藤原コーチのテニスランド

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科学的にやろう。

2005年10月05日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート5

効率の悪いことをやっていると、大きなロスになります。
脳と身体に合った方法で、トレーニングしましょう。


桜木「いいか・・・勉強とは 合理性と効率・・・つまり 脳と身体のメカニズムを相乗した科学的トレーニングだ!・・・これには食事と睡眠をしっかりとって・・・脳を疲れさせないことだ・・・その上で脳が効率良く吸収できるスケジュールを組むこと・・・これを間違ったら いくら机にかじりついて がむしゃらにやっても 全く無意味だ」


テニス上達のポイントは、どう脳を使うかにあります。
脳を使わなくては、上手くなりません。
運動能力も、分析能力も、精神的強さも、すべて脳が関係しています。
テニスが上達するには、脳と身体のメカニズムを相乗した、科学的トレーニングを積むことです。
努力と気合と根性でやっても、不合理で効率の悪いことをしていては、意味がありません。
ひたすらうさぎ跳びをやっても、体を鍛えるどころか、痛めてしまいます。
素振りを一日何千回とやっても、多少フォームチェックはできますが、実際のボールを打っているイメージを違っていては効果は薄いです。
いくら頑張っても、的外れなことをやっていたら、無駄になってしまいます。
まずは身体のメカニズムを知り、効率の良いトレーニングメニューを組みましょう。

最近、こんなことがありました。
僕のレッスンでは、15分くらいおきに水分を補給することを薦めています。
特に、気温の高いときは、必ず水分補給の時間を小まめに作ります。
しかし、水分補給をしたがらない人がいました。
その人は、学生の頃、運動部に所属していて、練習時間に水を飲むと怒られたそうです。
だから、「練習時は水分を補給してはいけないんだ」という固定観念があり、抵抗があるとのことでした。
確かに、僕自身もそういう経験があります。
しかし、これは全く無意味です。
水を我慢したら、どんどん集中力が落ち、上達面から考えると大変なマイナスですし、何より体に悪いです。
怪我の原因や熱射病の原因にもなります。
辛いことを一生懸命にやっても、無意味なことになってしまいます。
テニス上達には、脳が大事なので、水分をとって血をさらさらにしておくことで、脳の循環が良くなります。
すると、スキルの吸収スピードも上がります。
どうも苦労したり、辛さに耐えた方がいいように思っている人がいるようですが、苦労してもなかなか上達しない人はいっぱいいます。
それは、やり方が間違っているからです。
科学的根拠にのっとって行われていないものは、効果がでません。
なぜなら、自然のものを解明していくのが科学だからです。
オリンピック記録を出す人は、ただ単にがむしゃらにやるだけでなく、科学的根拠のある効果的なトレーニングを積んでいます。
食事はどういうものかいいか?どういったサプリメントを摂取すればいいか?試合前はアミノ酸をとっておこうか?試合中はどういうスポーツドリンクがいいか?練習後はクエン酸をとっておこうか?乳酸を流すためにどんなストレッチがいいか?集中力を落とさず効果的に練習するには、どういった時間配分でメニューを組むか?など等、脳と身体のメカニズムに合わせた、科学的で効果的な練習をしましょう。



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