藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

わかりにくいことに、気づいていこう。

2015年05月27日 | テニス
わかりにくいことって、大事です。

「ちっともうまくならない」という人がいました。
不安なのはわかります。
でも、ヘンに心配しない方がいいです。

自分のことは、自分が一番よくわかっていると思うかもしれません。
だけど、一番わかりにくいのも、自分のことだったりします。
僕が、注意していることがあります。
それは、小さな変化です。
意識しないと、意外と気づかないことって多いです。

昔、すごく不安になっていたときがあります。
一生懸命練習しているつもりでしたが、全然うまくならないからです。
「なんとかしないとヤバイ」と焦ったり、「テニス向いてないのかな」と諦めかけたりもしました。
そんなときに、友達から「お前、ちょっとうまくなってきたよな」と言われました。
そのときは、「ウルセーよ!嫌味言うな」と思いました。
しかし、どうも悪気はないようです。
そして、「気づかってくれるのはありがたいけど、お世辞はいいよ」と思いました。
すると、一緒にいた友達も「たしかに、バックのスライスがよくなってきたよね」とか「前よりミスが減ったよな」「フォアもコントロールできるようになってきてるし」などと言ってくれました。
この話を聞いているうちに、だんだん「あれ?実はオレ、うまくなってる?」という気がしてきました。
よく考えてみると、たしかにちょっとはマシになってきてるようにも思います。
このことがあってから、小さいことにも気をつけるようになってきました。

自分のことって、けっこうわかりにくいものです。
「まだまだ、こんなんじゃ全然ダメだ」「もっとしっかり回転かけなきゃ、通用しない」「このくらいの確率しか入らないなんて、話になんねーよ」みたいに思っていると、「ちっともうまくなってない」と自信を持てなかったりします。
しかし、過去の自分を冷静に振り返ってみると、「前に比べたら、わりとマシになってきたな」と気づくかもしれません。

うまくなるには、ちょっとした変化を見逃さないことです。
「ダメな部分」ばかりに注目していては、自信を無くして不安になってきちゃいます。
それよりも、「ちょっとよくなった」「少しはマシになった」と成長した部分に注目していくことです。
ここを意識できるようになってくると、自信も出てきていい循環になってきます。
「あっ!ちょっとうまくなってきてる」に、気づいていきましょう。



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笑っちゃうことからスタートしよう。

2015年05月23日 | テニス
笑っちゃうことです。

「笑ってられるほど、自信ないですよ」と言っている人がいました。
いっぱいいっぱいの状況で、余裕がないそうです。

僕は、「やたら自信あるよね」と言われたりします。
笑っているのは、自信があるからと思われているみたいです。
でも、これはちょっと違います。
順番が逆だからです。
たとえば、ピンチのときほどニヤッとするようにしています。
苦しいときほど、楽しそうにしています。
そうした方が、うまくいくからです。

笑っちゃうことです。
「ヤバイ」という顔をしていると、たいていヤバイことになってきます。
「キツイな」という顔をしていると、本当に苦しくなってきます。
心配そうな顔をしていると、心配してたことが当たりやすくなっちゃいます。
不思議なことに、見た目通りのことが起こりやすくなるものです。
僕は、ウソでも楽しそうにします。
そうすることで、イメージが変わってくるからです。
カンタンなのは、笑うことです。
マズイ状況だったとしても、楽しそうにニヤッとします。
すると、「ピンチはチャンス」とか「いい緊張感だ、テンション上がってきたぞ」と、プラスの方に行きやすいです。

自信を持つには、どう考えるかが大切です。
そして、考えをコントロールするには、どういう態度をするかがポイントです。
余裕のなさそうな態度をしていたら、自信を生む考えは出しにくくなります。
ビクビクした態度をしていたら、安心するための発想は生まれにくいです。
逆に、余裕ありげな態度をしていると、「こうすりゃオッケーでしょ」と自信を生むアイデアも出やすくなります。
堂々としていれば、落ち着いて冷静な判断もしやすくなるはずです。

