藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

理不尽なことも、受け入れちゃおう。

2006年06月30日 | テニス
強くなるには、理不尽なことを受け入れることです。

試合では、理不尽なことが起こります。
うまくなるかどうかは、そのときの対応で決まります。
「イレギュラーしてバウンドが変わった」「ガシャったボールがたまたま入ってきた」「ジャッジミスされた」・・・など、いろんなことが起こります。
そのとき「なんだよそれ!」と、イライラしてしまう人はたいてい負けます。

セルフジャッジの試合で、何やらモメている人を見かけました。
「いやいや!今の入ったでしょ!!」と文句を言っています。
かなり頭にきている様子でした。
気持ちはわかりますが、イライラしてペースを崩す方が損します。

僕は、相手が明らかに入っているボールを「アウト」とジャッジをしても、素直に受け入れちゃいます。
逆に、相手の打ったボールが「ちょっと今のはアウトかな?」と微妙なときは、「インです」とコールします。
なぜかと言うと、その方が得だからです。

勝つためには、自分のペースを乱さないことが大事です。
そのためには、余裕が必要です。
イライラしてペースを乱すのは、余裕がなくなるからです。
すべてを受け入れてしまうと、余裕が出ます。
受け入れられないから、不満になるのです。

「今の入ったでしょ!・・・なんなのよー!ムカツク~」とやるより、「あの人は厳しいジャッジするから・・・文句言えないようにこういう作戦に切り替えよう」とやる方が、目の前のやることが明確になり、集中できます。
自分がコールするときも「さっきのホントにアウトだったかなぁ?申し訳ないことしちゃったかな?」とモヤモヤが残るよりも、「インです」とやることでスッキリし、気持ちを切り替えられます。
その方が、次のポイントに集中できます。

目の前の「損」と受け入れることで、全体では「得」になります。
ハードルが高い方が、大きく成長するものです。
理不尽なことが起こっても、イライラしないようにしましょう。



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調子を、どんどん上げていこう。

2006年06月29日 | テニス
勝つためには、「調子悪い」と思わないことです。

だんだんと、集中力が落ちてくる人がいます。
「あ~・・・もう!なんか、今日は調子悪いなぁ」と言う人は、ますますミスが増えます。
こういう人は今日だけに限らず、いつも「ダメだぁ~!おっかしいなー!」とやっています。
「最近、うまくいかないことばかりなんですよね」と言っていますが、それは「うまくいかないことばかり」見ているからです。
僕から見ると「そんなこともないよ」と思います。
「前から比べると、この部分は良くなってるよね!」という部分はたくさんあります。
良いところに気づいていくことが、大切です。

僕はよく「なんか調子いいぞ!」「今日はノリノリな感じ~♪」「ツキまくってんぜ!」などと言っています。
でも、実際はたくさんミスをしています。
だんだん調子が落ちてくるタイプと、上がってくるタイプの人がいます。
僕はだんだんエンジンがかかってくるタイプなので、盛り上げていくことに注意しています。
調子を上げていくコツは、良かった部分を数えることです。
悪かった部分を数えるから「ここができてない」「また遅れた」「ダメだぁ~」とテンションが落ちていき、崩れていってしまうのです。

アウトしてしまったとしても、「いつもだったら諦めちゃうのに、よく追っかけたよね!今日は足動いてるぞ!」「ビビッていつもだったら当てにいっちゃう場面だったけど、よく振り切れよね!タイミングさえ合えばイケるぞ!」「ちょっと体が流れちゃったけど、面は意識して作れていたよね!いい感じだぞ!」みたいに、良かった部分を数えていくことで、プレーも少しずつ良くなっていきます。

悪かったことより、良かった部分に気づくことです。
調子を崩さないようにしましょう。



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「止まる」と「動く」の間を、大切にしよう。

2006年06月28日 | テニス
テニスは「距離」を合わせていくスポーツです。

うまい人の特徴は、フットワークがいいことです。
「コーチみたいに、動かないでテニスできたらラクなのになー」とか「なぜか、コーチのいるところに打っちゃうんだよね」と言っている人がいます。
どうやら、僕が動かないと思っているようです。
でも、これは動いていないように見えるだけです。
事前にボールがくるところに移動して待っているから、止まっているように感じるようです。

