藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

柔軟に、なんとかしよう。

2016年11月30日 | テニス
自分を持つことは、大切です。
ただ、自分の殻に閉じこもっているのは、ちょっとマズイかもしれません。

「自分の力で、なんとかしていきたいんだよ」と、言っている人がいました。
これは、素晴らしいと思います。
だけど、「でも、どうしたらいいかわからなくて、まだ、なんともなってないんだよね」と話していました。

僕は、誇り高き男です。
自分をしっかりと持ち、プライドもやたら高いです。
しかし、そのわりには「もうちょっと、プライド持てよ」と言われたりします。

強くなっていくには、自分を変えていくことです。
そのためには、自分の殻を破っていくことです。

僕の場合は、基本的に「自分の力で乗り越えていきたいタイプ」です。
昔は、「人に頼って助けてもらうなんて、そんな甘えたことはみっともない」と思っていました。
「人に頭を下げてなんとかしてもらおうなんて、恥だ」という感じでしたが、今では「お願い!教えて~」とよくやっています。
これは、プライドがなくなっちゃったわけではありません。
むしろ、「強くなるために、あらゆる手を尽くす」という、強いプライドがあるからです。

たとえば、フォアハンドを改良しようとしているとします。
いろいろ考えて、思いつくことを実践してきました。
それでも、いまいちうまくいきません。
こういうとき、僕は「他に方法はないか?」と考えますが、誰かに相談したりもします。
「こんなこと聞いたら、もしかしたらバカだと思われるかも?」ということでも、平気で「教えて~!」とやるわけです。
そして「こうしたらいいんじゃない?」と教えてもらったら、その通りにやってみます。
すると、自分では思いもつかなかったような発見が、あったりするわけです。

自分の力でなんとかするのも大切だし、人の意見も大切です。
自分の力も、他人の力も、うまく使える方がトクです。
柔軟に、いろんな手を使ってみましょう。



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目的地を、セットしよう。

2016年11月24日 | テニス
目的地をセットすることです。

「上達のコツ」についての質問がありました。
この人は、いろいろ迷っているみたいです。
上達のコツって、カンタンです。
それは、ガンガン行動していくことです。

僕が、まずやることがあります。
それは、目的地を決めることです。
旅行のときに、カーナビをセットするのと同じです。
「ここの温泉に行こう」と決まれば、あとはカンタンです。
名称や住所、電話番号などで検索すればいいからです。
目的地がわかって、そこをセットしちゃえば、あとは「おすすめルート」「一般優先」「距離優先」などの選択肢から、ルートを決めます。
そしたら、「700メートル先、左方向です」みたいに教えてくれます。
ナビの教えてくれた通りに安全運転すれば、「まもなく、目的地です」と着いちゃうはずです。
テニスの場合も、これと同じ感じです。

ルートがわかれば、進むのはカンタンです。
僕の場合は、まず「バックハンドを改良する」みたいに、目的をバシッと決めます。
そしたら、すぐ検索です。
「やっぱり、フェデラーみたいなバックが打てたら、カッコイイよな」みたいに、やりたいイメージをはっきりさせていきます。
目的地をセットしたら、ルート選択を「楽しさ優先」にします。
そしたら、あとは勘ナビが「ポーン!次は、こうした方がいい気がします」とナビってくれます。
「はい!了解でーす」とその通りに行けば、わりとなんとかなります。
もちろん、僕の勘ナビも、完璧ではありません。
たまにというか、しょっちゅう間違えます。
しかし、目的地さえしっかりセットすれば、すぐに別ルートを探してくれます。
だから、なんだかんだで着いちゃうわけです。

目的地がはっきりしていれば、そのためにルートはいくつもあります。
ルートを決めて、どんどん動いていきましょう。



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合わないもの、チャンスにしよう。

2016年11月08日 | テニス
自分に合わないのも、ありかもしれません。

「やっぱり、自分に合ったものが一番ですよね」と、言っている人がいました。
たしかに、その通りだと思います。
ただ、自分に合わないものが、必ずしもダメとは限りません。

僕は、こだわりのある男です。
いろんなものに、こだわりまくっています。
ラーメン屋さんに行っても、「麺はどう?」「スープはどう?」「チャーシューはどう?」「味玉はどう?」と、あらゆることを、いちいちチェックします。
テニスとなると、さらにこだわりはハンパないです。
なぜかというと、最高を求めているからです。
ただ、「こうでなくちゃダメ」とは、あまりやらないようにしています。
理由は、いろんなところに、可能性があるからです。

たとえば、僕はラケットに超こだわります。
重さ、面の大きさ、バランス、素材、ストリングの種類、テンションなど、いろいろ細かいです。
なぜかというと、ベストなプレーをすることに、妥協したくないからです。
しかし、わざといろんなラケットを使ってみたりもします。
「このラケットを、うまく使いこなすには?」とやることで、いろんな発見があったりするからです。

昔、憧れのプロが使っているラケットが欲しくて、無理して買っちゃいました。
でも、全然使いこなせません。
やたら重いし、面は小さいし、うまく飛んでくれません。
「ヘタクソなくせに、カッコつけるからだ」と、バカにされたりもしました。
たしかに、当時の自分には、全然合っていません。
しかし、なんだか嬉しいです。
大好きなプロと同じラケットなので、気分はトッププロです。
「あの選手みたいに、こういうバックハンド打ってやるぞ!」と、イメージだけはいい感じでした。
でも実際は、思うようにいきません。
そこで、「どうやったら、このラケットを使いこなせるだろう?」と、いろいろやりました。
「もっと、体全体を使わないと」「もっと、準備を早くしないと」と、思いついたことをどんどんやっていくうちに、ちょっとずつ使いこなせるようになってきました。
これが、結果的に自分の幅を広げることになったと思います。

自分に合うのって、大事です。
ただ、合わないようなことにも、意外とチャンスがあったりします。
柔軟に、いろんなことにトライしてみましょう。



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