藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

苦手を、やめてみよう。

2012年07月30日 | テニス
苦手をなくしていくことです。

「苦手意識を克服するには、どうしたらいいですか?」という質問がありました。
これは、カンタンです。
苦手だと思わないことです。

僕は、苦手なことがいっぱいあります。
自分でも、よ~くわかっています。
だけど、一方では「苦手なんかじゃない」と思っています。
「苦手なんだよなぁ」と思うと、気が重くなってしまうからです。
「イヤだな~」と思っていては、なかなかうまくいきません。
この悪循環を断ち切るために、いろいろ工夫しています。

たとえば、サーブを打つとします。
そのとき「アドサイドの方は、わりとファースト入るんだけど、デュースサイドは入らないんだよな」と思っていると、「こっちは入らない」というイメージが強くなってしまいます。
すると、入る確率が下がります。
そして「サーブ調子悪いな」となると、さっきまでわりと入っていたアドサイドのサーブも、入らなくなってきたりします。

僕が、よくやることがあります。
それは、笑っちゃうことです。
苦手なことは、自然と力が入ってしまいます。
表情も硬くなるし、自信もなさそうになってしまいます。
いいプレーをするには、リラックスが必要です。

笑って、開き直ってみることです。
僕の場合は、「苦手なんだよな~」とか「イヤだな」と思うと、「アホか!そんなわけないじゃん」とツッコんで、笑いにしちゃいます。
さっきまで、さんざんミスってたとしても「そういえば、前は苦手だったよな・・・今じゃ、むしろ得意なくらいだけど」と、開き直って過去のことのように思っちゃいます。
そういうことをやっていくと、だんだんイメージがよくなってきます。
すると、「体の向きを、こうするとうまくいく」「トスの位置を、こうしたらうまくいく」「インパクトで、面の方向をこうするとうまくいく」といった具体的なアイデアも、出てくるようになります。

開き直って、笑っちゃうとラクです。
苦手と思わないように、工夫してみましょう。



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「次はイケる!」と思ってみよう。

2012年07月26日 | テニス
「次はイケる!」と思ってみることです。

「どうせ、またダメかもしれないけど・・・」と話している人がいました。
気持ちはわかりますが、こういうのはあまりよくないです。

テニスは、うまくいかないことの連続だったりします。
なんでもかんでも、ポンポンうまくいくほうが稀です。
大事なのは、うまくいかないときにどうするかです。

僕は、たいていうまくいきません。
だから、しょっちゅうヘコんでいます。
ただ、すぐ切りかえます。
「面白いじゃん!次こそは成功させる」と思っちゃうわけです。
いつまでも「またダメだった」とガッカリしていては、やる気がなくなってしまいます。

「次はイケる」と思ってみることです。
「どうせ、またダメだろ」「マイッタなぁ」「困ったなぁ」では、悪いイメージが強くなって、自信もなくなってしまいます。
すると、よくない循環にハマってきます。
僕の場合は、何度も何度もミスっても「でも、次こそは大丈夫!」と思います。
こうやっていくうちに、だんだん「大丈夫」になるためのイメージが強くなっていくからです。
すると、少しずつかもしれませんが、うまくなっていきます。

ちょっとの差が、デッカイ差になっていくものです。
「またダメかな」と思うことと、「次はイケる」と思うかなんて、ちょっとした差です。
だけど、続けていくと大きく変わります。
「またダメかな」とダメな理由を探しているのと、「次はイケる」とうまくいく理由を探していくのとでは、イメージが全然違います。

うまくいかないときが、勝負です。
「次はイケる!」と思ってみましょう。



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「そんなわけないじゃん」と、思ってみよう。

2012年07月24日 | テニス
「そんなわけないじゃん」と思ってみることです。

「若い人は、どんどんうまくなっていいよな~・・・私なんか、もう落ちる一方ですよ」と話している人がいました。
気持ちはわかります。
だけど、こういうのはもったいないです。

僕は、よく「お前、ヘンだよな」と言われます。
たしかに、レアなタイプなのかもしれません。
だけど、自分ではヘンと思っていません。
むしろ、トクなタイプだと思っています。

