藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

“カタ”を身につけよう。

2005年10月08日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート8

自分らしく、自由にプレーするためには、カタにはめる作業が重要です。


桜木「思うように点が取れねえからって イラツいてんじゃねえ」
矢島「そんなんじゃねえ もう少し人間的に接してくれってんだ!あんまりカタにはめるみてえなこと連発されると 頭にくるんだよ!」
桜木「“カタ”がなくて お前に何ができるっていうんだ・・・素のままの自分からオリジナルが生み出されると思ったら大間違いだ!創造するってことは まず真似ることから始るんだ!基礎となる“カタ”をまず身につけ それを工夫とアイデアでアレンジしていくんだ!てめえにその基礎があんのか!」
矢島「う・・・うるせえ!」
桜木「“カタ”にはめるな!なんてホザくやつは ただのグータラの怠け者だ!てめえは今が その結果のくせに デカい口叩くなっ!」


テニスが上達するには、“カタ”を作ることが大切です。
つまり、フォームを固めることが大事です。
「いろいろなショットが打ちたい!」「自由に打ち分けたい!」と思っているはずです。
ですが、何もないところから、応用はできません。
自分らしくプレーするためには、オリジナルのアレンジやアイデアを組み込んでいくことです。
しかし、そのベースとなるフォームが出来ていなければ、生かすことができません。
土台である基本が、きっちり出来ていて、はじめてオリジナルのアレンジを付け加えられるのです。
基本フォームを作ることで、独創的なプレースタイルの演出ができます。

テニスは、みんなそれぞれ打ち方が違います。
全く同じフォームの人は、一人もいません。
少なくとも、僕は何万人という人を見てきましたが、一人もいませんでした。
プロテニスプレーヤーを見ると、普通「なんじゃこりゃ!?」と思います。
パッと見た感じ、基本フォームから大きく外れた、オリジナルの打ち方をしている人が多いからです。
すると「なんだー!なんでもありなんじゃん!?」と思う人は注意しましょう。
よく観察すると、プロの選手は独創的なフォームでも、実は基本に忠実です。
全体で捉えると、わかり辛いかもしれませんが、軸のバランスや、フットワーク、グリップに適した打点などを、部分でフォーカスしてみると、非常に基本が出来ています。
高いレベルで基本がしっかりしていて、それにプラスして、自分に合ったオリジナルフォームがあるのです。
自分らしくプレーするために、基本の“カタ”を作りましょう。



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