藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

白黒ハッキリさせないようにしよう。

2012年01月30日 | テニス
グレーも、ありにしちゃうことです。

「白黒ハッキリさせないと、気がすまない性格なんだよ」と言っている人がいました。
きっちりしていることは、いいことです。
ただ、細かいことは気にしないほうがいいこともあります。

僕も、以前は白黒ハッキリさせたいタイプでした。
でも、近頃では「どんどんテキトーになってきてるよね」と言われたりします。
別に、いいかげんになってきてるわけではありません。
自分では、「器がデカくなってきている」と思っています。
テニスが上達するには、小さいことにこだわったほうがいいです。
ただ、これも時と場合によります。
あえて、小さいことにこだわらないほうがいいこともあります。
そこを見極めていくことです。

たとえば、試合で「アウト」とコールされたとします。
しかし、自分は「入った」と思いました。
そういうとき、僕だったら「チャレンジ!」と言います。
これは、冗談です。
セルフジャッジでやってるわけだし、チャレンジシステムなんかついてないからです。
「アウトですか、はい、わかりました!」と、すぐ受け入れてしまいます。
そして、「オレの勘違いかな?まあ、別にいいや」と流します。
もちろん、1ポイントの重要性は痛いほど知っています。
だけど、「入ってただろ!」とカチンときて、「どのくらい出てたんです?」「ここについてる跡が、そうじゃないですか?」などと、白黒ハッキリさせようとするとイライラすることが多いです。
「あのヤロー!イモりやがって」とムカついていては、プレーを楽しめません。
そうなると、その後のプレーに大きな悪影響が出てしまいます。

曖昧なことも、大切です。
余計なところに労力を使ってしまっては、大事なところに集中できません。
「まあ、しょうがない」と許せる度量が大きいほうが、安定するし、余裕も出ます。

テニスは、気持ちよくプレーしたほうがいいです。
グレーゾーンを広くして、「まあ、いいや」とかっこよく許してみましょう。



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「すごいなぁ」から、次に進もう。

2012年01月26日 | テニス
「すごいなぁ」の、次が大事です。

「錦織すごいよね」「マレーも、ハンパないよなー」と話している人がいました。
気持ちはすごくわかります。
ただ、ちょっと気になることがありました。
それは、「あまりにも次元が違いすぎて、すごいとしか言えないよね」と言っていたことです。
これもわかるんですが、こう思っているのは少し損です。

僕も、全豪オープンを観ながら「うわっ!マジかよ!スゲー!」と、ずっと「スゲー、スゲー」と言っています。
いいプレーを観ると拍手を送りたくなるし、がんばってる姿を見ると応援したくもなります。
ただ、観戦を楽しんでいる一方で、すごく危機感も感じます。
「ヤバイ」と思うからです。
「あの場面で、オレにもあんなことができただろうか?」「自分に、あのボールが返せたかな?」などと想像しては、冷や汗が出そうになっています。

「すごいなぁ」と感動することは、いいことです。
だけど、「すごい」と思っただけで終わってしまっては、もったいないです。
「しょせん、私たちとは別世界のことだから」と他人事のように思っていたら、せっかくのチャンスを逃してしまいます。

「ヤバイ」と思ってみることです。
「すごいなぁ」ということには、すごいヒントがあったりします。
もしかしたら「自分は間違っている」「こうした方がいいんだよ」という、発見があるかもしれません。
テニスでの正解は、いろいろあります。
ただ、僕の経験では、多数決で多いほうは、わりとハズレです。
たいていの正解は、少数のほうです。
トッププロになれるのは、世界中でどのくらいの人が目指しているかはわかりませんが、ものすごい数の一握りです。
そして、トップになるために正しいことをしてきたから、プロとして成績を残してこれたはずです。
そう考えると、「みんなの常識」よりもトッププロがやっていることの方が、正解の可能性は高いです。

「すごいなぁ」と思ったら、チャンスです。
きっと、ヒントがあります。
「すごいなぁ」から吸収して、強くなっていきましょう。



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ゼロからやってみよう。

2012年01月24日 | テニス
ゼロにするのも、ありです。

「ずっとこうやってきたんだし、今さら変えられないよ」という人がいました。
どうやら、「ここで変えちゃったら、これまでの努力がムダになってしまう」と思っているみたいです。
でも、そんなことはないです。

僕は、わりとコロッと変えたりします。
努力して、努力して、ようやく身につけてきた技術であっても、あるときサクッとやめることがあります。
そして、今までと違うことをはじめます。
当然ですが、今までやってきたことでないから、うまくいきません。
「今までの打ち方のほうが、コントロールしやすかったな」とか「いつもやってる作戦の方が、成功する確率が高いな」などと思うこともあります。
それでも、しばらくはゼロからやってみます。
理由は単純です。
新しいことをするのが、好きだからです。
今までと違うことには、今までと違う可能性もあります。
「こういうのができたら、こんな作戦もできちゃうんじゃないかな?」と、好奇心も刺激されてワクワクします。

変えることは、すごく面白いことです。
一方で、変わることは不安なことでもあります。
だけど、「今まで自分でなくなっちゃうのは怖い」となっていては、チャンスを逃す可能性もあります。