「そんなわけないじゃん」と思ってみることです。
僕は、わりとアウトローです。
だから、みんなが当然のように思っていることでも、「そんなわけねーだろ」と思ってたりします。
たとえば、みんなが「若い人は、どんどんうまくなれて羨ましいな」と言ってるとします。
そういうときは、「何言ってんの?羨ましいわけないじゃん」と思ってたりします。
なぜなら「オレの方がテニス歴長いんだから、知識も経験も知恵も、なんでも上だ。だから、若い奴よりどんどんうまくなるのが当たり前」くらいに思っているからです。
みんなが「これは難しいよね」と言ってても、「そんなわけないじゃん、カンタンだよ」と思ってたりします。
「フェデラーじゃないんだから、ムリだろ」と言われても、「フェデラーにできて、オレにできないわけないじゃん」と思っています。
たまに「アホだろ」「あまのじゃくだよな」と言われたりします。
でも、ちょっと違います。
強くなるために、意識的にそうしているわけです。

人は、みんな違います。
体格も性格も、体力も考え方も違います。
年配の方と、若い人も違います。
憧れのトッププロと、自分とは違います。
当たり前です。
だけど、「若い人と違うし」「プロとは違うし」と自分に不利なことを考えたって、何のトクにもなりません。
それよりは、「そんなわけないじゃん」「そんなのおかしいだろ」と、強気に考えたほうがいいです。
すると、いいアイデアも出てきます。

自分の不利になるようなことを考えていたら、落ちていってしまいます。
攻めの気持ちで、「そんなわけないじゃん!」と思ってみましょう。



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捨てて、トクしよう。

2012年07月20日 | テニス
捨てちゃうことも、大事です。

「変えていきたい」という人がいました。
違うやり方をアドバイスすると、「せっかく苦労してできるようになったのに、それを捨てるようなことはもったいないから」と言っていました。
気持ちはわかります。
だけど、「そうなのかな?」と思います。

僕も、もったいないことはしたくありません。
だから「何がトクか?」と考えます。
すると、だんだん見えてきます。
僕の場合は、フォームやプレースタイル、戦術なんかもしょっちゅう変えます。
理由はカンタンです。
もっと強くなりたいからです。
そのためには、変わらないといけません。
変わるには、今までと違うことをやってみたほうがいいです。
今までと同じようにやっていたら、それほど大きくは変わりません。

変わるには、スッキリさせるといいです。
成長していくというと、自分に1つ1つプラスしていく感じがします。
だけど、荷物が多すぎてしまうと、重くて動けなくなってしまいます。
1度捨てちゃって、軽くなったほうが動きやすかったりします。

捨てちゃうのも、面白いです。
違ったアングルから、見えてきます。
すると、新しい発見がたくさんあります。
実は、捨ててもムダにはなりません。
自転車を捨てて、しばらく乗らなかったとします。
だけど、乗れなくなるわけではありません。
テニスも、これと似ています。
それに、これまでやってきた経験も、身につけてきた知恵も、なくなるわけではありません。
それらを生かせる部分も、たくさんあります。

ゴチャゴチャしているよりも、スッキリしているほうがラクです。
これまでのことに縛られて、変わるチャンスを逃してしまうのはもったいないです。
捨てることで、トクしていきましょう。



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基礎を、大事にしよう。

2012年07月18日 | テニス
基礎が大事です。

「テニスって、自分が上を目指してやってればいいから、ラクだよね。野球やサッカーみたいな団体競技になると、自分だけってわけにはいかないからねぇ」と話している人がいました。
たしかに、そうかもしれません。
ただ、ちょっと違うような気もしました。

僕は、テニスが強くなるため重要視していることがあります。
それは、人間関係です。
たまに、「テニスって、孤独なスポーツだよね」と言う人がいます。
だけど、個人的には違う気がします。
テニスは、一人でやるスポーツじゃないからです。
相手がいないとできないし、いろんな人に支えられて強くなっていくはずです。
仲間やライバルなど、たくさんの人たちから学んで、成長してこれたのではないかと思います。
だから、一人でシングルスの試合に出ているときも「こうやって試合に出られるようになったのも、みんなのおかげだな。サンキューね」というのが、どこかにあります。
だから、ちっとも孤独だなんて思いません。

