藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「ボールは金なり」と、思ってみよう。

2006年03月31日 | テニス
テニスが強くなるには、ボールをお金だと思うことです。

「ボレーは嫌なんだよなぁ・・・ちゃんと当たらないんだもん!」と言っている人がいます。
ちゃんと当たらない原因は、フォームの問題、フットワークの問題など、いろいろ考えられます。
まずチェックしてもらいたいのは、「本当に真剣に当てようとしているか?」ということです。
「嫌なんだよなぁ」と思っているものに対して、真剣に集中して取り組むのは、なかなか難しいものです。

嫌いな野菜は、食べたいと思いません。
数学が嫌いなら、難しい数式をみると頭が痛くなります。
嫌いなものは、なるべく遠ざけようとします。
しかし、好きなものは欲しくなります。
サザンオールスターズが好きな人は、新しいサザンのCDが出たら、買いたいと思います。
らーめん好きな人ほど、「らーめん食いてぇ~」と言っています。

僕は「何が一番欲しい?」と聞かれたら、「お金」と答えます。
苦手なショットを克服するには、真剣に取り組まなくてはなりません。
例えば、1万円札が、突風かなんかでどこからともなくヒラッと飛んできたら、ムチャクチャ真剣につかまえます。
そのイメージでやることです。
ボレーを打つときに「1万円が飛んできたけど、この一瞬のチャンスを逃したら、もうつかまえる事が出来ない!」というくらい、集中してやりましょう。

テニスが上達するには、「ボールは金なり」と思うことです。
飛んでくるボールがお金に見えないといけません。
こう見えるようになると、「嫌だなぁ」という感じにはなりません。
むしろ飛びついて、しっかりと捕まえたくなります。
「うわっ!マジでゲットしよう!」と真剣になると、すごく楽しくなってきます。
そして、うまくいくと「ウフフフ・・・めざせ大富豪!」と、1球1球の集中度も上がっていくのです。

精神的に、リッチになりましょう。



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思い切って、ハズそう。

2006年03月30日 | テニス
テニスが強くなるには、調子が悪いときほど、思い切りプレーすることです。

調子が悪いときがあります。
人間なんだから、悪いときも良いときもあるのが普通です。
僕も、「ボール見えてないな~」「サーブの調子が悪いなぁ」という日があります。

調子が悪いときに出せる能力が、真の実力です。
だから、不調のときは、真の実力を試すチャンスです。
いくら「いつもはもっと・・・普段はこんなことないんだけど・・・」と言ったところで、今出せる能力で勝負していくしかありません。
調子が悪かろうが、最低限こういうことはできるというレベルを、上げていきましょう。

不調のときほど、慎重になってしまうものです。
「今日はサーブの調子が悪いなぁ」というときは、たいていファーストサーブから入れにいってしまいます。
でも、これが悪循環のはじまりです。
よくあるパターンは『ダブルフォルトする→自信をなくす→ファーストから入れにいく→鋭いリターンが返ってくる→どうしていいかパニックになってヤケになって打つ→ダブルフォルトする→さらに自信をなくす→また入れにいく・・・』となります。

リターンする側から考えると、「ラッキー」と思うことは
・ ダブルフォルトしてくれること
・ ファーストとセカンドの差がないこと
です。
ファーストもセカンドも、同じような球だったら、タイミングが合わせやすいです。

僕が、サーブの調子の悪いときは、迷わず思いっきりファーストを打ちます。
このとき「ファーストを入れよう」とは思いません。
むしろ、「全力でフォルトしてやろう」と考えます。
だから、フォルトしても「よしよし!狙い通りフォルトできた!」と自信がつきます。
たまたま入ったら、それはそれで「ラッキー!」と嬉しくなります。
こう考えると、セカンドのときも気持ちに余裕ができるので、リラックスして丁寧に打つことができるのです。

僕はこのような「見せ球」を、よくやります。
最初から見せるためのボールを打ちます。
1球目のボールのイメージと、2球目のボールのイメージのギャップがあるほど、タイミングは合わせにくいからです。
プロ野球でも、ピッチャーはバッターのタイミングを狂わすために、ストレートの速球をボールしておいて、本命である次に、変化球で勝負してきたりします。

