藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

サプライズを、演出していこう。

2013年10月30日 | テニス
サプライズを入れることです。

「ビビったら、負けですよね」という人がいました。
たしかに、その通りです。
「でも・・・わかっちゃいるんだけど、ビビっちゃうんだよなぁ」と、ボヤいていました。

僕は、もともと超ビビりなタイプでした。
それが、最近では「ムカつくくらい動じないよね」と言われます。
これは、精神的に強くなったからと思うかもしれません。
でも本当は、ちょっとだけ違います。
大きな理由は、発想を変えたことです。

テニスが強くなるには、コツがあります。
それは、楽しむことです。
楽しむには、ワクワク、ドキドキ感があった方がいいです。
それを出すには、サプライズを考えてみることです。

ビビっていては、楽しくありません。
しかし、「ビビらないぞ」とやるのも、あまり面白くありません。
僕の場合は、受け身的ではなく、こちらから仕掛けていくことを考えます。
つまり、発想を逆にするわけです。
「ビビらせてやろう」と思っているから、ニヤニヤしちゃいます。

エンターテイナーになって、こちらからいくことです。
「こうしたら驚くかな?」「こんなのも、インパクトあるんじゃないかな?」とサプライズを演出するのって、楽しいです。
こういう発想になると、今までビビっていたような状況も、面白くなってきます。
「へぇ~、こうされると、プレッシャーかかるんだな」とわかれば、逆に感心しちゃったりします。
そうなれば、ビビるどころか嬉しくなります。
「ラッキー」と思ってパクっちゃえば、すごくプラスになるからです。

見方を変えると、違ってきます。
ビビるのを恐れているより、「ビビらせてやろう」という方が楽しいです。
自分から、サプライズを演出していきましょう。



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縛られずに、自由でいこう。

2013年10月27日 | テニス
縛られるのには、注意です。

「目標を見失っているんです・・・」と、話している人がいました。
どうやら、「目標がないとダメ」「目標がなければ、何もできない」と思っているようです。

目標があるのといのは、いいことです。
しかし、目標がなければダメということではありません。
なければないで、オッケーです。
ヘンに縛られて動けないでいるなら、気にしないで動いた方がいいです。

僕は、あまり目標を持ちません。
もちろん、ある場合もあります。
目標があろうがなかろうが、あまり気にしません。
なぜなら、自由を求めるタイプだからです。

テニスが強くなるには、楽しむことです。
それには、自由にやるのが一番です。
余計な事に縛られずに、のびのびやると、いろんなヒントが出てきます。
このヒントを、チャンスにつなげることです。
僕の場合は、ノリ、柔軟性、直観などを大事にしています。
「あれ?なんとなく、こうな気がする」という予感がしても、逆に目標が邪魔になることもあります。
「いや、でも、今の目標はこれだし」と、即座に予定を変えることに抵抗が生まれるからです。
こういうのが、チャンスを逃すことになる場合もあります。

上達する方法は、いろいろあります。
だから、1つのことだけに縛られずに、柔軟性を持って対応することです。
目標というのは、手段です。
大事なのは、目的の方です。
手段と目的が混同してしまうと、大切な事を見失ってしまうこともあります。

たとえば、テニスが強くなるのが目的だとしたら、その手段はたくさんあります。
その中から、自由にやっていくことです。
そもそも目標は、「たぶん、こうかな」「こうしたいな」とやっていくうちに、自然と生まれてくる場合が多いです。
だから、やる前にムリに決める必要はありせん。
それに、必ずしも「1度決めたら、目標達成するまでやろう」と縛られる必要もありません。
やっていくうちに「やっぱり、こっちの方が良さそう」とわかったら、柔軟に変更していく方がトクな事も多いものです。

「~だからダメ」「~がないからできない」と、ヘンに縛られない方がいいです。
自由に、楽しみながら上達していきましょう。



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受け入れて、利用しよう。

2013年10月23日 | テニス
受け入れちゃうことです。

「テニスに対して、コンプレックスがあるんです」という人がいました。
うまくいかなくてイライラしたり、自信をなくしたりして、劣等感を持ってしまったそうです。

実は、僕もテニスに対する劣等感があります。
しかも、超デカイです。
繊細なので、事あるごとにさんざん傷ついてきたからです。
その結果どうなったかというと、いちいち傷ついてヘコむのが面倒臭くなって、開き直っちゃいました。
そしたら、今度は図太くなってきました。
劣等感を、いい方向に活用できるように変わってきたわけです。

コンプレックスは、受け入れてみることです。
もちろん、「こんなのイヤ」と否定したいのもわかります。
ただ、否定して見ないフリをしたり、誤魔化そうとするのは、マイナスになる場合が多いです。
「バレたくないから」とエラソーにしたり、「弱みを見せて、バカにされたくないから」とウソついたりしていると、もっとよくない方に行っちゃったりします。
コンプレックスを克服したいのなら、まず認めちゃう方がラクです。

