藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

ヒーローみたいにいこう。

2015年06月28日 | テニス
ヒーローは、たいてい「イイ人」です。

「強くなるには、いい人と悪い人の、どっちが有利なのかな?」ときかれました。
この人は、「悪い奴の方が、テニスではトクなんじゃないのかな」と思っているようです。
もちろん、いろんな人がいます。
実際には「悪い奴だよな」「イヤな奴だな」と思われている人の中にも、強い人はいたりします。
だけど、僕の知る限りでは、いい人の方が有利です。
たまたま恵まれた環境なのかもしれませんが、周りの強い人は「いい奴」が多いです。

テニスが強くなるには、真面目に努力したり、優しくて気使いができたりすることが大事です。
だから、いい人の方が有利だと思います。
ただ、「いい人なんだけど・・・」という感じだけでは、ちょっとおしいです。

僕は、自分では「めっちゃいい人」と思っています。
今後も、いい人は続けたいと思っています。
ただ、「いい人なんだけどね」というのは、なんだかイヤです。
だから「ヤバさ」も大事にしています。

強くなるには、優しさと強さが大事です。
僕の場合は、「ここは譲れない」というものを大切にしています。
いくつかありますが、その1つは「愛する者は、絶対守る」ということです。
ちなみに、僕は自分大好きです。
だから、自分も「愛する者」の中に入っています。
なので、バカにされたり傷つくようなことをされたら、「オレをナメたら、タダじゃおかねーぞ!」となります。
このヤバさが、上達のエネルギー源にもなっています。
たんに優しくていい人なだけでは、「自分が我慢すれば済むことだし」と押さえこんでしまったりします。
しかし、これだともったいないです。
「大切なものを守るために闘う」というエネルギーは、うまく活用した方がトクです。

強くなるには、いい人の方がトクです。
ただ、強い人は、どこかヤバさも持っているものです。
「ここだけは譲れない」という信念が、ヤバさや自信などを生むエネルギー源になったりします。
愛する者を守るために闘う、ヒーローみたいに強くなっていきましょう。



いつもありがとうございます。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになります
よろしくお願いします

正義の勝ち方をしよう。

2015年06月24日 | テニス
正義の勝ち方が、大事です。

「勝つのはうれしいけど、相手に申し訳ない気もする」という人がいました。
優しいのは、いいことです。
ただ、「負けた相手は可哀そう」などと同情するのは、逆に失礼だったりします。

僕は、正義感が強いタイプです。
小さい頃から、正義のヒーローに憧れていました。
だから、自分にとっての「正義の戦い」をするようにしています。
ちなみに、僕にとっての正義とは「スポーツマンシップに則り、正々堂々と全力を尽くす」ことです。
だから、「ボッコボコしてやる」というつもりで挑みます。
よく、「お前のは、正義と言うより悪でしょ」と言われます。
でも、これは違います。
「ライオンはウサギを狩るにも全力を尽くす」が、マナーです。
哀れんで、手抜きをする方が、ずっと相手に失礼な気がします。

よく「正義は勝つ」と言います。
だけど、実はそうとも限りません。
なぜなら、ほとんどの人は「自分が正しい」と思っているからです。
「自分は悪です」という人は、あまりいません。
「正義vs正義」がたいていなので、正義が負ける確率はけっこう高いです。
だから、僕の場合は「正義は、強くて優しくないと失格」と思っています。
強い方が、勝つ確率が上がるからです。
そして、勝つことよりも、勝ち方の方を重視しています。
目指しているのは、優しい勝ち方です。
負けた方は、当然悔しいと思います。
でも、気持ちのいい負けもあります。
「悔しいけど、面白かった」「残念だけど、勉強になった」と、素直に思えるようなゲーム内容だったら、きっとプラスになるはずです。

テニスは、楽しくないといけません。
楽しむには、ベストを尽くすことです。
手を抜かずに全力を尽くすのは、相手に対する尊重でもあります。
大切なのは、どう勝つかです。
正義の勝ち方を目指して、強くなっていきましょう。