思いっきりフォルトして「よっしゃー!狙い通りだ!」と、ニヤリとしましょう。



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「不安でいいや」と、開き直ろう。

2006年03月29日 | テニス
テニスが強くなるには、不安を消そうとしないことです。

ダブルスで、対戦相手のサイドに切れるスライスサーブを、バギーホイップショットのリターンで、ストレートのダウン・ザ・ラインにパスを決めました。
すると、相手の前衛の方が「うわ!よくそんなショット打てんなぁ・・・不安じゃないの?」と聞いてきました。
もちろん不安です。
かなりリスキーで、アウトの可能性が高いショットだからです。
じゃあ、なぜ打つかというと、特に安心したいとは思っていないからです。

テニスが上達するには、「不安でいいや」と、開き直っちゃうことです。
「不安だから、安心したいな~」という人は、なかなか上達しません。
無難を選ぶと、行動力が低下するので、チャンスが減ってしまうからです。
それに、相手にも予測されやすくなります。
「とりあえず安全な方・・・」というタイプは、「切れるスライスは難しいから・・・とりあえず面を合わせて後衛の方へ返しとこう」と考えるので、相手の前衛の人は、ポーチボレーに集中できます。

好きな人に告白するのは、不安です。
そこで「不安だから・・・とりあえず告白はもうちょっと様子を見てからにしよう」と、何ヶ月も保留にしている人がいます。
じゃあ、この人は安心しているかというと、意外とそんなことはありません。
フラれる可能性は回避しても、「早くしないと、誰か他の人に取られちゃうかも・・・」と不安がっています。
サッサと告白してしまうと「ごめんなさい・・・私・・『次長課長』の井上さんみたいな人がタイプなんで・・・」と、フラれちゃう可能性もあります。
フラれたらショックです。
「やっぱり不安的中かよ~」と思うかもしれませんが、これは大きく前進するためのチャンスにもなります。
「そっか~タイプじゃないのかぁ・・・んっ?まてよ!っていうことはジカチョーの井上さんみたいに、ガンダム好きになれば・・・カラオケに行ったときは『デビルマン』の歌を熱唱したら見直してくれるかも・・・」などと、次の可能性に向けて、進めるヒントが得られるのです。

「不安だから・・・」とじっとしているより、不安を持ちつつも前進していきましょう。



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赤点を、クリアしよう。

2006年03月28日 | テニス
テニスが強くなるには、赤点をクリアすることです。

先日、レッスンでストロークのデモをしました。
「1球目は深く飛んでくるので、それをライジングでストレートのコーンを狙って返球します。2球目は短いチャンスボールを送りますので、これもライジングの打ち込みでショートクロスのコーンを狙って下さい・・・こうやって打てば当たりますからね」とやった見本が、2球とも当たりました。
それを見た生徒さんは「おおっ!スゲー!さすがコーチ!」と拍手してくれました。
調子に乗って「いやぁ・・・これくらい当然ですよ!ミスターパーフェクトと呼んでください」と言うと、「どうせタマタマでしょ」と言われちゃいました。
確かに、パーフェクトよりもテキトー主義なので、あまり否定はできません。

「ライジングなんかできないよ~」と言う人がいます。
この人は、簡単にできる、できないと言っています。
しかし、問題はイエス、ノーの基準です。
「できないよ~」と思っている人は、「できる」の基準が高すぎるのかもしれません。
「できない」と思っていては、挑戦しようとも思わないものです。

僕は、「英語しゃべれる?」と聞かれると、「もちろんしゃべれるよ!オッケーナイスショット!ディス イズ ア ペン」とか言っています。
一般的にはしゃべれない部類ですが、ちょっとでも知っていれば「できる」と思っています。
外人さんに道を聞かれたときも「あそこをターンライトで、そこからまっすぐGO!OK?」とか言って説明してます。

テニスが強くなるには、赤点をクリアすればOKと思うことです。
僕は、つねに赤点ギリギリで切り抜けてきたので、テニスもこの感覚です。
例えば、100点中40点未満が赤点だったら、40点以上なら合格です。
40%クリアできたら「よかった~」とホッとします。

