藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

調子いいことを、言ってみよう。

2015年04月29日 | テニス
調子のいいことを、言うことです。

「調子を上げていく方法」について、質問がありました。
これは、いろいろあります。
カンタンなのは、言うことです。

僕は、都合良くしちゃうことが得意です。
これは、いいプレーをするためです。
ちょっとあやしくても、盛ってホメたりします。
「おっ!今日はやたら体のキレがいいぞ」
「今日は、ボールがよく見えてる」
「あれ?今日は、思ったところにコントロールできてる」
などと、都合いいことを言いまくります。
そうすると、だんだん調子が上がってくるからです。

ホメて、味方につけていくことです。
「今日は体が軽いから、めちゃめちゃ追いつける!」と思えば、イメージがよくなってきます。
「あっ、ムリ!」という届かないイメージから、「取れる!」と追いつくイメージに変われば、実際に守備範囲も広がってきます。
ラケットやボールなどの道具も、ホメると違います。
「いいラケットだよなぁ、超打ちやすい」とホメれば、タッチ感覚や回転のイメージなどがつかみやすくなるはずです。
「このボール、すごくいい」とホメれば、「このくらい跳ねるな」「こう伸びてくるな」という軌道が予測しやすくなるものです。

調子いいこと言ってホメていると、すごくラクです。
いいところを見つけると、それを生かせるようになるからです。
すると、いいイメージも膨らんできます。
調子いいことを、言っていきましょう。



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ガソリンにしていこう。

2015年04月26日 | テニス
不満って大事です。

「不満なのはよくないから、あまり欲張らない方がいいよね」と話している人がいました。
しかし、満足感を得たいからって「まあ、こんなもんでいいかな」と妥協していくのは、よく考えた方がいいかもしれません。

僕は、不満だらけです。
だけど、別にイヤではありません。
なぜかというと、「よくないもの」と思っていないからです。
むしろ、「いいもの」と思っています。
不満が大きいほど、うまくいったときの満足感も大きいからです。
だから、不満に感じると「嬉しい予感」がしてきます。

欲張っていくことです。
僕が欲張りなのは、もっと満足していきたいからです。
「もっと強くなりたい」「もっと楽しみたい」と、いろいろ欲張っていくのが好きです。
ただ、それにはエネルギーが必要です。
「温泉行きたい」「ご当地グルメのこれを食いたい」と思って車に乗っても、ガス欠だったら進めません。
不満は、ガソリンと同じです。
給油して満タンになれば、「よし!行くぞー」とガンガン走っていけます。

不満を、どう考えるかで違ってきます。
「理想はこうなんだけど、現実はこう」というギャップを、「イヤなこと」「自信をなくすこと」のように捉えるのはソンです。
僕の場合は、「スゲー不満」と思うと自信が出てきます。
不満を「現在地から、理想の目的地へ進むために必要なガソリン」と思っているので、「よっしゃ!これでガンガン進めるぞ」と「ラッキーなものゲットした」という感じになります。
だから「楽しいドライブになりそう」と、いい予感がしてきます。

本音をごまかして妥協するのは、いまいち面白くありません。
「もっともっと、こうしたい」という、素直な気持ちを大事にしていった方がいいと思います。
不満をガソリンにして、バンバン進んでいきましょう。




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応援を、パワーに変えよう。

2015年04月23日 | テニス
応援していくことです。

「やる気の出し方」についてきかれました。
これは、応援していくことです。

僕は、やる気を出すのが得意です。
なぜかというと、ギャンブラーだからです。
賭けごとって、真剣になるものです。
競馬新聞を見ながら「どの馬が来るかな?」と考えている人は、たいてい真剣な顔をしています。
そして、レースが始まったら「よしっ!いいぞ!そこだ!行け!がんばれ~!」と応援するはずです。
これを、うまく利用しています。