テニスの基本は、「足」です。
「私、どんくさいから」「足遅いから」と言う人がいますが、そういうことではありません。
僕は、全速力でセカセカ動いてるわけではないです。
フットワークのコツをつかんでいるかどうかです。

いくら正しいスイングができても、ボールに追いつけなかったらどうしようもありません。
まずは、どうやって距離を合わせていくかです。
フットワークの悪い人は、「止まる」と「動く」が両極端である場合が多いです。
止まっている状態から急にトップスピードに入れたり、トップスピードから急ブレーキをかけたりするから、エンジントラブルを起こすのです。
自転車が不安的になるのは、止まった状態からこぎ始めるときです。
また、スピードを出してスイスイ走っているときに、何かが飛び出してきて急ブレーキをかけると、コケそうになります。

僕がプレーするときは、マニュアル車のような感覚でいます。
「止まる」と「動く」の間を持つことです。
相手がボールを打つ前から、ステップを踏んでユラ~と動き出し、ローのギアを入れます。
相手がスイングに入ったらセカンド。
インパクトしてコースをイメージしたら、サードからトップへ。
ボールが飛んでくるラインに追いついてきたら、断続ブレーキを踏んでいき、ピタッと打点が合うように調整します。
「あっ!赤信号だ!」と思ったら、スーッとスピードを落としていき、停止線でピタッと止まるイメージです。

「止まる」と「動く」の間を、意識してみましょう。



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末端部分は、リラックスしよう。

2006年06月27日 | テニス
試合を見ていて、「力んじゃってるなー」と思うことがあります。
たいていは、腕に力が入りすぎています。
本人は一生懸命なので、あまり気づいていないようです。
「なんでミスっちゃうんだろ?」という人は、「手の力が入りすぎてないかな?」とチェックしてみて下さい。

先日、「また手にマメできちゃったぁ~・・・コーチはどの辺にマメできてる?ちょっと見せて」と言われました。
「いいですよ」と見せてみました。
すると「あれ?もっとゴツゴツしてるかと思ったら・・・意外とプヨプヨしてんだね!・・・んっ?全然マメできてないじゃん!なんで?・・・もしかしてテニスやってないんじゃないの?」と言われちゃいました。
一応「んなわけねーだろ!」と、ツッコンでおきました。

マメがほとんどないのは、ギュッと握っていないからです。
速いボレーを打つときでも、軽く握手する程度にしか力を入れません。
ギュッと力を入れたところで疲れるし、末端部分に力を入れるとバランスを崩しやすくなります。

僕は「テニスは腕力でやるもんじゃないですよ!・・・ラケットよりも重いのなんか持てないし~」と言っています。
中心部分の力を意識した方が、安定します。
ヒザなどの下半身の力や、腰の捻り戻しなどの力をボールに伝えられているか?を考えた方が効率的です。
体の中心軸に注意することで、バランスはキープしやすくなります。

「なんとかミスらないようにしなくちゃ!」と思うと、ついつい手に力が入ってしまいます。
しかし、ミスを減らすには手の力を抜くことです。
力んでリストをこねると面がブレやすいし、スイングの稼動範囲が狭くなると安定しません。
ボールは「体全体をを使って打つ」ことが基本です。

末端部分よりも、中心部分に意識を向けましょう。



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剣豪のように、感じよう。

2006年06月26日 | テニス
強くなるには、感じることです。

試合中に、メチャメチャ考えてる人がいます。
考えることは、いいことです。
問題は、考える姿勢です。
ポイントとポイントの間に、「う~ん・・・どうすっかな?」と腕を組んだり、頭をガシガシ掻きながら、難しい顔をしています。
こういう人は、たいてい負けます。