僕の場合は、「今までどれだけ頑張って、その技術を積み上げてきたか」といったことは、あまりこだわりません。
もう過去のことだからです。
どちらかというと、これからのことの方が興味があります。
それに、どういうわけか「それまで努力してきたことは、ムダにならない」ということを知っています。
だから、それほど抵抗がないわけです。

ゼロからやってみるのも、面白いです。
変えてみて、もし間違ってたとわかったなら、戻せばいいだけです。
間違っていたことがわかることは、時間のロスにはなりません。
この経験もムダにはならずに、何かのプラスになるものです。

変えてみることで、はじめてわかることもたくさんあります。
たまにはリセットして、ゼロからやってみましょう。



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カンタンにいかないことを、ラッキーにしよう。

2012年01月21日 | テニス
カンタンじゃないのも、ありです。

「そうカンタンには、うまくいかないね」とヘコんでいる人がいました。
しかし、ヘコむことはありません。

僕は、よく「そんなのカンタンだよ」と言います。
しかし、「カンタンなことなんてないよ」と言うこともあります。
時と場合によって、使い分けています。
矛盾しているようですが、どちらも強くなるためには大切です。

テニスは、楽しむものです。
苦しむものではありません。
楽しむためには、夢中になってやることです。
全力でやるから、面白いんです。
全力でやるには、それだけハードルが高くないといけません。

カンタンすぎるのも、つまらないです。
なぜなら、全力を出せないからです。
難しいことの方が緊張感があります。
やりがいもあります。
いろんな期待感も出てきます。
試合でも、ちょっとでも気を抜くとすぐやられちゃうような、手ごわい相手ほどハラハラします。

カンタンにうまくいかないことは、ラッキーです。
僕は、なかなかうまくいかないことが山ほどあります。
そういうときは、「そう、すんなりいっちゃ面白くないし」とか「まだまだ、こんなもんじゃないだろ!ここから面白くなってくるんだから」といった感じで考えています。
すると、困難そうなことが楽しくなってきます。
楽しくなってくれば、やる気が出るし、いいアイデアも見つかっていきます。

難しいことのほうが、楽しめます。
カンタンにうまくいかないことを、面白くしていきましょう。



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できることで、勝負しよう。

2012年01月16日 | テニス
勝負は、「できること」です。

「オレがこうだったらなぁ」「ああだったらよかったのに・・・」などと、なんだかんだ言ってる人がいました。
気持ちはわかります。
ただ、違うんだからしょうがないです。
どうせなら、ムリじゃないことに頭を使ったほうがトクです。

僕は、基本的に「なんでもできる」と思っています。
こう話すと「そんなわけないだろ」と言われます。
もちろん、それは正しいです。
実際は、できないことのほうがずっと多いです。
たとえば、「サーブの確率を上げたい」と思ったとします。
「身長が2メートル以上あれば、ラクに入るだろう」と思っても、これはきびしいです。
あと30センチくらい伸ばすために、ご飯をモリモリ大食いして、牛乳をガブガブ飲んで努力しても、たぶんムリです。
上に伸びるよりも、むしろ横に成長してしまうと思います。
でも、違う方法だったら可能性があります。

できないことより、できることです。
どこに注目していくかで、結果は違ってきます。
ムリなことは、やりようがありません。
しかし、できることならできます。
手の届くところを、1つ1つやっていけばいいんです。
1つずつ進んでいけば、次のステップにも行けます。
「トスの上げ方を練習することはできる」「当て方をこうすることはできる」「目線を、こう残すことはできる」「膝を、こう使えるように練習することはできる」などと、できることを1つずつやっていくことです。
そうすれば、だんだんサーブの確率も上がっていきます。

できることを、やっていくことです。
できることのレベルが上がれば、今までできなかったことができちゃったりします。
可能性は、いくらでもあります。

できることで、勝負です。
「なんでもできる」と思って、今できることから手をつけていきましょう。



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デッカイ声を、出してみよう。

2012年01月12日 | テニス
デカイ声を出してみることです。

「どうも、やる気が出なくて・・・」と言っている人がいました。
頭では「こうしたほうがいい」とわかっているそうです。
こういうのは、よくわかります。

僕は、わりと気分屋なところがあります。
「なんか、面倒臭いな~」と思うと、すぐやる気がなくなっちゃいます。
でも、「これは、やったほうがいい」とわかっています。
こういうときは、よく強制手段に出ます。
無理やりテンションを上げちゃうわけです。

テニスが強くなるには、自己コントロールが大切です。
特に、気分のコントロールは重要です。
自分で自分の気分を制御できなければ、流されてしまいます。
これだと、すぐにブレちゃいます。
試合だったら、相手にコントロールされてしまう可能性もあります。