僕の場合は、「テニスがヘタ」というのが、ものすごい劣等感でした。
ヘタなのが嫌で、認めたくありませんでした。
だけど、ヘタなのは僕自身が一番よくわかっています。
この矛盾が、すごくストレスでした。
あるとき、「もういいや」と開き直りました。
「ヘタで悪いかよ!文句あっか!」と認めちゃったわけです。
ただ、一方では「オレは、本当はヘタじゃない!天才なんだ」とも思っています。
この両方を否定しないで、認めちゃったわけです。
すると、なぜかこの劣等感が気にならなくなってきました。
むしろ、プラスに作用するように変わってきました。

開き直っちゃうと、ラクです。
劣等感があることを隠そうとするよりも、「ヘタだから練習するんだよ!ガンガンやるぞ!」と堂々としている方が気持ちがいいです。
「こういう劣等感があるのは、意識が高くてモチベーションが大きいからなんだよ!私ってスゴイでしょ!」と思ってバンバンやれば、上達していきます。
そうなれば、「やっぱり、私って天才なのかも?」と自信に変わってくるものです。

コンプレックスは、なくそうとするよりも、うまく利用した方がトクです。
否定するよりも、受け入れて活用してみましょう。



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パッパとやろう。

2013年10月20日 | テニス
パッパとやることです。

「早くうまくなりたいんですけど・・・何かないですかねぇ?」と、言っている人がいました。
これは、あります。
とっととやることです。

上達が早い人には、ある特徴があります。
それは、行動力があることです。
別に、難しいことではありません。
とってもシンプルです。

僕は、面倒臭いのが嫌いです。
だから、手っ取り早くうまくなる方法を探してきました。
そこで、わかったことがあります。
それは、ごちゃごちゃ考えているより、パッパとやっちゃったほうが早いということです。
不思議な事に、行動力を上げる方が、逆に面倒臭くないものです。

たとえば、「こうするといいよ」と教えてもらったとします。
「たしかに、そうなのかもしれない」と思いました。
ここから、大きく分かれます。
なかなかうまくならない人の場合、そこからが遅いです。
「言ってることは理解できるけど、それは難しいんじゃないのかな?」「じゃあ、機会があったらやってみようかな?」などのように、なんだかんだ言ってすぐには実行しません。
上達の早い人は、すぐやります。
そして、やりながら理解していきます。
行動に移しながら、「あっ!本当だ」「ここは、こうした方がいいかな?」などとやっていくうちに、うまくなっていきます。

すぐやってみることです。
「あれ?こうかな?」と引っかかることがあったら、さっさと試していくことです。
うまくなるには、身につけないといけません。
それには、実際にやって、経験量を増やしていくことです。
差がつくのは、行動力です。
パッパとやって、どんどんうまくなりましょう。



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よく知っていこう。

2013年10月15日 | テニス
知っていることを、もっと知ることです。

「いろんなことを知っていかなきゃって思うんですけど・・・」という人がいました。
これは、すごくいいことだと思います。
知識を増やしていくことは、上達のためにもプラスだからです。
ただ、今ある知識も大切です。
わかっているにもかかわらず、気づいていない場合もあります。

僕は、知識欲が旺盛です。
知らないことがあるのは、すごくイヤです。
だから、いろんな情報を集めたりして、勉強してきました。
「バカだと思われたくない」と思って、知らないことを知ろうとしてきました。
そのおかげで、上達してこれたのは事実です。
ただ、そこで気づいたことがあります。
「オレって、アホだったな」と思うことが、よくありました。
「知っていると思っていたのに、ちゃんと知らなかった」ということばかりだったからです。

実は、すでに知っていることが大事です。
「知っている」ということにも、レベルがあります。
「そんなことは、とっくに知ってるよ」というのは、あまり重要な感じがしません。
だからって、それをスルーしてしまうのは危ないです。

たとえば、「打点が大事」とか「バランスが大事」というのは当たり前です。
「それはわかってるから、もっと他にないの?」と思っちゃうのもわかります。
だけど、当たり前って深いです。
僕の経験では、「知ってるつもりでいたけど、全然わかっていなかったな」「理解度が浅かったな」と気づいたときほど、グンとレベルアップします。
だから、「本当にわかってるかな?」「どのレベルで知っているのかな?」とナメないでいた方がトクです。

「これは深いぞ」と思ってみることです。
トッププロが「これが大事です」と語っているのを聞いていると、たいてい当たり前のことです。
「すごいこと言うかも?」と期待しているのに、ガッカリしたりします。
でも、ここが深いです。
同じ知っていることでも、知っている深さで見える世界が違ってくるからです。

知識は、追求していくことで質が変わってきます。
知っているつもりになっていることを、さらによく知っていきましょう。



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思いついたら、検証してみよう。

2013年10月11日 | テニス
検証してみることです。

「こんな気もするんですが、よくわかんないから・・・」という人がいました。
よくわからないから、やってないそうです。

僕は、発見していくのが好きです。
小さい頃、バック・トゥ・ザ・フューチャーが大好きでした。
将来は、ドクのように、タイムマシンのようなすごい発明をしたいと思っていました。
だから、つねに「ビックリするような、大発見をしてやる」と探していました。
こう思っていると、「あれ?これって、すごいヒントかも?」と、いろんなことが引っかかってきます。
そして、それを検証していくのが、ワクワクして面白いわけです。

