藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

お願いしてみよう。

2009年11月30日 | テニス
お願いしてみることです。

「部活に1人、すごく強い先輩がいるんですよ・・・その人に勝ちたいんだけど、どうしたらいいかなぁ?」と話している人がいました。
その話をきいていて「あれ?」と思いました。
この人は、その先輩と試合をしたことがないみたいです。
それだけでなく、ほとんど一緒に打ったこともなければ、あまりコミュニケーションもとっていないようです。

僕は「この人に勝ちたいな」と思うと、ある行動をします。
それは、その人に「一緒に練習して下さい」とか「試合して下さい」とお願いすることです。
打てば、いろんなことがわかります。
頭の中であーだこーだ考えるよりも、ずっとリアルにわかります。
だから、実際に打ってもらったほうが早いです。

実は、僕はとっても内気で、すぐ人見知りする少年でした。
すでに仲のいい人以外とは、なかなかコミュニケーションできませんでした。
しかし、あることがキッカケで、だんだん変わってきました。

昔、僕のかよっていたテニススクールでは、僕のクラスの前の時間は、レンタルコートになっていました。
でも、めったに使われていませんでした。
コートがあいてると「レンタル入ってないから、レッスンはじまるまで打ってていいよ」と使わせてくれていました。
あるとき「今日は、レッスンはじまるまで打てるかな?」と期待して早く行くと、すでに何人かが練習していました。
しかし、僕と仲のいい友達は来ていませんでした。
いるのは、上のクラスの3歳くらい年上の人たちだけです。
しかも、みんな超うまいです。
とても入っていける空気ではないので、仕方なくコートの外から見ていました。
ちょっとすると、近くを歩いていたコーチが「あれ?何してるの?練習しないの?」と声をかけてきました。
「えっ、いや・・・ちょっと・・・」とウジウジしてると、「練習したいんだろ?入れて下さいってお願いしてこいよ!お前、そういうこと言えないと強くなれないぞ!行ってこい」と言われました。
それで仕方なく、「すいません・・・練習入れてもらっていいですか?」と恐る恐る勇気を出して言うと「えっ?マジ?」という顔を、一瞬されました。
もしかしたら「こんなヤツと打ったって、練習になんねーよ」と思ったのかもしれません。
でも「いいよ」と言ってくれました。
後ろにいたコーチが「お前ら、練習に入れてやるんだぞ」というオーラを発してくれていたからかもしれませんが、一緒に打ってもらえることになりました。
はじめは「レベルが違いすぎだよ・・・イヤだなぁ」と思っていました。
しかし、「そろそろボールアップしとけよ~」と言われたときには、すっかり「超面白かった~」と興奮していていました。
もちろんボコボコにやられました。
でも、なんだか嬉しい気持ちでいっぱいでした。

それから、なるべく勇気を出して「すいません、打ってもらえませんか?」とお願いするようになりました。
そうやって練習してもらっているうちに、どんどん上達してきました。
友達も、たくさん増えました。

強くなるには、強い人と打ってもらうのが近道です。
たくさんのことが学べるチャンスになります。
ちょっと勇気を出して、お願いしてみましょう。



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声を出してみよう。

2009年11月23日 | テニス
声を出すことです。

「どうもうまくいかないんですよね・・・」と言っている人がいました。
原因は、力が入っているからです。
「声を出してみたらいいんじゃないかな」とアドバイスすると、「でも・・・黙ってやるほうが集中できるんじゃないですか?」と言われました。
たしかに、そんな気がするかもしれません。
しかし実際は、声を出していたほうが集中しやすいと思います。

僕は、よく「ウリャー!」「ホアチャー!」とか言いながら打っています。
すると、「そんなに力いっぱい打ってたら、疲れるでしょ?」と言われることがあります。
でも、そんなこともありません。
見た目は力を込めて打っているように見えても、実はそれほど力を入れていません。

昔から、プロの選手のマネばかりしてきました。
フォーム以外のことも、いろいろマネします。
ブルゲラが好きだった頃は、ずっと「ウウエェ~!」と言いながら打っていました。
「ウルセーよ!」と怒られることもありました。
しかし、不思議と声を出していくほうがうまくいきます。

