藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

ズラしてみよう。

2013年03月31日 | テニス
見えてくるには、アングルをズラすことです。

「どうしていいのか、わからない」と悩んでいる人がいました。
まじめに、いろいろ考えているみたいです。

僕は、悩みの多いタイプでした。
だけど、最近はあまり悩みません。
あることがきっかけで、コツをつかんだからです。

高校生の頃、よく小説を書いていました。
執筆作業は、授業中にしていました。
授業がつまらなかったので、退屈しのぎにやっていたわけです。
これだと、まじめにノートをとっているように見えます。
だから、叱られません。
一石二鳥です。
小説の内容は、ラブストーリーです。
ただ、テニスが多くを占めています。
ノリは「タッチ」と「スラムダンク」を混ぜて、テニス版にしたような感じです。
主人公は、一目ぼれしたカワイイ女の子がテニス部だったので、その子を振り向かせたくてテニスをはじめます。
しかし、その女の子は、テニス部のエースで、超うまい奴のことが好きみたいです。
そこで、初心者の主人公は、このライバルに勝ちたくてテニスに打ち込みます。
その中で、いろいろありながらも成長していくストーリーです。
男子校だったので、こういう青春っぽいスクールライフは憧れでした。
だから、このような妄想をして書くことで、ちょっとは憂さ晴らしになっていました。

たんに暇つぶしだった小説が、実はすごく役に立ちました。
小説を書くと、登場人物のことを考えないといけません。
「テニスがうまい奴だと、こういう発想をするんだろうな?」「ヘタな奴って、たぶんこう考えるよな?」「テニス部の監督が優秀だったら、こういうところを見てくるんだろうな?」「こんな奴がいたら、きっとこういうことが起こりそうだな」などと、そのキャラに合わせて想像します。
すると、「こういう立場からだと、こう見えるな」「こっちからだと、こうなるな」と、いろんなことがわかります。

「どうしていいのかわからない」というときは、違う場所からアプローチしてみることです。
同じことでも、見る角度が変われば、また違った見え方になります。
こうすると、ヒントが見つかることが多いです。
アングルをズラして、見てみましょう。



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違う方向から、見てみよう。

2013年03月28日 | テニス
違う方向にしてしまうのも、いいかもしれません。

「どうしていいのか、見当もつかない」という人がいました。
勝つ方法が、わからないようです。

方向を変えてみることです。
友達に、変わった人がいました。
彼とは、よく試合をしました。
どういうわけか、なかなか勝てません。
これといって、すごく強いわけでもありません。
いいショットを持っているわけでもありません。
ミスが少ないわけでもありません。
守備範囲が広いわけでもありません。
体力もたいしてないし、根性もありません。
だから、勝てない理由がよくわかりませんでした。

あるとき、その理由がわかりました。
彼は「ムリをしない主義」なんだそうです。
「あいつのサーブ速いから、いいリターンするなんてムリ・・・オレはムリしない主義だから、そんなムリなことやらない」と言っていました。
「はぁ?なに言ってんの?」という感じです。
でも彼は、このサーブの速い対戦相手に勝ってます。
サーブもブレークしています。
意味わかんないです。
すると、「どうせ、いいリターンなんか返せないんだから、とりあえず、相手のコートに返せりゃ上出来でしょ。チャンボ返してやられたら、それはそれでしょうがないじゃん・・・たぶん、あの人はサーブに自信あるだろ。だから、返してくるだけでも相当プライド傷つくぜ・・・それに、ボレーとストロークは、けっこうミスってくれるから、ムリしないで返すだけでも、けっこうプレッシャーになるんじゃないの?」と、シレッと話していました。
これは、僕にとっては衝撃でした。
そういう発想は、なかったからです。

「こうしないと勝てない」「こうするのが正しい」というのを一度外して、違う発想で見て見るのも面白いです。
すると、意外なヒントが見つかったりします。
違う方向から、見てみましょう。



