藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

目標を設定しよう。

2005年10月02日 | テニス
『ドラゴン桜』に学ぶ、テニス上達法 パート2

自分の、今すべき目標が見えていることが、大切です。


高原先生「私は・・・そもそも本校の進学校化には反対です・・・・それよりもっと現実的な再建案を練り直していただけませんか」
桜木「例えば?」
高原先生「それはつまり 生徒にとって魅力ある学園 一人一人の個性を尊重し 人間性と思いやりの心を育む環境に整備し直すことです」
桜木「じゃあ 聞くが・・・あんたの言う魅力ってなんだ 個性とは・・・人間性とは一体なんだ!具体的に説明してみろ」
高原先生「そ・・そんなものの聞き方ないでしょう」
桜木「ごまかすんじゃねえよ!だいたい説明つくワケねえ そんな漠然としたスローガンは!」
高原先生「じゃあ あなたは説明できるのか 龍山高校の魅力とは」
桜木「東大合格百人だよ!」
高原先生「そ・・・そんな 数字で示すものじゃなく」
桜木「数字は競争力の証だ!」
高原先生「競争原理を教育に持ち込むな!」
桜木「教育もビジネスだ 市場が求めるニーズを満たさないで生き残れるか!」
高原先生「進学校になったらそれこそ悲劇だ みんな点数を取ることに汲々としたガリ勉ばっかりだ 足の引っ張り合い 裏切りと 殺伐とした空気の学校になってしまう」
桜木「あんたそれでも教師かよ あまりに現実を知らなすぎる!あんたの言っていることは 時代遅れの偏見そのものだ まず・・・全国の高校生が相手なんだ となりのやつ蹴落としたってなんになる 仲間失うだけだ・・・今の受験界の常識では 俗にいうガリ勉タイプは合格率が低い クラブ活動や学校行事へ積極的に参加し 効率良く勉強し よく眠る こういうタイプが合格するんだ・・・まだまだ世の中きちんとした生徒はいっぱいいる では なぜか・・・それは明確な目標を持っているからだ!人間ははっきりとゴールが見えれば準備をし達成へと着実に進む 逆に目標を持たなければ漂流し やがて無気力になっていくんだ」


テニスが上達するには、目標を持つことです。
ただ、漠然とした目標ではいけません。
「テニスが上手くなる」では、どのくらい上手くなりたいのか?イメージが曖昧です。
具体的で明確な目標を持ちましょう。
はっきりと、目指している目標が認識できると、それに向かって進めます。
すると、楽しくなってきます。
「今日はフットワークを改良してみた、いつも意識できなかったステップのタイミングが、少し理解できた!目標の動きのイメージに近くなったぞ!今度は、ステップのタイミングを、ワンテンポ上げてみよう!」と、目標に進んでいく過程がワクワクできます。
このワクワク感が、モチベーションを高めていくのです。
このような目標を持っている人が、より具体的なイメージができ、行動力も上がっていきます。
目標をフォーカスすることのできない人は、なかなか上達できません。
これでは、いくら練習しても、単にやっているだけなので、その内容は充実しません。
目の前のゴールを意識できなければ、何をするべきか?という目標をロストし、空回りしてしまいます。
目の前のゴールは、大きいものでなくていいのです。
大切なことは、ちょっとしたことを、確実に積み上げていくことです。
ステップのタイミングを1秒早くすることで、テニスはガラッと変わります。
「よし、前よりも1秒早く動き出せたことで、追いつく余裕が出てきたぞ!」と、目の前の目標を1つずつクリアーしていくことで、充実感が持てます。
すると、次の目標に対するやる気も湧いてきます。
目標を明確にすることで、上達のための良いサイクルを作りましょう。



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