声を出すほうが、リラックスできます。
力んでいては、声は出ません。
僕は、ジェットコースターが大嫌いです。
恐くて、声も出ません。
力いっぱい踏ん張っていて、落ちるところは息を止めています。
だから、ヘロヘロになってグッタリします。
「キャーッ!」とか言っている人のほうが、「面白かったね!また乗ろうよ!」とケロッとしているものです。

いいプレーを生むには、リラックスが大事です。
声を出すと、リラックスできます。
それに、リズムも合わせやすいです。
野球のときも、高く上がったフライのボールを捕るときには緊張します。
無言で「大丈夫かな?ちゃんと捕れるかな?」と考えていると、ポロッと落としてしまったりします。
「オッケー!オーライ、オーライ!ホイ!」とか言いながら捕るほうが、うまくいくものです。

声を出してみましょう。



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迷わないようにしよう。

2009年11月18日 | テニス
迷わないことです。

「すぐ迷っちゃうんですよね」と、言っている人がいました。
迷ってしまうことが、ミスにつながっているようです。

僕は「迷いがないよなー」と言われることがあります。
でも、以前は迷ってばかりでした。
「こう打ったほうがいいかな?いや、でも・・・」「こうしてみようかな?だけど、やっぱり・・・」と、いつも迷っていました。
すると、当然ヘンなミスばかりします。
だから、なかなか思い通りにいきませんでした。

あまり迷わなくなってきたのは、わりと最近です。
あれこれ迷って、迷って、迷ってばかりいたら、だんだん面倒臭くなってきたからです。
「迷ったって、どうせうまくいかないんだから・・・もういいや」と開き直りました。
すると不思議なことに、うまくいくようになってきました。

迷うことは、悪いことではありません。
いろいろ迷いながら、人は学んでいきます。
ただ、時と場合によります。
試合中に迷ってばかりでは、勝てません。
迷うと、緊張するからです。
「どうしよう?」と緊張すると、力みます。
力んでは、いいプレーができません。

迷ってしまう原因は、否定的な考えです。
たとえば「ポーチに出る」と思ったとします。
しかし「でも、ミスしないかな?」と否定的な考えが頭をよぎると、一瞬躊躇してしまいます。
すると、タイミングがズレてミスにつながります。

「コーチくらいプラス思考なら、迷わないんだろうな」と言われたことがあります。
たしかに僕は、どちらかというとプラス思考です。
でも、ちょっと違う気もします。
どちらかというと「テキトー」な感じです。
実際は、あまり考えていません。
「面白けりゃいいや」といった程度です。
軽いノリで動いています。
無心に近いというか、本能で動いているような感じのほうが、不安にならないものです。

否定的な考えがよぎると、体がそれに反応してしまいます。
いいプレーをするには、リラックスといいイメージが大事です。
迷わないための、工夫をしていきましょう。



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自分のプレーをしていこう。

2009年11月13日 | テニス
自分のプレーをすることです。

「何で勝てないんだろう?」と悩んでいる人がいました。
「自分のペースでやったほうがいいよ」とアドバイスすると、「この前は、相手によって作戦を変えていったほうがいいって、言ってたじゃない?」と言われました。
もちろん、その通りです。
誤解している人もいるみたいですが、「自分のペースでやること」と「相手によって作戦を変える」ことは、違うことではありません。
自分のペースを守りつつ、いろいろ作戦を変えてみることです。

僕も「何で勝てないんだろう?」と、ずっと考えてきました。
負けてばかりがイヤだったので「強い人は、何が違うんだろう?」と自分なりに研究してきました。
そして「強い人は、相手や状況によって作戦を変えてくる」ということと、「ぺースや攻撃パターンなどを変えてきても、あくまで自分のペースでプレーしている」ということに気づきました。
そこから、だいぶ変わってきました。

以前の僕は、相手にいいショットをキメられると「クッソー!オレだって負けないぞ」と思っていました。
しかし、ムキになってスーパーショットを狙っていくと、力んだりリズムがおかしくなったりして、自分のペースが狂ってきます。
後で冷静になって振り返ってみると、「あの一発をキメられてから、悪い流れになっちゃったな」と反省することがよくありました。