いつもありがとうございます。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになります
よろしくお願いします

「でも、きっとラッキー」で見てみよう。

2015年06月20日 | テニス
見方によって、違ってきます。

うまくいかないことに対して、文句を言っている人がいました。
グチって、ストレスを発散したいのもわかります。
だけど、これはマイナス面が大きいです。

僕は、なるべく文句を言わないようにしています。
なぜなら、トクにならないからです。
むしろ、ソンすることの方がデカイです。
もったいないことは、極力したくありません。
ただ、ついつい言っちゃうこともあります。
そういうときは、逆にして変えるようにしています。

文句を言いたくなるのは、それを「よくないこと」と考えているからです。
「がんばって練習してるのに、全然うまくならないよ」「イケると思ったのに、勝てなかった」というのは、フツーだと「イヤなこと」と思ってしまいます。
これを、変えてみることです。
僕の場合は、「でも、きっとラッキー」と思うようにしています。
すると、「一生懸命練習しているのに、うまくならないということは・・・これは、何かが間違っているから、やり方を変えてみた方がいいというサインかもしれない」などと思いつきます。
そして「じゃあ、どこが問題点なんだろう?」と考えていくと、「ここを変えてみたらどうかな?」「ここも、こうした方がいいかもしれない」とアイデアが出てきます。
それを実行していくと、「ほら!思った通りじゃん」とアタリも出てきます。
だから、結局「やっぱり、ラッキーだったでしょ」となることがほとんどです。

チャンスって、ひっかけ問題みたいだったりします。
ぱっと見は「よくないこと」のように思えても、ひねったり、深く突っ込んだりすると「これって、ラッキーかも」となったりするものです。
せっかくのチャンスも、グチってたら見逃してしまいます。
文句を言うより、「でも、きっとラッキー」と思って見てみましょう。



いつもありがとうございます。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになります
よろしくお願いします

利口でいこう。

2015年06月16日 | テニス
利口でいくことです。

勝てない原因を、あれこれ語っている人がいました。
分析するのは、いいことです。
ただ、分析の内容が気になりました。

原因がわかったら、修正していけばいいだけです。
しかし、なかなか直せない原因では、すぐに対応できません。
試合中に修正したいのなら、その場でなんとかできることを探してみることです。
勝てない原因は「足が遅いから」「背が低いから」「力が弱いから」などと言っても、すぐに背が高くなって、マッチョになって、足が速くなることはできません。
それよりも、すぐにできることに注目していくことです。

僕は、「利口な奴が勝つ」と思うようにしています。
「アホな方が負けて、頭のいい方が勝つ」と思うと、「頭を使おう」という気がしてくるからです。
たまに、「私バカだから、そういうのってムリ」という人もいます。
しかし、勉強ができるとか、学校の成績などは関係ありません。
テニスでは、教わったことを覚えることより、自分で問題も答えも見つけていく能力の方が大事です。
「正解」を求めることよりも、「こうしたらどうだろう?」「こういうのも、いいかもしれない」と、今の状況に変化を与えるアイデアを出せる方が、利口だったりします。

勝てない原因は、勝てない理由を考えているからです。
「ここがダメ」「あれもダメ」とやっていては、「やっぱりダメだよな」と自信を失ってしまいます。
これでは、悪循環です。
それよりも、「勝てる原因」を考えていくことです。
大きなことでなくても、かまいません。
自分の周りをよく見れば、アイデアも出てくるはずです。
「自分には、これができる」「これもできる」とやっていけば、「こうすればいいかも?」というアイデアも出やすくなります。

すぐできることを探して、やっていくことです。
「利口な奴が勝つ」と思って、知恵を出していきましょう。



いつもありがとうございます。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになります
よろしくお願いします