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アップから、勝負しよう。

2013年03月25日 | テニス
アップで差をつけることです。

「ノープランでいったら、ボロボロだった」と話している人がいました。
事前に相手の情報がなかったため、何の対応策も持っていなかったそうです。

試合に出れば、知らない人と対戦することなんてしょっちゅうです。
データがないからって、準備をしていないのはマズイです。
僕の場合は、事前にいろいろ用意しておきます。
「こういう人だったら、こんな対応をしよう」という引き出しがたくさんあれば、すぐに動けます。

素早い対応が、大事です。
相手のデータがなかったら、できるだけ早く入れることです。
僕の場合は、試合のはじまる前から、リサーチをしていきます。
次の相手はこの人とわかったら、体格や雰囲気、使っているラケットなどを観察して、「なんとなく、こんな感じかな?」とアタリをつけていきます。
そして、アップのときに、かなりの情報を入れるようにします。
「フォアは、こういうスイングをしてくるな」「グリップは、かなりあつめに握ってるな」「スピンは、このくらい跳ねてくるな」「高い打点は、わりと打ってきそうだな」「低いボールのほうが、つないできそうだな」「バックは、スライスのほうが得意そうだな」「ボレーは、わりと振ってくるな」「ローボレーのほうが、コンパクトだな」「サーブは、クイックぎみでスライスが多そうだな」などと、シレッとした顔をしながら、意外と注意深くチェックしています。

ウォーミングアップのときって、かなり貴重です。
もちろん、自分のフォームを整えたり、ボールとの距離感やコートの特徴、スピンのかかり具合などを確認していくのも大切です。
ただ、相手のデータを入れて、戦略を練るチャンスでもあります。
もちろん、相手だってこちらを見ているし、アップではいろいろ隠しているかもしれません。
それでも、かなりのことはわかるものです。
短い時間でも、うまく使えば有利になります。

はじまる前から、試合はスタートしています。
そう思っていると、いろいろ見えてくるし、面白くなってきます。
ウォーミングアップから、勝負していきましょう。



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見せておくのも、ありにしよう。

2013年03月20日 | テニス
見せておくのも、ありです。

「手に内は、ギリギリまで見せちゃダメですよね」と話している人がいました。
たしかに、その通りです。
ただ、いろんなケースがあります。
そうでない場合もあります。

僕は、手の内を見せないように隠しておきます。
「ここぞ」というときのために、とっておいてあるからです。
でも、あえて見せておくことも、よくやります。

見せておくことで、選択肢を与えられます。
例えば、ゲーム序盤でサーブ&ボレーを見せておけば、「この人は、ネットにつめてくるな」と相手にインプットできます。
そうすれば「リターンを浮かせるとマズイ」とプレッシャーをかけられるし、前に出なくても警戒してくれます。
ドロップショットを見せておけば「前もあるかも」と思ってくれるし、トップスピンロブを見せておけば「詰め過ぎるとヤバイ」と思ってくれます。
選択肢を増やすことで、「どう来るんだ?」と迷ってくれます。
そうすれば、ミスを誘ったり、裏を突くこともできます。

いろいろやってみることです。
こういうかけひきも、大事です。
よく「ズルイ」とか「キタナイ」と言われますが、そんなことはありません。
勝つために全力を尽くすのは、カッコイイです。

有利に進めていくには、頭を使うことです。
工夫次第で、いろんな展開が出てきます。
それが、テニスの面白いところです。
状況によって、選択肢も変わってきます。
「見せたほうがいいこと」と「見せないほうがいいこと」を、よく考えてみましょう。



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このポイントに、こだわろう。

2013年03月16日 | テニス
ポイントが、大事です。

「集中力が続かない」という人がいました。
勝ちたい気持ちは強いそうです。
ただ、途中で集中が切れちゃうそうです。

僕は、集中力があまりありません。
先生にも「君は、集中力がない」と、叱られていました。
そのわりには、「すごい集中力だね」と言われたりします。
これは、ずっと集中しているのではなく、うまくやってるからです。