楽しくしていると、自信も出てきやすいです。
「面白くなってきたぞ」と、笑うところからスタートしてみましょう。



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「これ大事かも?」と思ってみよう。

2015年05月20日 | テニス
「ムカつく」って、意外とポイントかもしれません。

「これ大事かも?っていう予感は、どういうときしますか?」ときかれました。
これは、いろいろあります。
わかりやすいのは、「なんか、ムカつく」というときです。

僕は、「ムカつくことって、ほとんどないでしょ」と言われます。
どうやら、温厚な性格と思われているみたいです。
でも、ムカつくことだってあります。
中でも、特にムカつくのは「テニスの強い人」です。
もちろん、尊敬はします。
だけど、どうも気に入りません。
おそらく、嫉妬心や悔しい気持ち、「負けたくない」というライバル心など、いろいろな感情があるんだと思います。

ラッキーなことに、僕の周りにはテニスの強い人がたくさんいました。
ただ、その分イラッとすることもよくありました。
たとえば、「こんなミスは、ありえないでしょ」と言ってるのを聞くと、「どうせ、オレはこんなミスしまくりですよ」とムカつきます。
「スイートスポット外すなんて、信じられない」と言ってたら、「しょっちゅう外してますけど、嫌味ですか?」とイラッときます。
自信満々な感じで余裕そうだと、「なんか腹立つな」と思ったりします。
だから、「うまいヤツって、たいてい性格悪いよな」と思っていました。
でも、あるとき「別に、悪気があるわけじゃなさそうだな」と気づきました。
本人は、「うまくいかないのはおかしい」「ガットの真ん中に当たるのが当たり前」と思っているだけのようです。
この発見があってから、「もしかしたら、オレの方が間違ってるのかも?」と考えるようになりました。
そう考えるようになると、なぜかムカつくことが減ってきました。
すると、不思議なことにテニスが上達してきました。

ムカつくは、チャンスかもしれません。
「こう当てるのって、なかなか難しい」「こういうミスって、よくあるよね」と思っていると、「カンタン」「ミスするわけない」と言われたときにムカつきます。
しかし、「たしかに、そうだよね」と強い人の発想にシフトできると、それまで見えなかったものに気づいていくものです。
「ムカつく」から「別にムカつかないよ、だって当たり前じゃん」に変えると、成長のチャンスがバンバン来るかもしれません。
「なんかムカつく」となったら、「これ大事かも?」と思ってみましょう。



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地道なトレーニングで、変えていこう。

2015年05月17日 | テニス
変わるには、トレーニングです。

「緊張してしまう性格だから、仕方ないですよね」と言っている人がいました。
でも、別に仕方なくもありません。
性格は、変えられるものだからです。

僕は、「図太い神経してるよね」「心臓に毛が生えてるんじゃないの?」「アホなんじゃないの?」などと言われたりします。
しかし、もともとは人一倍緊張してしまうタイプです。
本当は繊細な性格ですが、かなり変わってきました。
これは、トレーニングのおかげです。

いいプレーをするには、バランスが大事です。
いい緊張感なら、問題はありません。
ただ、よくない緊張感はマイナスです。
パフォーマンスを下げてしまう、よくない緊張は避けた方がトクです。

トレーニングを積んでいくと、だんだん変わってくるものです。
僕は、日頃からトレーニングを欠かしません。
やっているのは、「ハッタリトレーニング」です。
つまり、ウソをついていくわけです。
内心では超ビビっていても、「全然ヨユー」という空気を醸し出します。
友達が、試合会場で「ヤバくない?あいつ強そうだよ」「なんか緊張してきちゃった」などと言ってても、あえて共感しません。
「そうかな?オレの方が強そうだよー」「イケる気がしてきた!なんか安心してきたぞ」と、ハッタリをかまします。
このようなことを、いろんな場面で実行しています。
地道な努力でハッタリこいていると、だんだん変わってくるものです。
口先だけのウソだったものが、本当に言った通りになってきます。
続けているうちに、緊張からリラックスに変えるまでの時間も、短くなってくるものです。