上を目指して頑張るのは、いいことです。
でも、たまに「アブナイな」と思う人もいます。
それは、自分のことばかり考えてる人です。
周りのことも見ていかないと、あるときドーンと落ちちゃうこともあります。

上に行くには、基礎が大切です。
土台がしっかりしていれば、上に積み上げても崩れません。

テニスは、いろんな人に支えられながら強くなっていきます。
「自分さえよければ」とヘンにジコチューだと、嫌われてしまいます。
人に優しくしたり、知ってることを教えてあげたり、仲間を大切にしたりと、親切にしている人は応援されるものです。
こういうのが土台になり、積み上げていっても崩れなくなってきます。
基礎を、しっかりと作っていきましょう。



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「○○ごっこ」を、してみよう。

2012年07月13日 | テニス
「○○ごっこ」を、してみることです。

「いつも同じようなパターンになってしまうから、バリエーションを増やしていきたい」という人がいました。
これは、カンタンです。
いろいろやってみれば、いいだけです。

僕は、わりと飽きっぽい性格です。
だから、たいてい「何かおもしろいことないかな?」と考えています。
よくやるのは、「なんとかごっこ」です。
昔から、あまり変わってないのかもしれません。
小さい頃は、「仮面ライダーごっこ」「北斗の拳ごっこ」「ドラゴンボールごっこ」などを、よくやっていました。
「変身!」とポーズをキメて、仮面ライダーになりきります。
「あたたたたたぁー!」「ほあちゃー!」「ぬぅ~」と北斗神拳のマネしたり、「カメハメ波―っ!」と悟空のマネしたりしていました。
すっかりそのキャラになりきって、演じるわけです。
テニスでも、基本はこのノリです。

変身して演じてみるのって、すごく楽しいです。
普段の自分と違うものに変わるのは、いい気分だったりします。
そして、それによっていろいろ気づいたりもします。

遊んでみることです。
「フェデラーごっこしよう」と、相手のセカンドサーブをフォアで叩きにいってみる。
「シコラーごっこしよう」と、何回つながるかに挑戦してみる。
「ネット際の貴公子ごっこしよう」と、サーブ&ボレーに出てみる。
このように、普段あまりやらないようなことを遊びにしてみると、面白いです。
すると、「あれ?」とヒントが見つかったりします。
ただ、ちょっとしたコツもあります。
それは、なりきることです。
「ナダルごっこ」だとしたら、細かいところまで演じてみます。
そうすると「あっ!そうか!こういうフォロースルーにすると、こういう回転がかかりやすいな」といった発見もあります。
こんなことをしているうちに、プレーの幅も広がってきたりします。

演じてみると、面白いものが見つかります。
「○○ごっこ」をしてみましょう。



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不測の事態を、楽しもう。

2012年07月10日 | テニス
不測の事態を、楽しむことです。

「予定外のことが起こると、慌てちゃうんですけど」という相談がありました。
これは、カンタンです。
予定外のことを、悪いことと思わないことです。

計画性を持つことは、いいことです。
僕も「こういうプランでいこう」と、事前にシュミレーションします。
でも実際は、予定通りいくほうが少ないかもしれません。
予定外のことばかりです。
だけど、それもテニスの面白さの1つです。
せっかくだから、そういうのも楽しんでいくようにしています。
「そんなの予定外だぞ!どうしよう?困った」と不安になると、焦って楽しめないからです。

予定外のことが起きたら、「こういうのもあり」と思ってみることです。
僕は、たまに旅に出ることがあります。
これは、テニスが強くなるためのトレーニングです。
たいていは、あえて無計画で行きます。
決めていることは、「西のほうへ行く」とか「北のほうへ行く」といったことくらいです。
運転しながら、「西に進むことにしたけど、どうしようかな?とりあえず、温泉でも行くかな?・・・ところで、どこに温泉あるのかな?」といった感じで、地図を見たり、スマホなどで情報を入れながら決めていきます。
もちろん、事前に旅行代理店なので、宿泊するところを予約しているわけではありません。
思いつきで、行き当たりばったりです。
観光案内所を見つけたら、「今日なんですけど、どこか宿あいてませんか?」と聞きに行ったり、ネットで検索して電話して決めたりします。
こういうことをやっていると「温泉にあった壺湯に入ったら、背中が黒くなっちゃった」とか、「部屋に飾ってある人形の髪が、なんかさっきよりも伸びてるよな?」などと、予想外のことがよく起きます。
でも、「まあいいや、温泉は気持ちよかったし、あとはビール飲んで寝よっと」などとやっていれば、そういうのも面白いネタの1つになります。
こういうトレーニングをしていくと、試合などで予想外のことが起きても、柔軟に対応できるようになってくるものです。