挑戦してみて「なんとな~く、ライジングっぽいのがちょっとできたな!」と感じたら、「赤点はギリギリセーフ」と思いましょう。
テニスの赤点ラインは「できる」と思ったらクリア、「できない」と思ったら落第です。
上達とは「ちょっとできたっぽい」を、1%ずつ増やしていく作業です。
「タイミング遅れやすいけど・・・あんまり空振りもしないから40%くらいかな?もうちょっとコンパクトにセットして41%くらいに上げよう」と、1%ずつプラスしていきましょう。



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あくびをしながら、プレーしよう。

2006年03月27日 | テニス
テニスが強くなるには、あくびをしながらプレーすることです。

よく、試合中に「集中!」「絶対勝つ!」「必ずキープするぞ!」などと言っている人がいます。
それを聞いた人は「おおーっ!気合い入ってるな!」「スゲー!やる気だなぁ」と言いますが、僕は「あれま!・・・ちょっとヤバイんじゃない?」と思います。
こういう人は、たいてい力みすぎちゃうからです。

僕は、ここ一番の大事な場面ほど、ボケ~としています。
すると、「おいおい!やる気ないでしょ?」とか「酒飲んでるでしょ?」と言われます。
たしかに、電車のつり革につかまったまま寝ている人みたいに、ユラ~と揺れています。
眠そうな顔をして、ダランと力が抜けていて、おまけにあくびをしています。
でも、やる気はバリバリあります。
メッチャ集中するために、こうしているのです。

大事な場面であるほど、プレッシャーはかかるものです。
プレッシャーがかかると、力が入ります。
力が入れば、筋肉が収縮します。
すると、スイングの稼動範囲が狭くなり、フォームが崩れます。
フォームが崩れ、バランスが悪くなれば、ミスも多くなります。
コワイ顔して「集中ぅ~!」とか言うと、ますます力んじゃうものです。
「絶対~」「必ず~」などと考えると、完璧な人はいないんで、自分自身にもっとプレッシャーをかけてしまうのです。

集中するには、リラックスすることが大切です。
しかし、険しい顔して「力んではダメだ!リラックスしなくちゃダメだ!」と思っても、よけいに硬くなるだけです。
リラックスするには、やる気なさそうにあくびをしましょう。
僕は、意識的にあくびをしています。
あくびは、深呼吸と同じ効果があります。
たくさんの酸素が入ることによって、頭はクリアになるし、力も抜けます。
力んでいる人は、硬い表情をしています。
特にあごの筋肉の力は強いので、逆にあごの力を抜くと、全身がリラックスします。
あくびをして、口を大きく開けることで、あごの力も抜けます。

良いプレーをするコツは、リラックスです。
・・・というわけで、僕が眠そうにあくびをしているときは「すごい!集中モードに切り替えてるんだなぁ・・・さすがコーチ!」と思ってくださいネ!



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10年後の自分に、教えてもらおう。

2006年03月26日 | テニス
テニスが強くなるには、10年後の自分から、教えてもらうことです。

「バックハンドのこの部分が、すごく悩んでいるんですよ」という人がいます。
「この部分なら、こうやるといいですよ!」とパッと教えると、「おーっ!そっかそっか!なるほどね!・・・コーチって、いつも簡単そうに言うけど・・・悩みとかってないでしょ?」と言われました。

僕はいつも悩んでます。
だから「そんなことないですよ!人は悩んで大きくなるもんですからね!・・・悩んでいるから最近お腹が出できたってわけじゃないですよ・・・っていうかほっといてよ!」と、自分でボケて、ノリツッコミを入れました。
すると、「・・・・へーぇ!そうなんだ!でもさ、コーチが悩んでるときってどうするの?コーチくらいになっちゃうと、教えてくれる人とかっていないんじゃない?」と聞かれました。

悩みを解決してくれるものは、実はたくさんあります。
問題解決のヒントは、そこらじゅうに転がっています。
逆にいうと、悩んでいるからこそ、コンビニに行っても電車に乗っても、「あっ!そっか!」というヒントに気付くことができるのです。
問題意識を持っているから、何をしても学べます。

