藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

自分から、獲得しにいこう。

2005年10月28日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート28

自分でなんとかしようと思っているか、他人になんとかしてもらおうと思っているかで、上達の差が出ます。
自分でなんとかしようと思い、いろいろ考えてみたけど、わからないから教えてもらう。
これはオッケーです。
「おお!そっかー!なるほど!」と、深く理解できます。
しかし、何も考えてない人が教わっても「ほぉ~、なるほどねぇ~・・・で?なんだったっけ?」となります。


桜木「何から何まで面倒見てもらわなきゃ 何ひとつできねえのか お前ら二人とも それじゃまるで・・・家の中で飼われている犬っコロと同じだ!」

矢島「お・・・おいっ!ふざけんなよ!」

桜木「家ん中で守られて 飼い主にエサ与えられて あとはシッポ振ってるだけの犬っコロだ!与えられなきゃ一歩も動かねえ 自分の力じゃ生きられねえ・・・・お前ら・・芥山先生に何を教わった?・・・思考力とは・・・ということを 嫌というほど教え込まれたはずだ “正しく読む”というのは 文句を言う事じゃねえだろ 俺が意図していることを まず・・・“てめえで考える”ということだ・・・・自分は犬っコロじゃねえ 思考力のある人間だと胸張って言いたいんなら・・・与えられるんじゃなく てめえの力で獲得してみろ!」


テニスが上達するには、自発的に行動することです。
受身的であっては、吸収力が落ちてしまいます。
どんどん上達していく人は、どんどん考え、どんどん行動していきます。
コーチがアドバイスを1つすると、そこから膨らませて、1つのアドバイスから5にも10にもしていきます。
一方、受け身な人は「インパクト時の肘の位置が大事なんですよ」とか言われると「ふ~ん・・・」「へぇ~・・・そうなんだぁ・・・」で思考がストップしてしまいます。
これでは、1つのアドバイスから、0.1くらいしか吸収していません。
上達する人は、そこから「そっか!そういえば、インパクトの時、肘が体から離れた位置にあったな・・・これじゃパワーロスしちゃうのかー!・・・待てよ・・・ということは、ストロークに限らず、苦手なローボレーでも使えるんじゃないかな?そういえば、ボールに入るときに、脇が開いちゃうから、力が入らなくて、それをカバーするために無意識でリストを使っちゃうから、面が安定しないのかも・・・よし!試してみよう!」という感じで、別の方向でも発見があります。
このように、自発的にいろいろ考えてみることで、1つの事柄から、いろいろな情報を生み出すことができるのです。
だから、教わっていても、受け身で教わらないようにしましょう。
コーチは大量の情報を持っているので、たくさん利用して下さい。
自分から、積極的に考えた方が、アドバイスの意味も深く理解できます。
自分から獲得するつもりで、考え、行動しましょう。



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