ずっとピリピリしていると、疲れちゃいます。
だから、メリハリをつけることです。
僕は、勝ちにこだわるタイプです。
でも、あまり勝つことを考えていなかったりします。
勝つには、1ポイント1ポイント積み重ねていくしかありません。
だから、試合中は「この1ポイント」のことくらいしか考えていません。
1ポイントって、すぐ終わります。
せいぜい数秒です。
だから、カンタンです。

休み休みやることです。
僕は、ボケェ~とピシッを交互にやってます。
ボケェ~といっても、ダラダラしているわけではありません。
面白い想像をしています。
「次は、こうやって攻めたら面白いかな?」「ここらへんで、パターンを変えてみるのも面白そう」と、ニヤッとしながらエネルギー回復をしています。
そして、プレーに入ったらそのイメージに合わせて、ピシッとやります。
プレーが終わったら、「いや~、なかなかよかった!やるなー、オレ」「今日はビール飲んじゃおうかな」といったことを考えて、また「さてと、次はどうしてちゃおうかな~?」とポイントをイメージして、ピシッとやります。
こんな感じで楽しくやってるので、ラクにできるわけです。

結果ばかり気にすると、疲れちゃいます。
大事なのは、「今ここで、どうするか」の積み重ねです。
1ポイントに、こだわってみましょう。



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「私は」を、チェックしてみよう。

2013年03月13日 | テニス
「私は」を、チェックしてみることです。

「だって、私はこうだし」と言っている人がいました。
自分を持っていることは、いいことです。
ただ、自分というものに固執しすぎるのは、ちょっと気をつけたほうがいいかもしれません。

僕は、「個性的だよね」と言われることがあります。
たしかに、自分らしさを大事にしています。
だけど、「自分はこう」となりすぎないように、気をつけてもいます。

強くなるには、自分の幅を広げていくことです。
そのためには、新たに入れていくことです。
いろんなことを吸収していくには、視点を広くしたほうがトクです。

僕は、映画を観るのが好きです。
お気に入りの作品は、何度も観ちゃいます。
よく「一回観れば、わかるだろ」と言われたりします。
もちろん、どういう内容かは知ってます。
しかし、1回目と2回目では、わかることが違ったりします。
2回目と3回目でも、やっぱり違います。
繰り返していくうちに、「なんで、このシーンを入れたんだろう?」「こういうメッセージを伝えたかったのかな?」「この役者さんは、どういう気持ちで演じたんだろう?」などと、毎回違ったアングルから観ます。
だから、何度観ても面白いし、発見があったりします。
これは、テニスでも同じです。

いろんな角度から、観てみることです。
「私はこうだから」と1つの方向だけよりも、「あの人からは、どう見えるだろう?」「もし自分がこういうタイプだったとしたら、どう考えるだろう?」などと想像してみると、今まで気づかなかったヒントが出てきたりします。

自分の殻に閉じこもって、狭くならないことです。
「私は」に注意して、自分を広げていきましょう。



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捕まえて、残しておこう。

2013年03月10日 | テニス
保留にしておくことです。

「う~ん・・・さっぱりわかんない」と、なんだか焦っている人がいました。
いい方法が見つからないそうです。

僕は、わからないことがたくさんあります。
もちろん、「どうしたらいいんだろう?」と考えます。
それでもわからなかったら、とりあえず保留にしておきます。
しかし、ただ保留にするだけだと、すぐに忘れてしまいます。
だから、メモするなどして、忘れないように工夫しています。

たとえば、セカンドサーブをなんとかしたいとします。
でも、ダブルフォルトのリスクを減らして、なおかつ叩かれないように攻撃力もキープする方法なんて、さっぱりわかりません。
そんなとき、僕の場合は「いいセカンドサーブを打つ」とメモっといて、忘れないようにしておきます。
そうしておけば「セカンド、なんとかするぞ」というのが、頭のどこかで残っています。
その状態のまま、保留にしておくわけです。
すると、あるとき「んっ?こう当ててみたら、回転かかりやすいんじゃないかな?」「こうトスしてみたらどうだろう?」などと、ポッとアイデアが浮かびます。
浮かんだら、すぐに試してみます。
そして、そこでわかったことをメモします。
すると、また「あと、これを加えてみたら、もっとよくなるんじゃないかな?」などと浮かびます。
そしたら、また試して、わかったことをメモしてと繰り返していきます。
こんな感じでやっているうちに、どんどんよくなってきます。