どうしても「マイッタなぁ」と思う場合は、僕は10年後の自分をイメージして相談します。
10年後、ジョニー・デップみたいに成長している自分を想像して「10年後、スーパーカリスマコーチになっている僕にご相談があります」と聞いてみます。
すると「そうねえ・・・まぁ、今のうちにたくさん悩んでいおいた方がいいぜ!とにかく思いついたことはなんでもやってみろよ!そうじゃないと10年後に後悔しちゃうよ!」とか言うんだろうなぁと思います。
こうやって、いろいろ相談していると、たいてい解決しちゃうものです。

10年前の自分を「そういえば、あのときこんなことで悩んでたっけなぁ」と思い出すと、今思えばたいしたことないことばかりです。
「友達にこんなこと言われて悩んでたけど・・・今の上司に言われてることの方がずっと厳しいよね」とか「1万円入っているお財布落としてヘコんでたけど・・・今はいつもパチンコで3万くらい負けてるよね」とか思います。
当時は真剣に悩んだことでも、時が経てば「たいしたことない」と思えます。
10年後の自分からすると、今の悩みも「そんなことヨユーだよ」と思うかもしれませんよ。

悩んだら、10年後の自分に教えてもらいましょう。



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辛いに一をプラスしよう。

2006年03月25日 | テニス
テニスが強くなるには、幸せになることです。

「辛いよ~」と苦しんでいる人がいます。
でも、「辛い、辛い」と苦しんでいるうちは、なかなか強くなれません。
辛いことをすると、たいていは辛い結果となるものです。
幸せになるには、楽しんでやることが大切です。
楽しんでやるから、楽しい結果になるのです。

僕も、昔うまくいかなくて「テニスって辛いなぁ」と言っている時期がありました。
そう友達にグチってると「だったらやめちゃえば?好きなことやりゃいいじゃん?」と言われました。
それを聞いて「あれっ?テニスって好きだからやってたんだよな・・・なかなかうまくいかないけど、それでハマっていって面白くなったんだよな」と気付きました。
それから「なんだかんだ言ってもさ、やっぱテニスやってて幸せだよね」と思うようになったのですが、不思議とそう思うようになってから、どんどんうまくなっていきました。

辛いとか苦しいなどと言っている人は、まだ一つ足りません。
「コーチも、今まですごい苦労してきたんでしょ?」と聞かれると、「そんなこともないですよ!あんまり苦労とか辛い思いをするのやめてたら、自然とうまくなってきちゃったんですよ」と言います。
すると、すごい嫌な顔をして「なにそれ?自分はセンスあるって自慢してんの?」と言われます。
強い人は、こうなるのをわかっているので「苦しみを、努力と根性で乗り越えてきたから・・・」などと、もっともらしいことを言って納得してもらおうとしますが、これはウソです。
本音は「好きだったから」です。

「子ぎつねヘレン」を観てきました。
僕は動物ものに弱いです。
すぐに泣いちゃいます。
大沢たかおさんが演じる、動物診療所の獣医さんは、ヘレンを拾ってきた少年(太一)にこう言います。
「つらいという文字を書けるか?辛いに一を足したら幸せになる」
目も耳も聞こえないヘレンは、少年と出会わなければ、2,3日で死んでいました。
少年は、音もなく真っ暗闇である、辛い恐怖の世界に住むヘレンにとって、この一つの出会いで、ヘレンは幸せを感じることができたんだと気付きます。
幸せとは気付きです。

辛いに一をプラスして、幸せになりましょう。



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良い部分を探して、見習おう。

2006年03月24日 | テニス
テニスが強くなるには、「この人の、あの部分がいいよね!見習わなくちゃ」と考えることです。

なかなかテニスが強くなれない人は、人の悪口を言います。
「あの人のサーブはショボイよね」などと、人の悪い部分を探してしまいます。
人の弱い部分を見て、自分が安心したって強くなれません。
サーブがショボイ人にも、良い部分はたくさんあります。
良い部分を探して、ほめられる人が伸びていきます。

伸びていく人は、「バックボレーが安定していますね!すごいなぁ!私はなかなかうまくいかなくて・・・あんなふうに、しっかり面を作って打ちたいですよ!」と、相手の良い部分をほめます。
そうでない人は「ここ良くないね!ダメだね!」などと、悪い部分ばかり言います。

人の悪い部分を探すのは、簡単です。
だいたい見ればわかります。
良い部分を探してほめる方が、レベルが上です。
相手の良い部分を探し、そこから吸収していける人が成長します。