ちなみに、僕は競馬などのギャンブルはやりません。
やるのは、お金を使わないギャンブルです。
賭けの対象は、自分自身です。
「この勝負は藤原が来るでしょ。こいつなら、絶対やってくれる!」と自分に賭けて、「よっしゃ!イケェー!」と全力で応援します。
だから、やる気が出てきちゃうわけです。

自分に賭けてみることです。
この賭けは、すごく面白いです。
自分に対して「こいつ、イケるかな?」と考えてみると、客観的に分析しやすかったりします。
過去のデータと照らし合わせて、「こういう傾向があるな」「こういうときに弱いな」「こういうときは、意外と強いな」と、自分を冷静に見ることができます。
すると、「ここをうまくやれば、勝てるはず」「ここを修正すれば、もっとよくなる」というポイントを見つけやすいです。
そこを改善して自分に賭けると、応援するのが楽しくなってきます。
自分の応援歌を作ってみたり、いろいろ工夫してみるのも面白いです。

やる気を出すには、自分で自分を動かしていくことです。
人から応援してもらうのも嬉しいですが、それ以上に大事なのは自分の応援です。
自分の応援を、パワーに変えてきましょう。



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うまくカッコつけよう。

2015年04月19日 | テニス
ヘンなアピールは、注意です。

「やる気が空回りしちゃった」という人がいました。
どうやら、ヘンにカッコつけすぎたようです。

僕は、かなりカッコつけ野郎です。
なぜなら、「カッコよく見られたい」「スゴイと思われたい」という気持ちが、すごく強いからです。
ただ、気をつけるようになってきました。
カッコつけようとして、逆にカッコ悪い結果になってしまったことが、たくさんあったからです。
かわいい女の子なんかが見ていると、ついつい「カッコイイとこ見せてやろう」と思っちゃいます。
すると、「すごいショット打たなきゃ」と力んで、思い切りミスったりします。
超恥ずかしいし、残念な感じです。
こういった経験を数多くしていくうちに、アピール方法をよく考えるようになってきました。

どうせカッコつけるなら、深く追求していくことです。
カッコつけようとすると、見栄張ったり、自慢したくなったりしやすいです。
でも、よく考えてみると、見栄張ったり自慢する人って、なんだかカッコ悪いです。
自信がある人は、わざわざヘンなアピールはしません。
サービス精神はあっても、冷静さや余裕を感じます。
カッコイイを目指すなら、自分をブラさない方がいいです。
「すごいアピール」のために周りを気にしていたら、余計なプレッシャーになったり、集中力が散漫になったりします。

「この人カッコいいなぁ」と憧れちゃうような選手は、自然とカッコよさがにじみ出ているものです。
これは、ベストを尽くすために、自分をコントロールしているからです。
カッコつけるのは、悪いことではありません。
ただ、やり方によってプラスになることもあれば、マイナスになることもあります。
ヘンにカッコつけるより、うまくカッコつけてみましょう。



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クオリティを上げよう。

2015年04月16日 | テニス
クオリティを上げることです。

「この差を縮めるのは、難しいよね?」という人がいました。
もちろん、カンタンではないかもしれません。
だけど、本気になったら、なんとかなるかもしれません。

僕は、なるべく早く上達したいと思っていました。
そのために、使ってきたものがあります。
それは、悪知恵です。
不器用なので、人と同じように努力していたのでは、どんどん差が開いてしまいます。
差をつけられないようにする、人を追い越すには、人の何倍も努力しなくてはいけません。
ただ、「あいつは毎日2時間練習しているから、自分はその10倍やろう」としても、毎日20時間練習するのは難しいです。
だから、うまく悪知恵を使います。
「10倍ラクにうまくなる方法」を考えるわけです。