僕も、「ヤベッ!・・・どうしよう?」と眉間にシワをよせて、けわしい表情をしているときがあります。
しかし、これは演技です。
相手に「おっ!なんか考えてんな~?」と思わせる作戦です。
本当は考えていません。
実は、ボケ~と何も考えていなさそうな顔をしているときの方が、考えています。

いいアイデアを出すには、リラックスすることです。
力が入っていると、マイナスの考えしか浮かびません。
「う~ん・・・」と難しい顔をすることで、力が入ってしまします。
考えるときは、ポケェ~と力の抜けた顔をすることです。

感じることが大切です。
自分の感覚を感じ、イメージで考えることです。
おととい、コンビニで「バガボンド」の23巻を買いました。
昨日から、僕のイメージは「佐々木小次郎」です。
佐々木小次郎は、読んでて「ヤバイ」と感じます。
すごく優しそうな顔をしていますが、なぜかコワイです。
僕なりに分析した理由は
・マイペースで、少しも動じないこと。
・ボーッとしていて、何を考えているかわからないこと。
・すべて見透かされているような目をしていること。
・力が入っていなくて、柔らかいこと。
・感じる能力が高いこと。
です。
佐々木小次郎が剣をかまえるときのイメージで、レディポジションでラケットをかまえるのが、しばらくマイブームになりそうな予感です。

剣豪のように、振る舞ってみましょう。



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「できる」って、最初に決めちゃおう。

2006年06月25日 | テニス
上達するには、「できる」と勝手に決めちゃうことです。

「そんなことできんのかな?」と言っている人がいます。
こう思っているうちは、なかなかできるようになりません。
なぜなら、できると本当に思っていないからです。

「できる」と思えば、できます。
要は、気合いの問題です。
仮に、やってうまくいかなかったとしても、確実に成長しています。
「できる」に近づいていくことが大事です。

僕は、できないことはアドバイスしません。
自信を失うだけだからです。
できないことは、できないのだからしょうがないです。
それよりも、できることは、確実にできるようになっていきましょう。
「こういうフットワークで動くといいですよ」とアドバイスされたら、「え~っ!そんな動き方・・・私、できるかなぁ?」と言わないで、「なるほど!それならできる!」と思うことが大事です。

「できるかどうかなんて、やってみなくちゃわかんないし・・・」と言っている人もいます。
確かに、やってみなくちゃわかりません。
でも、これではスピードが落ちます。
わからないものは、あまりやる気がしないからです。
できるかどうかは、やる前に決めちゃうことです。
僕は、最初に「できる」と言っちゃってから練習します。
「なんで?根拠は?」と聞かれても、「だってフェデラーが打てるんだから・・・僕にできないわけないじゃん!」と言います。
理由よりも、信じる方が大切です。

決めちゃうことで、具体的なイメージができます。
あいまいだと、イメージができません。
「車を買う」と決めたときから、具体的な展開になってきます。
「価格はどのくらいのを狙うか?」「ローンはどのくらいにするか?」「ミニバンにするかセダンにするか?」「トヨタにするか、ホンダにするか?」など、考えが明確になってきます。
これが、「車欲しいんだけどねぇ・・・機会があったら買いたいよね」ではスピードが落ちます。

最初に「できる」と決めちゃってから、行動しましょう。



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選択は、カッコイイ方にしよう。

2006年06月24日 | テニス
レベルアップするには、「カッコイイかどうか?」を基準にすることです。

「自分がカッコイイと思うか?」という目で見ると、迷わなくなります。
ミスって「どこ打ってんだよ!」とキレそうになる場面でも、「ここでキレるのはダセーよな?カッコ悪いし、意味ないからやめよう」と思うことで冷静になれます。