先日、ジュニアのレッスンで、小学生の男の子と試合をしました。
この子は「くらえ~!必殺!ホリエモ~ン ショック!!」と言いながら、フォアハンドをフルスイングしてきました。
ボールはアウトしましたが、「おしい!しっかりタメを作っていたし、振り切れていてからこれが入ったらスゴイね!ホリエモンショックっていい必殺技だなぁ!コーチの友達も、すごいショックを受けていたよ」と、ほめました。

たとえ、自分よりもレベルの下の人からも、たくさん学ぶことはあります。
「そういえば僕もこの子くらいの頃に、同じようなことやってたな!『くらえ~!ドライブショットだぁ!イケ~!!』と、キャプテン翼の翼くんのドライブシュートをパクッて、トップスピン打ってたな!・・・これって意外とやってみると楽しいんだよね、声を出すと力まないから、稼動範囲の広いフォームで打てるんだよなぁ」と発見があります。
人の悪い部分を探すより、良い部分を探すことで、いろいろな発見があります。

人にはいい部分も悪い部分もあります。
良いところを探して「あっ!この人、ここがいいよね!見習いたいな」と考えてみましょう。



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「楽しい」を、追求していこう。

2006年03月23日 | テニス
テニスが強くなるには、「楽しい」を追求することです。

「どうしようかな?」と思ったら、正しいより楽しいを選択する人が、成長していきます。
僕は、基本的に「楽しければOK」と思っています。

テニスで苦しんでいる人の多くは、正しいことを求めています。
小さい頃から「正しいことをしなさい」とか「間違ったことしちゃダメだよ」と言われてきたような、マジメでいい人に限って、苦しんでいるようです。

正しいことを求めると、間違ったことを否定しちゃうようになります。
しかし、正しいことは1つじゃないんです。
強い人は「おいおい・・・フツーそういうコースを狙うのは間違いだろ」という所に入れてきます。
必ずしも間違いということはないのです。
だから、正しさを求めすぎちゃうと「いったい何が正しいのかわかんなくなっちゃった・・・」と、苦しくなってしまいます。

僕の周りの、テニスの強い人達は、「楽しさ」を求めてきた人達ばかりです。
面白いことに、変なヤツばっかりゴロゴロいます。
なぜかというと、個人個人、楽しさを感じる部分が違うからです。
だから、皆さんとても個性的です。

僕は、相手の予想を上回るプレーをすることが、最高に楽しいです。
「反対の反対なのだ~!」などと思いながら、相手の予測を超えようとします。
「相手はきっと、こっちに打ってくると見せかけてあっちに打つことを予想しているだろうな・・・でも残念!」と裏の裏をつくと、意外と相手は考えてなくて、あっさりやられることもあります。
先輩コーチは「俺はドMだから、マゾテニスのスペシャリストを目指してるんだよ!」と、誇らしげに語っていました。
「何が楽しいかって、相手がどんなに打ってこようと・・・シコってシコってつなぎまくる・・・耐えて耐えて、相手がミスったときが最高に快感!耐え抜いたときの達成感を味わうのが至福のときだねぇ~うんうん」と言っています。
人それぞれ、楽しいポイントはかなり違います。
楽しいを追求していくことで、個性的なプレーヤーへと成長していくのです。

自分が楽しいことを追求していくことで、どんどん強くなります。
正しさよりも、楽しい方をセレクトしていきましょう。



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気持ちよく酔える、お酒にしよう。

2006年03月22日 | テニス
テニスが強くなるには、祝杯を上げることです。

「よっしゃ!キマッた!うひょ~!今日のビールは最高だろうなー」と喜んでいる人がいます。
こういう人は、強くなります。
「チクショー!もうこうなったら飲むしかねえよ」と、やけ酒をして癒そうとする人は、なかなか上達しません。

先日、彼女にフラレちゃった友人が「恋の傷は、恋で癒すしかないから・・・片っ端から友達に合コンやれってメール入れまくってるんだよね」と語っていました。
別の友人は「車のローンがマジ痛い・・・この痛みはローン払い終わるまで癒されないんだろうなぁ・・・なげぇ~!」と言っていました。