発掘していこう。

2015年06月13日 | テニス
発掘していくことです。

「ヘタクソな自分に嫌気がさしてきたんですけど・・・どこかに、うまくなるお宝みたいなのないですかねぇ?」と、ボヤいている人がいました。
これは、意外とあります。

僕は、宝探しに憧れていました。
小さい頃に観た、インディジョーンズにモロに影響されたからです。
いつか、すごいお宝を求めて大冒険に出たいと思っていました。
ただ、問題点がありました。
それは、高いところや暗くて狭いところ、ヘビやクモやサソリなどが嫌いだということです。
そのため、危険なところに行くのは断念しました。
変わりに、近場で安全なところで、宝探しをすることにしました。

お宝って、近くにあったりします。
ちなみに、僕は宝の地図を持っています。
この地図は、ある場所を指しています。
よく見ると、それは今自分のいる場所です。
つまり、すでにお宝の上に立っているわけです。
ここを掘れば、とんでもないものが出てくるはずです。

お宝はどこか遠くじゃなく、自分の中にあります。
これまで知らなかっただけで、実はすごいものが自分の中に眠っています。
というふうに、ロマンチックな僕は思っています。
こう考えると、夢があって楽しいです。
金や銀や、ダイヤモンドなどの財宝が出てくるかもしれません。
「いったい、どんなものが眠っているんだ?」とワクワクします。
これを言うと、たまに「幸せな奴だよなー」「アホな奴はいいよね」と言われたりします。
でも、テニスが強くなるには、これって大事だと思っています。

「自分の中に、スゲーお宝が眠っている」と思ってみることです。
そして、それを見つける冒険に出てみることです。
これって、すごく面白いです。
「まだ気づいてないだけで、オレの中にはとんでもないものがある」と信じてやっていくと、不思議と「えっ!ウソ?自分はこんなもの持ってたの?」という出来事が起こってきたりします。
自分の中のお宝を、発掘していきましょう。



いつもありがとうございます。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになります
よろしくお願いします

譲れないことを、大切にしよう。

2015年06月08日 | テニス
譲れないことも、大事です。

「人に、影響されやすいタイプなんです」という人がいました。
柔軟性があるのは、いいことです。
ただ、問題はどういう影響なのかです。

僕は、「自分を持ってるよね」と言われることがあります。
たしかに、自分の考えには自信があります。
でも、頑固なわけでもありません。
柔軟性は、かなりあると思っています。
いいことは、どんどん吸収していきたいからです。
だから、意外と人の話はよく聞いています。
ただ、それを取り入れるかどうかの判断は、よく考えるようにしています。
その上で「これはいいかも」と思ったら、モロに影響受けます。
しかし、「これはやめた方がいいな」と思ったら、断固拒否です。

いい影響ならトクですが、悪い影響を受けたらソンです。
ここの見極めを誤らないためには、自分の基準を持つことです。
ちなみに、僕の場合は「自分に都合いいかどうか」が基準です。
たとえば、「オレは、このショットはマスターするんだ」と思っているとします。
このとき「君ならできるよ!こうすると、うまくいくんじゃないかな?」などと言われたら、素直に「なるほど!」「ですよねー!」と影響を受けます。
しかし、「そんなのムリにきまってるじゃん」などと言われても、「そっか、やっぱりやめた方がいいのかな?」とは思いません。
「こいつ、アホだな!何もわかってないんだな」と、1ミリも影響受けずにスルーします。
ただ、親切のつもりで「それは難しいんじゃない」と言ってくれる場合もあります。
これはありがたいことなので、失礼のないようにうまくお気持ちだけ受け取るようにしています。
でも、やりたいことを邪魔するものは、スパッと排除します。

人は、みんな違います。
あの人と自分とは違うので、あの人には正解でも、自分には不正解の場合もあります。
あの人の経験ではそうであっても、自分も同じであるとは限りません。
自分にとってプラスになる影響もあれば、マイナスになることもあります。
何でもかんでも影響されちゃうのは、アブナイかもしれません。
強くなるには、自分を持つことです。
「ここは譲れない」というものを大事にして、よく考えてみましょう。



いつもありがとうございます。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになります
よろしくお願いします

