藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

緊張を、楽しんでみよう。

2016年07月24日 | テニス
慣れてくると、違います。

「なんで、緊張しないで平気でいられるんだよ?」と言われました。
これは、ちょっとだけ誤解しています。
なぜなら、意外と緊張しているからです。
ただ、それでも平気なだけです。

僕は、すぐに緊張してしまうタイプです。
これがイヤで、このクセを直そうとしました。
「緊張するな!」「ビビっちゃダメだ!」と、自分なりに頑張りました。
でも、なかなか思うようにいきません。
あるとき、頑張ってもうまくいかない自分にムカついて、「緊張しちゃうもんは、仕方ねーだろ!」と逆ギレみたいになっちゃいました。
そして、「緊張して悪いかよ?なんか文句あんの?」みたいな感じで、堂々と開き直っちゃいました。
すると、不思議なことが起こりました。
なんか、ちょっといい感じになってきたわけです。
これがあってから、「不器用でもいい、たくましくいこう作戦」に切り替えました。

なくそうとするよりも、慣れていくことです。
昔、友達に「行きつけのラーメン屋に、連れてってあげるよ」と言われました。
「マジでうまいから」とやたら推すので、ちょっと楽しみでした。
お店に着くと、すごく臭いです。
トンコツの臭いが、プンプンしています。
ちょっと、イヤな予感がしてきました。
注文しようとすると、「ちょっと待って!オレのオススメは、かため、こいめ、多め」と言われたので、とりあえず常連の意見に従うことにしました。
ラーメンが来ると、また横から「これまでの経験からすると、ニンニク三杯がベスト」と言ってくるので、「ホントかな?」と思いながらも、その通りに入れてみました。
すると、さらに凄い臭いです。
食べてみると、衝撃的でした。
なんだかよくわからないけど、おいしかったからです。
そこから、ちょくちょくこの友達と、このお店に行くようになりました。
すると、あの臭くて刺激的な香りがすると、「う~ん・・・いい匂い、腹減ってきた」となるようになってきました。
この感じに、ちょっと似ています。

要は、慣れの問題です。
僕の場合、緊張してくると、「いいね、この感じ」とテンションが上がってきます。
不安やプレッシャーなどの刺激が、「よーし!盛りあがってきた」と面白い予感につながってきます。
「さて、この緊張感の中で、何ができるかな?」と考えて、挑戦するのが面白くなってきます。
すると、だんだん平気になってきます。
緊張を、楽しんでみましょう。



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変わった意見も、出してみよう。

2016年07月16日 | テニス
変わった意見も、大事です。

「みんなの意見を参考にして、決めた方がいいですよね?」ときかれました。
もちろん、人の意見は大切です。
参考になることも、たくさんあると思います。
ただ、自分の意見も大事です。

僕は、素直なタイプです。
そのため、人の意見をよく聞くようにしています。
「こうした方がいいよ」とアドバイスしてもたったら、素直にやってみるわけです。
すると、「おっ!なるほど!!」と発見があったりします。
そうやって、たくさんのヒントをもらってきました。
ただ、これにプラスして、自分の意見も大事にしています。

たとえば、僕は「打点をよく見ろ!」「重心を低くキープして、体重移動で打て!」「軸を真っすぐにして、ブラさずに打て!」など、たくさん大事なことを教えてもらいました。
基本的なことと思うかもしれませんが、これはやればやるほど深いです。
「当たり前だけど、これって重要なんだな」と、すごく思います。
これを理解した上で、僕の場合は「自分なりの、これとは違う意見」も入れてみます。
「打点をよく見ないで打つのは、間違いなのだろうか?」とか、「ジャンプして、回転運動で打つのはどうだろう?」「軸が流れながらも、いいショットが打てたらスゴイかも?」など、思いついた仮説も検証してみます。
そうすることによって、さらに発見があったりします。

みんなの意見は、大変参考になります。
でも、みんなと違う意見も面白いです。
トッププロを見ていると、「フツー、ありえねえだろ」ということを、当たり前のようにやっています。
常識的に考えると「非常識」となるかもしれませんが、だからといって間違いではありません。
トップのレベルからすると、「当然のこと」だったりします。
正しいことは、いくつもあります。
状況によっても、変わってきます。
だから、「いつも、これが絶対正しい」と選択肢が1つしかないより、「これはどうだろう?」「こういうのもあり」と、柔軟性があったほうがトクだと思います。
人の意見もしっかり聞いて、その上で、自分の意見もいろいろ出してみることです。
いろんな方向から、いろんな発見をしていきましょう。



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わかる方向で、行ってみよう。

2016年07月06日 | テニス
「わかる」が、大事です。

「意味が、さっぱりわからん」と言っている人がいました。
コースを予測されたのが、不思議だったそうです。

僕は、見破るのが得意です。
よく、「なんで、バレたんだろ?」と言われますが、理由を聞かれても、ちょっと困ってしまいます。
なぜなら、「わかるもんは、わかる」という感じだからです。

わかるようになるには、わかろうとすることです。
僕の場合は、わからないことが嫌いです。
なんだかモヤモヤして、気持ち悪いからです。
たとえば、すごいサーブを打つ人を見たとします。
このとき、「なんだあのサーブは?意味わかんねーな」と思うと、なんかちょっとモヤモヤしてきます。
あのサーブを打てる理由がわからないと、スッキリしません。
そこで、自分なりに分析します。
「打点がかなり前なんだな」とか「膝の使い方がうまいんだな」などと、原因を追及していくわけです。
このように、見つけてわかろうとすると、だんだん見えてくるものです。

「わからない」と思っているのは、もったいないです。
「どこに飛んで来るかなんて、わかるはずがない」と思っていると、なかなかわかるようにはなりません。
「超能力者じゃないんだから、そんなもんわからん」みたいな感じでは、本気で挑戦しようという気にならないはずです。
僕の場合は、「お前のことは、すべてお見通しだ!」と思っています。
「どこに打ってくるかなんて、わかるのが当たり前」という感じです。
もちろん、まだまだ完璧ではありません。
間違ったり、わからなかったりすることもあります。
それでも、「見抜いてやる!」と挑戦します。
すると、だんだんわかってきたりします。
「わからない」よりも、「わかる」方向で行ってみましょう。



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