テニスで傷ついた心は、テニスでしか癒されません。
やけ酒しても、シラフに戻ったら辛くなります。
テニスでリベンジしましょう。
やけ酒でなく、祝杯で気持ちよく酔うのが最高です。

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、王ジャパンが見事初代王者に輝きました。
優勝が決まった瞬間、嬉しくて拍手しながら涙が出ました。
「ピンチもあったし、アメリカ戦や韓国戦も辛いことあったよなぁ・・・プレッシャーも大きかったのによく頑張った!すごい!」と思いました。
難しい状況に、全力でチャレンジしてきたからこそ、最高の喜びを味わえます。
シャンパンを喜びながらかけあう選手達の笑顔を見て「ホント良かったなぁ」と感じました。

テニスの傷を、テニスで癒していける人が、強くなっていきます。
傷をつくり、そしてその傷を乗り越えることで癒されます。
一生懸命にやることで、傷つきもします。
しかし、傷つかない人は、癒される喜びも味わえません。
傷を克服することが、楽しいのです。

うまくいかないことがあって、辛い気持ちになったら「よっしゃ!リベンジして祝杯だ!気持ちよく酔える、おいしいお酒にしちゃうもんね~!」と、やる気満々になりましょう。



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「おっ!」と思いついたら、今やろう。

2006年03月21日 | テニス
テニスが強くなるには、「これやりたい!」と思うことを、今やることです。

「これやりたいなぁって思ったんだけど・・・まだ温めてるんだよね」という人がいます。
「なんでですか?」と聞くと、「おいしいものは後にとっておくタイプだし・・・まだ機が熟してないから」と答えています。
「そんなこと言ってると、忘れちゃいますよ」と言っておいたのですが、案の定、1週間くらいすると「なんかやりたいことあったんだけど・・・何だったっけかな?」と忘れていました。

「やりたい」と思ったときが、それをやるベストなタイミングです。
「・・・なんか・・牛丼に生卵と紅しょうがと七味をドカッとかけて、ガッツリ食いたいな!」と思っても、次の日になれば「昨日は無性に牛丼食いたかったけど・・・今はラーメンの気分だな」となります。
1週間もすれば、「なんかこの前・・猛烈に食いたいのあった気がするけど・・・なんだったっけ?」となります。

僕は「あっ!サイドスピンをかけたドロップショット打ちたいな!」と思ったら、もう打ってます。
最初の計画では「3球は深くつないでから・・・」と予定していても、すぐやっちゃいます。
予定は未定であり、決定ではありません。
今、思いついたことを大切に、臨機応変に対応します。

すぐやることが大切です。
思っていても、やらなければゼロです。
実際にやってみたことは、忘れません。
うまく決まれば「おっ!こりゃイケるぞ」とわかります。
ネットミスしたら「もうちょっとボールの下に潜り込ませて運ぶ感じかな?」と、気付くことができます。
相手に追いつかれて、逆にピンチになったら「ここで打っちゃうのは早かったな!次はもうちょっと・・・」と学習します。

やらずに温めておいて、いつの間にか、せっかく思いついたアイデアが腐ってしまうことがあります。
これはもったいないです。
アイデアは、実際にやってみることで、また新しいアイデアが生まれます。
今やることで、次は一歩進んだやりたいことが見つかります。

やりたいことは、どんどんやりましょう。



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ふてくされないように、気をつけよう。

2006年03月20日 | テニス
テニスが強くなるには、ふてくされないことです。

「くっそ~!負けちゃったよぉ!」と言っている子に、「なんで負けちゃったと思う?」と聞いてみました。
すると、「ミスが多かったから」と答えていました。
確かに、ハズレではありません。
でも、厳密に言うとちょっと違います。
この場合は、『ミスした→「ちっ!なにアウトしてんだよー」と思った→ムカついた→ふてくされた→イライラして集中力が落ちた→イージーミスを連発した』ということです。

トッププロでも、ミスはします。
しかも、1回か2回どころではありません。
勝った人は、ミスをしなかったわけではありません。
たくさんミスっても、勝つ場合もあります。
問題は、そのミスの内容です。
マズイのは、つまらないミスです。
ふてくされて、つまらないミスをしないようにしましょう。