強くなるには、自分で自分をコントロールしていくことです。
トレーニングで、変えてきましょう。



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時間を、うまく使おう。

2015年05月13日 | テニス
有効活用することです。

「なかなか結果が出なくて、イライラする」という人がいました。
でも、焦ることはないと思います。

僕は、「時は金なり」と思っています。
時間は無限にあるわけではありません。
限られた、貴重なものです。
だから、ムダはしたくありません。
大切な時間を、イヤな気分で過ごしたらもったいないです。

時間は、有効に活用することです。
工夫次第で、やり方はいろいろあるものです。
友達とラーメンを食べに行ったとき、「なるほど!」と思いました。
目的のラーメン屋さんに着くと、お店の外までならんでいました。
僕は、待つのが大嫌いです。
貴重な時間を待つことに使いたくないし、「まだかよ~」とイライラしたくもないからです。
だから、「混んでるから、他行こうよ」と言いました。
すると、「せっかく来たんだから、食ってこうよ」と拒否されました。
「マジかよ~」と思いながら待っていると、あることに気づきました。
友達のテンションが上がってきています。
こっちは「あと、どのくらいだよ~?」とテンションが下がっているのに、なんだかノリノリです。
理由を聞くと、「いや~、だって楽しみじゃん!」と言っています。
「どうしようかな?大盛りいっちゃおうかな?」とか、「どう攻めて食おうかな?」と、いろいろイメージしているそうです。
「待つ時間が同じなら、楽しい方がいいじゃん」と言っていました。
これをきいて、反省しました。
「まだかよ?早くしてよ~」と思っていた自分に対して、「まだまだ修行が足りないな」と思いました。
工夫次第で、時間を有効に使えるものです。

テニスは、やればすぐできるってものでもありません。
練習を積み重ねていくうちに、ちょっとずつ結果が出てくるのがフツーです。
種を植えても、芽が出るまでにはある程度時間がかかります。
その間、「まだ?遅いよ」とイライラしてもしょうがないです。
毎日水や肥料などを与えながら、「いや~、花が咲くのが楽しみだな」とやっている方がラクです。
テニスも、「もうちょっとで芽が出そうだな」「いや~、またちょっと成長したな」と、楽しみながらやっていく方がトクです。
時間は、うまく使っていきましょう。



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「道具も実力のうち」でいこう。

2015年05月10日 | テニス
見た目が大事です。

「プレッシャーをかけるのって、難しい」という人がいました。
でも、カンタンなのもたくさんあります。

僕は、「よくわからないけど、やたらプレッシャーを感じる」と言われたりします。
たしかに、そうだと思います。
なぜかというと、そういうのは得意だからです。
高度な技術を使う場合もあります。
ただ、カンタンなことでも、かなり効果があるものです。

道具も、実力のうちです。
昔、ドラクエをやっていて、すごいことに気づきました。
それは、「いい武器を持てば、かなり強くなる」ということです。
攻撃力の高い剣を持って、守備力の高い鎧や盾などを持っていれば、グンと強くなります。
うっかり装備し忘れちゃうと、急に弱くなります。
それまでは「勝負は、自分の実力次第」と思っていましたが、これに気づいてから「道具がよければ、勝負もなんとかなりやすい」と考えるようになりました。
ここから、テニスも勝てるようになってきました。

勝負は、見た目からはじまっています。
僕にとって、剣などの武器はラケットで、鎧なんかはウェアーです。
試合では、派手でカッコイイ、プロモデルのウェアーをシレッと着ていきました。
すると、「あいつ、強いのかも?」と目立つことができます。
ベンチに座ると、ラケットバッグからシレッとラケットを取り出します。
ラケットは、ビニールに入っています。
ステンシルマークの入ったラケットを2本出して、「カンカンカン」とテンションの具合をチェックし出します。
すると、「おいおい、超強いんじゃないの?これヤベーぞ」と思われたりします。
これらは、すべてハッタリです。
この頃は、別にメーカーと契約しているわけでも何でもありません。
すべて、自腹でやっています。
わざわざこういう小道具を用意して、地味にプレッシャーをかけていました。
これを話すと、「どうせ、すぐバレて終わりだろ」「安いメッキは、すぐはがれる」「バカじゃねーの?」などと言われます。
もちろん、カッコつけておいてボコボコにされたら恥ずかしいです。
ただ、すごく有利になるのは確かです。
はじめに「ヤバそう」と思わせておくと、なかなかその印象から抜け出せなくて、かなりのプレッシャーを与えることができます。