「愛は勝つ」でいってみよう。

2015年06月04日 | テニス
強い人は、優しくないといけません。

「もっと自分に厳しくいかないと、ダメですよね?」ときかれました。
そう思うのなら、そうなのかもしれません。
ただ、この人はマジメです。
だから、これまでもけっこう自分に厳しくしてきたはずです。
それでうまくいかないのなら、もしかしたら「もっと」ではなく、やり方を変えた方がいいのかもしれません。

僕は、自分に対して甘いです。
もちろん、「さすがに、これは甘やかしすぎだな」ということに関しては、厳しくします。
ただ、基本は甘いです。
なぜなら、厳しすぎるとかわいそうだからです。
優しい男なので、いじめはしないようにしています。

テニスが強くなるコツは、優しいことです。
優しいって、愛です。
昔は「愛は勝つ」という言葉に対して、不信感をもっていました。
「ホントかよ?」「愛で勝てりゃ、世話ねーよ」とか思っていましたが、だんだん「これ、けっこう当たってるかもな」と思うように変わってきました。
自分に対しての愛情を大きくすると、勝てるようになってきたからです。
自分大嫌いだった頃と比べると、すごく自信もついてきました。

正義のヒーローは、優しくて強いです。
そして、人を助けます。
僕の場合は、よく「一人正義のヒーロー」をやっています。
困っていたり、苦しんでいるときは、自分で自分を助けてあげるわけです。
かわいそうな人に「もっと頑張らないとヤバイぞ」「なにやってんの?バカでしょ」と叱ったりしたら、さらにつらくなっちゃいます。
正義のヒーローは、いじめみたいなことはしません。
「大丈夫!君ならできる」「きっと、うまくいくよ」と、やる気や元気が出てくるようなことを言うはずです。
このように、前向きになってエネルギーが湧いてくるようにすると、いい方向に進みやすくなります。

優しいのって、大事です。
「愛は勝つ」でいってみましょう。



いつもありがとうございます
人気ブログランキング(テニス)はこちらになります
よろしくお願いします

「オシャレは我慢」でいこう。

2015年06月01日 | テニス
耐えることです。

「大変なんですよー」と言っている人がいました。
たしかに、大変なんだろうと思います。
ただ、あまり言いまくらない方がいい気がします。

僕は、「いろいろ大変だったでしょ?」「大変だよね」などと言われたりします。
でも、たいてい「いや、そんなことないですよ」と答えます。
実は、これはウソです。
本当はメチャメチャ大変でも、「別に、ヨユーですよ」という感じで答えます。
よく「素直じゃないからな」「あまのじゃくだからな」などと言われます。
しかし、根は素直でいい奴です。
「いや~、すごく苦労しましたよ」と頑張ってるアピールをするのが、個人的にはイヤだからです。
自分の美学に反する、カッコ悪いことはしたくありません。
この素直さのおかげで、すごくトクしてきました。

カッコつけて、背伸びしてみることです。
これをやると、面白いことが起こってきます。
テニスが、レベルアップしやすくなるわけです。
もちろん、背伸びするのは大変です。
この大変さに、耐えなければいけません。
ただ、たんに我慢するだけでは足りません。
大切なのは、ひねりです。
「大変」「ツライ」「苦しい」などにひねりを入れて、「ヨユー」に持っていくことです。
僕の場合だと「上を目指してんだから、大変に決まってるじゃん!わかりきったことで泣き言いうのは、カッコ悪いからやめよう。まだまだこれからなんだから、このくらい屁でもねーよ」くらいに、ヨユーに考えるようにしています。
こうやって、「こんなもん、どうってことねーし!」という感じで背伸びしていると、不思議と大変でなくなってきます。
むしろ、なんだか楽しくなってきて、前に進むのがラクになってくるはずです。

オシャレは我慢です。
これは、テニスでも同じです。
背伸びして、カッコつけてみましょう。



いつもありがとうございます。
人気ブログランキング(テニス)はこちらになります
よろしくお願いします