僕は「もぉ~フンだ!」とすぐにプイっとふてくされてしまうタイプなので、気持ちはよくわかります。
しかし、「ミスった→ムカついた→ふてくされた」では、テニスプレーヤーとしてヘッポコすぎです。
自分の感情くらい、自分でコントロールできるようでないと、強くなれません。

実は、最近密かに「ふてくされないプロジェクト」を開始しました。
このところ、ロト6を買っても、当たり数字がまったくカスリもしない場合が多いです。
これは、たいへんショッキングな出来事です。
今までの僕なら「な・・な・・・なんだよぉ!?カスリもしないなんて・・・今回もまた砂の城だったのかなぁ・・・ムキーッ!」と、ふてくされていました。
でも今は「僕の予測は上回るなんて・・・なかなかやるのう!あっぱれじゃ!ハードルが高ければ高いほど、やりがいがあるというものよ!ハッハッハ~」と思うように努力しています。
でも、やっぱりまだションボリしています。
まだまだ、このプロジェクトは長く続きそうな気がします。

ミスをきっかけに、集中力を落とさないことが大切です。
ふてくされないで、自分の感情を自己管理していきましょう。



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「はい!次!」と、サクサクやろう。

2006年03月19日 | テニス
テニスがうまくなるには、反省している時間を短くすることです。

ジュニア(高校生が中心)のレッスンで「反省点はどこですか?」と聞くと、「えっと・・・フォアの面がすぐ上向いて安定しないことと・・・最初に動き出すタイミングが遅いので、フットワークを良くすることと・・・」と、いろいろ言っている人がいます。
「じゃあ、次はどこに注意してやるの?」と質問すると、「そうだなぁ・・・ターンするタイミングと・・・あと・・・・」と、またまたいろいろ言いはじめます。
そして、言っている本人が、だんだんと困った顔をしはじめてきます。
「あれもやらなきゃ!これも気をつけなきゃ!」と、やることが多すぎると頭の中がグルグルしてしまって、「やることありすぎ~・・・ムリィ~」とお手上げになってしまいます。

パッと反省して「よし!まず次はここを注意しよう!」とポイントを絞ったら、サクサク行動することが大切です。
僕は、日ごろからこのトレーニングをしています。
らーめん屋ガイドを読んだら「おっ!ここうまそう!まずは行ってみよう」と、パッと決めます。
しかし、「う~ん・・・どこがいいかな?ここは鶏がらベースかぁ・・・こっちは太麺のちぢれ麺で、スープは濃厚なこってり系かぁ・・・ここはとろ~りとろけるチャーシューがウリなのかぁ・・・むむぅ」と、いつまでも悩んでいる人がいます。
そして、最後には「うむむ・・・もうダメだ!決めらんない!もうどこでもいいや」と言い出します。

テニスがうまくなるには、「あっ!まずここだな!」とピンときたことや、「とりあえず、これならすぐできるな!」ということを、パッパとやっていくことです。
「はい次!はい次!」とやっているうちに、ステップアップしていきます。
いくら頭で考えてみたところで、考えるのと実際にやってみるとでは違います。
らーめんガイドをいくら見ても、実際に食べてみなければわかりません。
食べてみてはじめて、「写真で見るとギトギト系かと思ったけど、意外とあっさりしてるんだな」などとわかります。
行動しながらわかってくるものです。
だから、いつまでも反省していてもしょうがないのです。
止まっている時間がもったいないので、まずはどんどんやってみましょう。
うまくいかなかったら、修正すればいいだけです。
頭の中で「どうやったら最も効率的かな?」と考えているよりも、実際に行動しながら考える方が、効率的な場合が多いものです。

「はい!次はここ!」と、次々とやってみましょう。



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「もっとも屈辱的」を、記録更新しよう。

2006年03月18日 | テニス
テニスが強くなるには、「テニス人生でもっとも屈辱的な日」の記録を、更新していくことです。

僕の好きなイチロー選手は、先日のワールド・ベースボール・クラシック、日本VS韓国戦後のインタビューで「僕の人生でもっとも屈辱的な日」と答えていました。
その言葉は聞いて「やっぱりこの人はすごいなぁ」と感動しました。
イチロー選手のコメントは、いちいち僕のツボにハマります。
「人生でもっとも屈辱的な日」は、全力でプレーしなければ訪れません。

