立ち向かう」というのは、勇気はあるけど、あまり利口な選択ではないかもしれません。

やり方は、いろいろあります。
レベルアップの方法は、1つではありません。
「他に方法ないかな?」と本気で探してみると、見つかってくるものです。
抜け道を探してみましょう。



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