藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「忘れて当然」と思っていよう。

2005年10月24日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート24

真面目な人ほど、挫折しやすいかもしれません。
気楽に続ける事が大切です。


桜木「受験生が途中で伸び悩んだり 挫折するパターンを見せよう 例えばこうだ・・・よし勉強した バッチリ覚えたぞ ところがテストでは・・あれ・・・くそ 思い出せない なんで ちゃんとやったのに・・・わああ ダメだあ なんでいつも俺はこうなんだあ・・・俺って頭悪いんじゃ・・・これじゃ いくら努力してもダメだあ・・・・と まあ・・・このように テスト本番で せっかく身につけたはずの力が出せないと 自分は理解力がない・・・それは頭が悪いからだと思い込んでしまう・・そこで次こそは忘れないようにと頭に深く刻み込もうとして強引に詰め込む・・・そして 今度こそとテストに挑むが やはり ところどころ取りこぼす 点が思うように伸びない・・・自信を失う 気力が失せて脱落する」

宮村先生「たしかに・・・私も何度もそうなりかけました」

桜木「大半がそうだ 特に 真面目な人ほど・・・では なぜこういうパターンに陥りやすいのか・・・人間の脳は このゴミ箱のように穴だらけ 水が漏れるように知識も漏れる・・・つまり・・“人間は忘れる”のだ 人間が忘れるのは当たり前のこと 生存のため 必要なもの以外は忘れるようにできてるからだ・・・だから テストが終わると忘れてしまうのを気にしなくていい 社会人になれば 歴史の細かい年代など 誰も覚えていない
けれども 浪人生は一年目の受験を終えた時点で 持っている知識を何としてでも忘れまいと必死になる さらに知識を増やそうとすると無理をする この姿勢が間違っているから思ったように伸びない 人間 細かいことをずっと覚えておくなんて どだい無理 教科の多い東大の全科目を網羅するのはかなり大変 だから まず受験勉強を始める前は「忘れるのは当然」 こういう前提に立つことが大事 それを踏まえて まず気持ちをリラックス そして どんどん知識を入れる すべてを覚えようと焦ってはいけない・・・人間の頭は スポンジと一緒 目が細かければ細かいほど・・・水をいっぱい含ませることができる 頭が柔らかければ柔らかいほど よりたくさんの知識を頭の中に蓄えることができる 柔らかくするには余計なプレッシャーをかけない 焦らないことが大事・・・そして頭を柔らかくするための絶対条件は“基礎の反復” 何度も繰り返して基礎力がつけば 想像力も増して応用力もつく そうするとこのように 穴はある程度塞がれて“目の細かいスポンジの脳”になり知識は漏れにくくなる」


テニスが上達するには、「忘れるのは当然」と思うことです。
すると、忘れた頃にできるようになってます。
「あれ~?前回はできたのに~!」と落ち込んでいる人がいます。
レベルダウンしたような気になって、ショックを受けています。
しかし、これは進歩です。
諦めずに続けていれば、またすぐにできるようになります。
前回100球くらい打ってようやくできたものが、今回は50球くらいでできるようになり、またできなくなっても、次は20球くらいでできるようになります。
そういうイメージを持ちましょう。
これがないと、どんどん自分を責めてしまいます。
「私にはセンスないのかな?」「やっぱりムリなのかな?」・・・と、悪い循環になります。
これではやる気がなくなってしまいます。
できなくなっても気にしないようにしましょう。
「この前できたんだから、またそのうちできるだろー」くらいに思っていて下さい。
上達のコツは、気軽にやることです。
重くなって、テンションを下げる方がマイナスです。
自分を責めないようにしましょう。



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