テニスがうまい人の話は、おもしろいです。
「今までで、もっとも屈辱的なこと」と、「今までで、最高」の落差がメチャメチャあります。
しかも、しばらくぶりに会うと、また「もっとも屈辱的」と「最高」の内容が変わっているものです。

テニス人生で、もっとも屈辱的な内容を、記録してみましょう。
今までで、もっとも屈辱的な出来事は何ですか?
その記録は、最近更新しましたか?
「もう何年も、あれより屈辱的なことなかったなぁ」という人は、注意した方がいいかもしれません。

「テニス人生でもっとも屈辱的な日」を、記録更新できる人はラッキーです。
なぜなら、もっともっと成長していく可能性が大きいからです。
全力でぶつかっていける人が、成長します。
手を抜いていたら、屈辱は感じません。
屈辱を受けるのを恐れていたら、自分に言い訳をします。
「ちょっと風邪気味だから・・・」と、防衛ラインを張っていたら、屈辱的な場面になっても「体調が万全じゃないんだから、しょうがないよね」と、どこか逃げてしまいます。
全力でプレーして、もっとも屈辱的な出来事が起こっても、言い訳しないでドーンと受け止められる人は、強くなります。

僕は、「もっとも屈辱的ランキング」が入れ替わるのを、楽しみにしています。
1週間くらい前に、またトップ10にランクインしました。
相手のマッチポイントで絶体絶命のピンチのとき、ロブが浅く飛んできました。
スマッシュで決めるチャンスです。
「よっしゃ!もらい!」とカッコつけて構えたとき、くしゃみをしてしまいました。
スマッシュは空振りして、頭に当たったボールがヘディングみたいになり、相手のコートに入りました。
「時間差攻撃!」とごまかしましたが、もちろんダメで、負けてしまいました。

人生でもっとも屈辱的なことを記録すると、ちょっとした楽しみになります。
「笑いのネタで使えるな」「老後の楽しみの話題になるな」と考えると、気が楽になります。
全力でプレーして、人生でもっとも屈辱的と最高のプレーのランキングを、記録更新していきましょう。



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反面教師にして、学んじゃおう。

2006年03月17日 | テニス
テニスがうまくなるには、自分が誰かからされて嫌だったことは、他の人にしないことです。

先日、高校生の子に「部活はどう?楽しい?」と聞くと、「楽しくないよ~!すごくムカつく先輩がいて、イヤなんだよぉ」と言っていました。
そこで僕は「うわぁ~そうなんだぁ・・・でもそれって、ある意味ラッキーだね!そういうムカつく先輩のことはよく見ておいて、今度は君が先輩になるんだから、そしたら後輩には、イヤな気持ちにさせることしちゃダメだよ」と言いました。

何十人もの人が集まると、そのうち何人かはイヤな奴もいるものです。
「この人イヤなヤツだな~」と文句ばかり言ってもしょうがないので、そういう人は反面教師として学んじゃいましょう。

僕にも、嫌な先輩がいました。
同じ学年の友達はみんな「オレらが先輩になっても、あの人みたいにはなりたくないよね」と言っていました。
しかし、いざ先輩になると「俺たちもさんざんこういう経験をしてきたんだから、お前らもやれ!」と、後輩に言い出す人がでてきます。
その人に「やられてきてイヤだったことを、なんで後輩にもやんだよ!」と言うと、「だってオレらだけイヤなおもいをしてきたんじゃソンじゃん!」と言っていました。

人を嫌な気分にさせる人は、不思議なことに、なぜかテニスがうまくなっていきません。
「この人、どんどんうまくなってるよなぁ」という人は、自分がされて嫌だったことは、人にはしません。
でも、厳しいことも言います。
「これは、うまくなるために大切なことなんだよ」ということは、ハッキリと言います。
ただ嫌われたくないのではなく、ちゃんと人のことを考えられる器のデカイ人が、うまくなっていくみたいです。

嫌な人からも学べる人は、どんどん成長していきます。
そういう人は、魅力的です。
すると、「あの人カッコイイよな」と、みんなから好かれます。
好かれると、みんなが力になってくれます。
そうすると、上達のチャンスはますます広がっていくのです。

自分が人からやられて嫌だったことは、他人にしないようにしましょう。



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