前を走っている人に、追いつきたいとします。
しかし、こちらは一生懸命走っても、同じスピードだったら差は縮まりません。
相手の方が速かったら、頑張っているのにもっと差が広がってしまいます。
僕の場合は、自転車で追っかけようとします。
そして、「原チャリの方がいいかな?」となります。
そこから、「やっぱり車で追いかけよう」となります。
なんだかズルイですが、この方が利口です。
「より速く」を考えると、より効率のいいことをしなくてはいけません。

クオリティを上げることです。
僕が考えているのは、「人の10倍努力する」ことより「人の10倍ラクをすること」です。
量より質を重視しています。
本気になって、「もっとこうした方が、効率がいいのではないか?」「こうした方が、ラクだし面白いんじゃないか?」と工夫をしていくことです。
しっかり頭を使って知恵を出していくと、質が高まってスピードも上がっていきます。
クオリティを高めていきましょう。



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取っとかないで、とっととやろう。

2015年04月12日 | テニス
取っとかないことです。

「いつか、こういうショットにもチャレンジしてみたい」という人がいました。
やりたいなら、とっととやった方がいいです。

僕は、やりたいことはすぐやるタイプです。
だから、「気が熟してから」と待つことは、ほとんどありません。
ショートケーキに乗っているイチゴも、さっさと食べます。
後のお楽しみと取っておいて、もし「食わないならもらうよ」とパッと取られたらショックです。
こういった後悔は、したくありません。
テニスでも、これは同じです。

いつやるかが大事です。
僕の経験では、「今でしょ!」です。
やりたいと思ったときが、そのタイミングである場合がほとんどです。
昔は、「今はそれよりも、これをやるのが先」とか「まだ、それをやる段階ではない」と、保留にしていることがよくありました。
でも、いろいろやってきて、わかったことがあります。
それは、「現状に合わせて、段階別に1つずつステップアップするのが正しいとは限らない」ということです。
「まだ、試合に出るような段階ではない。今は、サーブの安定とバックハンドの改善が先」とやめちゃうよりも、「まだ課題はたくさんあるけど、試合出てみたいから挑戦しちゃおう」とやっちゃったほうが、結果的に「やっぱり出てよかった」となる場合が多いです。
それまで気づかなかったことや、ヒントを発見するチャンスになったりもします。

「やりたい」というのは、ナマモノです。
放っておくと、すぐに腐ってしまいます。
お寿司だってラーメンだって、すぐ食べた方がおいしいです。
「やりたい」と思ったときが、一番勢いがあるものです。
その勢いがあるうちに、パッと進んだ方がいいかもしれません。
「後のお楽しみ」にしているうちに、チャンスが過ぎてしまうこともあります。
取っとかないで、とっととやってみましょう。



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そういうことに、しちゃおう。

2015年04月09日 | テニス
そういうことに、しちゃうことです。

「うまくなりたいけど、どうしたらいいのかがわからない」という人がいました。
いいアイデアが、思いつかないそうです。

僕は、ちょっと変わっていました。
すごく、「うまくなりたい」と思っています。
でも、実は「うまくなりたい」と思っていませんでした。
理由は、ヘンにプライドが高かったからです。
ダメな自分を、認めたくありませんでした。
「うまくなりたい」ということは、「自分はうまくない」ということを認めてしまうような気がしていました。
ただ、実際にヘタです。
それにもかかわらず、認めたくありませんでした。
だから「強くなりたいな」と思うと、そう思った自分にムカつきます。
「オレが弱いだなんて、絶対認めない!」となるからです。
自分でも、「ヘンな奴だよな」と思います。
しかし、このおかげでトクしてきました。

うまくなる方法がわからないなら、逆にしてみるといいかもしれません。
なってみれば、わかるはずだからです。
僕は、いいアイデアを思いつきやすいです。
それは「うまくなりたい」ではなくて、「オレはうまい」と思ってきたからです。
「もっと強くなりたいな」ではなく、「オレは超強い」「メキメキ強くなってきた」「どんどん強くなってきている」という感じに、意地でも持っていくようにしていました。
そうすれば、自信にもなるからです。
現実にはヘタっピでも、こう思っていると「あっ!」とひらめきやすいです。
「うまくなりたいと思っている、ヘタな奴」から「オレはうまい」へ自分のイメージが変わると、「そうか!ここだな」と改善ポイントが見えてくるものです。