「負けたらカッコ悪いじゃん!」という人がいます。
でも、そんなことはありません。
一番カッコイイのは、果敢に挑戦している姿勢です。
僕は、サッカーを観るのが好きです。
しかし、たまにつまんない試合もあります。
それは、引き分けを狙っている試合です。
引き分けでいいから負けられない試合では、全員でディフェンスにまわっていることがあります。
守りを固めて、大きくクリアしているだけの試合は、見ていてつまんないです。
逆に攻めている側を、「なんとか突破しないかな?」と応援したくなります。
やっぱり、守っているだけではなく、シュートを打ってもらいたいです。
オフェンスに流れれば、当然ディフェンスの人数は減るので、点を入れられるリスクは高まります。
そのリスクがあても、点を取りにいく姿勢の方が盛り上がります。
たとえシュートを外したとしても、チャレンジしている姿はカッコイイです。

テニスでも「ミスしたくないからシコってるけど・・・ディフェンスばっかりでカッコイイかな?」「不安でボールを置きにいっちゃってるけど・・・思い切って打っていった方がカッコイイんじゃないかな?」と、考えてみましょう。
カッコよくなきゃテニスじゃありません。
「負けたら恥ずかしいし・・・」というのは、他人の目を気にしてカッコつけているからです。
カッコイイのは、カッコつけることではありません。
他人より、自分自身が「カッコイイ」と感じることです。
「今の私、輝いてるよね!」と思える、カッコイイプレーをしましょう。



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結果よりも、テーマを持とう。

2006年06月23日 | テニス
成長するために必要なのは、テーマを持つことです。

「なんでもいいから、とりあえず勝てればいいや」と言っている人がいます。
「勝つって・・・どうやって?」と聞くと、「それは・・・まだよくわかんないです」と言っていました。

勝ち負けにこだわることは大事です。
「負けてもいいや」と思っているようでは、ゲームを楽しめません。
しかし、「勝てればいいや」だけでも不十分です。
大切なのは、「どうやって勝つか」というプロセスです。
結果に結びつける過程を考えましょう。

僕は、メチャメチャ勝ちにこだわります。
でも、それ以上にこだわっていることがあります。
それは、「自分がレベルアップするかどうか」です。
レベルアップすることができたなら、試合で負けてもそんなに気になりません。
達成感があるからです。
レベルアップするには、テーマを持つことです。
たとえ勝ったとしても、リスクを恐れてチャレンジできなかったら、負けたときよりもガッカリです。

「このゲームでは、この部分をレベルアップさせるぞ!」というテーマを持って、攻めていくことが大切です。
例えば、「アングルボレーとドロップボレーでもポイントを獲れるようにする」というテーマでゲームに臨んだなら、サイドアウトやネットミスのリスクも増えます。
しかし、それでうまくいく手ごたえを感じることができたら、大きく成長します。
リスクが大きくても、今後のことを考えるとプラスです。
ミスを恐がってセンターにしか打てなかったら、自分の可能性は広がっていきません。
テーマを持って攻めることです。

守ってチャレンジできないより、失敗しても可能性を広げていきましょう。



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何回も何回も、声に出そう。

2006年06月22日 | テニス
強くなるには、たくさん繰り返して言うことです。

「わかっちゃいるんだけど・・・なかなか思うようにいかないんだなぁ」と言っている人がいます。
思うようにいくには、わかっているだけではダメです。
行動していくことが大事です。
たいていの人は、「こうやって打つといいんだよな」と意識しながらやっています。
「わかってるし、行動もしてるんですけど・・・」という人は、プラス声に出しながら練習してみて下さい。

英単語を覚えるコツは
・ 単語の意味を理解する。
・ 書いて覚える。
・ 声に出して覚える。
ことです。
意味がわかったら、何度も声に出しながら書くことが大事です。
テニスもこれと同じです。

打点で力んでしまい、スイングが小さくなってしまっている人がいました。
その人に、「こうやって、フォロースルーを大きくとりましょう!」とアドバイスしました。
僕が球出ししながら「フォロースルー大きくですよ!そう!その感じ!いいですね!振り抜きいいですよ!フォロー大きく!・・・うん、大きくね!・・・大きく・・・」と10回くらいやると、だんだんとスイングが良くなってきます。
30球も打てば、だいぶフォームが改善されてきます。