予想外の出来事は、不安になるより「面白くなってきた」と思ったほうがトクです。
不測の事態も、楽しんでいきましょう。



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「方法はある」と思ってみよう。

2012年07月07日 | テニス
方法は、いくつもあります。

試合はこれからなのに、すでに諦めてしまっている人がいました。
対戦相手が、かなり格上らしいです。
気持ちはわかりますが、こういうのはもったいないです。
勝てないと思ったら、まず勝てません。

僕は「テニスは、強い奴が勝つ」と、よく言っています。
ただ、たまに誤解されることがあります。
これは、データ的にという意味ではありません。
「相手のほうが、実績がある」「サーブが速い」「ストロークがいい」「スタミナがある」などと、相手のほうがこちらよりも上回っていても、勝てる可能性はゼロではありません。
何が起こるかわからないところも、テニスの面白さです。
だから、どちらかというと「そのとき勝った人が、強い」というほうが、いいのかもしれません。

気合いを入れてみることです。
僕は、強い人と試合するのが好きです。
なぜなら、そのほうが燃えるからです。
気合いが入ると、真剣になります。
すると、不思議と面白くなってくるものです。
僕の場合だと「強い人とのゲームを楽しむ」というよりは、「バトルする」「戦に出る」といった感じに考えます。
すると、真剣になるからです。
マジになれば、アクション映画のように、圧倒的に不利な状況の中、ピンチをくぐり抜けて逆転するような展開のイメージも浮かんでくるものです。

方法はいくつもあります。
戦力データだけでは、わかりません。
競馬だって、データ通りの結果にならないことがたくさんあります。
気合いを入れて、知恵を出していけば、ひっくり返すことができるかもしれません。
「方法はいくつもある」と思って、可能性を広げてみましょう。



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修行で、差をつけよう。

2012年07月04日 | テニス
差をつけるには、修行です。

「精神的に強くなる方法」についての、質問がありました。
これは、いろいろあります。
おすすめは、修行することです。
「こうすれば、一発でよくなる」ということは、なかなかありません。
やはり、日々の地道な努力が大事です。

僕は、日々修行をしています。
とはいっても、別に座禅をしているわけではありません。
そんなことをしたら、足がしびれてしまうからです。
山籠りや、滝に打たれているわけでもありません。
寂しいのはイヤだし、寒くて風邪をひいてしまうのもイヤです。
だから、そういうことはやりません。

日常生活の中で、修行していくことです。
僕は、あらゆる場面で精神修行をしています。
たとえば、サラッとおやじギャグを言うのも、実は修行の1つです。
けっして、おやじだから言ってるのではありません。
あえて、メンタルを鍛えるために言っています。
おやじギャグは、非常にリスクの高い行為です。
ウケればラッキーですが、冷ややかな目で見られたらツライです。
イメージダウンの危険性があるにもかかわらず、勇気を持って言うことによって、精神的に強くなるからです。
電車で、ジャンプやマガジンのグラビアを見るのも、修行になります。
近くにいる女子高生などに、「こいつ、AKBの子のグラビア見てんな」といった目で見られるのは、かなりのプレッシャーです。
ラーメン二郎で、大ブタ、全マシを頼むのだって、精神修行になります。
このように、普段から修行できることなんて、いくらでもあります。
修行の場を探して、鍛錬していくことです。
こういった修行にチャレンジし、地道に積み重ねていくうちに、テニスでプレッシャーのかかる場面でも生きてきます。

差をつけていくには、日々の努力です。
日常生活の中でも、修行していきましょう。



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