「うまくなりたい」というのは、大切です。
ただ、「ヘタな自分」というイメージが強いと、いいアイデアも浮かびにくくなってしまいます。
「私はうまい」と思ってみると、いいことが思いつくかもしれません。
先に、そういうことにしちゃいましょう。



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ムリのウソに、気づいていこう。

2015年04月05日 | テニス
ムリなことって、ウソかもしれません。

「そんなのムリ」という人がいました。
だから、やらないんだそうです。
だけど、やってもいないうちに、ムリかどうかはわかりません。

僕も、たまに「ムリ」と言います。
でも、これはウソです。
実は、やりたくないだけです。
本当にやりたいことは、無理してでもやっちゃいます。
うまくいかなくても、いくら失敗しても、諦めずにやってしまいます。
だから、ムリっぽいことも、だんだんムリでなくなってきます。

ムリかどうかを決めるのは、自分です。
周りの人が、いくら「ムリに決まってるじゃん」と言っても、「いや、できる」と思って行動していくと、意外とムリじゃなくなるものです。

「ムリ」と思ってしまう理由を、突き止めてみることです。
僕の場合、ムリの理由に多いのが「傷つきたくない」ということです。
やってみて、うまくいかなかったらショックです。
「クッソー!ムカつくな」と、イヤな気分になりたくないわけです。
だけど、避けてばかりいては強くなれません。
そこで、よく考えてみました。
冷静に考えると、ムカつく原因は、理想と現実のギャップです。
でも、現実を理想に近づけていくのって、最高に面白いことです。
だから、この「クッソー!」というエネルギーを、理想に向かうための原動力として活用する工夫をしてみました。
そうすると、ムリが「ムリじゃない」へと変わってきました。

ムリかどうかを決めるのは、自分です。
やりたいことは、ムリしてでも挑戦してみることです。
ムリなことのウソに、気づいていきましょう。



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後手必勝でいこう。

2015年04月01日 | テニス
後手必勝でいくことです。

「先手、先手でいかないと、勝てないですよね?」ときかれました。
たしかに、先手で仕掛けていくことは大事です。
ただ、勝つための方法はいろいろあります。

僕が、よくやる作戦があります。
それは、先手必勝作戦です。
攻撃は、最大の防御だからです。
もう1つは、後手必勝作戦です。
防御は、最大の攻撃だからです。

正解は、その状況によって変わってきます。
だから、その時々で適切な判断をしていくことが大切です。
僕は、よく「ズルイ」「キタナイ」などと言われます。
「そんなことないですよー」とか「すいません」と謝ったりしますが、心の中では「よしっ!」とやってたりします。
なぜなら、カッコイイと思っているからです。
たとえば、じゃんけんで後出しするのはズルイです。
でも、テニスだと「うまい!」となったりします。

相手がグーを出しているのを見たら、こちらはパーを出すことです。
僕のよくやる「後手必勝作戦」は、こんな感じです。
相手の攻撃に対して、柔軟に対応をしていきます。
ボクシングで例えると、敵の右ストレートに反応してスッとかわし、その一瞬の隙にボディを入れる感じです。
たんに、仕掛けられたことに対する返し技だけではありません。
むしろ、わざとそこに攻めさせることの方が、多いかもしれません。
カウンター狙いで、うまく誘っていたりします。

主導権を握るには、自分から積極的にいくことです。
ただ、積極的にもいろいろあります。
「倍返し」を狙って、わざと先に攻めさせるもの積極的なプレーだったりします。
こういったかけひきって、すごく面白いです。
状況を見極めて、柔軟に対応していきましょう。



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