どんどんうまくなっていく人は、僕が「ヒザの使い方はこうですよ」とアドバイスすると、「そっかー!なるほど、ヒザね!ヒザがこうか!ヒザ・・・ヒザ・・・」と言いながら打っています。
声に出しながらやることが大切です。

僕も自分の練習のときは、ブツブツ言っています。
「スピンはこうやるといいんだよね!こう!こう!」と100回くらい言いながら打つと、だんだんいい感じになってきます。
これを1000回くらいやれば、意識しなくても無意識に体が反応するようになってきます。

繰り返し声に出しながら、練習してみましょう。



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絶叫マシンのつもりで、プレーしよう。

2006年06月21日 | テニス
強くなるには、「緊張するな」と思わないことです。
よく「緊張すんなよ!リラックス!」と言っている人がいます。
でも、こういう人はあまりリラックスしていないようです。

僕の弱点は、絶叫マシンです。
ジェットコースター系は全部ダメです。
高いところから落ちたり、速かったり、グルグル回ったりするのを見ると、足がガクガク震えます。
「乗ろうぜ!」と引っ張られても、「いやだぁ~!!」としゃがみこんで拒否します。
それでも、強引に乗せられてしまった場合は悲惨なことになります。
終わったときには握力もなくなり、フラフラになっています。
「なんであんなのが楽しいの?意味わかんねーよ!バカなんじゃないの?」と言うと、「はぁ?アホか!あの緊張感が最高じゃん!」と言われました。

おもしろいことに、ジェットコースターの楽しみ方は知っているくせに、テニスの試合では楽しめなくなる人がいます。
試合になると、僕がジェットコースターに乗るときのような状態になってしまいます。
僕の場合は、ジェットコースターが最初ガタッガタッと高いところに登っていくときに、不安になっていきます。
「うっ・・・小さい子も乗ってるんだ・・・ダイジョウブダイジョウブ・・・恐くない・・・緊張するな!リラックスリラックス」と思っています。
でも、いざガクンと落ちると「ウワッ!やっぱムリ~!!」となって、目をつぶりフルパワーで前をつかみます。
息も止めているので「キャー!」という余裕すらありません。
試合になると、こうなってしまう人が多いものです。

試合に強くなるには、緊張感を楽しむことです。
「緊張するな!リラックスだ!」と思う人は、リラックスできません。
僕の場合は「うわぁ!キタ、キターッ!この試合の緊張感がたまらないんだよね!いいねぇ~・・・もっともっと緊張感ほしいな!」と思います。
だから、リラックスして試合を楽しめるのです。
自分でも「なんでテニスじゃ平気なのに・・・?」と思います。

「緊張するな」と逃げないで、緊張を楽しんじゃいましょう。



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ブツブツ言いながら、勝っちゃおう。

2006年06月20日 | テニス
強くなるには、ブツブツ言うことです。

試合を見ていると、強い人と弱い人はすぐわかります。
弱い人は、ミスると「うわ~!やっちゃったぁ~!」と周りの人にアピールしたり、人の顔をうかがったりします。
強い人は、ミスるとブツブツ独り言を言いはじめます。
周りで見ている人のことは気にしないで、自分の内面に意識を向けています。
集中するには、自分と対話することです。
外部に意識が向いてしまうと、集中できません。

僕の先輩で、独り言がはじまると、急に強くなる人がいます。
彼と試合をしてもらうと、最初リードしていても途中から独り言がはじまって、いつもマクられていました。
でも、ある日を境に勝てるようになりました。
彼の弱点に気づいたからです。
「なぜこれに気づかなかったんだろう?」と思いました。
きっと、僕自身も頭に血が上っていて、余裕がなかったからだと思います。
彼は、テンションが上がってくると、独り言の声も大きくなっていくのです。
よく耳を澄ましていると、その内容がわかることに気づきました。
「違うなー!まだ仕掛けるのは早いよ!もう一本クロスに深くで、シコってからだろ!」などと、ブツブツ言っているのが聞こえます。
その内容で「フムフム・・・こうしてくるのか~・・・ってことはこうすれば・・・」とわかり、勝てるようになりました。
「なんか最近強いじゃない!すごいコース読まれてる感じがするんだけど・・・なんかフォームにクセとかある?」と聞かれました。
「いや~・・・どうだろね?フフフッ」と、あえて黙っていました。
どうやら本人は、自分自身で言っちゃってることに気づいていないようです。