正義のヒーローも、戦国武将も、なんだか強そうです。
「ヤバイかも」とプレッシャーを与えるには、派手で目立つことが大事です。
それに、見た目をカッコ良くすることで、自分のイメージをよくする効果もあります。
「道具も実力のうち」と思って、見た目を強そうにしてみましょう。



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燃えてきちゃおう。

2015年05月06日 | テニス
燃えることです。

「うまくいかないと、やる気がなくなる」という人がいました。
これは、もったいないです。

僕は、うまくいかないことがよくあります。
そういうときは、やる気が出てきます。
なぜかというと、燃えてくるからです。

なかなかうまくいかないことって、チャンスです。
カンタンすぎると、なんだか物足りなく感じます。
ラッキーなことに、テニスって難しいです。
だから、思いどおりにいかないことも起こります。
この障害が、面白くなってくるためのスタートです。

勝負していくことです。
僕の場合は、うまくいかないことがあると「オレの邪魔をする奴は、ぶっ倒す!」と思います。
「行くぞーっ!ダァー!!」と、燃える闘魂でいくわけです。
行き手を阻むものが強いほど、「全然効かねーな!」「おいおい!ナメてんの?このくらいで諦めるわけねーだろ!!」と強気でいきます。
このように闘志を燃やすと、不思議と面白くなってきます。
この勝負を楽しんでいくうちに、だんだんうまくいくように変わってきます。

「嬉しい」と満足感が得られるのって、うまくいかないことが、うまくいくようになることです。
だから、うまくいかないのは「嬉しいの前兆」です。
せっかくいいことが起こる前なのに、やる気をなくすのはもったいないです。
燃えて、面白くしていきましょう。



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「昨日の私とは、ひと味違う」をプラスしよう。

2015年05月02日 | テニス
同じだと、つまらないです。

「毎日継続してやることが大事だと思うけど、これって大変だよね」と言っている人がいました。
どうやら、「上達するには、同じことをコツコツ続けていくことが大切」と思っているみたいです。

僕は、飽きっぽい性格です。
だから、毎日同じことを繰り返すなんてムリです。
でも、変えるつもりはありません。
なぜなら、そのおかげで上達してきたからです。

昨日と同じでは、つまらないです。
テニスが上達するには、前に進んでいくことです。
それには、同じことを繰り返さないことです。

継続は力なりです。
僕の場合は、フォアハンド1つにしても、ずっと継続してがんばっています。
そのおかげで、少しずつ上達してきました。
ただ、同じことを続けてきたわけではありません。
いつも「もう、昨日のオレとは違う」と思って、別のことをやってきました。
「もっとレベルアップする」という目的は、昨日と変わらず継続しています。
だけど、やり方はどんどん変わっていきます。
昨日は「フォアハンドの、軸足の安定」をテーマに練習してたけど、今日は「軸足の安定プラス、インパクトのときの右ひじの角度をこうする」と、練習のテーマも昨日とはひと味違います。
周りから見ると、「毎日努力を継続して、偉いな」と思うかもしれません。
でも、同じようでいて違うことをやっています。
だから、飽きずに面白くやれるわけです。

うまくなるには、昨日までの延長線上で繰り返さないことです。
同じことでは、いまいち面白くありません。
1つのことでも、あの手この手といろんなアプローチでやっていく方が楽しいです。
「昨日の私とは、ひと味違うんだぜ!」ということを、プラスしていきましょう。



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