僕は、ある秘密の行動をすることがあります。
わりと、頻繁にやっています。
多いのは、車の中です。
気分をコントロールするためにやります。
ドライブをして気分転換するのとは、ちょっと違います。
人にバレないようにこっそりと、そして派手にやります。
まず、音楽をかけます。
そして、ある程度広い道を、そこそこスピードを出しているときにやります。
何をするのかというと、カンタンなことです。
デカイ声を出します。
「よっしゃ!やる気出していくぞ!」とか「サーブのフォームを改良してやるぞー!」などと、一人で言ってます。
信号待ちのときなどにやると、通行人に「なんだこいつ?なんか言ってるぞ・・・歌ってるのか?」と怪しい目で見られてしまいます。
そこは、注意が必要です。

デカイ声で言うと、不思議とやる気が出てきます。
僕の経験では、頭の中で思っていたり、ボソボソ独り言を言うよりも、ずっとテンションが上がります。
テンションが上がったら、その勢いでやっちゃうわけです。

試合中などでも、これは役に立ちます。
自分の気分は、自分でコントロールしていくことです。
デッカイ声を、出してみましょう。



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ニヤッと、イメージしよう。

2012年01月08日 | テニス
イメージすることは、大切です。

「いいイメージができない」と話している人がいました。
がんばっているみたいです。
ただ、気になることがありました。
それは、難しい顔をしているところです。

僕は、イメージトレーニングが得意です。
中学生の頃からやっています。
授業中は、ほぼイメージトレーニングに費やしていました。
テニスに対して、強い向上心があったからです。
こう話すと、「ウソだ!授業かったるいからって、妄想で現実逃避してただけだろ?」と言われたりします。
まあ、これも間違いではありません。

すごく長い時間イメージトレーニングをしてきたので、コツがわかってきました。
想像の世界に浸ってボケーとしていると、先生に怒られます。
だから、ノートをとるフリなどをして、マジメに勉強している感じにします。
ノートには、いろんなことを書きます。
僕の場合は、よく小説を書いていました。
テニスが強くなっていく、サクセスストーリーです。
マンガや、ドラマの脚本みたいな感じで書くこともありました。
「このシーンは、こんな感じにしよう」などと、書きながら想像します。
すると、ボールが当たったときの音や、手に伝わる打球感の様子、飛んでいくボールの軌道など、だんだんリアルにイメージできるようになってきます。

僕の場合、いいイメージがポンポン出てきやすいポイントがあります。
それは、ニヤニヤしちゃうストーリーにすることです。
もちろん、授業中にニヤニヤしていたら怪しいです。
だから、クールな表情で、心の中ではニヤニヤしていました。
たとえば、AKBみたいな女の子達に「藤原くんって、カッコイイよね~」とキャーキャー言われているシーンを妄想します。
そうやってニヤッとすると、「そのためには、こういうショットが出来たほうがいいな・・・こういう打ち方でこうやって・・・」「こういうピンチになったときに、挽回するための作戦はこんなのもありなんじゃないかな?」などと、イメージが膨らみやすくなります。

「イメージする」というよりも、「楽しくなってきて、勝手に妄想しちゃう」というほうがカンタンです。
ニヤッと、イメージしてみましょう。



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「好き」を、基本にしよう。

2012年01月05日 | テニス
「好き」を、基本にすることです。

「今のままの自分じゃ嫌だから、今年こそはなんとかせんといかん」と話している人がいました。
「がんばってねー」と応援すると、「あの・・・もうちょっとなんかないの?なんとかするための、秘訣みたいなのとかさー」と言われました。
まあ、あることはあります。

僕も、今までなんとかしてきました。
その中で、気づいたことがあります。
それは、テニスが強くなるための秘訣です。
これは、すごい技です。
教えちゃうのは、もったいないくらいです。
でも、教えちゃいます。
秘訣は、人間関係です。

人間関係も、いろいろあります。
まずは、自分自身との付き合い方です。
今までテニスをやってきて、だいぶ自分自身との付き合い方がわかってきました。

僕は、好き嫌いが激しいほうです。
嫌いなことは、すごく苦痛です。
自分のことが嫌いだったり、「オレってダメだなぁ」と思ったりすると、ムカついたりイライラしたりします。
すると、なぜかうまくいきません。
以前の僕は、自分のことが嫌いでした。
だから、自分に腹が立ってばかりいました。
そのわりには、なかなかうまくいかないという悪循環になっていました。

好きを基本にすることです。
今の僕は、「自分大好き」です。
とはいっても、ナルシストとはちょっと違います。
ペットの犬が、ワンワン吠えたら「うるさいなー」とイラッとするかもしれません。
だけど、嫌いにはならないと思います。
迷惑をかけても、好きなはずです。
それと似ています。

前提を「好き」にしてしまうとラクです。
ミスっても、負けても、うまくいかなくても、そんなことは関係ありません。
理由はどうあれ、無条件で「好き」にしてしまうと、不思議と許せるようになります。
自分を責めるのではなくて、許せるようになると有利です。
「なんてオレはダメなんだ」と責めるのではなく、「こんなミスをするなんて、なんかおかしいぞ?オレは本当はすごいんだから、原因を見つけて改善すれば絶対大丈夫!」と許せれば、自信をもってチャレンジしていけます。

自分との付き合い方が良好だと、どんどん強くなれます。
「好き」を基本にしてみましょう。



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