勝つためのポイントは、独り言を言うことです。
しっかりと、自分自身とコミュニケーションをとっていきましょう。
自分と話し合うことで、集中していきます。
そのとき気をつけることは、相手に内容がわからないようにブツブツ言うことです。
バレないように、自分とお話していきましょう。



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「旬の素材」を、確認していこう。

2006年06月19日 | テニス
勝つためには、旬の素材で調理していくことです。

勝負していくには、自分が信じられるものでプレーしましょう。
信じられるものを見極めていく、確認が大事です。

「あ~もう!調子悪くて負けちゃったよぉ」と言っている人がいます。
「何が調子悪かったの?」と聞くと、「スライスが浮いちゃって・・・相手に打ち込まれちゃったんだよ」と言っています。
「だったら、スライス打たなきゃいいのに」と言うと、「いや・・・だってさ・・・予定ではスベっていくスライスを深くアプローチして、ボレーでキメるのが作戦だったんだもん・・・色々考えた末、これがベストだと思ったんだよね」と、答えていました。

ベストは、その状況によって変化します。
セオリー的に正しかったとしても、そのときの調子によって正解は変わります。
いくらサンマが大好きでも、旬が外れていたり、鮮度が落ちている場合があります。
「今は、ホッケの方が旬だよね」ということもあるのです。

僕がもっとも気を使うのは、確認作業です。
試合前のウォーミングアップでは、ショットの調子を確かめていきます。
このとき「今日はスライスのノリがいまいちだな・・・スピンのかかりはいい感じ・・・」と思ったとしたら、事前にスライスを駆使したパターンを想定していても、スピンを中心とした組み立てに変更していきます。

そのとき信用できる素材を使って、料理していくことです。
素材選びは、自分の感覚を信じて、丁寧にやりましょう。
いくら周りの人に「こうした方がいいよ」とアドバイスされたとしても、自分の感覚は自分が一番わかります。
「今日はこれがイケる」というものを信じて、プレーすることです。

今のプレーは、今しかできません。
「今はこれが旬だな!」というモノを中心に、おいしいメニューを作っていきましょう。



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感情を、リードするようにしよう。

2006年06月18日 | テニス
強くなるには、自分の感情を素直に表現しないことです。

「なにアウトしてんだよ~・・・おっかしいなぁ・・・はぁ」と、ガッカリした態度の人がいます。
こういう人は、どんどんペースを崩していきます。
感情に素直になっているからです。
感情には、アップダウンがあります。
だから、コントロールすることです。
悪いときは、合わせないことが大事です。

よく、「感情の浮き沈みがないよね」とか「裏表がないよね」と言われます。
でも、本当はメチャメチャあります。
ただ、それを見せていないだけです。
すぐにムカつくし、ヘコみもします。
しかし、それに流されないようにするので、一定のように見えるだけです。

気分屋では勝てません。
試合にも感情にも「波」があります。
試合で波がきていないときには、うまくいかないことが多くなります。
そのときに、立て直すことができないと流されてしまいます。

僕も、ミスると「ノーノー!いや~ん!」と首を横に振ったり、ショボンと肩を落とすことがあります。
でもすぐに「オッケーオッケー!こうするとミスっちゃうのね!いいことわかっちゃったもんね~」と、ウンウンとうなずきます。
ガックリとなっていても、「おっし!次はイケる!」と胸を張って堂々とします。

手っ取り早く感情を立て直すには、しぐさから入ることです。
ニコッと笑って「次はイケる!」とうなずいて、自信満々な態度をとれば前向きになります。
行動に引っ張られるように、気持ちがついてくるようにします。