うまく引っかかるように、保留にしておくことです。
ひらめいたら、チャンスです。
ただ、こういうのってすぐに忘れてしまいます。
僕は、「あっ!」とひらめいたら、すぐメモれるように、そこらじゅうにボールペンと紙が転がっています。
バッグの中にも、ベッドの横にも、車の中にも、いろんなところにあります。
持っていないときは、携帯電話のメモに残しておきます。
チャンスは、一瞬です。
しっかり捕まえて、残しておきましょう。



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力を、集中させよう。

2013年03月06日 | テニス
ケチらないことです。

「バランスを考え、計画的にやるようにしてるんですが、なかなかうまくいかないんです」という人がいました。
計画的にやることは、いいことです。
ただ、1つ1つを中途半端にしないほうがいいです。

僕も、計画を立ててやることが多いです。
そのとき、重要視していることがあります。
それは、「マニアックになること」です。
「合理的に計画を立てよう」とやると、あちこちに力を分散させてしまう場合があります。
まんべんなくやるよりも、1点に力を集中させたほうがロスが少ないです。
そして、その部分にこだわって、全力を尽くします。

マニアックなのは、面白いです。
僕の場合は、「セットするときの右ひじの高さ」とか「膝を曲げる角度」みたいなことにこだわります。
「そこまでやる必要あるの?」と言われるようなことでも、一生懸命やります。
研究する、アイデアを出す、練習するなど、今ある力を出し切ってやります。
すると、フッとレベルが上がってきます。
一点に力を集中させることで、その部分を崩す感じです。

一部分が変われば、不思議と広がっていきます。
マニアックなことが、全体に影響してきます。
「フォアのときの、肩の入れ方」にこだわって改善していくうちに、なぜか「バックもよくなってきた」「サーブの威力を増してきた」と変わってくるものです。

バランスを考えたり、計画することは大事です。
ただ、力が分散してロスにならないようにすることです。
「ここは、このくらいの割合で」と、ケチらないほうがいいです。
マニアックなことに、全力でいくと面白くなってきます。
ポイントを絞って、力を出し切ってみましょう。



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いじってみよう。

2013年03月03日 | テニス
いじってみることです。

「うまくなるための方法」について、きかれました。
これは、いろいろあります。

僕は、ずっと「どうやったら、うまくなれるだろう?」「強くなるには?」と考えてきました。
憧れのプレーヤーを見るたびに、じっと観察してヒントを探してきました。
そこで、あることを発見しました。
それは、「強い人には、ある特徴がある」ということです。

人は、みんな違います。
プロだって、一人ひとり打ち方が違います。
プレースタイルも、違います。
ただ、共通している部分もあります。

僕の場合は、強い人の特徴を見つけて、それをマネするようにしてきました。
すると、だんだん変わってきました。

マネするといっても、なんでもかんでもはできません。
フォアハンド1つでも、細かくやっていくとかなり時間がかかります。
そこで、まずはカンタンなことからやっていきました。
すぐできるのは、「ちょっとした態度」とか「言ってること」などです。
たとえば、「ミスった直後のちょっとした態度」などをマネしてみました。
プロを観察すると、一瞬は「クソッ!」「マジかよ」と態度をしたりしますが、その後はすぐにフッと落ち着いて、集中している顔になっています。
切りかえが、すごく早いです。
僕は引きずるタイプなので、しばらくイライラが続いちゃいます。
でも、内心ではムカついてても「もう、次に集中してます」という演技をして、マネするように変えました。
すると、これに慣れていくうちに、「よし、次」と切りかえられるようになってきました。

ちょっとしたことなら、意識すればすぐに変えられます。
カンタンですが、こういうことって重要です。
何か1つ変えることで、全体がガラッと変わってくることも多いです。
ちょっと、いじってみましょう。



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