また「たのむから、ミスって」と相手に期待するのも、たいてい悪い流れになります。
これをやると消極的になって、ヘンに力みます。
すると、自分らしいプレーができなくなって崩れやすくなります。

いい意味で、開き直ってしまうことです。
「相手がいいプレーをしてくれなかったら、なんかつまんないもんね」とか「自分は、自分なりに工夫しながら、いいプレーをしていこうよ」と思っちゃうほうが気楽です。
すると、余裕が生まれてきます。
そうなったら、自分のプレーの範囲内で「次は、こういう作戦でいったら面白いんじゃないかな」と楽しんでいけます。

自分のプレーを、していきましょう。



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ガンガン後悔していこう。

2009年11月09日 | テニス
どんどん後悔していくことです。

「はぁ・・・後悔ばっかだよ」と、ヘコんでいる人がいました。
「そうなんだ、よかったじゃん!」と言うと、「ちっともよくない!」と怒られてしまいました。

僕は「絶対、後悔することとかないでしょ」と言われることがあります。
でも、本当は後悔ばかりしています。
アホそうにしているので、そう見えないだけです。
いつまでもクヨクヨして、暗くなっていてもあまりいいことはありません。

どんどん、後悔していくことです。
僕が今まで強くなってこれたのは、後悔ばっかしてきたからです。
「どうして、こうしちゃったんだ」という悔しさから、レベルアップするためのパワーが生まれてきました。
だから、後悔することは悪いことではありません。
ラッキーなことです。
強くなるためのパワーとヒントが、そこにたくさんあります。
むしろ喜んで、明るくなっていくことです。

せっかく後悔という、貴重な体験ができたなら、それを生かしていくことです。
いつまでもヘコんでいては、時間がもったいないです。
忘れないうちに、それを踏まえて次の作戦を立てたほうがいいです。
「クロスに打って失敗したなぁ」と後悔したなら、「ああいうときは、思い切ってストレート狙っていくのもいいかも」と、次を考えればいいだけです。
「チキって、入れにいっちゃうからこうなるんだよ」と後悔したなら、「こういうときほど、こうやって振り抜いていくようにしよう」と、工夫していくことです。
「なんで焦っちゃったんだろ」「なんで、こういうことしちゃったんだろ」という後悔があるから、いろんなことがわかります。
そういう経験を通して強くなっていくので、ラッキーなことです。

後悔は、成長するためのチャンスです。
前向きに考えて、そこから吸収していくことです。
明るく、ガンガン後悔していきましょう。



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言ってみよう。

2009年11月04日 | テニス
言っちゃうことが、大事です。

試合でピンチになったときに「大丈夫!勝てるよ」と言って逆転しました。
すると「私もコーチみたいに、精神力が強かったらな~」と言われました。
嬉しいですが、これはちょっと違います。

僕は、すぐにビビっちゃうタイプです。
だから、ピンチになるとガチガチに緊張して、ますます実力が出せません。
昔はそのことについて、かなり悩んでいました。
そんなときに、英語の先生から「黙って読むんじゃなくて、覚えるには声に出したほうがいいよ。声に出して、それを自分の耳で聞くことで、頭に入りやすくなるから」と教えてもらいました。
これを聞いて、「んっ?これって、もしかして・・・テニスでも使えないかな?」と思いました。
そして試してみると、わりとうまくいくことがわかりました。

ブツブツ言ってみることです。
ただ、ちょっとポイントがあります。
それは、あまり正直にならないことです。
僕が試合でピンチになったときは、「ヤベー!どうしよう?マズイぞ」と思います。
でも、あえてそれは口に出さず「大丈夫!絶対勝てるし」といったことを言います。
すると、心の中では「なんで、そんなことが言えるんだよ?」「どんな根拠だよ?」と思います。
それでも、口では「大丈夫、イケるよ」「勝てる、勝てる」などとブツブツ言っています。
それを聞いているうちに、なんとなく冷静になってきます。
客観的に見られるようになってくると、「大丈夫、勝てる!だって・・・だし」といったアイデアも浮かんできます。

精神的に崩れてしまうのは、余裕がないからです。
言って、自分で聞くことによって、客観的に捉えられます。
すると、視点も変わり、余裕が生まれやすいです。

声に出して、自分に言い聞かせてみましょう。



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