うまくいかないときは、うまくいったときのように振る舞いましょう。



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ハッキリと、自分の基準を持とう。

2006年06月17日 | テニス
うまくなるには、自分の基準をハッキリさせることです。

「なんだかな~」と、ちょっと納得いかないような顔をしている人がいます。
「どうしたんですか?」と聞くと、「いやぁ・・・本当はあそこを狙ったんですけど・・・あっちにいっちゃったんだよね・・・でも、結果的にはポイント獲れたから、まぁいいか・・・だけどなぁ・・・」と、言っていました。

僕は、勝って悔しがることがあります。
負けても、すごく満足気にしていることもあります。
それを見ている人は、不思議そうな顔をします。
納得できるかどうかは、自分の基準をクリアするかどうかです。
これをクリアしないと、勝ってもガッカリしたりします。

自分の基準をしっかり持つと、迷わなくなります。
迷うのは、自分の基準がなかったり、曖昧だったり、あるいはたくさんの基準を持ちすぎているからです。
たくさんの基準があると、ぶつかり合ってしまいます。
すると、どうしていいのかわからなくなってしまうのです。
自分の軸となる基準が1本しっかり通っていれば、それに沿った行動ができます。
これがないと「打点遅れちゃったけど・・・とりあえず返ったからオッケーかな?・・・いや、やっぱ遅れるのってマズイよなぁ?・・・でも汗かいてリフレッシュできたから・・・だけど・・・なんかモヤモヤして気持ち悪いんだよね・・・」と、不完全燃焼のようになってしまいます。

「テニスでダイエットする」という、ハッキリと明確な基準で行動している人は、迷いません。
「ミスらなかったけど、フットワークをしっかりやらなかったからダメ」
「コーチには注意されなかったけど、ダブルスのフォーメーション練習で、もっと前後の動きをキビキビできたのにしなかったのが失敗だった」
「腰の捻り戻しを意識打ったから、お腹周りのシェイプアップに効果があったかも・・・よかったぁ」
と、シンプルに判断できるようになります。

自分の基準を、ハッキリさせましょう。



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当たり前を、レベルアップしよう。

2006年06月16日 | テニス
うまくなるために大切なことは、「そんなこと知ってるよ」という中にあります。

「もぉ~!うまくいかないなぁ・・・なんか、とっておきの方法とかないの?」と言っている人がいます。
その人に「あるよ!とっておき方法・・・それは、しっかりとラケットにボールを当てることだよ」とか、「足をしっかり動かすことだよ」とアドバイスしました。
すると、「そんなことは知ってるよ!もう何回も何回も聞いてるし・・・そうじゃなくて、すごい裏ワザみたいのないの?」と言っていました。

たしかに、あることはあります。
でも、この人にまず必要なのは「フットワーク」と「ボールをしっかり当てること」です。
すでに出来ていることなら、言いません。
大切なことだから、何度も言うわけです。
一番大切なのは、「当たり前」のことです。

プロと素人の一番の違いは「当たり前」のレベルです。
「ラケットにボールをしっかり当てる」という言葉は同じでも、初級者と上級者とでは、この言葉から感じる意味が違ってきます。
当たり前のことを、どれだけ大切にしていけるかが大事です。

僕は、その人がフツーにやっていることを見ています。
対戦相手の人であるなら、めちゃめちゃ速いフォアを打つとか、すごく跳ねるスピンサーブ打つなど、誰が見ても「スゲー!」と思うことより、何気なく当たり前のようにやっていることに注目します。
フットワークがススッと柔らかかったり、グリップチェンジがスムーズだったり、ミスっても落ち着いた感じだったりすると「おっ!この人スゴイな」と思います。

「当たり前」のことは、みんな知っていることです。
大切なのは、「それをどのレベルでわかっているか?」ということです。
だから、「そんなのもう知ってる」と切り捨てないで、突っ込んで考えてみましょう。

「もう、そんなことわかってるよ」ということは、気をつけていないとついつい見落としがちになってしまいます。
知っていることに、「わかってるつもりだったのに・・・」というものが隠れています。
当たり前のレベルを、上げていきましょう。



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