思いついたら、検証してみることです。
僕の場合は、数学や理科などが苦手でした。
だから、好きなテニスで大発見してやろうと思いました。
そういう視点で見てみると、さまざまなことに疑問が湧いてきます。
「あれ?みんな当たり前だと思ってるみたいだけど、本当にそうなんだろうか?」とか、「常識的には違うけど、実はこうなんじゃないの?」といった疑問が出てくるわけです。
そういう疑問や、仮説などを思いついたら、検証してみます。
このような実験をしてみるのって、楽しいです。
「みんな気づいてないかもしれないことを、大発見できるかも」と、ワクワクします。

「こうなんじゃないかな?」と思ったら、検証してみることです。
やってみれば、何かしらわかります。
「あっ、違った」とハズレだったとしても、これはこれでプラスになります。
それがわかるのも、1つ成長したことだからです。
「おっ!当たってるじゃん」とわかったら、ラッキーです。
嬉しいし、レベルアップのチャンスになります。
だから、やってみないのは損です。

自分で発見していくのって、すごく面白いです。
やってみなければ、結果は出てきません。
思いついたら、検証してみましょう。



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気持ちで差をつけよう。

2013年10月08日 | テニス
気持ちって、大事です。

「気持ちで負けないようにする方法」についての、質問がありました。
これは、あります。
カッコイイことを、することです。

どういう気持ちかで、違ってきます。
スポーツ選手のインタビューでは、よく「気持ちで負けないようにします」「強い気持ちで試合に臨みたいと思います」といった発言があります。
以前の僕は、「いやいや、気持ちで勝てりゃ苦労しねーだろ」「それは、相手だって同じだろ」「技術や体力で、負けちゃダメじゃん」などと思っていました。
だけど、疑問点もありました。
なぜなら、コメントしているのは一流の選手です。
今までいろんな経験をしてきているはずだし、勝つための方法も考え抜いてきているはずです。
だから、「もしかしたら、本当に大事なことなのかな?」という気もしていました。

カッコイイことをすると、気持ちが強くなります。
実は、僕は気持ちがすぐに負けちゃうタイプでした。
それが強気に変わっちゃったのは、カッコイイを意識するようになったからです。
きっかけは、アンパンマンです。
テレビでアンパンマンを観ているときに、あることに気づきました。
ジャムおじさんが「おいしくな~れ、おいしくな~れ」と言いながら、一生懸命パンを作っています。
どういうわけか、このシーンに引っかかりました。
「カッコイイな」と、一流の職人魂のようなものを感じました。
そして、こういう姿勢をテニスに応用してみたら、なぜか気持ちが強くなってきました。

気持ちで負けちゃうときって、カッコ悪いことをやっているものです。
「ダメだなぁ」「不調だなぁ」「勝てる気がしないなぁ」と思っているときは、なさけない顔、カッコ悪い態度をとっています。
僕の場合は、ジャムおじさんの「おいしくな~れ」をアレンジして、「大丈夫~、大丈夫~」「ヨユ~、ヨユ~」とよくやっています。
そうやって自信ありげにカッコつけていると、不思議と気持ちも強くなっていくからです。

気持ちが強くなると、いいプレーになってきます。
カッコよくしていきましょう。



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ハードルを、下げてみよう。

2013年10月04日 | テニス
ハードルを、低くすることです。

「もっと、ハードルを上げていかないと」という人がいました。
意識が高くて、いいことだと思います。
ただ、この場合は違うように感じました。

僕は、志の高い男です。
だから、常にさらなる高みを目指しています。
こういうと、自分に厳しいように思うかもしれません。
しかし、意外と甘いです。
難しいと、ハードルを下げることもしょっちゅうです。
テキトーに思うかもしれませんが、こういうバランスも大事です。

ちょうどいい高さに、合わせることです。
もちろん、ハードルを高くすることはいいことです。
ただ、やりすぎはよくありません。
ムリしすぎると、やる気が下がってしまいます。
ハードルを下げることも、大事です。
「まだダメ」「こんなんじゃ、全然話になんない」という困難な事より、カンタンで「これならできる」「こんなに進んだ」という方が、なんだか気分がいいです。
前進しているのがよくわかれば、嬉しいし充実感も湧きます。
楽しいことなら、どんどんやりたくなります。
そうやって行動力を上げれば、バンバン上達していくものです。

「ハードルを上げていかないと、次のステップに進めない」と思っている人もいるみたいですが、必ずしもそうとは限りません。
逆に、ハードルを下げることでポンポン進める場合もあります。
大切なのは、今の状況に合わせた、柔軟な対応です。
僕の場合は、「カンタンなのはつまらない、難しくないと面白くないし」と思っているときは、ハードルを高くします。
「うわぁ、大変そうだな」と思うときは、ハードルを低くします。
こうやってバランスをとることで、ラクに前進できるからです。

強くなるには、楽しんで続けていくことです。
苦しくなっちゃうようなときは、ハードルを下げることも考えてみましょう。



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